クラス:business&tourist 予約サイト評価:4.6/5.0
京都から須磨御池ホテルグランレブリーに泊まってみた感想とおすすめ度。客室の様子やバスルーム(お風呂)・アメニティグッズなどの客室備品・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。京都烏丸御池ホテルグランレブリーは、京都で数々のホテルを手がける地元情報誌「Leaf」が運営する、グランレブリーホテルグループのコンパクトホテル。
グランレブリーは、京都の人にとってはマンションの印象もあるかもしれません。立地はすべて京都の中心地で、心地よさを追求したグループのホテルはすべて20室以下です。
ホテル予約サイトでは4.6と評価が高めの京都 烏丸御池ホテル グランレブリーに、実際に宿泊してきたので、写真とともに感想をお伝えします。
Main Contents
京都 烏丸御池ホテルグランレブリーは、地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池」駅(④ー1番出口)より徒歩3分、地下鉄烏丸線「四条」駅及び阪急京都線「烏丸」駅(22番出口)より徒歩10分。京都市内のいわゆる”碁盤の目”のなかにあります。
京都市営地下鉄の烏丸線は南北を走る地下鉄。北は、北山や国際会館方面まで、南は京都駅はもちろん、もっと南の奈良方面にもアクセスが便利です。
東西線は文字通り、東西を走っているので、西は二条城や太秦(嵐山への嵐電の乗り換え)、東は河原町、八坂神社、南禅寺方面、京阪電車への乗り換えもできます。京都を満喫するには非常にアクセスがいい立地です。
京都烏丸御池ホテルグランレブリーには、ロビーなどのくつろげる場所はありません。
フロントはドアから入ってすぐ。ただし、全16室だからか特に混雑しているのを見ることはなく、フロントスタッフはほとんど1人でした。
京都 烏丸御池ホテルグランレブリーの客室数は全16室。スタンダードツインルーム、スタンダードダブルルーム、スーペリアツインルーム、スーペリアダブルルーム、デラックスダブルルームの5種類があります。
全室禁煙、全室シモンズ社製ベッド、全室LIXILスパージュ(浴室システム)設置です。
一番狭いスタンダードダブルでも28㎡と、ゆとりの広さです。公式サイトではありませんが、防音対策済みという表記も見かけました。
スタンダードツインルーム(4室) | 洋室(和座敷付)、セミダブルベッド2台(幅120cm)、36㎡ |
スタンダードダブルルーム(4室) | 洋室、ダブルベッド1台(幅180cm)、28㎡ |
スーペリアツインルーム(3室) | 洋室、セミダブルベッド2台(幅120cm)、31㎡ |
スーペリアダブルルーム(4室) | 洋室、ダブルベッド1台(幅180cm)+ソファベッド1台、33㎡ |
デラックスダブルルーム(1室) | 洋室(和座敷付)、セミダブルベッド2台(幅120cm)、43㎡ |
宿泊したのはスタンダードダブルルームのシングル利用。28㎡のお部屋ですが、十分広々としています。元はマンションであろうレイアウトだと感じました。
廊下を通って、お部屋全体を見渡すとこのような感じです。
お部屋の奥から玄関のほうを見たところ。
まず、ドアを開けて室内に入った廊下にあるのが食器棚です。その手前にサイドテーブルが置いてあり、ちょっと物を置いたり、お茶を入れたりするのに使いました。
食器棚のには、すべて2つずつの食器が揃っています。急須とポット、ちゃんと和風なのがいいですね。コーヒー、紅茶のためにカップ&ソーサーも置いてあります。
茶葉だけでこれだけ充実! お茶、ほうじ茶は、地元京都の小山園のもの。コーヒーも、地元京都のイノダ珈琲のもので、紅茶はスリランカ(セイロン)産のディルマです。こだわりを感じます。
食器棚の下の扉の中に冷蔵庫があります。ペットボトルも2本用意されていました。
隣のクローゼットにはパジャマ、スリッパ、金庫などがあります。
広さたっぷり。長いコートもかけられます。おしゃれなスリッパも置いてありました。
パジャマも洗練されたデザインで、長袖・長ズボンで肌触りが心地いいいです。
玄関には全身が映る鏡が。
靴箱があるのも、やはり元マンションではないかと思わされます。靴箱の下段には傘もおけそうです。靴べらもあります。
