クラス:Tourist&business 口コミ評価:4.2/5.0
阪急十三駅より歩いて約5分のホテル プラザオーサカに泊まってみた感想とおすすめ度。お部屋の様子と客室備品・お風呂・アメニティ・朝食など、ホテル予約サイトの口コミや評判が本当か、宿泊記を交えて紹介します。
ホテル プラザオーサカは、JR大阪駅・阪急大阪梅田駅から1駅の阪急十三駅から徒歩約5分のシティホテルです。1986年に大阪北地区の玄関口としてオープンし、以来35年に渡り、阪急十三駅のランドマークとしてビジネスパーソンや観光客に利用されています。
総客室数は653室、合計15種類の客室タイプからニーズに合わせて選べるので使い勝手が良いホテルです。古さは否めませんが、客室が種類豊富でコストパフォーマンスが良く、出張や観光、家族旅行におすすめできます。
古さは感じるものの、落ち着いた雰囲気で、ニーズに合わせて客室を選べるのが魅力。
ホテル プラザオーサカは創業35年になる老舗ホテルで、やはり古さを感じてしまう部分はあるのですが、大阪の都心・梅田から1駅離れているので落ち着いた雰囲気で、どっしりとした風格が魅力です。
客室タイプは15種類と多く、ビジネスの出張、観光、家族旅行とさまざまなニーズに対応します。一番人気のベーシックな素泊まりプランは1泊1室4,000円~とお手頃価格です。
高層階のエグゼクティブツインルームは46㎡とゆとりの広さで、少し贅沢なホテルステイを楽しみたい人にもおすすめ。それでも大阪駅・梅田駅周辺のホテルと比べるとリーズナブルな価格で泊まれます。
レストランやバー、フィットネスクラブ、売店など、館内施設も充実しています。屋上にはチャペルもあるので、ウェディングのある日は参列者で賑わうのでしょう。
阪急十三駅から徒歩5分ほど。大阪の都心である梅田に隣接し、大阪駅・梅田駅から1駅。
ホテル プラザオーサカは、大阪市淀川区、阪急電鉄「十三」駅から徒歩5分ほどの場所にあります。大阪梅田駅から十三駅までは1駅、約3分なので、アクセスも悪くありません。
JR新大阪駅、関西国際空港、大阪伊丹空港からも来やすく、ビジネス・観光に便利です。
車で行く場合は、150台収容可能なホテル地下駐車場を利用できます。駐車料金は乗用車の場合1泊1台1,500円で、予約は不要です。
広々としたホテルロビーでフロントクラークの数も多く、チェックインもスムーズです。
ホテル プラザオーサカのホテルロビーは1階エントランスの奥、向かって右側にあります。フロントクラークの人数も多いので、待つことなくチェックインができました。基本のチェックインは14時~、チェックアウトは11時です。
レセプションデスクの隅では、Pepper(ペッパー)君が館内の案内をしてくれています。時間があれば話しかけてみてはいかがでしょうか。
3カテゴリ、全15種類の客室タイプから、予算や人数にあわせてお部屋を選べます。
ホテル プラザオーサカの総客室数は653室で、シンプルなベーシックルーム、上層階指定のコンフォートルーム、高層17階以上の広々としたスペシャルルームの3カテゴリに分かれています。客室タイプは以下の15種類です。
シングルルーム | 定員1~2名、広さ15㎡、ベッド幅120cm |
コンパクトツインルーム | 定員1~2名、広さ15㎡、ベッド幅100cm×2 |
ツインルーム | 定員1~2名、広さ23㎡、ベッド幅100cm×3 |
ダブルルーム | 定員1~2名、広さ23㎡、ベッド幅180cm |
トリプルルーム | 定員1~3名、広さ23㎡、ベッド幅100cm×3 |
アメリカントリプルルーム | 定員1~3名、広さ23㎡、ベッド幅180cm+100cm |
フォースルーム | 定員1~4名、広さ23㎡、ベッド幅100cm×4 |
コンフォートシングルルーム | 定員1名、広さ15㎡、ベッド幅120cm |
コンフォートツインルーム | 定員1~2名、広さ23㎡、ベッド幅100cm×2 |
エグゼクティブツインルーム | 定員1~2名、広さ46㎡、ベッド幅120cm×2 |
エグゼクティブフォースルーム | 定員1~4名、広さ46㎡、ベッド幅120cm×4 |
スーペリアスイートルーム | 定員5~10名、広さ115㎡、ベッド幅110cm~ |
上位カテゴリ専用のラウンジやコンシェルジュサービスなどの特典はないので、宿泊人数と予算に応じたお部屋を選ぶのがおすすめです。禁煙ルームと喫煙ルームがあるので、予約する際には間違えないよう注意しましょう。
今回は35階のスタンダードツインの客室に泊まってきたので、続けて詳しく紹介します。
高層階にある広いお部屋、エグゼクティブツインルームの様子と備品を紹介します。
今回は高層階(17階以上)確約のエグゼクティブツインルームに宿泊してきました。17階以上確約となっていますが、客室は18階までなので、17階もしくは18階になります。
