クラス:Tourist 口コミ評価:4.2/5.0
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古のに泊まってみた感想とおすすめ度。お部屋の様子と客室備品・バスルーム(お風呂)・アメニティグッズ・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古は、宮古島から伊良部大橋でつながった伊良部島(いらぶじま)の海辺に建つ、ラグジュアリーコレクションホテルです。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古は、京都・嵐山の「翠嵐」に続き、森トラストグループが手掛ける「翠 SUI」ブランドのホテルであり、マリオット・インターナショナルの最高級ホテルブランド「ラグジュアリーコレクション」でもある、ダブルブランドのホテルとなっています。
伊良部ブルーと呼ばれる美しい海に向かう白亜の建物は、ル・コルビュジエの弟子である坂倉準三が1940年に創設した流れをくむ「坂倉建築研究所」が設計を手掛けました。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古の部屋数は58室と、かなりプライベート感を重視した作りです。コンセプトは「モダンスタイル、コージー、リフレッシュ&エナジー」。
ホテル名の「イラフ」は、伊良部島の古い呼び名で「彩りが美しい」という意味です。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古の英語表記は「IRAFU」ではなく「IRAPH」なのですが、これは古代ギリシャの言葉で、「古くから続く自然や文化を誇りに新しいものと融合すること」という意味だそう。古くから続く伊良部島の自然や文化と、新しいホテルの融合ということですね。
今回、そのイラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古に実際に泊まってきたので、お部屋やサービス、食事について感想をお届けします。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古は宮古空港から20分、下地島空港から7分の立地(いずれも自動車)。送迎バスを事前に予約すれば楽々アクセスが可能。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古は、宮古空港から伊良部大橋を渡り、車で約20分程度の場所にあります。また、2019年4月に開港した下地島空港からだと車で6分ほどです。
いずれも公共交通機関はほとんどないので、ホテル送迎かレンタカーを利用するのがおすすめです。ホテル送迎は無料で、予約時に連絡しておけば空港まで迎えに来てくれます。
送迎バス内では冷たいおしぼりとお水のサービスもあり、ラグジュアリーホテルのおもてなしを感じられました。
レンタカーを借りる場合、駐車場はホテルの前にあります。予約なしで開いているところに停められます。駐車場料金は無料です。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古の客室は全58室とこじんまりとしたホテルながら、8タイプのスイートルームがあります。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古の客室数は全58室。部屋数はそう多くありませんが、11タイプのお部屋があり、そのうち8タイプはスイートルームです。
最低でも45㎡とバルコニー12㎡と広めの作りとなっており、スイートルームではバルコニーやテラスが70㎡以上のお部屋もあります。
ペットと一緒に過ごせるドッグフレンドリールームなど多彩なお部屋の構成が魅力です。
インフィニティプールの向こうに広がるラウンジスペースにてウエルカムドリンクをいただきながらゆったりとチェックイン。丁寧な対応で気持ち良くチェックが行えます。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古では、エントランスから木製の自動ドアをくぐると、正面に広がるプールと伊良部島の海を眺められるラウンジスペースが広がっています。
フロントデスクはありますが、デスクに並ぶ必要はありません。開放感のあるラウンジのソファでゆったりと寛ぎながらチェックインを行えます。
おしぼりと、沖縄のハーブを使ったウエルカムドリンクをいただきながら、外の暑さをクールダウン。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古にはクラブフロア用ラウンジはありませんが、こちらのラウンジで夕方にはシャンパンディライトが行われ、サンセットから夜に変わる風景を眺めながらシャンパンをフリーフローでいただけるサービスがあります。
テーブルに灯されたキャンドルとシャンパンの取り合わせが何ともロマンティックです。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古のオーシャンビュールームはシンプルなインテリアの中に海をイメージした青いカラーがアクセント。エアウィーブのベッドの寝心地は最高です。
今回宿泊したのはイラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古のオーシャンビュールーム。一番スタンダードなタイプのお部屋ですが、広さは45㎡とかなり広々としています。
アッパーオーシャンビュールームと同じ間取りですが、こちらは低層階。とはいっても、最高で4階建てなのでさほどの違いはありません。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古のベッドはツインサイズ。ツインといっても幅が138cmなので、一般的なダブルサイズのベッドが、ぴったりとくっついたハリウッドツインスタイルで並べられています。
ベッドマットレスにはエアウィーブを採用。一瞬「ちょっと硬い?」と思ったのですが、一晩寝てみたらぐっすりと眠れ、柔らかいだけではないマットレスの良さをうかがい知ることができました。シーツも枕も寝心地の良さは最高ランクといってよいレベル!
