メイフェアはウェスティン都ホテル京都の1階にある落ち着いた雰囲気のホテルラウンジです。待ち合わせや女子会といったお友達同士の歓談、商談など仕事をするのにもおすすめです。
ティールーム「メイフェア」は、京都市東山区にある1890年創業の老舗ホテル「ウェスティン都ホテル京都」の1階ロビー奥にあるティーラウンジです。
座席数は50席とそれほど多くはないものの、落ち着いた雰囲気で、居心地がよいと評判。営業時間が8:30~21:00と長いので、朝はモーニングコーヒー、午後は紅茶とスイーツで優雅なティータイム、夕方から夜にかけてはお酒など、いろいろな楽しみ方ができます。
待ち合わせやお友達同士の歓談はもちろん、商談など仕事をするのにも向いているホテルラウンジだと言えるでしょう。
メイフェアはティールームですが、ビール、ワイン、シャンパン、ウィスキー、カクテルなどのアルコールメニューも充実しており、バーラウンジ感覚でも利用できます。
今回はメイフェアに実際に行ってみたので、ラウンジの様子やアフタヌーンティーセットの内容と感想を詳しくご紹介します。
広くはありませんが、シックな内装の落ち着いた雰囲気で、居心地が良いティーラウンジ。
ティールーム「メイフェア」は、ブラウンを基調としたシックな内装。フロアはそれほど広くないのですが、席と席はほどよく離れており、太い柱が目隠しにもなっているため、あまり隣を気にすることなく落ち着くことができる、居心地の良い空間です。
メイフェアには大きな窓があり、昼間は日光が差し込みますが、目の前はホテル正面口のロータリーになっています。残念ながら、景色を楽しめるラウンジではありません。
店内の照明もやや暗めなので、ゆっくりくつろぎたい方におすすめです。平日はパソコンを広げて作業している方もちらほら見かけます。
座席数は50席。椅子席やソファ席があり、ひとりでもグループでも利用しやすいです。
ティールーム「メイフェア」の座席の種類は、一人掛のひじ掛けつきの椅子や、2人掛けのソファなどがあり、ひとりでもグループでも利用しやすいです。
どことなく温かみを感じるのは、木とガラスを使った丸型や楕円形のテーブルや、チェアのアームなど、調度品に曲線が多いからでしょうか。
窓際には一人掛けの椅子席、窓から離れた場所にはソファ席が並んでいます。
背もたれがしっかりとしたソファは安定感があり、クッションもあるので、長時間座っても疲れにくそうです。ただし、テーブルが低めで、パソコン作業や書きものには不向き。
パソコンや書類を広げて作業・商談をしたいなら椅子席、ゆっくりとくつろぎたい方やお友達とのおしゃべりを楽しみたい方にはソファ席がおすすめです。
ケーキセットや季節ごとのアフタヌーンティーセットが人気。コーヒー、紅茶、アルコールなどドリンクメニューも豊富なラインナップです。
ティールーム「メイフェア」の人気メニューは、季節ごとに内容が変わるアフタヌーンティーセット。毎日正午以降の提供となっており、一日の限定数が決まっています。
今回いただいたのは、京都らしさを感じる抹茶アフタヌーンティーセット。クラシカルな雰囲気の3段アフタヌーンティースタンドに、抹茶マカロンや抹茶スコーンなど、抹茶のスイーツがたっぷり盛り付けられており、抹茶好きにはたまらない内容です。
抹茶スイーツのみならず、抹茶クリームチーズを使ったクロワッサンサンや、抹茶を練り込んだロールパンなど、甘くない抹茶メニューもあるので、口が変わって最後まで飽きずにいただくことができます。
アフタヌーンティーセットのドリンクは、有機栽培コーヒー、アイスコーヒー、イングリッシュブレックファスト、ダージリン、アールグレイ、アイスティー、ハーブティー、煎茶(祗園辻利)、ほうじ茶(一保堂茶舗くきほうじ茶)から選択可能。
+1,000円でグラスシャンパンに変更することもできるので、お祝いの席や、ちょっと優雅に楽しみたい女子会にも良さそうですね。
