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三井ガーデンホテル金沢の口コミ

三井ガーデンホテル金沢の口コミと評判は?detail

クラス:Tourist&business 口コミ評価:4.5/5.0

2019年1月オープンの三井ガーデンホテル金沢に泊まってみた感想とおすすめ度。お部屋の様子と客室備品・お風呂・アメニティ・朝食など、ホテル予約サイトの口コミや評判が本当か、宿泊記を交えて紹介します。

  三井ガーデンホテル金沢の口コミと評判は?実際に泊まった感想とおすすめ度

2019年1月にオープンした三井ガーデンホテル金沢は、現代的なデザインと伝統が融合した上質なホテルです。

客室は全室21㎡以上とゆとりがあり、ヘッドボードに加賀友禅をモダンに表現したパッチワークアートをあしらい、家具は輪島伝統の黒漆風の素材を用いるなど、モダンな伝統美に包まれた滞在が叶います。

館内には金沢城公園を望む展望風呂や、庭園を眺めながら旬の食材を味わえるレストランがあり、カップルにもファミリーにもおすすめできるホテルです。


Main Contents


三井ガーデンホテル金沢の宿泊記

金沢観光の拠点にぴったりの立地で、館内でも金沢らしさを堪能できる上質なホテル。

三井ガーデンホテル金沢

三井ガーデンホテル金沢は、モダンでありながら金沢らしい伝統美を取り入れたフォトジェニックなホテルで、客室はもちろん、館内に点在するアートの数々からも金沢旅行気分が盛り上がるホテルです。

金沢駅から少し距離はありますが、兼六園、金沢城公園、近江町市場など、金沢の代表的な観光スポットが徒歩圏内にあるので、駅前よりも金沢旅行の拠点に適しています。

たくさん歩いて疲れたら、最上階の展望大浴場で手足を伸ばしてリラックスできますし、庭園を臨むレストランでいただく朝食もとてもおいしく、大満足のホテルでした。

三井ガーデンホテル金沢の公式サイト

アクセスと駐車場

JR金沢駅から少し距離はあるものの、複数の観光スポットが徒歩圏内で金沢旅行の拠点にぴったりの立地です。

三井ガーデンホテル金沢

ホテルへのアクセス

三井ガーデンホテル金沢は、JR金沢駅よりバスで約10分・徒歩で約17分の、金沢のメインストリートの一つである百万石通り沿いにあります。

金沢駅からは少し離れていますが(歩けない距離ではないですがバス利用がおすすめ)、「兼六園」「金沢城公園」「金沢21世紀美術館」「近江町市場」など金沢の代表的な観光スポットが徒歩圏内にあるので、観光の拠点に便利な立地です。

駐車場

三井ガーデンホテル金沢には専用駐車場がありません。車の場合は近隣のコインパーキング(有料)を利用しましょう。

フロントロビー(スタッフの対応)

モダン×伝統美の金沢らしいロビー空間。チェックインは15時、チェックアウトは11時。

フロントロビー

三井ガーデンホテル金沢のロビーは、風情ある町屋と城下の石畳をイメージした石貼りの床に、金沢の情景に加賀友禅模様を組み合わせた、モダンかつ伝統を感じる空間です。

チェックイン・チェックアウト

ホテルロビー

基本のチェックインは15時から、チェックアウトは11時までとなっています。フロントクラークは3名ほどで、丁寧な接客に好感が持てました。

自動チェックイン機

自動チェックイン機も2台用意されていましたが、時間帯によっては一方に「使えません」の貼り紙が貼ってあり、見た限りでは機械を使っている人はいないようでした。

エレベーター

エレベーターホール

ルームキーを受け取ったらエレベーターで客室フロアへ。エレベーターは2基あり、カードキーをかざすことで客室階ボタンを押せます。

エレベーター前に置かれたアート「虹の果実」は、雨の多い金沢の旅情を感じられるように、梨の断面を虹色にし、加賀五彩の虹、金沢梨、和菓子、あんころ餅、クラフト感などを潜在させた作品です。ぜひ間近で見てみてください。

客室の種類とおすすめのお部屋タイプ

客室数は全158室(全室禁煙)。レギュラールーム8タイプ+コンセプトルーム2タイプ。

三井ガーデンホテル金沢の客室は全158室で全室禁煙です。客室タイプは以下の通り。

レギュラールーム(全室禁煙)