金庫もここにあります。靴磨きがあるのは珍しいのではないでしょうか。
ベッドはかなり大きく、幅180cmあるので、ダブルというよりキングサイズですよね。一人で寝る分には、どれだけ寝返りうって方向が変わっても大丈夫なぐらいのゆとりです。
左右にサイドテーブルがあり、それぞれにコンセントが2つずつあります。向かって左の壁側のサイドテーブルには電話も置いてあります。
ベッドの奥には一人がけのソファが2脚あり、くつろげます。
全館一元管理ではなく、各部屋にエアコンがあるのもいいですね。
ライティングテーブルはすっきり。大きな鏡もあるのでメイクにも使いやすそうです。
コンセントもここにも2口。パソコンの充電や、ドライヤーやヘアアイロン使用時にも良さそうです。有線LANポートもあります。
引き出しの中には、アクセサリー入れが。レターセットも入ったホテルのパンフレットも置いてあります。一つひとつおしゃれですね。
お部屋の窓からの景色は特に期待はできません。京都市の街並みが見えるだけです。夜も近くの街並みのライトが見えるだけでした。ただ、京都は景観に配慮して構想ビルがないので、のんびりした感じは味わえます。
京都烏丸御池ホテルグランレブリーのバス・トイレはセパレート。トイレは独立型です。扉を開けると自動的に便座の蓋が開きます。
廊下から見た洗面所。ちょうど、食器棚やクローゼットの向かい側あたりです。
洗面所のアップ。コンセントも2つあり、ゆとりがあります。フェイスタオルがかけてあるところを引くと中も物入れになっていましたが、なにも置いてありませんでした。
ポーラ製のフェイス&ハンドソープ。
コップやハンドタオルもきれいに置いてあります。
木箱の中にアメニティが入っていました。木箱も中のアメニティも一つひとつおしゃれ!
入浴剤も凝っています。ラベンダー、ひのき、柚子の皮、薄荷のハーブ風呂。こちらも地元京都のもの。こういったアメニティの選択眼は、地元京都の情報誌『Leaf』が運営するホテルだからでしょうか。
ヘアドライヤーは引き出しに入っています。
下のスペースに脱衣カゴや、ゴミ箱、その奥には体重計が置かれていました。
よく見ると、このスイッチは「浴室乾燥機」のスイッチのようです。
バスマットは浴室のガラス戸にかけてあります。濡れた後にも干しておけます。
バスルームの全景。
バスタブを見ると、これはもしや……ジェットバス! バスタイムで癒されました。
シャワーもなにやら変わっています。どうやらLIXILのスパージュというのは、ジェットバスやこの独特のシャワーシステムのことのようです。
シャワーのカランもおしゃれ……ですが、これがちょっとわかりにくいのが残念。
実は、シャワーがこのおしゃれなシャワーヘッド。
そのほか、天井にも雨のように上から降ってくるレインシャワーがついています。撮影したのに、実際に入った際に忘れていて、温度調整する前にうっかりとカランをひねってしまい、頭のてっぺんからびしょびしょ。かなり驚きました。
おしゃれかもしれませんが、これは説明がないとわかりにくいです。
ボディソープと、シャンプー&リンスもポーラ製でした。
浴室乾燥機のためのポール。連泊して洗濯をするときに便利そうそうです。
京都烏丸御池ホテルグランレブリーの備品とアメニティグッズは以下の通りです。
<客室設備・備品>
wi-fi(無料)、ベッド、薄型テレビ、電話、エアコン、ヘアドライヤー、冷蔵庫、エアコン、スリッパ、電気湯沸しポット、タオル類、温水洗浄便座、セーフティーボックス、スパバス、靴磨きセット、靴べら
<アメニティー>
シャンプー・コンディショナー・ボディソープ・ハンドソープ・歯ブラシ・ヘアブラシ・シャワーキャップ・コットンセット・カミソリ・お茶(煎茶・コーヒー・紅茶)
京都烏丸御池ホテルグランレブリーは宿泊特化型ホテルのため、客室以外のレストランや宴会場などの施設はありません。館内には純粋に客室のみで、朝食を食べる場所もルームサービスもありません。
サービスとしては、お部屋でアロマエステやもみほぐし(いずれも有料)をしてもらえるほか、コンシェルジュサービス、スーツケース保管サービス、ハウスキーピングサービス、アイスバケツサービスなどがあります。