エグゼクティブツインルームは、46㎡の広々としたお部屋に幅120cmのベッドが2台と、応接セットのようなソファとテーブル、テレビボードが置かれたお部屋です。仕切りはないものの、リビングとベッドのスペースがそれぞれしっかり確保されています。
テレビボードの前からベッドの方向を見たところ。ベッドは120cm幅なので、ゆとりがあります。2つの窓際にはちょっとしたものを置けるボードがあり、中央はデスクになっているため、端から端まで棚が続いているような感じです。
角度をずらして部屋の隅を見ると、オープンクローゼットになったスペースがあります。
扉はないのですが、あったらウォークインクローゼットになったのでは?と思えるほど、奥行きのある広いクローゼットスペースです。ハンガー、消臭スプレー、予備の枕、バスローブ、ズボンプレッサー、洋服ブラシ、スリッパなどが置かれていました。
スーツケースがある場合は、このスペースにしまうとお部屋をすっきり使えそうです。
入口ドアに近いところにもライティングデスクがあります。天板に電源もあるので、出張での宿泊でPC作業が必要な場合も便利そうです。鏡も付いており、鏡台も兼ねています。
卓上には小さなスタンドライト、ボックスティッシュ、メモ帳も用意されていました。
ソファエリアには、ローテーブルを囲むように、どっしりとした座り心地の良いソファが3脚あり、くつろいでテレビを観られます(有料放送付)。
テレビオードの下には小型冷蔵庫(中身は空)があり、その隣はカップやグラスの入ったキャビネットになっています。ティファールの電気ポットも用意されていました。
紅茶のティーバッグはキャビネットにありましたが、コーヒーは窓際にコーヒーマシーンが置かれていました。インスタントではなく、ポッドタイプで豆はillyのものです。また、「shitowa」という濾過純水のミネラルウォーターもサービスで置かれていました。
(サービスなのだとは思いますが、コーヒーマシーンのタンクに水が入っていたのは少し気になりました。衛生面を考えると自分で水を入れたいので・・・。)
テレビボードの隣にはセーフティボックスと加湿機能付き空気清浄機が置かれています。(この空気清浄機も最初から水が入れてあったので、「あらかじめ水を入れておく」のがこのホテルのサービスマニュアルなのかもしれませんね。)
ナイトウェア(前ボタンのワンピースタイプ)はひきだしの中です。ひきだしは全部で4つありましたが、このナイトウェアが入っているひきだし以外はすべて空でした。
水回りは少し古さを感じます。浴室はバス・トイレがいっしょになったユニットタイプ。
ホテル プラザオーサカのエグゼクティブツインルームのバスルームは、手前が洗面所で、奥がバス・トイレがいっしょになったユニットタイプの浴室というレイアウトです。
正直なところ、居室があれだけ広くて、洗面所スペースもかなりゆとりがあるのに、バス・トイレをいっしょにしなくてはいけなかったのか?と不思議に感じてしまいました。(仮にも最上位カテゴリで、”エグゼクティブ”を関したお部屋なので)
洗面化粧台は横幅も十分にあり、使い勝手は悪くありません。水道のカランは新しいものでしたが、洗面ボウルの排水部分の金具は錆びていて、新旧が混在している印象です。
この洗面台の背中側には広いスペースがあります。脱衣所としては十分な広さなのですが、「そのスペースは要らないからバス・トイレを別にしてほしかった」と思いました。
こちらが洗面所の奥にあるバスルームです。ユニットバスで洗い場はないので、バスタブの中で身体を洗います。トイレはウォシュレット付きですが、やはり古さは否めません。
ホテル プラザオーサカには大浴場はないので、客室バスルームはもう少しくつろげる場所であってほしかったです。たぶん、居室との格差がそう思わせたのでしょう。
基本的なアメニティグッズはそろっていますが、スキンケアはありません。
ホテル プラザオーサカのアメニティグッズは、洗面台にフェイス&ハンドソープ、歯ブラシセット、カミソリ、コットンセット、ヘアブラシ、シャワーキャップと基本的なアメニティグッズはそろっていますが、女性用スキンケアはありません。
備品のヘアドライヤーはパナソニックのionity(イオニティ)で、風量はやや弱めです。
バスルームには、POLAのアロマエッセゴールドのシャンプー、コンディショナー、ボディーソープ(いずれもディスペンサータイプ)が用意されています。
お部屋の向きにも寄りますが、高層階から十三の街並みと淀川が見渡せます。
今回泊まったエグゼクティブツインルームはプラザオーサカの17階にあり、窓からはこんな景色が見えました。こちらは東向きで、通路を挟んだ向かいのお部屋は西向きです。
付近にこのホテルよりも背の高い建物がないので視界は開けていますが、ホテルの東側にはレジャーホテルが多いので、ちょっと微妙な感じかもしれません。
大阪の中心には比ぶべくもないですが、高層階からの夜景も見られます。横に目をやると淀川を渡る阪急電車の灯りも見えました。
