クラス:business&tourist 口コミ評価:4.3/5.0
リッチモンドホテル浅草は、浅草の歓楽街「浅草公園六区」に位置するビジネスホテル。つくばエクスプレス浅草駅から徒歩3分、地下鉄各線から徒歩8分と、浅草の観光・ビジネスの拠点として便利な立地です。
浅草の観光名所である「浅草寺」や「花やしき」はホテルから徒歩1分と近く、浅草の主要観光地すべてに観光地に歩いていくことができます。
リッチモンドホテル浅草の客室総数は140室。全室にシモンズ社と共同開発したオリジナルポケットコイルマットレスを使用したベッドと羽毛布団を配置しており、寝心地の良さも口コミで評判です。
サービス産業生産性協議会実施の「JCSI(日本版顧客満足度指数)」調査結果において、「ビジネスホテル部門」で顧客満足3年連続第1位を獲得するなどサービス面に高い評価を得ており、ホテル予約サイトの評価も4.3と評判のよいリッチモンドホテル浅草。
実際にリッチモンドホテル浅草に泊まってきたので、お部屋や朝食・アメニティなど、予約サイトの口コミや評価に書かれていることが本当なのか、宿泊してみた正直な感想をお伝えします。
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リッチモンドホテル浅草は、浅草の歓楽街「浅草六区」の中心部に位置するホテルです。浅草寺、五重塔は歩いてすぐ、雷門・仲見世通り・浅草神社・花やしきなども全て徒歩圏内で観光・ビジネスともに便利なホテルです。
リッチモンドホテル浅草は、つくばエクスプレス「浅草駅」A1出口より徒歩3分、東京メトロ銀座線「浅草駅」1番出口より徒歩8分、東京メトロ銀座線「田原町駅」3番出口より徒歩8分、都営地下鉄浅草線「浅草駅」A4出口より徒歩9分、東武伊勢崎線「浅草駅」正面改札出口徒歩9分と、各線「浅草」駅から10分以内にアクセスが可能です。
隣に「リッチモンドホテル浅草プレミア」があり、紛らわしいのですが、フロントロビーが1階にある方がリッチモンドホテル浅草なので、お間違えなく。
リッチモンドホテル浅草には駐車場はありません。公共交通機関の利用がおすすめです。
リッチモンドホテル浅草のフロントロビーは1階にあります。
エントランスを入るとシンプルモダンな雰囲気のロビースペース。5名ほどが座れるソファが設置されているので、お連れの方がチェックインするのを座って待つのに便利です。
フロントデスクでは2~3名が対応しており、チェックイン対応もスムーズでした。観光地・歓楽街の真ん中という立地のためか、ビジネス利用よりも観光利用の方が多い印象。
今回はレイトチェックインというプラン(午後8時以降のチェックイン)だったのですが、フロントに宿泊客であることを告げると、日中にソファで休憩させてもらえたり、荷物を預かってもらえたり(貴重品除く)と、ホスピタリティを感じました。
今回モデレートシングルを予約していたのですが、空室があるということで、プレシャスシングルルームに無料でアップグレードしていただけました。モデレートシングルで予約した人は、チェックインの時にフロントの方に確認してみると良いかもしれません。
リッチモンドホテル浅草では、女性と子どもの宿泊者に無料アメニティサービスがあり、チェックイン時にフロントデスクで欲しいものをもらうことができます。
女性用のアメニティは、クレンジング、洗顔フォーム、化粧水、乳液など、ベーシックなものに加え、フェイスパックや入浴剤、そして足指パッドなどもあり、種類豊富でした。
リッチモンドホテル浅草では、チェックアウト時に自動チェックアウト機を利用します。予約時に支払いが済んでいる場合は、精算はありません。
リッチモンドホテル浅草にはシングル、ダブル、ツインの3タイプの客室があり、それぞれ東京スカイツリー側の客室とそれ以外の客室で種類が分かれています。
東京スカイツリー側の7階以上の客室を「プレシャスルーム」、それ以外の客室を「モデレートルーム」といい、プレシャスルームのほうが室料は高め。
リッチモンドホテル浅草の客室は以下の7種類です。
プレシャスもモデレートも室内のレイアウトは同じで、階層と眺望のみが異なります。
シングルルームとダブルルームに禁煙室と喫煙室が用意されており、ツインルームは禁煙室のみ。ユニバーサルツインルームはネット予約ができず、電話で受付となっています。
