クラス:business&touris 予約サイト評価:4.2/5.0
ザノットヨコハマ(旧横浜国際ホテル)に泊まってみた感想とおすすめ度。客室の様子やバスルーム(お風呂)・アメニティグッズなどの客室備品・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。HOTEL THE KNOT YOKOHAMA(ホテルザノットヨコハマ)は、横浜駅西口から歩いて3分の便利な場所にあるホテルです。
1984年から33年間にわたり横浜国際ホテルとして営業していましたが、2017年12月に全館リニューアルを終え、HOTEL THE KNOT YOKOHAMA(ホテルザノットヨコハマ)に名称を変更しました。
ホテル名の“KNOT(ノット)”とは、“結び目”という意味です。ホテルのコンセプトである“旅と街 街と人を「結ぶ」ホテル”を体現しており、港町ヨコハマの異国情緒を漂わせる、お洒落でクラシカルなデザイナーズホテルとなっています。
今回は実際にザノットヨコハマに宿泊してきましたので、口コミの評価が本当かどうか、お部屋やサービスについて詳しく紹介します。
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ザノットヨコハマは、JR・東急東横線・京急線・相鉄線・横浜市営地下鉄ブルーライン 「横浜」駅の西口から歩いて3分という便利な場所にあります。
場所もわかりやすく、西口を出たら高島屋を左にして大通り沿いに東へ向かい、内海橋を渡って100mほど。一の橋交差点の手前です。
手前にはコンビニエンスストア(ローソン)、スーパーや量販店もすぐ近くにあります。周辺には飲食店も多いので、食事をする場所にも困りません。
駐車場はホテル目の前の一の橋を渡って100mほど歩いたところにタイムスとの提携駐車場があり、1泊2,000円となっています。時間もきっちりと決められていてチェックインの15:00からチェックアウト時間である翌日11:00までです。
ザノットヨコハマの客室の種類は、以下の13タイプです。全室禁煙となっています。
お部屋の広さやベッドサイズのバリエーションが豊富にそろっており、1名~ファミリーの宿泊まで、幅広く対応しています。
家具や備品は、アメリカヴィンテージ家具をフィーチャーしたインテリアブランド<ACME Furniture>とのコラボレーションにより、スタイリッシュな仕上がりです。
今回はダブルルームに宿泊しましたので、後ほど詳しく紹介します。
ザノットヨコハマのフロントロビーは、まるで映画に出てくるアメリカのホテルのようです。奥のカウンターがレセプションで、混み合っている場合は手前のソファに座って待つことができます。
チェックインは15:00、チェックアウトは11:00なのですが、当日は荷物を預かってもらうこともできるので、コインロッカーを探すことなく横浜観光が楽しめます。
宿泊者向けにウェルカムドリンク(リフレッシュウォーター)のサービスがありました。
女性用にはDHCの基礎化粧品のアメニティもサービスされます。
フロント前にはホテルのロゴが入ったオリジナルグッズの販売コーナーも。
エレベーター前でふわっとアロマの香りがしたのですが、ホテルオリジナルフレグランスが使用されているようでした。
今回ザノットヨコハマのダブルルームに泊まってきたので、お部屋の中の様子を詳しく紹介します。
ドアを開けると、手前にバスルーム、奥にベッドルームという作りです。クローゼットはなく、壁にハンガーで服をかける仕様になっています。
壁にセットされたお部屋の備品。まるで、お洒落な雑貨店でディスプレイされているかのようです。棚の上には消臭スプレー、ティッシュケース、鏡とマグカップやグラスも。
マグカップはロゴ入りのオリジナルデザインで、フロントで販売もしています。
棚の下には靴ベラとブラシのほか、黒と白のトートバッグがつりさげられていました。
トートバッグの中身は、室内履きのスリッパとドライヤー。かなり斬新で、自宅でも真似したくなる収納アイディアでした。
お部屋の奥のほうにベッドがあります。グレーとブラックを基調とした、クールながらも暖かみがあるインテリアは、海外のホテルのような落ち着いた雰囲気です。
ダブルベッドの幅は140cmで、ゆったりと眠ることができます。実はベッドの高さが結構あるのですが、これはベッド下にトランクを収納できるように工夫されているためです。