ジュニアスイートツイン 50.8㎡、定員2名、ベッド幅140cm×2台
トリプル 31.5㎡、定員3名、ベッド幅111cm×3台
スーペリアキング 37.3㎡、定員2名、ベッド幅182cm
スーペリアツイン 26.7㎡、定員2名、ベッド幅123cm×2台
モデレートツイン 23.5㎡、定員2名、ベッド幅123cm×2台
コンフォートツイン 21.3㎡、定員2名、ベッド幅123cm×2台
モデレートクイーン 21.3㎡、定員2名、ベッド幅164cm
アクセシブルツイン 26.7㎡、定員2名、ベッド幅123cm×2台

基本的には定員2名ですが、3名が泊まれるトリプルルームもあり、ファミリーの旅行にも向きます。客室面積は21.3㎡~とゆとりがあり、全室のベッドにサータ社製ポケットコイルマットレスを採用しているので、寝心地も抜群です。

どのお部屋もチェアとテーブル、またはリビングセットがあり、ゆったりくつろげます。

コンセプトルーム(全室禁煙)

群青の間 26.7㎡、定員2名、ベッド幅123cm×2台
箔座 金箔の間 26.7㎡、定員2名、ベッド幅123cm×2台

コンセプトルームは、兼六園に隣接する加賀前田家の奥方御殿「成巽閣」内にある「群青の間」をイメージした客室「群青の間」と、金箔をあしらった、金沢らしさを満喫できる豪華なスペースをデザインした「箔座 金箔の間」の2種類です。

客室の雰囲気と備品・家具客室

落ち着いた雰囲気で機能性に優れたお部屋は随所に金沢らしさを感じられます。

スーペリアツイン

宿泊したスーペリアツインは、フロアの角にレイアウトされた26.7㎡のゆとりのある客室です。ツインベッド、アームチェア、テーブルが備わっており、機能性に優れています。

金沢らしく、加賀友禅をモダンに表現したパッチワークアートをあしらったヘッドボードや、武家屋敷の石畳や金沢城の石垣をイメージした床の仕上げが印象的です。

サータ社製ベッド

ベッド

幅123cmのツインベッドは、高級ホテルで多く使われるサータ(Serta)社製のポケットコイルマットレスを採用しています。デュベスタイルで、とても寝心地が良かったです。

ベッド

ヘッドボードには読書灯が備え付けてあり、入口・客室・ベッド・足元の灯りのスイッチがあります。サイドデスクにはアラーム付き時計と電源がありました。

ナイトウェア

ベッドの上に用意されていたナイトウェアは上下セパレートのパジャマタイプ。最上階の大浴場もこのナイトウェアで行けます。柔らかいコットン地で肌触りが良かったです。

客室の家具・備品

アームチェアとテーブル

窓際にはアームチェア2脚とテーブルがあり、景色を眺めたり、お茶を飲んだりできます。

ブラケット照明

家具は輪島伝統の黒漆風の素材を使っており落ち着いた雰囲気です。金沢箔の照明からもモダンな伝統美を感じます。

客室にデスクはなく、ボードの上に電話機、消臭スプレー、メモ帳&ペン、TVリモコン、ボックスティッシュが置かれていました。

キャビネットの中の冷蔵庫

コーナーのキャビネットの中には小型冷蔵庫があり、無料サービスのミネラルウォーターが冷えていました。ペットボトルではなく缶入りのお水(無炭酸)は珍しいですね。

キャビネット

キャビネットの上の扉の中には、電気ケトル、グラス、カップ、インスタントコーヒーとティーバッグが入っています。ティーバッグは金沢らしく、加賀棒茶(ほうじ茶)です。

テレビ

ベッドの足元方向の壁には薄型テレビが備え付けられています。そのほか、加湿機能付き空気清浄機、ゴミ箱、バゲージラックが用意されていました。

クローゼット

入り口近くにオープンクローゼットがあり、ハンガー数本とアイロン&アイロン台、消臭スプレー、洋服ブラシ、靴べら、スリッパ、セーフティーボックスが置かれています。

上写真で左側に写っているのがバスルームのドアです。続けてバスルームを紹介します。

バスルーム(お風呂・洗面化粧台)