すべての部屋でデュベスタイルのベッドと、シモンズ社と共同開発したオリジナルマットレスを使用。ビジネスでの利用を考慮した大型デスクも備え付けられています。
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今回はリッチモンドホテル浅草のプレシャスシングルルーム(7階・18㎡)に宿泊したので、お部屋の中の様子を詳しく紹介します。
ドアを開けると左手にはバストイレへのドアがあり、正面にはダブルベッド。床はすべてグレーのカーペットで統一されており、清潔に掃除されていました。
振り返ってドアの方には姿見とドレッサー兼用の机があり、スリッパ、靴ベラ、ブラシ、ズボンプレッサー、湯沸かしポット、ティッシュ、冷蔵庫が備え付けられています。
冷蔵庫の中は何も入っておらず、使いたい時にスイッチを入れる仕組みです。引き出しの中に、カップとグラス、そしてお茶セットが入っていました。
居室部分には窓が2面。18㎡の部屋なので決して広くはありませんが、窓があるおかげで開放感があります。
ベッドがダブルサイズで部屋の大部分を占めていますが、窓際にはパソコンや書類を置けるデスクと、作業のためにちょうど良さそうなスタンドもあり、ビジネスで利用する人には使い勝手が良い仕様。丸テーブルにスツールが備え付けられているのも嬉しいです。
テレビは壁掛け式で、ベッドの側面に掛けられていますが、正直なところ、この至近距離で大画面なのはかえって見づらいのではないかと思いました。
シモンズ社のマットレスは、たしかに体圧の分散に優れていて、身体がそれほど沈み込むこともなく、しかし堅い感じもせず、眠りやすかったです。ビジネスホテルには珍しく、種類の異なる枕が2つ置かれているのも、快眠を重視しているホテルらしい配慮で好印象。
パジャマはあらかじめ人数分がベッドに置かれていました。ちゃんと上下のパジャマです。おそらく男女兼用のフリーサイズ。私には大きめでした。
ベッドサイドにはローテーブルがあり、目覚まし時計、照明のスイッチ、そしてゲストへの無料貸し出しのスマートフォン“Handy”が置かれています。
こちらの“Handy”は、多言語対応で国内電話がかけ放題(国際電話は一部無料)、さらにインターネット使用が無料のスマートフォンで、宿泊期間中無料で使用することができ、外出時に持ち出しも可能です。
リッチモンドホテル浅草では、全国のリッチモンドホテルに先駆けて2017年8月より先行導入されています。海外からのゲストには、通信料金もかからないし良いアイディアだと思いました。アプリをダウンロードして使うこともできます。登録した情報はチェックアウト後に消去される仕組みです。
デスクには各機種対応の充電ケーブルも。ケーブルを忘れてしまっても安心です。また、有線ケーブルとジャック、コンセント2つもデスクに完備。PCを使いたい場合は、フロントで1泊につき800円のノートパソコン貸し出しサービスがあります。
ベッドの奥には加湿機能付き空気清浄機。加湿したい場合は水を入れて使用します。
リッチモンドホテル浅草のアメニティとしては、バスルームにPOLA社製「ジュイエ」のシャンプー 、コンディショナー 、ボディーソープが備え付けられています。
洗面台には泡の同じくPOLAの洗顔ソープ (いずれもディスペンサー、持ち帰り不可)。
歯ブラシセット、髭剃りセット、ブラシ、綿棒は使い切りタイプです。もう少し容器とか置き方に工夫すれば良く見えるような気がするのですが、ビジネスホテルなので仕方ないかもしれませんね。
前述の通り、女性向け・子供向けには、チェックイン時にフロントでアメニティサービスがあります。客室にはないクレンジング・化粧水・乳液に加え、シートパックや入浴剤、疲れた足を癒す足指パッド等が用意されているので、必要な方はもらっておきましょう。
リッチモンドホテル浅草のバス・トイレは、入ってすぐ正面のドアの中にあります。バスタブ、洗面台、ウォシュレット付きトイレが備え付けられています。タオルは浴槽のシャワーカーテンの裏、棚の上にバスタオルとフェイスタオルが1枚ずつありました。
バスタブは、ビジネスホテルとしては普通サイズですが、身長160cmの私が普通と感じるくらいなので、背の高い方にはやや狭く(縦が短く)、足は伸ばせそうにありません。
また、シャワーカーテンの丈がなぜかとても短く、バスタブのヘリから5~10cmほどしかないため、シャワーの際に横からも下からもお湯が飛び散ってしまいました。この長さは改善してほしいところです。