ベッドサイドにはラジオも聞ける目覚まし時計と、館内で自由に使える案内付きのiPadが備え付けられています。宮古島は台風が多いのですが、いざテレビが見られなくなった場合に頼りになるのはラジオです。
なお、イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古には自家発電が整備されていますので、2019年に宮古島に台風が直撃して島内が停電した際も、館内では問題なく過ごせたとのことです。
ベッドの奥はソファスペース。カーテンを閉めるとこのように海をイメージした青い世界が広がります。
テーブルの上には、全世界のラグジュアリーコレクションホテルの特色を解説した冊子がありました。次はどこに泊まろうかと、世界のラグジュアリーコレクションに思いを馳せてみるのも楽しいでしょう。
さて、お部屋の間取りですが、入ってすぐにあるのはクローゼットスペース。この向かいにバスルームがあるので、バスローブがあらかじめ用意されています。
クローゼットには扉がなく、オープンスペースです。ちょうどトランクを置けるチェストが準備されており、引き出しを開けると、セパレートタイプの肌触りの良いパジャマと、クリーニングサービス用の袋が入っています。
また、引き出しの下には、フカフカの室内履きの他に、ビーチサンダルも。壁面にはブラシ、靴ベラ、シュークロスの他に、ラグジュアリーコレクションのロゴ入りのしっかりとした素材の紙袋もセットされていました。
ソファの向かいのキャビネット上には、お茶セットとコーヒーマシンが備え付けられ、人数分のミネラルウォーターのペットボトルも置かれていました。
キャビネットを開けると冷蔵庫やグラスが収納されています。右下にあるのはセキュリティの金庫です。ホテルプールに遊びに行く時も便利ですね。
冷蔵庫には、ソフトドリンクを中心に宮古島ならではのマンゴージュースも。マグカップやワインオープナー、マドラーのほか、ワイングラスやタンブラー、泡盛やウイスキーまで揃ったミニバーとなっています。
中には、ジュース・スパークリングウォーター・ビール・泡盛等が入っています。お値段は少々お高め。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古の館内には自動販売機がありません。コンビニエンスストアも市街地まで行かないとないのでホテルの道中で買っておきましょう。
テレビは壁に埋め込み式になっているのでインテリアの邪魔をしない仕様です。
南国の湿気を感じさせない空調も素晴らしく、私はクーラーが苦手なのですが、空調を切っても蒸し暑さに悩まされることがありませんでした。おそらくかなり高機能な除湿機能があるのだと思われます。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古では、目に見えない部分での細かい配慮が、お部屋の快適さにつながっているのでしょう。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古のお部屋からはオーシャンビューが楽しめます。ベランダは広々としていて、ゆったりと座ってくつろげるソファも準備されています。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古は西向きに面しているので、夕暮れ時にはこのような光景も。夕日そのものは季節にもよりますが、ホテル正面のフロントやプールサイドから眺める方がおすすめです。
宿泊した日は、夜中に雨が降ってしまったのですが、月のない晴天であれば、満天の星を見ることができるでしょう。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古は、ベランダも広々としていて、ゆったりと座ってくつろげるソファも準備されています。
海の見え方がやや低い感じがするので、部屋からもっとちゃんと海を眺めたい方にはアッパーオーシャンビュールームをおすすめします。
お部屋から海が見える広々としたイラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古のビューバス、大きな洗面台、セパレートのトイレとゆったりとした造りとなっています。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古の水回りにはかなりゆとりのあるスペースが設けられています。洗面台を挟んでシャワーブースがあるというちょっと変わった作りになっています。
シャワーブースに行く際に床が濡れるのではと思いましたが、かなり速乾性のある素材で床が作られているので、それほど水浸しという感じにはなりませんでした。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古のバスタブはベッドルームに面したガラス張りになっており、海を向いたビューバス。必要に応じてブラインドを下すことができるようになっています。