6つのレストラン&バー、プラザショップ、GOLD'S GYMなどの施設があります。
ホテル プラザオーサカには、6つのレストラン&バーをはじめとして、多くの館内施設があります。鉄板焼き、和食、中国料理のレストランディナーは宿泊者だけでなく、地元の方にも人気があるようです。施設一覧は以下の通り。
GOLD'S GYMは、通常ビジター料金2,750円となっていますが、宿泊者は1,100円で利用できます(ホテル1階フロントで利用券を購入。16歳未満の方は利用できません。)
コインランドリーは洗剤投入不要で、洗濯機1回300円、乾燥機30分100円~です。
そのほか、1階ロビーにてフリースポット(FREESPOT)が利用でき、1階ロビーには無料パソコンも用意されています。客室やレストランでも館内Wi-Fiが無料で利用可能です。
1階のブッフェダイニング「クリスタル」にて、和洋メニューのそろう朝食バイキング。
ホテル プラザオーサカに朝食付きプランで泊まると、1階のブッフェダイニング「クリスタル」で朝食バイキングをいただけます。提供時間は6:45~10:30(L.O10:00)です。
メニューは和食と洋食がそろった一般的なメニューで、和食は焼き魚や煮物、おひたし、ご飯、ご飯のおとも各種、みそ汁など、洋食はパン、ウインナー、ベーコン、スクランブルエッグ、サラダなどが並びます。大阪らしく、たこ焼きもありました。
今回はこんな洋風メニューをセレクト。特筆すべきものはありませんが、普通においしいです。品ぞろえも、味も、良くも悪くも想像通りというか、驚きや感動はありませんが、安定感はあります。期待しすぎなければ満足できる内容でしょう。
素泊まりと朝食付きプランの差額は1,500円程度(※プランによって異なる場合あり)なので、朝からしっかり食べたい人は朝食付きプランがおすすめです。
ホテル プラザオーサカホテルの口コミと評判は?実際に泊まってみた感想とおすすめ度
ホテル プラザオーサカに実際に泊まってみて、施設の古さは否めないものの、料金に対するお部屋の広さや設備の充実度など、コストパフォーマンスはかなり高いと感じました。
いまどきのシティホテルのようなスタイリッシュさやおしゃれさはありませんが、良くも悪くも落ち着いた雰囲気で、気負わずくつろげます。特に、今回宿泊したエグゼクティブツインルームは広々としていて良かったです。
シングル、ツイン、ダブル、トリプル、フォースなど、客室タイプが豊富なので、コストを抑えたい出張や家族旅行、グループ旅行におすすめしたいホテルです。
ホテル プラザオーサカに最安値で宿泊するコツをお教えします。
ホテルによっては早期予約をすることで料金が安くなるプランを設定していることがあります。早期予約プランでは通常よりも数%~数十%も安く泊まれることも。
その他に、お任せプランもお得に泊まれる料金プランの一つ。お部屋のタイプをホテルのお任せにする代わりに、通常よりも安く泊まれるお得なプランです。
この他にも、お得なプランはいくつも用意されています。ホテルが用意した宿泊プランを見つけて上手く利用することがホテルに安く泊まるポイントです。
ホテル宿泊料金(大人一人):シングル素泊まり 4,000円(税込)~
住所 |
大阪府大阪市淀川区新北野1-9-15 |
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電話 |
06-6303-1000 |
アクセス |
阪急「十三」駅より徒歩約5分 |
最寄駅 |
阪急「十三」駅 |
部屋数 |
653室(喫煙室・禁煙室あり) |
設備・備品 |
備品:ズボンプレッサー/テレビ(有料放送付)/空気清浄機(加湿機能付)/電話/電気ポット/冷蔵庫/消臭剤/バスタオル/フェイスタオル/ドライヤー/ナイトウェア/スリッパ
アメニティ:ボディソープ/シャンプー/コンディショナー/フェイスソープ/歯ブラシ/カミソリ/コットンセット/シャワーキャップ/ティーバッグ |
インターネット |
無料Wi-Fiあり |
駐車場 |
150台収容可能な地下駐車場あり 宿泊者は1泊1台1,500円(予約不要) |
サービス |
クリーニング(無料)、無料パソコン、レンタサイクル(有料) |
クレジットカード |
JCB、VISA、Master Card、AMEX、NICOS、Diners Club、UFJ、セゾン |
チェックイン |
14:00 |
チェックアウト |
11:00 |
公式サイト |
ホテル プラザオーサカ |
ホテル プラザオーサカの宿泊記を書いた人
ayan
愛知県在住フリーランスで、ブログ歴17年目のブロガー&旅ライターとして国内外で活動中。各国政府観光局及び航空会社とのタイアップ企画参加経験も複数あり。
旅行が大好きで、過去に旅した国は10カ国以上。5つ星ホテルから安宿のドミトリーまで多種多様な宿泊施設に泊まった経験をもとにホテルやラウンジを詳しく紹介します。
編集&校正 ビー・エイブル