クラス:Capsule Hotel 口コミ評価:4.3/5.0
カプセルリゾート京都スクエアに泊まってみた感想とおすすめ度。客室の様子やバスルーム(お風呂)・アメニティグッズなどの客室備品・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。カプセルリゾート京都スクエアは、二条城すぐ近くにあるカプセルホテルです。テーマはこころ安らぐ''リゾート''。
フロント横から男女別のエレベーターで専用フロアへ。ロッカールームには休憩室、さらに大浴場とパブリックスペースであるラウンジも備え、一人旅の方も快適に過ごせるように工夫されています。
カプセルリゾート京都スクエア予約サイトでの評価は4.3と、かなり評判が良く、特に設備・アメニティへの評価が一番高くなっています。カプセルホテルで備品の評価が高いのは珍しいですね。
今回、カプセルリゾート京都スクエア実際に泊まってきたので、口コミの評判が本当か、お部屋やサービス、食事について詳しく紹介します。
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カプセルリゾート京都スクエアは、二条城から600mの堀川通り沿いあるという観光に優れた好立地。さらに、
・地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」徒歩5分
・地下鉄東西線「二条城前駅」徒歩2分
・市バス15番、京都バス「堀川御池」下車徒歩2分
と地下鉄2路線と市バスも使えるので、二条城だけでなく、京都市内の観光にとても便利な場所にあります。
カプセルホテルということで、駐車場はありませんが、この立地なら車で移動しなくても良さそうですね。
カプセルリゾート京都スクエアには4種類のタイプのベッドが用意されています。
寝具メーカーが開発したキャビンなので、いずれも睡眠環境の良さがセールスポイント。今回はスダンダードキャビンに宿泊したので、後ほど詳しく解説します。
カプセルリゾート京都スクエアは、土足厳禁です。そのため、フロントロビーに入る前に靴を脱いでシューズロッカーに預ける必要があります。
確かに、フロントから土足禁止にしていれば清潔な環境は保てると思いましたが、正直、スニーカーなどを履いているといちいち脱ぎ履きが面倒でした。
そしてシューズロッカーがあるせいでフロントスペースが狭くなってしまっているので、むしろこれはロッカールームでの着脱にする方が良いように感じました。
カプセルホテルにありがちなチェックイン時刻が16時という遅めの時刻なので、チェックアウトした人&チェックインせずに荷物預けていく人が多いため、到着時間によっては荷物でフロントスペースが占拠されている状態になります。
フロントが混み合っている場合は、ソファスペースで待つことも可能。また、隣にはホテルが経営する雰囲気の良いカフェもあります(後述)ので、そちらでゆったりとお茶をしても良いでしょう。
今回宿泊したのは、カプセルリゾート京都スクエアのスタンダードキャビン。男女別フロアに分かれており、エレベーターから別という安心セキュリティです。
上下2段のスダンダートキャビン。
カプセルの中は、棚、テレビ、ヘッドホン、布団、枕というシンプルな作りです。
普通、こうしたキャビンでは布団は毛布だけということが多いですが、こちらはさすがに寝具メーカーなだけあって、マットレスも布団も枕もフカフカで寝心地が良かったです。
テレビの音声は、イヤホンではなくヘッドホンで。耳が痛くならない心配りですね。
カプセル内の明かり、換気扇の操作はタッチパネル式液晶で操作が可能。目覚ましや緊急コール機能も付いています。
若干不便だと感じたのは、充電用のソケットがUSB対応のみで通常のコンセントジャックがないこと。そのため、デジカメの充電はフロントに依頼しました。
キャビンとは別に、荷物を収納できるロッカールームが用意されており、こちらで館内着に着替えたらあとはキャビンで寛ぐだけという仕様です。
館内着はサイズ別に用意されたものを自分で選びます。奥にはフィッティングルームがあるので、着替えの時にカプセルの中で悪戦苦闘する必要がありません。
ロッカーは縦に長いタイプで、かなり大きいサイズまで収納できます。もし入らない場合は必要なものだけロッカーに収納して、フロントに預かってもらうことが可能です。
貴重品の管理が気になる方は、同じくフロントに貴重品ボックスがあるのでこちらに預けましょう。
ロッカールームには、ウオータークーラーのお水とお湯が使い放題の談話スペースもあります。お友達同士で来ても楽しめそうですね。
カプセルリゾート京都スクエアは、備品がとても充実しています。評価点数が高い理由の一つは、タオルが使い放題というとことろにあるのは間違いなさそうです。
大浴場前にはタオルが詰まれており、こちらから好きにとって使うことができます。夜と朝の2回お風呂に入った場合に濡れたタオルを使わなくても良いし、館内着も新しいものに交換できます。
お風呂上りや身支度のスペースも、洗面台と椅子付きで快適です。