向かいのシャワーブースはレインシャワーもある広々とした空間。ガラス戸がぴったりと締められるので、水滴が外に漏れることはありません。
特筆すべきは、バスルームの照明を「ブライト(明るい)」と「リラックス(やや暗め)」と調整できるようになっていること。こうした空間への配慮はさすがだと感じました。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古の洗面化粧台です。バスタブの上に張り出した洗面化粧台はちょっとした物置スペースになり、メイクアップのときもそうですが、お風呂に本やスマホを持ち込みたい時も濡れずに置けるスペースになっています。
また、タオルやバスマットの位置も、バスタブに居ながらにして手の届く距離です。
トイレはバスルームの左手手前にあります。すりガラスのドアで仕切られた個室です。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古のアメニティグッズは宿泊に必要なレパートリーが一通り揃えられています。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古のアメニティはスウェーデン発のフレグランスブランド「BYREDO(バレード)」のもの。ほのかに香るどことなくオリエンタルな香りです。
ちなみに、全世界のシェラトンホテルで採用されているアメニティ「le grand bain」もこちらのブランド発。ラグジュアリーコレクションの刻印がされた特別なボトルは、記念にもなりそうです。ボトル以外のアイテムは和テイストのボックスに入っています。
洗面アメニティの種類は、歯ブラシ、フェイスソープ、ソーイングキット、カミソリ、ブラシ、シャワーキャップ、コットン&綿棒など痒い所に手が届くセットとなっていました。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古にはレストランのほか、屋外プール、フィットネススタジオ、スパなど充実。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古は小さめのホテルながら、ホテルでおこもりステイもできる、さまざまな施設が揃っています。
まずは海に向かってオーシャンビューを楽しめるレストラン「TIN’IN」。朝食・ランチ・ディナーと楽しめるオールデイダイニングです。テラス席は開放的な雰囲気で楽しめます。
こちらはホテル正面の宿泊者専用インフィニティプール。タオルは用意されているので、お部屋から持ち出す必要はありません。
デッキチェアやシェード付きのソファーで寛ぎながら、南の島のバカンスを楽しめます。夕方にシャンパンのフリーフローが楽しめる「シャンパンディライト」は、ぜひプールサイドでも満喫したいですね。
ゲスト専用のプライベートビーチはありませんが、プールの先には海を眺められるようなガゼボ(西洋風あずまや)やチェアが用意されており、朝の時間には海を眺めながら行うヨガなどのアクティビティも用意されています。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古ではウェルネスプログラムが充実しており、滞在してヘルシーな食事をいただき、スパを体験する宿泊プランも用意されています。屋内にも小規模ながらフィットネスジムも完備。
お水やフルーツを自由にいただける嬉しいサービスもあります。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古には、自由に使える無料ランドリーもあり、ちょっとしたものを洗いたいときに便利です。
朝食の内容は、和・洋からメインプレートを選び、オードブルなどはブッフェスタイルでいただけます。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古の朝食会場はレストラン「TIN’IN」。席はレストラン内でもテラスでも、好きな場所を選べます。レストラン内は前項の写真を参考にしてくださいね。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古の朝食はメインディッシュを洋食か和食で選ぶ形式です。洋食の場合は卵料理をオムレツ、エッグベネディクト、スクランブルエッグなどから選ぶことができます。素材にもこだわり、卵は宮古島産の平飼い卵を使用。
サイドディッシュとしてポテトや島豚のソーセージ、県産野菜とキノコのソテーなどがつきます。
和食の場合は地魚の焼き魚、卵料理、お惣菜、汁もの、ご飯またはお粥から。
キッチンカウンター前には、フルーツやオードブル、カナッペなど、少しずつつまみたい小皿料理が盛りだくさん。
もちろん、海ぶどうや島豆腐、もずくといった沖縄らしいものも。
クロワッサンをはじめ、パンも好きなだけいただけます。パンには宮古島産のトロピカルフルーツを使った自家製コンフィチュールを付けて味わってみてください。
