クラス:business&tourist 予約サイト評価:4.0/5.0
西鉄リゾートイン那覇に泊まってみた感想とおすすめ度。客室の様子やバスルーム(お風呂)・アメニティグッズなどの客室備品・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。西鉄リゾートイン那覇は、福岡県を本拠地とする西日本鉄道グループ傘下の西鉄ホテルズのホテル。西鉄インチェーンの13店舗目として2011年6月に開業しました。
沖縄本島の大動脈、国道58号線沿いで、沖縄のビジネスの中心街久茂地(くもじ)交差点からすぐの場所にあります。このエリアは国際通りからも徒歩圏内のため、ビジネスだけでなく観光にも重宝するホテルです。
今回、西鉄リゾートイン那覇に実際に泊まってきたので、口コミの評判が本当か、お部屋やサービス、食事について詳しく紹介します。
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西鉄リゾートイン那覇は、沖縄都市モノレール ゆいレール「県庁前」駅(北口出口)から徒歩約3分、同じくゆいレール「旭橋」駅(西口)から徒歩約8分、そして沖縄本島の各所へのバスの拠点ともなる那覇バスターミナルから徒歩約8分の位置にあります。
「県庁前駅」からは国際通りがすぐ近くなので、ビジネス・観光共に至便の立地です。
那覇空港からも車で10分程度と。ホテルには立体駐車場も備えられており先着順で40台まで、1泊1,200円(税込)で駐車できます。
西鉄リゾートイン那覇の客室数は252室。内訳はシングル 175 室、ダブル 22 室、ツイン 55 室となっています。
シングルルームの中にはバスルームがセパレートタイプになったものと、ツインの中でもやや広めのモデレートツインがあります。
シングル | 3.6㎡ ベッド幅140cm 大人1名+添い寝幼児 1名まで (禁煙89室・喫煙 24室) |
セパレートバスシングル | 13.6㎡ ベッド幅140cm 大人1名+添い寝幼児1名まで (禁煙52室・喫煙 8室) |
ダブル | 17.6㎡ ベッド幅150cm 大人2名+添い寝幼児1名まで (禁煙19室・喫煙 4室) |
ツインルーム | 18.8㎡ ベッド幅 110cm 大人1名+添い寝幼児1名まで (禁煙36室・喫煙 8室) |
モデレートツインルーム | 25.4㎡ ベッド幅140cm 大人1名+添い寝幼児1名まで (禁煙10室) |
全室にシモンズ製のベッドマットレスを採用しており、快適な寝心地です。
今回は、シングルルームの予約だったのですが、なんとモデレートツインにグレードアップされていました。後ほど詳しく紹介します。
正面エントランスを入ると、目の前にフロントロビーのカウンターがあります。駐車場の裏口から入ることも可能です。
天井が高く開放感があるフロント、カウンターは3つで、チェックインは15時からです。チェックインカウンターの前にはソファもありますので、手続きが立て込む場合は座って待つこともできます。
フロントスタッフの方は春から秋まではかりゆしスタイルでお出迎え。ミンサー織の敷物の上にシーサーなど、沖縄らしさを感じさせてくれます。チェックイン時に、部屋の代金や駐車場代を精算します。
今回はシングルの予約でしたが、なぜか一番広いモデレートツインにアップグレードされました。ラッキーです。
チェックイン後は、エレベーター前のアメニティコーナーから好きなものを選んで部屋に持参します。
種類が豊富で、通常アメニティのヘアブラシ、カミソリ、コットン、シャワーキャップ、綿棒、ボディスポンジ、ボディタオルに加え、男性用にはシェービングクリーム、女性用には、化粧水・メーク落とし・日焼け止めジェルもそろっていました。
ここにあるものは部屋にないので、必要なものは取り忘れないようにしたいですね。
ルームカードキーをエレベーター前でかざすと、上階へのボタンが押せる仕組みです。
ドアを開け、お部屋に入ったところです。いきなりバストイレではなく空間があるので、広く見えます。
入って真正面と、その向かいに鏡が貼ってあり、全身鏡はお出かけ前の全身チェックに、向かいの棚のある鏡の前では、お出かけ前にちょっとバッグを置いてメイクのチェックができます。
その奥に、ツインベッドとローボード、机が並んでいます。ロビーもそうですが、ナチュラルで明るいインテリア。窓が大きいので、たくさんの光が入って明るい雰囲気です。
通常のツインルームはシングルベッドなのですが、ここモデレートツインではダブル幅の140cmベッドを採用。マットレスは全室シモンズベッドなので、寝心地は最高です。