クレンジング、洗顔料、化粧水の他、ティッシュ、コットン、綿棒、そしてドライヤーはパナソニックのナノイーと、コテも完備。さらに美顔器までセットされています。歯磨き用に紙コップも用意されていました。
こちらは脱衣所の正面にある身支度スペースです。椅子はありませんが、ドライヤー(こちらも全てナノイー)などはセットされているので、さっと髪の毛を乾かしたい時はコチラで充分でしょう。
洗面所の奥にコインランドリーもあるので、脱いだ服をそのまま洗濯できます。洗剤はフロントにて無料配布という優しい気配りも。
手足を伸ばして浸かれる大浴場があります。
洗い場にセットされているものの他にも、シャンプーが数種類別に選べるようになっているのも嬉しいポイントです。
トイレは洋式の洗浄機能付きトイレ。手洗い場も付いています。
ロッカールームと大浴場、トイレが1フロアに集められているので、身支度は全てロッカーフロアでOK。お風呂を出て、湯上りは休憩スペースで冷たいお水を飲みながらくつろげるという動線です。
ロッカースペースの休憩所と別に、最上階10階には男女共用の展望ラウンジがあります。
お部屋とロッカースペースには窓がないので、この展望ラウンジはとても館内は全館禁煙ですが、こちらのラウンジはテラス部分に喫煙所が設けられていました。
情報誌や雑誌が置いてあり、もちろんWi-Fiフリー、テーブル席のほかに、窓に面したカウンター席もあり、街並みを一望できるようになっています。
このラウンジで嬉しいのはドリンクフリーということ。近所にはコンビニやリカーショップもあるので、食事だけを買ってきて、こちらに持ち込んで食べることも可能です。
ロッカースペースのウォーターサーバーもそうですが、飲み物がフリーというのは節約したい旅にとっては、かなり大きな条件ではないでしょうか。
京都市街地を見おろす夜景。
カプセルリゾート京都スクエアの朝食は、7:00~9:00まで展望ラウンジにて無料でパンがいただけます。パンは京都の有名ベーカリー「進々堂」から取り寄せており、食べ放題なのも嬉しいポイント。
「パンだけ」という評価もありましたが、このラウンジではドリンクも無料ですし、フリードリンクにコーンスープもあるので、カプセルホテルのフリー朝食にしては質が高いと評価する向きが大勢です。
パンとコーヒーでゆったり朝食をいただいて、今日の活力を養いましょう。
ホテルのロビー階の1F隣には、美味しい紅茶とスコーンをいただけるカフェが併設されているので、朝食に間に合わなかった方は、こちらでいただくのもおすすめです。無料ではありませんが……。
今回は、二条城近辺の観光に便利なカプセルリゾート京都スクエアに宿泊しました。
寝具メーカー開発の寝心地の良いキャビン、タオルが使い放題という備品の充実度、ドリンクと朝食フリーというサービスの高さに驚きです。高評価も納得の施設でした。
さらに地下鉄二路線が使え、バス停から祇園方面にも一本で行けるので、各方面への観光にもアクセス至便です。京都観光における、一押しのカプセルホテルと言えるでしょう。
住所 | 京都府京都市中京区押油小路町233(地図) |
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電話 | 075-255-0200 |
アクセス | 地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」徒歩5分/地下鉄東西線「二条城前駅」徒歩2分/市バス15番、京都バス「堀川御池」下車徒歩2分 |
最寄駅 | 地下鉄東西線「二条城前駅」 |
部屋数 | 188室 |
設備・備品 | テレビ、ヘッドホン、荷物ロッカー、タオル、ウォーターサーバー、女性用)基礎化粧品・美顔器(共用)、ドライヤー(共用)、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ティッシュ、コットン、綿棒、貴重品ボックス (貸出)USB充電ケーブル、ソーイングセット、爪切り |
インターネット | 無料Wi-Fiあり |
館内施設 | ラウンジ、自動販売機、大浴場、コインランドリー(有料) |
駐車場 | なし |
サービス | 荷物預かりサービス スーツケース:無料 大きな荷物(自転車・ゴルフバック・音響設備 etc.):500円/泊数。ラウンジフリードリンク、耳栓、洗濯洗剤無料配布 |
クレジットカード | VISA、JCB、American Express、Diner's Club、Master |
チェックイン | 16:00(予定時刻を過ぎる場合は要連絡・最大27時まで事前連絡ありで受付) |
チェックアウト | 10:00 |
公式サイト | カプセルリゾート京都スクエア |
Churako
沖縄在住の愛猫と暮らすWEBライター&工芸作家(月桃カゴ編み)です。 東京・大阪・福岡に住んでいたので、関東・関西・九州方面に出向いてお仕事をすることもしばしば。そのときに利用したホテルやラウンジを中心にご紹介しています。
編集&校正 ビー・エイブル