東京を代表するビジネス街・丸の内の中心にあるフォーシーズンズホテル丸の内東京にあるラウンジエリア併設のホテルレストラン「モティーフ レストラン アンド バー」。優雅な空間で味わうアフタヌーンティーもおすすめ。
モティーフレストランアンドバー(MOTIF RESTAURANT & BAR)は、東京を代表するビジネス街・丸の内にあるブティックホテル「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」の7階にある、ラウンジエリアを併設したフレンチレストランです。
フォーシーズンズホテル丸の内 東京内にある飲食店はモティーフレストランアンドバーのみなので、アフタヌーンティーや喫茶だけではなく、朝食やランチ、ディナーと、早朝から深夜まで、時間帯ごとにさまざまなメニューを提供しています。
店名の「モティーフ」は「題材」という意味の英語。”自然が本来持つ美しい味覚、香り、色、造形を題材として創りだされた料理”を提供するレストランらしいネーミングです。
モティーフレストランアンドバーのラウンジは、4面のうち3面が全面窓となっており、270度のパノラミックビュー。昼も夜もガラス越しに東京都心の景色を眺められます。
カフェ部分は円形を効果的に使った内装が特徴で、モダンでラグジュアリーな雰囲気。
店内に入って左側にはアフタヌーンティーやランチ、ディナー、朝食など、カフェ利用客以外が案内される、より洗練された「The Social Salon(ダイニングエリア)」があり、贅沢な時間を楽しむことができます。
実際にホテルラウンジに行ってみて、ラウンジの雰囲気やアフタヌーンティセットを食べてみた正直な感想をご紹介しています。
モティーフレストランアンドバーの入っているフォーシーズンズホテル丸の内 東京へのアクセスは、JR・東京メトロ「東京」駅、東京メトロ「京橋」駅、東京メトロ「銀座一丁目」駅、JR・東京メトロ「有楽町」駅から、それぞれ徒歩5分ほど。
東京駅からは地下通路でつながっていますが、東京駅の地下通路は複雑な構造になっているので、八重洲南口から徒歩4分ほどかけて行くほうがわかりやすく、おすすめです。
東京・丸の内の中心、鍛冶橋交差点にある31階建てのパシフィックセンチュリープレイス丸の内に位置し、3駅18路線が利用可能。待ち合わせや打ち合わせにも便利な立地です。
モティーフレストランアンドバーの座席は、メインダイニングとなる「The Social Salon(ザ・ソーシャルサロン)」と、リラックスした雰囲気のバーラウンジエリア「The Living Room(ザ・リビングルーム)」の2つのエリアに分かれています。
座席は全部で123席と多め。レストランやアフタヌーンティを利用する場合は、入って左にある落ち着いた雰囲気のメインダイニング(ザ・ソーシャルサロン)に案内されます。
ザ・ソーシャルサロンには複数人で使う席が、ザ・リビングルームには一人用の席が多く用意されていますが、どちらもひとりでも複数人でも楽しめる空間です。
バーラウンジエリア(ザ・リビングルーム)には、ひとりで軽く飲みたいときにぴったりのバーカウンターがあります。
窓際には1人~2人で使えるソファ席。東京駅の線路を見下ろすことができます。
ソファとスツールを組み合わせ、複数人で使うことも可能。
そのほか、グループで使うのにちょうどよい長テーブルなど、さまざまな席があります。
アフタヌーンティーやランチ、ディナーなどを食べるメインダイニング(ザ・ソーシャルサロン)は、複数人で座れる座席が多い印象。ゆったりとしたソファ席は、クッションもあり、くつろぐことができそうです。
丸テーブルをイスで囲んだテーブル席もあります。2面が窓のコーナーは眺望がよく、晴れた日は明るい陽光も降り注ぐので、友人や家族とのおしゃべりも弾みそうです。
モティーフレストランアンドバーの入っているフォーシーズンズホテル丸の内東京は、東京駅に隣接しており、窓から東京駅発着の新幹線や電車を見ることができます。
東京駅の南にある有楽町駅寄りなので、東京駅から北に行く電車(東北、北陸、上越新幹線など)は見られませんが、東海道新幹線、山手線、京浜東北線、東海道本線を走る電車やその他特急列車などが見られるので、鉄道好きな方には窓際の席が特におすすめです。
モティーフレストランアンドバーは、ブレックファースト、ランチ、アフタヌーンティー、ディナー、カフェ、バーの利用ができ、メニューの種類が豊富ですが、特に人気があるのは、やはりアフタヌーンティセット。
アフタヌーンティーでは、フォトジェニックな見た目もさることながら、味も美味しく、フェラガモの香水がついたメニューを提供しているので、特に女性に人気です。
評判が良いのはアフタヌーンティセットだけではありません。モティーフは、正確にはフレンチレストランなので、ランチやディナー(ブッフェ/コース)も人気があり、口コミサイトでの評価も高く、特に味と接客の評判が良いです。
幅広いメニューがあるので、目的、時間帯、いっしょに行く相手によって、さまざまな楽しみ方のできるレストラン アンド バーと言えます。