バスタブ、トイレ、洗面化粧台がいっしょになったユニットタイプのバスルームです。

三井ガーデンホテル金沢は、客室タイプによってバス・トイレが別々の場合と、いっしょの場合があります。今回宿泊したスーペリアツインはバス・トイレがいっしょでした。

バスルーム

ユニットタイプのバスルームで、洗い場はありません。しかし、ビジネスホテルのそれと比べると全体的にゆったりとしていて、バスタブも大きめ(縦に長め)だと感じました。

2019年1月開業と比較的新しいホテルなので、水回りもきれいで気持ち良く使えます。

タオル

タオルは、バスタオル、フェイスタオル、ハンドタオル各2枚とバスマットがありました。

浴室内に使ったバスタオルを掛けるところがなかったのですが、浴室ドアを開けた正面の壁にひきだすタイプのフックがあり、そこに掛けられました。

アメニティグッズの種類

アメニティグッズは、歯ブラシ、レザー、ヘアブラシなど一通りのものが揃っています。

アメニティグッズ

アメニティグッズの種類は、歯ブラシセット、レザー(剃刀)、シェービングクリーム、ヘアブラシ、シャワーキャップ、コットン&ヘアゴム、綿棒です。三井ガーデンホテルのロゴ入りのビニール袋に入っていました。

ヘアドライヤーはPanasonicのもの。コンセントも鏡のすぐ横にあるので便利です。

アメニティグッズ

アメニティグッズがまとめられているボックスも金沢らしい柄で雰囲気が合っています。

シャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュは「Millennium Organics(ミレニアムオーガニックス)」のイタリア製のもの。

エンハンシングボディウォッシュはユーカリ葉油の清涼感のあるすっきりとした香りに、リモネン由来の柑橘系の爽やかな香りがブレンドされており、とても気に入りました。

ダークブラウンのボトルはMillennium Organicsのオリジナルですが、お部屋の雰囲気とも合っていて、細部まで世界観の統一がされているのが好印象でした。

ホテル館内の施設とサービス

最上階に大浴場、自動販売機、コインランドリーがあります。レストランは1階です。

大浴場(男湯・女湯)

大浴場

三井ガーデンホテル金沢の最上階(13階)には、金沢城址公園へのパノラミックな眺めが広がる大浴場があります。宿泊者専用で、6:00~9:00、15:00~25:00の時間帯に無料で利用可能です。

上写真で、手前左にあるのが男性用大浴場「犀」、奥にあるのが女性用大浴場「浅野」。今回は夜に利用したためいまいち景色が楽しめませんでしたが、朝は日の出と金沢城公園や兼六園の広大な緑が見えるとのこと。

温泉ではありませんが、日本有数のラジウム温泉として知られる「「栃尾又温泉」付近で産出される天然鉱石を使用し、 温泉が湧きだす自然現象が再現されています。

自動販売機

自動販売機

大浴場の手前にソフトドリンクとアルコールの自動販売機があります。館内に売店はありませんが、ホテルから徒歩数分のところにコンビニがあるので、食べ物を買いたい場合はそちらを利用すると良いでしょう。

コインランドリー

コインランドリー

同じく13階にはコインランドリーもあります(洗濯乾燥機)。洗剤不要で利用可能です。

館内レストラン

1階には、宿泊者の朝食会場にもなるレストラン「能加万菜 万庭(のうかばんざい まんてい)」があります。庭園に面しており、緑を眺めつつ食事ができるレストランです。

今回はこちらで朝食をいただいてきたので、続けて朝食の内容を紹介します。

朝食の内容

石川県(加賀・能登)の恵みを味わえる、ほっとする味のおばんざいが味わえる朝食。

三井ガーデンホテル金沢に朝食付きプランで宿泊すると、1階のレストラン「能加万菜 万庭」で朝食をいただけます。朝食の提供時間は7:00~10:30(最終入店10:00)です。

2021年11月より朝食ビュッフェが再開していますが、筆者が宿泊した2021年10月は和食と洋食から選べるセットメニューの提供となっていたので、その内容を紹介します。

レストラン「能加万菜 万庭」

レストランの中央にはビュッフェテーブルがあり、それを囲むように席が配置されていました。ロビー同様に、モダンさと伝統を織り交ぜた金沢らしい雰囲気のインテリアです。

このときはビュッフェテーブルには調味料や個包装の海苔や納豆だけが並んでいました。朝食ビュッフェが再開したら、ここにたくさんのおばんざいが並ぶのでしょう。

庭園を臨むカウンター席

今回は庭園を臨むカウンターに案内していただけました。ほかにテーブル席もあります。小さなお庭ですが、緑を眺めつつ朝ご飯を食べられるのは風情があって良いものです。

洋食メニューは、スープ、卵料理、ウインナー、ベーコン、温野菜、加賀野菜のサラダ、パン数種類、ヨーグルトといった定番メニュー。

和朝食

和食メニューは、焼き魚、車麩の卵とじ、加賀野菜のサラダ、イクラとカニの手鞠寿司、煮物などのおばんざい、ご飯、お味噌汁という内容です。洋食を選んでも和食を選んでもできたて能登豚のしゃぶしゃぶがついてきます。