和食のメインディッシュ。盛り付けもおしゃれな朝食です。沖縄らしく、人参シリシリとアーサ入りの卵焼きが副菜でした。どれも上品な味付けで、このホテルに宿泊した人が、全ての食事をこのレストランでいただくのもわかる気がしました。
昼はバーガーやつけ麺などのカジュアルなメニューもそろい、夜は本格的なフレンチコースがいただけるそうです。
ブッフェで取り合わせたオードブルやサラダなどを添えると、朝から品数が多くヘルシーな彩りの朝食の完成です。
食後のコーヒーや紅茶は、その都度オーダーを取りに来て、席まで持ってきてくれます。紅茶はシンガポールの高級茶葉ブランド「TWG」のものでした。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古の朝食は7:00~10:30まで。窓越しに海を眺めて、ゆったりと朝食をいただく贅沢な朝時間が過ごせます。ブッフェは4000円、オムレツプレートなどの単品での注文も可能です。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古の口コミと評判は?実際に泊まってみた感想とおすすめ度
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古は、日本で3軒目のラグジュアリーコレクションホテルということで、宮古諸島初の外資系ホテルとして開業した、イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古。
沖縄のホテルは台風対策のために、窓にサッシを取り入れたり、外装をシンプルにしたりなど、どうしても味気ないデザインになりがちなのですが、それを逆手に取って、シンプルなミニマリズムの快適空間を作り出していました。
スタッフの方も皆さんとてもフレンドリーで親切。細かいところまで行き届いたおもてなしで自分の家のように寛ぐことができます。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古が建っているのは伊良部大橋開通、下地島空港開港に伴い、これからもリゾート開発が進むエリアですが、目の前は海なので基本的には静かな場所です。
大型リゾートホテルとはまた違った、まるで別荘のような滞在を楽しみつつ、伊良部島の自然を存分に感じたい方は、ぜひ宿泊候補にあげてみてはいかがでしょうか。
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古を最安値で宿泊する方法
ホテルによっては早期予約をすることで料金が安くなるプランを設定していることがあります。早期予約プランでは、通常よりも数%~数十%も安く泊まれることも。
その他に、お任せプランもお得に泊まれる料金プランの一つ。お部屋のタイプをホテルのお任せにする代わりに、通常よりも安く泊まれるお得なプランです。
この他にも、イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古ではお得なプランはいくつも用意されています。ホテルが用意した宿泊プランを見つけて上手く利用することがホテルに安く泊まるポイントです。
▷イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古の公式サイト
ホテル宿泊料金(大人一人):43,000円~
住所 | 沖縄県宮古島市伊良部伊良部長底原818-5(地図) |
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電話 | 0980-74-5511 |
アクセス | 宮古空港より車にて伊良部大橋を経由し約20分。下地島空港より車で約10分 |
最寄駅 | なし |
部屋数 | 58室 |
設備・備品 | テレビ、湯沸かしポット、冷蔵庫、電話、パジャマ、お茶セット、洗浄器付きトイレ、ボディーソープ、シャンプー、コンディショナー、カミソリ、歯ブラシ、バスタオル、タオル、スリッパ、バスローブ、金庫 |
インターネット | 無料Wi-Fiあり |
駐車場 | あり(宿泊者は無料・予約不要) |
サービス | ラウンジドリンクサービス、宅配便 |
クレジットカード | VISA、JCB、American Express、Diner's Club、UC、NICOS、Master |
チェックイン | 15:00(予定時刻を過ぎる場合は要連絡) |
チェックアウト | 12:00 |
公式サイト | イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古 |
イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古の宿泊記を書いた人
Churako
沖縄在住の愛猫と暮らすWEBライター&工芸作家(月桃カゴ編み)です。 東京・大阪・福岡に住んでいたので、関東・関西・九州方面に出向いてお仕事をすることもしばしば。そのときに利用したホテルやラウンジを中心にご紹介しています。
編集&校正 ビー・エイブル