モティーフレストランアンドバーのアフタヌーンティーは、良質な食材をホテルならではの調理法で料理することで、食材の良さを最大限に引き出した、レベルの高い内容。
見た目もおしゃれでフォトジェニック、写真映えもばっちりです。
今回は、フェラガモの香水のついたアフタヌーンティーを食べてきました。(以下の内容は2017年12月までの限定プランです。最新の内容とは異なる場合があるのでご了承ください。)
アフタヌーンティセットの最初に出てきたのは、ウェルカムドリンクのレモンティー。
思わずお酒と勘違いしてしまいそうなほど、おしゃれな見た目です。レモンの下には甘いシロップとレモン汁をシャーベット状に凍らせたものが入っており、飲むと酸味が強く苦みがないレモンティーを楽しめます。
しばらくするとセイボリー(甘くないおかず)が出てきました。
セイボリーは、和牛ミニきのこバーガー、平目 昆布 菜の花、フォアグラ 大根 山葵、アンチョビ クロワッサン、トリュフ ポップコーン、人参 ムース ホッキ貝 雲丹の計6品。
アフタヌーンティーには珍しく、うにやトリュフ、フォアグラ、和牛といった高級食材をふんだんに使用しており、かなり気合いが入っています。
フォアグラ 大根 山葵は、大根の上にフォアグラとわさびが乗ったメニューで、フォアグラの濃厚な風味と優しい味わいのハーモニーを楽しめます。
和牛ミニきのこバーガーの中には、和牛のパテやキノコが挟まれています。チェーン店のハンバーガーでよくあるような濃い塩味はなく、お肉のジューシーさとキノコのうまみを目一杯楽しめる一品です。
人参 ムース ホッキ貝 雲丹は、にんじんの上にウニ、ホッキ貝を乗せたメニューで、一口サイズなので口の中ですべて混ぜていただきます。にんじんムースの甘さとウニのクリーミーさ、ホッキ貝のほどよい塩味と食感を一度に楽しむことができる一品。
スイーツは、セイボリーが出た後、しばらくしてから出てきました。
内容は、ミステリオーサショコラ、ミュールのボンボンショコラ、洋梨とグレープフルーツのシュークリーム、洋梨とアーモンドのタルト、ライチとグレープフルーツのマカロン、タルトシトロン グロゼイユの計6品。
スイーツもセイボリーも品数が同じなので、甘いものと甘くないもののバランスがよく、スイーツ好きの人はもちろん、そうでない人でも十分楽しめます。
タルトシトロン グロゼイユ。「グロゼイユ」は赤すぐり、「タルトシトロン」はメレンゲを使ったタルトのことで、タルト生地の上にメレンゲが乗っており、その中には赤すぐりのクリームが入っています。
メレンゲ部分は、ふんわりとしてボリュームがあり、フォークで刺すのがためらわれるほどですが、タルト部分をつまんで食べると顔にクリームがついてしまうので、フォークかスプーンで上からすくいとって食べるのがおすすめ。
メレンゲは甘いのですが、赤すぐりの酸味のおかげで、さっぱりとしたお味です。
洋梨とアーモンドのタルトは、洋梨の爽やかさとアーモンドの香ばしさが組み合わさって口の中に広がり、独特の味が楽しめます。
スイーツを食べ終えたら、マロンをペースト状にし、ミルクを入れてスープにしたものにタピオカを入れたドリンクがきました。マロンのスープは冷甘で、タピオカとともに食べるとマロンのクリーミーさとタピオカの食感を楽しめます。
アフタヌーンティーには欠かせないスコーンは、最後に出てきました。
店員さんに聞いてみたところ「スコーンは焼きたてを提供する」とのことなので、時間によっては、最後ではなくセイボリーやスイーツが出る前に提供されるかもしれません。
スコーンは、バニラ味のスコーンとピンクペッパーを混ぜたスコーンの2種類。クロテッドクリームとジャムをつけていただきます。バニラ味のスコーンはほんのり甘く、ピンクペッパースコーンは紅茶風味。
なお、アフタヌーンティセットを頼むと、約30種類の紅茶やコーヒーを好きなだけ飲むことができます。プラス1,000円でグラス スパークリングワインまたはスパークリンググレープジュースを付けることも可能です。
今回注文したのはフェラガモの香水がついてくるアフタヌーンティーセットで、サルヴァトーレ・フェラガモの香水の中でも人気が高い「Signorina」シリーズの香水(5種類のうちいずれか)がついてきました。
今回筆者がもらったのはピンクの香水でした。甘い花のような優しくフレッシュな香り。万人に好まれそうで、さまざまなシーンで使えそうです。
ただしフタが開けづらく、回すのかと思いきや上に引っ張るイメージで開けなければならないので、ネイルアートをしている人はご注意を。
モティーフレストランアンドバーは、公式サイトからのネット予約、電話予約のほか、一休.com、オズモールからも予約できます。
平日にアフタヌーンティーを楽しむならなら、スパークリング&ヴァローナ社のホットチョコ付きのプランがかなりお得です。通常8073円が4,968円(税・サ込)となるオズモール限定のプラン。
少しでもお安くという方には、スパークリング&ヴァローナ社のホットチョコはつきませんが、通常5,589円のアフタヌーンティーセットが4,500円(税・サ込)で楽しめる一休.comの限定プランがおすすめ。