リッチモンドホテル浅草のプレシャスルームは東京スカイツリーが見える景色・夜景が魅力ですが、眺望は天気次第なので、スカイツリーが見えないこともあります。
プレシャスルームは、客室の窓から東京スカイツリーが見えることをアピールポイントにしています。今回プレシャスルームに泊まり、期待してカーテンを開けたのですが……
天気が悪いと、東京スカイツリーはまるで見えないことが分かりました。一応、下の部分だけは見えていますが……。眺望以外は部屋タイプによって設備は変わらないので、スカイツリーの見える景色にこだわらない方は、モデレートルームでも良いかもしれません。
東京スカイツリーが見えるプレシャスルームは、スカイツリーが見えないモデレートルームより高めの料金設定なので、景色・眺望を期待してプレシャスルームを予約すると、天気によってはがっかりしてしまう可能性もあります。
もう片方の窓も、すでにお店が閉まっていたので真っ暗でした。
翌朝はさらに曇天だったので、ますます何も見えませんでした。浅草寺の五重塔はきれいに見えているのですが、まるで東京スカイツリーが建設される前の風景を見ているかのようです。ズームにしてみて、なんとか下が一部見えているような状況で、残念でした。
リッチモンドホテル浅草のプレシャスルームからの眺望は、天気にかなり左右されると言わざるを得ません。東京スカイツリーは雨だけでなく曇りの日も隠れていたりするので、「見えたらラッキー」くらいで臨むのが良いかと思いました。
リッチモンドホテル浅草では、お部屋でアロマトリートメントが受けられるコース(60分・90分・120分)があります。男性・女性・カップルでも同時に利用でき、申し込み時間は13時から深夜4時までと長いので、観光やビジネスでお疲れの方に良さそうです。
また、浅草ならではのサービスと言えるのが、レンタル浴衣&着付け。浅草では近年浴衣や着物を着ての観光が流行で、観光地にはレンタル着物のお店もあちこちで見かけます。
お店に出向いて着付けをするよりも、ホテルで借りてお部屋で着付けをしてもらうほうが確かに便利ですよね。女性浴衣の種類は50種類もあり、男性や子供用もありました。着付けだけでなくヘアセットや記念撮影もしてもらえるので、浅草観光に良さそうです。
リッチモンドホテル浅草には食事のルームサービスはありませんが、ドミノ・ピザの宅配サービスを利用することが可能。部屋から出ずに食事を済ませたいときなどに便利そうですね。各種サービスの内容は机の引き出しに入っています。
リッチモンドホテル浅草の朝食会場は1階のカフェ「ITANOVA」(イタノヴァ)で、朝食ブッフェの提供は午前6:30~10:00(L.O9:45)まで。
今回は朝食付きプランでしたので、食事も満喫してきました。(※朝食付きプランでない場合も、1,200円(税込)を支払えば、朝食を付けることができます。)
カフェ「ITANOVA」(イタノヴァ)は1階エントランスすぐの場所にあります。中は奥に向かって広くなっており、左側のカウンターには和洋メニューの料理がずらり。
サラダ、シリアル、ヨーグルト、ご飯の副菜、スクランブルエッグやソーセージに加え、牛筋煮込み、肉じゃが、コロッケなど、朝からしっかり食べたい人向けのメニューも。
ご飯は白米しかないと思っていましたが、浅草名物の「深川めし」や、うなぎご飯も用意されていました。また、カレーも用意されているので、朝カレーも楽しめます。
和食だけでなく、パンもしっかり種類が揃っており、ドリンクコーナーも充実しているので、和食派も洋食派も満足できる内容だと思います。
最初は和定食にしようとおかずを取っていたのですが、ついうなぎご飯を盛ってしまいました。このホテルのビュッフェは、まず全体を見て、何を主食にするか決めてから取って行った方が良さそうですね。うなぎご飯は、鰻もたくさん入っており、満足の一品。
どのメニューも美味しく、シティホテルにも劣らない、バラエティ豊かな朝食ビュッフェだと感じました。
朝食は10時までですが、朝食を食べられなかった宿泊客は「リッチモンド特性フルーツケーキ」をもらえるそうです。朝食付きプランで朝食を食べ損ねた場合は、普通はそのままですが、代替品があるのはいいですね。
リッチモンドホテル浅草の1階カフェ「ITANOVA」(イタノヴァ)は、朝食ブッフェの提供が終わった後、11:00からカフェレストランとして利用が可能になります。(平日は16:00、土日祝日は17:00まで。夕食の提供はありません。)
