クラス:business&tourist 口コミ評価:4.2/5.0
京王プレッソイン浜松町に泊まってみた感想とおすすめ度。客室の様子やバスルーム(お風呂)・アメニティグッズなどの客室備品・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。京王プレッソイン浜松町は、2017年12月開業の新しいホテルです。JR浜松町駅をはじめとした3駅・5路線からのアクセスの良さと、充実した室内設備で、東京のビジネス出張や観光に適しています。
京王プレッソイン浜松町は開業半年を待たずして、100件以上の口コミで平均4.2と高評価を得ています。なかでも部屋への評価が4.37と抜群に高く、新しいだけではない機能性が評価されているようです。
また、京王プレッソインホテルは全ホテルで朝食無料なのも、評判がよい理由でしょう。
今回はそんな京王プレッソイン浜松町のコンフォートシングルルームに泊まってきたので、お部屋や朝食・アメニティなど、予約サイトの口コミや評価に書かれていることが本当なのか、宿泊してみた正直な感想をお伝えします。
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京王プレッソイン浜松町は、「浜松町」と名がついていますが、JR・東京モノレールの「浜松町」駅を利用の場合、北口から徒歩約8分。最寄り駅は営地下鉄三田線の「御成門」駅で、A2出口から徒歩約4分、その次は浅草線・大江戸線「大門」駅A6出口が近いです。
道順としては、増上寺を目指して歩き、門の前で右折、芝パークホテルの前を過ぎて次の角を右に曲がるのが一番わかりやすいルートでしょう。ホテル1階に入っているナチュラルローソン(コンビニエンスストア)が目印です。
自動車の場合は首都高速芝公園出口から約3分、もしくは首都高速霞が関出口から約12分ですが、ホテルには駐車場はありません。
京王プレッソイン浜松町には、以下の3タイプの部屋があります。
総客室数が339室なのに、シングルルームとダブルルームが338室ずつあるということは、2タイプは同じ部屋で、宿泊予約の人数によって切り替えをしているのでしょう。
つまり、シングルとダブルは同じ部屋タイプで、アメニティに差があるだけのようです。私はシングルルームで宿泊をしたので、アメニティが全て1つずつになっていました。
京王プレッソイン浜松町の正面エントランスから入ると、目の前にはフロントカウンターがあります。
チェックインは15時からなのですが、私は14時と勘違いしてしまい、少し早く到着してしまいました。この場合、気の利いたホテルだと客室の空き状況に応じてアーリーチェックインを受け付けてくれるのですが、このホテルはチェックイン・チェックアウトに厳格なので、早目のチェックインには追加料金が必要となります。
チェックイン・アウト当日の荷物の預かりはしてもらえるので、早めに来た場合は近くのカフェ(ロビーにあるラウンジは朝食以外使用不可)や増上寺、芝公園あたりを散策するか、フロント横のソファで待つ形になります。
ソファコーナーにはテレビがある他、ラックには各種観光案内があります。15時になった時点でソファは満席になっていました。
チェックイン時間になると、受付した順に呼ばれ、スムーズにチェックインできました。iPadを使った部屋の説明などがあります。
なお、部屋のキーはカードキーで、エレベーターの階数ボタンを押す前にタッチしなくてはならないのですが、セキュリティ上カードキーに部屋番号は書いていません。
カードキーと一緒に渡される注意事項の紙の内側に部屋番号が書かれていますので、この紙を忘れないようにする必要があります。
また、1階エレベーター横のドアから直接ナチュラルローソンに行けるのですが、こちらもフロントまで戻る際にはカードキーがないと入れないようになっています。カードキーはチェックアウトまで常に持ち歩かなくてはなりません。
今回京王プレッソイン浜松町のコンフォートシングルルームに泊まってきたので、お部屋の中の様子を詳しく紹介します。
お部屋自体は12㎡と広くはないのですが、バストイレのドアの向こうには、ベッド・机・テレビが置かれ、コンパクトながら機能的にまとまったレイアウトです。
黄緑と白木のインテリアが明るい雰囲気です。シングルルームですが、ベッド幅は140cmのダブルサイズ。ベッドの掛け布団は「デュベスタイル」を採用し、枕が柔らかいなと思ったらテンピュール枕を使用しているそうです。
また、パジャマもワッフル生地で着心地が良く、快適に眠ることができました。
ベッドサイドには目覚ましと部屋の電気の調節。さらにコンセントが1つと、USBをそのまま差すことができる端子がありました。スマホなどの充電に便利です。
ベッドの向かい側には机があります。
