クラス:CapsuleHotel 予約サイト評価:3.8/5.0
ザ プライムポッド 銀座 東京は2018年9月をもって閉館しました。
ザ プライムポッド 銀座 東京は、東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線の東銀座駅から徒歩1分。歌舞伎座の目の前にある銀座デュープレックスタワーの11~13階にあるカプセルホテルです。
“都市における滞在をスタイリッシュにデザイン”をコンセプトに、新しい感覚のカプセルホテルでの滞在を提供しています。
アメニティや備品も充実。特に、眠りの時間を限りなく快適に過ごせるように、ポッド内のマットレスは全米NO.1のマットレス「Sarta」を採用しているのは特筆すべき点です。
もちろんフロアは男女別で、セキュリティカードによってフロアアクセスに制限を設けており、女性でも安心して泊まることができます。
ポッドだけでなく、おしゃれで快適なバーラウンジからは、晴海通りを中心とした銀座の中心地が一望でき、フリーWi-Fiで仕事もはかどります。
口コミサイトの評判は3.85と、なかなかの高評価のザ プライムポッド 銀座 東京。今回は実際にそのスダンダードポッドに宿泊してきましたので、詳しくレビューします。
このページの目次
ザ プライムポッド 銀座 東京は、東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線の「東銀座」駅すぐの場所にあります。
最寄りの東銀座駅の4番出口は写真のようにエレベーターがなく階段が狭いので、荷物が多い・重い場合は、エレベーターがある向かいの歌舞伎座方面の3番出口から上がって、三原橋交差点を渡ると良いでしょう。
ほか、東京メトロ丸ノ内線・銀座線・日比谷線の「銀座」駅 A7出口から徒歩5分、JRの「有楽町」駅から徒歩10分、東京メトロ日比谷線・都営浅草線・三田線の「日比谷」駅からも15分程度の徒歩圏内です。
銀座デュープレックスタワーの13階がフロントです。ザ プライムポッド 銀座 東京はビルの11~13階ですが、フロントが13階、ポッドが11・12階のため、まずはエレベーターで13階に上がってください。13階から各フロアに通じる別のエレベーターがあります。
ザ プライムポッド 銀座 東京には、2つのタイプのPOD(ポッド)があります。
スダンダードポッドはいわゆるカプセルホテル。上段下段に別れ、カーテンで仕切られた部分が自分のプライベート空間となります。
ベッド幅は90cmで、その他に手荷物を置く棚などがあり、完全に寝るだけの空間です。
各フロアに3つずつしかないグランドポッドはもう少し広くなっており、上下段ではなく、完全に個室空間。電車で言うところのコンパートメントタイプで、窓もあります。
また、どちらのポッドでもトランクなどの大きな荷物を置く場所は別にあります。
ザ プライムポッド 銀座 東京は、銀座デュープレックスタワーの13階、エレベーターを降りると、シックでスタイリッシュな空間が広がっています。上写真がラウンジ兼フロントロビー。朝食会場にもなり、宿泊客は自由に使うことができます。
フロントカウンターの方はフレンドリーで気さく。チェックインは16時からとやや遅めなのですが、早目についた場合は荷物を預かってもらえます。ラウンジで時間をつぶすことも可能。フリーWi-Fiもあり、ゆったりできます。飲み物は有料で、お水は無料です。
ラウンジの窓際の席からは銀座和光や三越などの銀座の風景を楽しめます。
夜の夜景も素敵でしたので、一見の価値アリ。
夜は夜でバー営業をしており、お酒も出ますが、フロントのため禁煙です。
ポッドが眠るだけの場所なので、ラウンジでくつろぎ、眠るために部屋に帰るといった形で使うのに快適な場所でした。
ラウンジにある別のエレベーターで宿泊階に向かいます。外に出たら、必ずフロントロビー階にいったん上がってから宿泊階に降りる仕組みになっています。
チェックイン時に渡されるカードキーがないと、男性・女性それぞれ自分の階のボタンは押せないようになっています。
今回、ザ プライムポッド 銀座 東京のスダンダードポッドに泊まってきたので、お部屋(ポッド)の中の様子を詳しく紹介します。
PODはシックな茶系とブルー、赤いカーテンでまとめられ、ヨーロッパのレトロな寝台特急を思わせる作りでとてもお洒落。
写真のようにPODは上段と下段に別れており、今回は上段に泊まったのですが、スカートだと上り下りが辛かったので、女性はパンツスタイルで宿泊するか、下段がおすすめかもしれません。酔っぱらっていたら落ちそうな気もします。
カーテンの向こうにあるベッドスペース。マットレスはドリームベッド社のSarta、掛け布団もデュベタイプなので寝心地最高で、快適に眠ることができました。
また、個人旅行者が多いのか、驚くほど室内は静かで、おしゃべりの声もしません。
たまたまマナーの良い方たちに当たったのかもしれませんが、カプセルホテルのような空間だと逆に音に気を付けるようになるのかもしれませんね。
枕元には、時計と鏡のある台、そして財布やスマホ、カメラなどを入れられるセキュリティボックスがあります。
セキュリティボックスは奥行きが浅いので、バッグの形状によってはそのまま入れるのは無理がありそうです。貴重品だけを抜き出して、立てて格納する感じです。
ただ、枕元に貴重品の金庫があるというのは安心感がありますね。
時計や室内の電気を調整できパネル。テレビのイヤホンジャックやUSB充電可能なソケット、コンセントもこちらにあります。USBがあるのはとても便利ですね。
テレビは21インチくらいあり、このスペースで見るには大きすぎるくらいです。
反対側にはハンガーもありますが、丈の長い洋服ははみ出してしまいます。
足もとに手荷物などを入れる棚があるので、そちらにたたんで入れる形になりそうです。手荷物を入れてみましたが、結構入ります。