和朝食

個人的には、せっかく金沢に旅行に来ているのであれば、和食を選ぶ方が満足度が高いと感じました。器もセンスがよく、目でも舌でも楽しめるおかずがたくさんです。

郷土料理であるの”車麩の卵とじ”は出汁がしみ込んだモチモチ食感が気に入りました。

そのほか、各種ジュース・お茶・コーヒー、炊きたてご飯、金沢カレー、豚しゃぶなどをセルフサービスで自由にいただけます。(豚しゃぶがあるのは、ここが夜はしゃぶしゃぶを提供するレストランだから)

お茶は複数銘柄の加賀棒茶が揃っており、どれを飲もうか迷ってしまうほど。金沢らしさをたっぷりと感じられる充実の朝食で、朝食付きプランを選んで良かったと感じました。

※ここで紹介しているのはビュッフェ休止中の朝食の内容です。現在は朝食ビュッフェの提供となっています。最新情報は公式サイトでご確認ください。

三井ガーデンホテル金沢のおすすめ度

三井ガーデンホテル金沢の口コミと評判は?実際に泊まってみた感想とおすすめ度

三井ガーデンホテル金沢に実際に泊まってみて、モダンと伝統を織り交ぜた”金沢らしい”世界観がしっかり作られているホテルだな、と感じました。

三井ガーデンホテルは、ホテルチェーンでありながら画一的にならず、その土地らしさをしっかり前面に出しているので、旅の楽しさをしっかり味わえます。

今回の金沢旅行では、近江町市場、金沢城址公園、兼六園、金沢21世紀美術館と、金沢の主な観光スポットをまわったのですが、どこへ行くにも便利な立地で良かったです。

たくさん歩いて疲れましたが、大浴場でお湯に浸かって、寝心地の良いベッドでぐっすり眠れたので、翌日も元気に旅行を楽しめました。

「せっかくの金沢旅行だからホテルの中でも金沢らしい気分を味わいたい」と思うなら、三井ガーデンホテルはおすすめのホテルです。

  三井ガーデンホテル金沢の口コミと評判は?実際に泊まった感想とおすすめ度


三井ガーデンホテル金沢に最安値で宿泊するコツをお教えします。

スーペリアツイン

ホテルによっては早期予約をすることで料金が安くなるプランを設定していることがあります。早期予約プランでは通常よりも数%~数十%も安く泊まれることも。

その他に、お任せプランもお得に泊まれる料金プランの一つ。お部屋のタイプをホテルのお任せにする代わりに、通常よりも安く泊まれるお得なプランです。

この他にも、お得なプランはいくつも用意されています。ホテルが用意した宿泊プランを見つけて上手く利用することがホテルに安く泊まるポイントです。

各お部屋の詳細とお得な宿泊プランをCheckしてみる

三井ガーデンホテル金沢の公式サイト


三井ガーデンホテル金沢の概要

ホテル宿泊料金(大人一人):8,000円~

住所

石川県金沢市上堤町1-22(地図

電話

076-263-5531

アクセス

JR「金沢」駅からバスで約10分、徒歩約17分

最寄駅

JR「金沢」駅

部屋数

158室(全室禁煙)

備品

冷蔵庫 / テレビ / 加湿機能付空気清浄機 / セーフティボックス / アイロン / アイロン台 / ヘアドライヤー / 湯沸かしポット / 卓上鏡 / 電話 / マルチ充電器 / アクセサリートレイ / コーヒードリップポッド

インターネット

無料Wi-Fiあり

駐車場

なし(近隣のコインパーキングを利用)

サービス

クリーニングサービス(有料)

クレジットカード

JCB、VISA、マスター、AMEX、UC、DC、NICOS、ダイナース・UFJ

チェックイン

15:00

チェックアウト

11:00

公式サイト

三井ガーデンホテル金沢

石川県のホテル一覧(準備中)

三井ガーデンホテル金沢の宿泊記を書いた人

ayan

愛知県在住フリーランスで、ブログ歴17年目のブロガー&旅ライターとして国内外で活動中。各国政府観光局及び航空会社とのタイアップ企画参加経験も複数あり。

旅行が大好きで、過去に旅した国は10カ国以上。5つ星ホテルから安宿のドミトリーまで多種多様な宿泊施設に泊まった経験をもとにホテルやラウンジを詳しく紹介します。

編集&校正 ビー・エイブル