曇りガラスの天板がおしゃれな机には、充分パソコンも置けるスペースがあるのですが、私のLEDマウスは反応しませんでしたので、マウスパッドを持っていくか紙か何かをしいてください。フロントではマウスパッドのレンタルはないとのことです。
机の上には内線、外線電話とメモ帳。フロントによるモーニングコールサービスはないので、自分で設定できるようになっています。
デスクライトと有線LANのジャック(ケーブルは引き出し)とコンセント2つがついているのですが、このタップが斜めになっているので、私のデジカメの充電器がうまく刺さらずに困りました。ベッドサイドのコンセントを使うと隣のUSB充電口が潰れてしまうし……
PCのタップなどの大きいものでも、同様の現象が起こるような気がします。とりあえずベッドサイドのコンセントで充電し、こちらのタップでスマホは充電しました。
机の左にはミニクローゼットがあり、中には洋服用ブラシとリフレッシャー(消臭剤)、ハンガー4本がそろっています。
ジャケットなど丈が短いものはクローゼットクローゼットでよいのですが、コートのように丈が長いものは、テレビの横の壁にフックがあるので、ハンガーを出してそちらにかけておけるようになっています。
机の下の扉の中には空の冷蔵庫、さらに、引き出し式のセキュリティボックスが。隙間のスペースをとても有効に活用されています。
机の右にはお茶セットと湯沸かしポット、そしてドライヤーが格納されていました。
個人的にこれは良いアイディアと思ったのが、机の椅子とは別にあるスツールです。
椅子と同じ柄で統一されており、オットマン(足乗せ用ソファー)としても使えるので、歩き疲れた足を休めることができます。
エアコンは机の上方についており、個別空調なので自分の体感にあわせて冷暖房の運転の切り替えができます。全館空調だと寒いと感じることが多いので、ありがたいですね。
テレビはベッドの向かいに壁掛けです。
Wi-Fiのパスワードなどの情報をテレビから得ることができるようになっています。
特に助かるのが、コインランドリーの使用状況と料金がここから確認できること。また、VODシステムも搭載されている(チケットは1階・5階・10階の自動販売機で購入)ので、好きな映画などを試聴できます(有料)。
テレビの下にはスリッパラックがあり、使い捨てと室内用が分かれていました。お風呂上がりには新しいスリッパですごしたいのでこれは嬉しいですね。また、バゲージラックも備えられています。
ナノイーの加湿機能付き空気清浄機もあるので、空気が乾燥しているときも安心です。
窓にはロールスクリーンが二重にきっちりと閉められていました。
開けてみると…芝パークホテルと向かいのビルと鉢合わせです。あらかじめ閉められていなかったのには理由があったのですね。防犯上の観点から、夜は開けませんでした。
京王プレッソイン浜松町は新しいホテルなので、水回りはさすがに綺麗ですが、スペースの関係上、かなりコンパクトにまとめられています。
トイレは洗浄機付き便座(ウォシュレットタイプ)で、壁にリモコンがありました。
バスタブはオーバル型です。実際に入ってみると、見た目よりは狭さは感じませんでしたが、大柄な方だとかなり小さく感じるかもしれません。
シャワーの水圧は高く、マッサージ機能もありました。
バスアメニティとしては、POLAのアロマエッセシリーズ(ディスペンサー式)のシャンプー・コンディショナー・ボディソープ。こちらはフロント前で販売しています。
洗面スペースもミニマム。泡のハンドソープとアメニティセットが置いてあります。
アメニティセットの中身は、歯ブラシ、ボディタオル、シェーバー、シェービングジェル、ブラシ、綿棒でした。
タオルはバスタオルとフェイスタオルが1枚ずつかけられています。厚手で使い心地も良かったです。
京王プレッソイン浜松町は、ホテル滞在を楽しむというよりは、観光地に出かける拠点や出張の宿泊先として使われるホテルなので、設備はいたってシンプルです。
5階と10階に上写真のような自動販売機とコインランドリーの部屋があります。
コインランドリーの使用状況は部屋のテレビから確認できるので、空いている時に洗濯に行くことが可能です。コインランドリーは100円効硬貨しか使用できないので、手持ちがない場合はフロントで両替してくれます。
そのほか、製氷機・VODのチケット販売の自動販売機、電子レンジもこの部屋に備え付けられています。
各階エレベーター横にはズボンプレッサーがあり、必要な方は自室に持っていくシステムです。
また、1階のフロント近くにはPCコーナーが。PCの貸し出しは1日1000円です。
エレベーター前には、有料の貸し出し備品があり、中には美顔器・ヘアアイロン・スチームアイロンの見本が展示されているほか、アメニティの販売も行われています。