室内着とタオル、そして歯ブラシは布団の上に置いてあります。室内着は自フロアのみ、着て歩いてOKです。
トランクやキャリーなどはポッドスペース手前に荷物置き場があるのでこちらにまとめて置いておきます。
中央のテーブルがトランクなどを広げるスペース。正直なところ、トランクを自分の寝床に持ち込めないのはやや不安なのと、着替えなどを出したい時など普通に不便でした。
しかし持って入ってもポッドの上まで上げられないし、置くスペースもないのでこの方法しかないのかも。
また、荷物置き場からポッドスペースに入る際は土足厳禁となっており、受付で渡されるスリッパに履き替えます。靴はビニール袋に入れてポッドまで持って入るのが推奨されていましたが、下駄箱に置きっぱなしにされている方も多くいました。
ザ プライムポッド 銀座 東京はシャワー・トイレ・洗面所が共用となっています。まずはロッカーに必要があれば荷物を入れます。
洗面スペースは流しが5つ。
洗面台にはそれぞれ、ソープや基礎化粧品、コットンのほかドライヤーが備え付けられています。髪の毛はここで乾かすようになっています。
洗面台の奥がシャワールームです。土足厳禁とありますが、ここでスリッパを脱いで持っていきます。また、カードキーを忘れると入れません。
バスマットを持ってシャワーブースへ向かいます。
ジムなどに良くあるシャワーブースと同じような作りです。ブースの手前にはカーテンで区切られたスペースがあり、脱衣所になっています。
広さ半畳程度の個室のシャワーブースには、高さを変えられるシャワー。
ディスペンサー式のシャンプー・コンディショナー・ボディーソープと女性用なのでクレンジングも置かれていました。1泊とかであればこのシャワーで充分ですが、もし数泊するならやはり湯船も欲しいなと思いました。
ちなみに、クシやカミソリについてはフロントで配布していますので、必要な方は取って行ってくださいね。音が気になる方には耳栓もあります。
ザ プライムポッド 銀座 東京は、ホテル滞在を楽しむというよりは、とにかく便利なところに安く(かつ快適に)宿泊して観光地に出かける拠点として使われるカプセルホテルですが、ちょっとした時間を過ごすのにフロント横のラウンジは最高の立地です。
空いた時間をカフェで過ごすくらいなら、こちらで過ごす方が快適ではないでしょうか。
もちろんコーヒーなどのドリンクもあります(有料)。朝食サービスは別途1000円ですが、ホットドックとドリンクなので、これをあえてオプションとしてつけるかは評価の別れるところかもしれません。
また、飲み物はフロアに自動販売機もありますし、コンビニエンスストアで買ったものを持ち込んでラウンジで食べることもできます。
ある程度滞在される方は、洗面スペース奥にコインランドリーもありますので、こちらで洗濯もできます。
ザ プライムポッド銀座 東京は、東銀座駅すぐの便利な場所にあり、観光にもビジネスにもアクセス最高の立地にあるカプセルホテルです。
荷物の多い旅行者にとって、ホテルが駅出口から近いというのは、迷うこともなく天候に左右されずにアクセスできるので最大のメリットだといえるでしょう。ザ プライムポッド 銀座 東京は、その点駅出口からすぐで立地には申し分ありません。
また、カプセルホテルにもかかわらずデザイン性の高い室内やこだわりのSartaマットレスやラウンジなどの充実した設備には、予想外の嬉しい驚きがあります。
もちろん宿泊料金もビジネスホテルなどに比べれば格段に安いので、旅行者だけでなく、東京の方も飲んでタクシーで帰るよりはこちらのホテルにちょっと泊まって帰るといった使い方もできます。
女性も安心して泊まれるようにセキュリティや快適さを追求したカプセルホテルは、今後も増えていくと思いますが、副次的にカプセルホテルの便利さをアップさせていく効果があるので、男性にも望ましい傾向なのではないでしょうか。
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住所 |
東京都中央区銀座5-13-19 デュープレックス銀座タワー13F(地図) |
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電話 |
03-5550-0147 |
アクセス |
東京メトロ日比谷線都営浅草線「東銀座」駅4番出口徒歩1分、東京メトロ丸ノ内線「銀座」駅A7出口徒歩5分 |
最寄駅 |
東京メトロ日比谷線都営浅草線「東銀座」駅 |
部屋数 |
104室(104ポッド) |
設備・備品 |
テレビ、歯磨きセット、タオル、バスタオル、スリッパ、館内着、金庫 (共用スペース)ドライヤー、空気清浄機、ハンドソープ、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ (希望者に配布)カミソリ、ブラシ、耳栓 |
インターネット |
全館無料Wi-Fi |
館内施設・設備 |
ラウンジ・コインランドリー・自動販売機 |
駐車場 |
なし |
サービス |
宿泊者はラウンジ利用無料(飲食代は別途必要だがオーダー無しでも利用可能) |
クレジットカード |
VISA・JCB・American Express・Diner's Club・UC・DC・NICOS・UFJ Card・Master Card・JACCS・AEON |
チェックイン |
16:00(最終チェックイン24:00)チェックイン時間が24時を過ぎる場合は必ず連絡 |
チェックアウト |
10:00 |
公式サイト |
https://theprimepod.jp/ginza/ |
Churako
沖縄在住の愛猫と暮らすWEBライター&工芸作家(月桃カゴ編み)です。 東京・大阪・福岡に住んでいたので、関東・関西・九州方面に出向いてお仕事をすることもしばしば。そのときに利用したホテルやラウンジを中心にご紹介しています。
編集&校正 ビー・エイブル