京都烏丸御池ホテルグランレブリーのおすすめ度は、個人的には最高ランクです。立地、ゆとりの広さはもちろん、アメニティの選択眼にほれぼれしました。出張よりも、観光に合わせてもらいたいホテルです。たくさん歩いて帰ってきても、ほっと癒されます。
ハイクラスホテルのホテリエによる「おもてなし」と違って、このホテルではフロントも時間帯によってはいません。しかし、室内に置かれたアメニティの気配りや、LIXILのスパージュなど、人の手によるものではなくてもこの「おもてなし」は非常に好印象です。
ただ、浴室のところでも書きましたが、バスルームのこと。パンフレットに操作説明があるものの、このスパージュについては浴室にも解説があったほうがいいと感じます。
ドイツの某シャワーメーカーを参考にしているであろう、おしゃれなシャワーシステムですが、その分、ピクトグラムで説明してあっても初めて使う人にはわかりにくいです。
そいきなり天井からシャワーが降ってくるというのは予想だにしない人もいるでしょう。特に、高齢の方など驚かれるのではないでしょうか。そのあたりの説明だけ、おしゃれではなくなるかもしれませんが、浴室に注意書きがあったほうが良いように感じました。
ホテルによっては早期予約をすることで料金が安くなるプランを設定していることがあります。早期予約プランでは通常よりも数%~数十%も安く泊まれることも。
その他に、お任せプランもお得に泊まれる料金プランの一つ。お部屋のタイプをホテルのお任せにする代わりに、通常よりも安く泊まれるお得なプランです。
この他にも、お得なプランはいくつも用意されています。ホテルが用意した宿泊プランを見つけて上手く利用することがホテルに安く泊まるポイントです。
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住所 | 京都市中京区衣棚通御池下ル長浜町143-1 |
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電話 | 075-221-1222 |
アクセス | <電車の場合> 地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池」駅④ー1番出口より徒歩3分 地下鉄烏丸線「四条」駅および阪急京都線「烏丸」駅22番出口より徒歩10分 <車の場合> 名神高速京都東インターチェンジより平常時約28分 名神高速京都南インターチェンジより平常時約23分 JR「京都」駅より平常時約15分 |
最寄駅 | 地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池」駅 |
部屋数 | 16室 |
設備 | ICカードキーシステム、エアコン、薄型テレビ、衛星チャンネル、外国語放送(英語、中国語)、客室内線電話、アラームクロック、ヘアドライヤー、電気ポット、冷蔵庫、ミネラルウォーター(無料)、デスク、ソファ(一部客室)、ソファベッド(一部客室)、遮光カーテン、クローゼット、シャワー(レインシャワー、打たせ湯)、バスタブ(ジェットバス)、ウォシュレットトイレ、鏡、タオル類、バスアメニティー類、ナイトウェア、トイレットペーパー、リネン類、ティッシュペーパー、ドリップコーヒー、煎茶・焙茶、紅茶、セーフティボックス、スリッパ、靴磨きセット、靴べら |
インターネット | 無料インターネット接続(WiFi/有線LAN) |
館内施設 | なし |
駐車場 | 無し(近くにコインパーキングあり:有料) |
サービス | アロマエステ、もみほぐし(客室にて、いずれも有料) |
クレジットカード | JCB、VISA、マスター、AMEX、ダイナース、Discover Card、銀聯(デビットカード不可) |
チェックイン | 14:00〜18:00(スタッフは9:00〜18:00までの駐在) |
チェックアウト | 11:00 |
公式サイト | 京都 烏丸御池ホテルグランレブリー |
のんくら
当メディアのプロデューサー兼チーフエディター。日本全国を旅しながらご当地の美味しいものを食べることが趣味。
カプセルホテルからハイクラスホテルまで様々なホテルや旅館に実際に泊まり、独自の厳しい目線で予約サイトの口コミや評判が真実なのかを徹底的に調査しています。
編集&校正 ビー・エイブル