各種スイッチはベッド周りに配置されています。枕は2種類です。このカバーリングもホテルオリジナルで、良く見るとロゴのラベルがつけられていました。
スイッチのレトロさが、かえってこのレトロさにマッチしていますね。ベッドヘッドにはコンセントが2つあり、ちょっとした棚にもなっているので、こちらでスマートフォンなどを置いて充電できそうです。
また、ベッドランプもありますので、寝ながらの読書も快適にできます。ただこのランプは、この角度で固定されていて動きません。
ベッドの上には、バスタオルとタオル、そしてパジャマがセットされていました。ダブルルームなので、1名で宿泊の場合でも2セットあります。エコのために連泊時にはタオルやパジャマをできればそのまま使ってほしいというお願いが記載されていました。
窓ぎわには、丸テーブルとお揃いの木の椅子が。部屋にはデスクがないので、PCを広げる場合はこちらか2階のラウンジスペース(後述)がおすすめ。お部屋にはフリーWi-Fiがありますが、部屋の位置によって繋がりづらい場合もあるようです。
窓の右側にはチェストがあり、その上にはデロンギの湯沸かしポットが置いてあります。備品の湯沸かしポットにデロンギを選ぶあたり、デザインへのこだわりを感じますね。
引き出しにはホテルの案内や宅配便伝票、そしてベッドでも使えるようにクリップボードに停めたメモが入っています。ボードにもホテルのロゴがあり、下には大きめサイズのA4サイズも用意されていました。
下には空の冷蔵庫。右上にスイッチがありますので、電源を入れてから使いましょう。
窓ぎわには丸い筒がありました。これは実は加湿器です。
ベッド向かいには壁掛けテレビが木の枠に納められています。そして側面には電話。
テレビは衛星放送まで無料で見られますが、有料放送は各階にある自販機でカードの購入が必要です。
ザノットヨコハマのバスルーム、ユニット式のバス・トイレ・洗面所のコンパクトな3点セットです。
元が古いホテルなので水まわりの古い感じは否めませんが、レトロな雰囲気や配色も相まって、ビジネスホテル風よりはお洒落に感じます。
バスタブ(浴槽)はちょっと小さめですが、入るのに問題はありません。
シャワーヘッドは大きめで、水圧も申し分なしです。
洗面台の上にはディスペンサー式のシャンプー・コンディショナー・ボディーソープのほか、ハンドソープと使い捨てアメニティ・予備のトイレットペーパーがありました。
物を置くスペースはありません。身支度は、窓際のテーブルで備品の鏡を使う形ですね。
バスルームにある使い捨てのアメニティは、歯ブラシ、ヘアブラシ、カミソリ。いずれもホテルのロゴが入ったパッケージです。
トイレは洋式の洗浄機能付きトイレです。
横浜のホテルといえば、みなとみらいの景観や、街並みが見えるホテルを期待したくなるかもしれませんが、ザノットヨコハマのお部屋の窓から見えるのは向かいの建物だけ。
夜は向かい側から見えそうなので、カーテンを閉めておいた方が良いでしょう。
ホテル1階には朝食会場ともなるオシャレなレストラン「PANWOK」があります。こちらは洋食と中華が同時に楽しめる横浜ならではのレストラン。オールデイダイニングなので朝食・ランチ・カフェ・ディナーとほぼ終日利用が可能です。
2階~3階にはイベントや研修にも使える会議室、2階には宿泊者と会議室利用者が自由に使えるラウンジスペースがあります。
このラウンジはチェックイン前・チェックアウト後にも使えるので、重宝しました。もちろんフリーWi-Fiがあります。ラウンジの雰囲気もお洒落なカフェのようで素敵でした。
コインランドリー・製氷機・自動販売機は、まとめて4階にあります。館内に売店はありませんが、隣にコンビニエンスストアがあるので、特に不便は感じません。
朝食会場は1階にあるレストラン PANWOKにて。朝食時間は7:00~10:00(L.O.9:30)まで。朝食付きでないプランの場合も、宿泊者には割引があります。(※大人2,000円→宿泊者1,500円、小学生1,080円→宿泊者800円、幼児540円割引なし)
店名になっているPANとWOKとは、それぞれ、フライパンと中華鍋ということ。PANWOKには中華と洋食それぞれのシェフがいて、中華と洋食という横浜名物を打ち出す朝食ブッフェが楽しめます。
洋食パートの人気メニューは、目の前で作ってくれるフレンチトースト。
パンはスチームトースターで温めると、焼き立てのような食感を楽しめます。