西鉄リゾートイン那覇では、シングルルームでもダブル幅、ダブルルームは150cm幅と、通常のダブルベッドよりは広いベッドで快適な睡眠を保証してくれます。
ベッドにはちょうど良いサイズの枕と、南国風プリントのカバーがかかったクッションが枕もとにセットされていました。
着心地の良いワッフル素材のパジャマはワンピースタイプです。
ベッドヘッドにはベッドランプと照明のスイッチがついています。サイドテーブルの上には、電話機が置かれており、フロントにモーニングコールをお願いすることも可能です。コンセントは2つ。
ベッドの向かいの窓ぎわにはミニテーブルと椅子があり、ベッドに腰かけてふたりでお茶も飲めそうです。広げて使えるバゲージラックは机の下にセットされていました。
その左は作りつけの机。横幅も広い机なので、PCも楽々置けます。机の上には、メモ帳・ティッシュ、時計があり、コンセントも2口ありました。手元が暗い場合は電気スタンドをフロントで貸し出してもらえますよ。
ランドリー伝票(有料クリーニング)。品名にワイシャツやズボンなどとともにかりゆしシャツがあるのが沖縄ならではですね。
ズボンプレッサーは部屋にはありませんが、エレベーター横に貸出のプレッサーがありました。必要な方が先着順で部屋に持っていきます。フットマッサージャーもあったので、仕事や観光で歩き疲れたときに使えそうです。
テーブル横のローボードにはテレビとリモコンがあります。テレビでもWi-Fiパスワードが確認できるようになっています。テレビはオンデマンド放送に対応しています。(ビデオカードはエレベーター横の販売機で購入可能です)
無料スマートフォン「Handy」も用意されています。チェックアウトまで通信料込で無料なので、ネット検索用に持っていくと良いかもしれません。外出先で自分のスマートフォンが速度制限になったら辛いですからね……。
机の下には湯沸かしポットとお茶セットが。ティーパックはほうじ茶と緑茶。さんぴん茶は1階のエレベーター前にあります。
テレビ台になっているチェストの引き出しには説明書やランドリーバッグのほかに、LANケーブルも入っていました。
引き出しの下は空の冷蔵庫です。飲み物は、館内の自動販売機と道路向かい側にあるコンビニエンスストアで購入できます。
その隣にはクローゼット。木製ハンガーと消臭スプレーにブラシ、靴ベラにシュークロスがかかっています。そのほか、多言語対応のガイドブックにドライヤー、使い捨てでないスリッパがセッティングされていました。
西鉄リゾートイン那覇の部屋は、シングルルームの一部がセパレートバスシングルとなっていますが、基本的にはユニット式のバストイレです。水回りの清掃はしっかりとされており清潔感があります。
広めのバスタブ。ただ、ちょっとカーテンが長さも幅も小さめだったように思いました。
ディスペンサー式のシャンプー・コンディショナー・ボディーソープ。
洗面台には、ハンドソープと歯ブラシがあります。カミソリ・ブラシ・シャワーキャップなどは、必要に応じてフロント横から持ってきましょう。
トイレはウォシュレット付きで、高級ホテルのものと何ら変わりません。
部屋の大きめの窓は、国道58号線に面しています。
目の前が大きなオフィスビルなので、カーテンは閉めておいた方が良さそうです。
夜もこのような感じで、夜景というには向かいのビルが近すぎる感じですね。
西鉄リゾートイン那覇内にある「グラーノ」は朝食会場にもなるレストランです。レストラン内では焼き立てのパンや焼き菓子、お惣菜などもを販売しています。
レストランの手前には宿泊者が自由に使うことができるラウンジスペース。大きなテーブルがあるので、ビジネスミーティングなども可能です。
フリードリンクとなっており、お水・緑茶・コーヒー・レモンウォーター・ジャスミンティーを、それぞれホットとアイスでいただけます。
3階と4階にはコインランドリー。
8階と12階には自動販売機。
自販機の向かいには製氷機と電子レンジがあります。コンビニエンスストアや1階のデリ、外で買ってきたものを温めるのに便利です。西鉄リゾートイン那覇は国際通りからも歩いて約5分なので、食事や買い物も充実して過ごせますよ。
朝食会場は1階の「グラーノ」にて、ブッフェタイプの朝食がいただけます。時間は7時~10時まで。料金は大人1,200円・小人(6~11歳)750円です。朝食付きプランもあり。
朝食会場の席があまり多くはないので、混み合っている場合は外のラウンジスペースになるかもしれません。
ブッフェの内容はパン・ご飯・サラダ・沖縄料理など。
パンは併設のベーカリーで作っているものです。食パン、バターロールやくるみパンなどのほかに、変わったところでは「辛みそホットサンド」がありました。卵と辛みそをプレスした沖縄風のホットサンドです。