ホットのコーヒーはおかわり自由。紅茶・ハーブティーはポットで提供され、お代わりはできませんが、お湯の継ぎ足しには対応してもらえます。
今回の抹茶アフタヌーンティーセットの価格は3,800円(消費税込み、サービス料10%込)でしたが、季節によって内容、価格、選べるドリンクにも違いがあるようです。
アフタヌーンティーセットのほかには、約10種類から選べるお好きなケーキにコーヒーや紅茶などのドリンクがついたケーキセット(1,600円~。税・サ込)も人気。
濃厚なコクとさっぱりした甘さの伝統レシピで作るチーズケーキや、昭和30年代から愛されてきた、りんごの食感を楽しめるアップルパイも、長年愛され続けているメイフェアの看板メニューなので、機会があればぜひ味わってみてください。
ティータイム利用なら1,000円~2,000円が予算の目安。ホテルラウンジとしては一般的な価格帯です。
ティールーム「メイフェア」では、ソフトドリンクは1,000円前後から、コーヒーや紅茶は1,100円~、ケーキセットが1,600円~といった価格帯です。
予算の目安としては、ティータイム利用であれば1,000円~2,000円程度。街中のカフェに比べれば高めですが、ホテルラウンジとしては一般的な価格帯だと言えるでしょう。
メニューには消費税と10%のサービス料を含んだ金額が表示されているので、予算の目安がわかりやすい点も好印象。
高級ホテルらしい落ち着いた空間で、丁寧な接客を受けて、優雅な時間を過ごせることを思えば、価格だけの価値は十分にあると思います。
ティールーム メイフェアは席の予約ができません。京都観光のハイシーズンには混雑も。
ティールーム「メイフェア」は、お席の予約ができません。直接行って、満席の場合には入り口近くに用意されている椅子で待つことになります。
メイフェアの入っているウェスティン都ホテル京都は京都市東山区の蹴上というエリアにあり、このあたりは平安神宮や南禅寺などの人気の観光地が近いわりに、ラウンジのあるホテルやカフェは多くないため、混雑しやすいようです。
ラウンジスタッフさんの話では、秋(11月)の紅葉シーズンには、平日でも朝から夜まで一日中ほぼ満席ということもあるとのこと。
また、ウェスティン都ホテル京都で宴席がある場合には、参列者が待ち合わせや歓談などにティールームを利用することも多いようです。
ティールーム メイフェアを利用の際は、時間に余裕を持っていくことをおすすめします。なお、スイーツのテイクアウト(持ち帰り)のみ、予約が可能です。
住所 | 京都市東山区粟田口華頂町1(三条けあげ) |
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アクセス | 京都市営地下鉄東西線「蹴上駅」から徒歩2分 |
連絡先 | 075-771-7111 |
最寄駅 | 京都市営地下鉄「蹴上」駅 |
座席数 | 50席 |
禁煙 | 全席禁煙 |
ドレスコード | なし |
営業時間 | 8:30~21:00(生ケーキの販売は10:30~) |
定休日 | 年中無休 |
アフタヌーンティー | あり |
個室 | なし |
予約 | 不可 |
ネット予約 | 不可 |
クレジットカード | 可(VISA・AMERICAN EXPRESS・JCB・Diners Club・Master Cardなど) |
駐車場 | あり(3,000円以上の利用で2時間無料) |
子供同伴 | 可 |
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吉見 夏実
1984年生まれ、京都市在住のWebライター・Webライティング講師。講師として全国を飛び回るため、地方のホテルに宿泊してレビューするのが楽しみ。ホテルラウンジのスイーツを食べるのはもっと楽しみ。
編集&校正 ビー・エイブル