生野菜サラダに蒸し鶏の山椒ソース、チキンハムとゴボウのサラダ仕立て、スモークサーモンとロマネスコのマリネといった冷製のオードブル的なお惣菜が並びます。
もちろん、朝食の定番スクランブルエッグやソーセージとベーコンもあります。洋食のおかずも手が込んでおり、サーモングリルにはブルーチーズシーザーソースがかかっていたり、ミートボールにもトマトラグーが。
そして隣には、大根もちや海老団子、雑魚と卵のふんわり炒めなど、そして点心2種といった中華のおかずが並べられています。点心は人気でこの時も数が少ないですが、ちゃんと補充されるのでご安心ください。
汁物は日替わり。この日のスープはサツマイモのクリームスープと、トマトと卵のふんわりスープでした。
シリアルやヨーグルトもあります。
ドリンクはコーヒー・紅茶・緑茶があらかじめポットに入っているほか、フレーバーウォーター、オレンジ・トマトジュース、ミルクがありました。
統一感のある食器に盛り合わせると、お洒落なデリプレートの完成です。フレンチトーストはふんわりとしていて、しっかりと卵がしみています。その場で作ってくれるので出来立ては特に美味しく、ぜひお勧めしたい一品でした。
ランチやディナーが人気なのも頷けるレストランでの朝食、こちらのホテルにお泊りの際は、朝食込プランにされることをぜひお勧めしたいですね。
(※感染拡大防止策として、朝食の内容が変更されている場合があります。)
今回泊まったザノットヨコハマは、横浜駅からアクセスが良く、お部屋もコンセプトが統一されたデザイン性の高いホテルでした。
古いホテルを改装したということで少し心配しましたが、そのレトロ感を活かしたデザインになっており、お部屋のインテリアや備品に至るまでのこだわりには感心しました。
お部屋も快適で、値段もリーズナブル、そして朝食も美味しいので、出張から観光まで、横浜駅周辺でホテルをお探しの方にはおすすめしたいホテルの一つです。
ホテルによっては早期予約をすることで料金が安くなるプランを設定していることがあります。早期予約プランでは通常よりも数%~数十%も安く泊まれることも。
その他に、お任せプランもお得に泊まれる料金プランの一つ。お部屋のタイプをホテルのお任せにする代わりに、通常よりも安く泊まれるお得なプランです。
この他にもお得なプランはいくつも用意されています。ホテルが用意した宿泊プランを見つけて上手く利用することがホテルに安く泊まるポイントです。
▷お得な宿泊プランや最安値を見つけてザノットヨコハマの予約をする
住所 | 神奈川県横浜市西区南幸 2-16-28(地図) |
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電話 | 045-311-1311(代表) |
アクセス | JR・東急東横線・京急線・相鉄線・横浜市営地下鉄ブルーライン 「横浜」駅 西口より徒歩3分 |
最寄駅 | JR・東急東横線・京急線・相鉄線・横浜市営地下鉄ブルーライン 「横浜」駅 |
部屋数 | 145室(全室禁煙) |
設備・備品 | テレビ、衛星放送(無料)、有料放送、湯沸かしポット、冷蔵庫、電話、パジャマ、お茶セット、洗浄器付きトイレ、ボディーソープ、シャンプー、コンディショナー、カミソリ、くし、ブラシ、歯ブラシ、バスタオル、タオル、スリッパ、乾燥機付き洗濯機、電子レンジ (有料)ズボンプレッサー、電気スタンド、アイロン、 |
インターネット | 無料Wi-Fiあり |
館内設備 | レストラン、会議室、宴会場、ラウンジ、 自動販売機、コインランドリー |
駐車場 | あり 提携駐車場1泊2,000円(15:00~翌日11:00まで) |
サービス | クリーニングサービス、マッサージサービス、FAX送信、モーニングコール、宅配便 |
クレジットカード | VISA、JCB、American Express、Diner's Club、UC、DC、UFJ Card、Master、楽天カード、Saison、AEON, ORICO,JTB、Takashimaya |
チェックイン | 15:00(最終チェックイン26:00) |
チェックアウト | 11:00 |
公式サイト | THE KNOT YOKOHAMA |
Churako
沖縄在住の愛猫と暮らすWEBライター&工芸作家(月桃カゴ編み)です。 東京・大阪・福岡に住んでいたので、関東・関西・九州方面に出向いてお仕事をすることもしばしば。そのときに利用したホテルやラウンジを中心にご紹介しています。
編集&校正 ビー・エイブル