モティーフレストランアンドバーでお得にアフタヌーンティー、ランチ、ディナーを楽しみたいなら、一休&オズモールの限定プランをぜひチェックしてみてください。
プランにもよりますが14%~47%OFFの割引が適用になったり、一休orオズモール限定の特典を利用できたりとお得に利用出来ることも。
特に、ディナーコースには「限定プラン」「割引」「窓側確約」「誕生日ケーキ付き」などさまざまなプランがあるので、大切な人と特別な時間を楽しみたいときにおすすめです。
モティーフレストランアンドバーの予算の目安は、ドリンクは1,230円~、コーヒー・紅茶は1,599円~、アフタヌーンティーセットは5,000円~、ランチは4,000円~、ディナーは10,000円~。(※いずれも税・サービス税込)
全体的に、街中のカフェと比べると高いですが、ホテルラウンジとしては平均的な値段と言えるでしょう。
モティーフレストランアンドバーは、営業時間が長く、ブレックファースト、ランチ、アフタヌーンティー、ディナー、カフェ、バーの利用ができるため、デート、打ち合わせ、ノマドワーク、女子会、ママ友会、家族での食事など、幅広い利用が可能です。
料理の味も接客も非常に良く、カフェ利用客とレストラン利用客ではスペースが分かれており、目の前を鉄道が走っているので、さまざまな人に喜んでもらえることでしょう。
今回予約したアフタヌーンティーセットは、レア食材とフェラガモの香水がついて(一休.comで予約すれば)平日は5000円で楽しむことができます。これは、東京都内のホテルラウンジでも、トップクラスのコスパと言えるのではないでしょうか。
大きなガラス窓から東京都心の景色や、東京駅を行きかう新幹線や電車を眼下に眺めることができるロケーションも特別感があり、特に鉄道好きな方におすすめです。
お席予約は電話よりネットでの申し込みがお得です。
プランにもよりますが、14%~47%OFFの割引が適用になったり、一休orオズモール限定の特典があったりと、お得に利用できることも。
特に、ディナーコースは「限定プラン」「割引」「窓側確約」「誕生日ケーキ付き」などさまざまなプランがあるので、大切な人と特別な時間を楽しみたいときにおすすめです。
モティーフレストランアンドバー概要
住所 | 東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内(地図) |
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アクセス | 東京駅から地下通路で直通、京橋駅から徒歩3分、銀座一丁目駅、有楽町駅から徒歩4分 |
連絡先 | 03- 5222-5810 |
最寄駅 | 東京駅、京橋駅、銀座一丁目駅、有楽町駅 |
座席数 | 123席 |
禁煙 | 分煙(※バーラウンジエリアは17:00以降喫煙可) |
ドレスコード | スマートカジュアル |
営業時間 | ザ・ソーシャルサロン (ダイニングエリア) 朝食 6:30~11:00(L.O 10:30)、 ランチ 11:30~14:00(L.O 13:30 / コースの場合13:00) アフタヌーンティー 14:30~17:00(L.O 16:30) ディナー 18:00~23:00(L.O 22:00 / コースの場合21:00) |
ザ・リビングルーム (バーラウンジエリア) 日・月・火・水・土 10:00~24:00(L.O 閉店30分前) 木・金 10:00~25:00(L.O 閉店30分前) ランチコースならびにデザートブッフェ 11:30~14:00(L.O 13:30) |
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定休日 | なし |
アフタヌーンティー | あり(14:30~17:00、L.O 16:30) |
個室 | あり(12,240円~) |
予約 | ザ・ソーシャルサロン (ダイニングエリア) の予約は可能、ザ・リビングルーム(バーラウンジエリア)の予約は不可。 |
ネット予約 | ザ・ソーシャルサロン (ダイニングエリア) の予約は可能、ザ・リビングルーム(バーラウンジエリア)の予約は不可。一休.com、オズモールのネット予約限定割引プランあり。 |
クレジットカード | VISA、Master、JCB、Amex、Diners、DC、UC、UFJ、NICOS、SAISONのクレジットカードが使用できます。 |
駐車場 | あり(レストラン利用の場合、4時間まで無料。それ以上の利用は30分あたり320円。) |
子供同伴 | 可。ただし、ディナータイムのお子様の利用は4歳以上に限ります。 |
モティーフレストランアンドバーフォトギャラリー
網野新花
旅関連メディアだけではなく、恋愛メディアやWebマーケティングのメディアなども執筆。自他ともに認める高級ホテル好き。
自分の誕生日は2年連続で高級ホテルで楽しむほど。趣味で培った知識や経験を活かして有益な情報を伝えていきたいです。
編集&校正 ビー・エイブル