館内にはコインランドリー(2階)もあり、有料で乾燥機付き洗濯機を利用できます。連泊する方にはとても便利な施設ですね。
6階には製氷機、電子レンジ、ソフトドリンクやアルコールの自動販売機があります。
そのほか、何か不足する品があれば、すぐ近くにドン・キホーテ浅草店(24時間営業)があるので、困ることはなさそうです。
リッチモンドホテル浅草は、浅草寺からすぐ近くで、各線の浅草駅からも徒歩で10分以内にアクセスできる、ビジネスにも観光にも便利な立地です。
部屋も清潔で綺麗ですし、シモンズ社と共同開発したこだわりのマットレスで旅の疲れも癒されます。自慢の朝食もバラエティ豊かでおいしく、宿泊するのであればぜひ朝食付きプランをお勧めしたいです。
リッチモンドホテルズはビジネスホテルというカテゴリではありますが、シティホテルと呼んでも良いような設備であったと感じました。
ホテルの人との触れ合いを求める方は、チェックアウトが自動計算機であるなどフロントサービスに物足りなさを感じるかもしれません。しかし、ベッドの寝心地、設備、快適さ、朝食内容などの点では、下手なシティホテルよりも優っていると言えるでしょう。
ビジネス利用の方であれば、快適なベッドで翌日の仕事への活力を養うのはたいへん重要なので、寝心地の良さを求めるなら、リッチモンドホテル浅草はおすすめのホテルです。
惜しむらくは、東京スカイツリーの見える部屋に泊まっても、ビューは天候によって大きく左右されてしまう点。見れたらラッキー、くらいの気持ちでちょうど良さそうです。
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数ある旅行予約サイトの中で人気なのが、じゃらん、楽天トラベル。なんと国内ホテル予約のシェア60%以上!
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ホテル宿泊料金(大人一人):7,000円~
住所 |
東京都台東区浅草2丁目7番10号 |
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電話 |
03-5806-0255 |
アクセス |
つくばエクスプレス「浅草駅」A1出口より徒歩3分、東京メトロ銀座線「浅草駅」1番出口より徒歩8分、東京メトロ銀座線「田原町駅」3番出口より徒歩8分、都営地下鉄浅草線「浅草駅」A4出口より徒歩9分、東武伊勢崎線「浅草駅」正面改札出口徒歩9分 |
最寄駅 |
つくばエクスプレス「浅草」駅、都営地下鉄浅草線「浅草」駅、東京メトロ銀座線「浅草」駅もしくは「田原町」駅、東武伊勢崎線「浅草」駅 |
部屋数 |
140室(うち禁煙室114室) |
設備 |
液晶TV、デスク、インターネット接続専用LANジャック、各社対応携帯電話充電器(スマートフォン対応)、冷蔵庫(冷蔵庫内は空の状態)、シャワートイレ、浴室内曇り止めガラス、湯沸しポット、ズボンプレッサー、無料BSチャンネル、加湿機能付き空気清浄機、個別空調、シャンプー
、コンディショナー、ボディーソープ、泡の洗顔ソープ、マイナスイオンドライヤー、歯ブラシセット 、髭剃りセット 、ブラシ、綿棒 、ウォッシャブルスリッパ。 (※フロントにて、レディース・キッズのアメニティをプレゼント) |
インターネット |
全客室で無料で無線LAN(Wi-Fi)を利用可能。ロビーには無料で使えるパブリックPCあり。 |
駐車場 |
なし |
サービス |
クリーニングサービス(有料)、宅急便サービス(有料)、マッサージサービス(有料) |
クレジットカード |
VISA、JCB、ダイナースクラブ、マスターカード、アメリカンエキスプレス、トヨタクレジット、オリコカード、銀聯のクレジットカードが利用可能。※Edyも利用可 |
チェックイン |
14:00 ※宿泊プランによりチェックイン時間の記載がある場合は、そちらの時間が優先。 |
チェックアウト |
11:00 ※宿泊プランによりチェックイン時間の記載がある場合は、そちらの時間が優先。 |
Churako
沖縄在住の愛猫と暮らすWEBライター&工芸作家(月桃カゴ編み)です。 東京・大阪・福岡に住んでいたので、関東・関西・九州方面に出向いてお仕事をすることもしばしば。そのときに利用したホテルやラウンジを中心にご紹介しています。
編集&校正 ビー・エイブル