フロント横のカフェラウンジは朝食時のみのオープンで、フリードリンクはありません。
京王プレッソイン浜松町の館内には売店もありませんが、ビルの1階にはナチュラルローソンがあり、ホテルのフロント階から直接行けるようになっているので便利です。
京王プレッソインのすべてのホテルでは。宿泊者全員に無料の朝食を提供しています。
京王プレッソイン浜松町の朝食会場はホテル1階のカフェラウンジ。ラウンジは6:30から10:00まで、朝食会場としてのみ開放されます。
片側が全面窓で明るい雰囲気のラウンジは、窓に向けられカウンター席と、数名で囲んで食べるのにちょうど良さそうなテーブル席というレイアウトです。
朝食の品数はそう多くはなく、左右のテーブルで同じメニューとなっています。
クロワッサン、イングリッシュマフィン、おにぎりなどの主食。
サラダ、スクランブルエッグ、ウィンナー。スクランブルエッグが人気ですぐなくなるのですが、スタッフの方が頑張って何度も補充に来ていました。
パンにこれらをお好みでサンドする「セルフサンドイッチスタイル」が楽しめます。
コンソメスープ、ヨーグルト、フルーツ盛りあわせ。
ドリンクはコーヒー・お茶・オレンジとマンゴージュースがありました。コーヒーは部屋に持ち帰り不可となっているのが不便ですね(隣のコンビニではできるので余計に)。
味はなかなかおいしいですよ。無料でこの朝食なら満足です。特にパンは、毎日ホテルでスタッフの方が焼いているそうで、お腹が空いていればもう少し食べたかったほど。
私は8時過ぎに朝食会場に行き、普通に座れましたが、戻ろうとしたころに団体の人たちが入ってきました。また、9時くらいになるとあまり食事が残っていない、という口コミも。もちろん補充はあるので、タイミングの問題かもしれませんが、なるべく早めに行く方が良いと思います。
JR浜松町駅の徒歩圏内にはホテルがたくさんありますが、京王プレッソイン浜松町は2017年12月開業ということで、設備が新しくて部屋に清潔感があります。
また、無料朝食付きなので、ホテルステイを楽しむというよりも、ホテルを拠点にあちこちを観光し、快適な寝具でゆっくり眠りたいという方にはとてもおすすめのホテルです。
部屋がコンパクトなので、家族連れよりも、単身若しくは2名以上でも部屋は別々にしたいカップルやグループの方への旅行、研修や会議の宿泊先としても好適でしょう。
カードキーのセキュリティもしっかりしているので、女性の旅行・出張も安心ですよ。
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ホテル宿泊料金(大人一人):6,000円~
住所 | 東京都港区芝大門1-1-26(地図) |
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電話 | 03-3438-0202 |
アクセス | ・JR浜松町駅北口 徒歩8分 ・東京モノレール モノレール浜松町駅 徒歩8分 ・都営浅草線・大江戸線大門駅 A6出口 徒歩4分 ・都営三田線御成門駅 A2出口 徒歩2分 自動車の場合は首都高速芝公園出口から約3分、もしくは首都高速霞が関出口から約12分。(ホテルには駐車場なし) |
最寄駅 | JR・東京モノレール 「浜松町」、都営浅草線・大江戸線「大門」、都営三田線「御成門」 |
部屋数 | 339室 |
設備・備品 | テレビ、お茶セット、湯沸かしポット、冷蔵庫、電気スタンド、電話、ドライヤー、加湿器付き空気清浄機、ハンドソープ、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、歯磨きセット、カミソリ、ブラシ、タオル、バスタオル、スリッパ(備え付け・使い捨て両方)、パジャマ、金庫 (以下貸出)ズボンプレッサー、美顔器(有料)、ヘアアイロン(有料)、スチームアイロン(有料) |
インターネット | 全館無料Wi-Fiあり |
駐車場 | なし |
サービス | 無料朝食・宅配便(有料)・クリーニング(有料) |
クレジットカード | VISA、JCB、American Express、Diner's Club、Master Card、京王パスポートカード、銀聯カード |
チェックイン | 15:00(最終チェックイン29:00) |
チェックアウト | 11:00 |
公式サイト | https://presso-inn.com/hamamatsucho/ |
Churako
沖縄在住の愛猫と暮らすWEBライター&工芸作家(月桃カゴ編み)です。 東京・大阪・福岡に住んでいたので、関東・関西・九州方面に出向いてお仕事をすることもしばしば。そのときに利用したホテルやラウンジを中心にご紹介しています。
編集&校正 ビー・エイブル