フレッシュ野菜のサラダには、マカロニや春雨サラダも付いています。
ご飯とお粥のほかに、カレーと沖縄ならではのタコライスのトッピングも。
沖縄ならではといえば、人参しりしりーやチャンプルーなどのおかずも。チャンプルーとは沖縄の言葉で「混ぜこぜ」という意味で、料理では主に野菜などの炒め物の名称として使われます。
ゴーヤーチャンプルーのほかに、豆腐チャンプルーや野菜チャンプルーなどがあり、この朝食ブッフェはいくつものチャンプルーがあるのが特徴です。
定番おかずのハム、ウィンナー、ベーコン、スクランブルエッグもあります。
汁物は、お味噌汁はこちらの機械から。他にも沖縄ではお祝いの時に供される、具だくさんの甘い白みその味噌汁「いなむるち」と、コーンスープがあります。
ドリンクは一杯立てコーヒーマシーンと
オレンジジュースやオリジナルドリンク、さんぴん茶が並びます。ユニークなのがりんご酢マンゴーミックスや、紫野菜ぶどうミックス。アイスコーヒーと牛乳もありました。
全体的に沖縄料理が多めの朝ご飯になりそうですね。汁物以外の料理の保温はされていなかったので、温かいうちに食べるためには早めの時間に朝食を食べるのが良さそうです。
那覇のビジネスの中心でもある、国道58号線の久茂地交差点の一番近くにあるのが、この西鉄リゾートイン那覇。ゆいレールの駅からも空港から車で来るのにも便利な場所です。
実際に泊まってみて、ビジネスホテルカテゴリでありながら、シティホテルのクオリティも併せもったホテルであると感じました。立体の専用駐車場も完備されているので、天候が悪い日でも駐車場まで濡れずに行けるのも大きなポイント。
近くの国際通りにはホテルが多数ありますが、部屋のきれいさや清潔感もさることながら、ラウンジスペースやフリードリンクなどのサービスや日焼け止めまであるアメニティで、頭一つ抜きんでた感のあるコスパの良いホテルではないでしょうか。
朝食も種類豊富で満足感があり、観光光にも、出張にもおすすめできるホテルです。
ホテルによっては早期予約をすることで料金が安くなるプランを設定していることがあります。早期予約プランでは通常よりも数%~数十%も安く泊まれることも。
その他に、お任せプランもお得に泊まれる料金プランの一つ。お部屋のタイプをホテルのお任せにする代わりに、通常よりも安く泊まれるお得なプランです。
この他にも、お得なプランはいくつも用意されています。ホテルが用意した宿泊プランを見つけて上手く利用することがホテルに安く泊まるポイントです。
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住所 | 沖縄県那覇市久米2-3-13(地図) |
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電話 | 098-869-5454 |
アクセス | 沖縄都市モノレール ゆいレール「県庁前駅」(北口出口)から徒歩約3分 ゆいレール「旭橋駅」(西口)から徒歩約8分 那覇バスターミナルから徒歩約8分 |
最寄駅 | ゆいレール「県庁前駅」(北口出口) |
部屋数 | 252室 |
設備・備品 | テレビ(衛星放送無料・有料ビデオ)電話、湯沸かしポット、お茶セット、冷蔵庫、ドライヤー、電気スタンド、洗浄機付トイレ、ボディーソープ、シャンプー、コンディショナー、洗顔ソープ、ハミガキセット、タオル、バスタオル、ナイトウェア、スリッパ (フロントにて準備)カミソリ、ヘアブラシ、ボディタオル、日焼け止め、基礎化粧品 (貸出)携帯電話充電器、アイロン、ズボンプレッサー、加湿器、電気スタンド、サーキュレーター、マッサージャー |
インターネット | 無料Wi-Fiあり |
館内施設 | レストラン、コーヒーハウス、自動販売機、コインランドリー(有料) |
駐車場 | 1泊1,200円(税込) 予約不可・先着順 |
サービス | ミーティングコーナー、クリーニング、FAX送信、パソコン貸し出し(有料)、宅配便、モーニングコール |
クレジットカード | JCB、Visa、UC、MC、DC、Amex、Diners、BC、Nicos、楽天KC、CF、OMC、セントラル、セゾン、UFJ、ALIPAY、WeChatPay |
チェックイン | 15:00(最終チェックイン24:00):\ |
チェックアウト | 11:00 |
公式サイト | 西鉄リゾートイン那覇 |
Churako
沖縄在住の愛猫と暮らすWEBライター&工芸作家(月桃カゴ編み)です。 東京・大阪・福岡に住んでいたので、関東・関西・九州方面に出向いてお仕事をすることもしばしば。そのときに利用したホテルやラウンジを中心にご紹介しています。
編集&校正 ビー・エイブル