クラス:ビジネスホテル 口コミ評価:4.4/5.0
大阪メトロ 御堂筋線・千日前線「なんば」駅、近鉄本線「大阪難波」駅すぐの便利な立地のビジネスホテル。キャッシュレス決済&非接触・非対面のセルフチェックインが特徴。
相鉄フレッサイン 大阪なんば駅前は、大阪メトロ 御堂筋線・千日前線「なんば」駅の7番出口、および近鉄本線「大阪難波」駅の7番出口から徒歩1分にあるビジネスホテルです。
相鉄グループが展開するホテルチェーンのひとつで、開業は2019年7月。
一般的なチェーン系ビジネスホテルなのですが、
…といった特徴があります。滞在を楽しむホテルではありませんが、出張や観光で日中は忙しく、「ホテルはぐっすりと眠れればOK!」というときにぴったりのホテルです。
この記事では、実際に相鉄フレッサイン 大阪なんば駅前シングル利用をしてきた宿泊記を交えて、客室の様子や備品、アメニティなどを紹介します。
出張や観光で昼間はほとんど外にいて、ホテルはゆっくり安眠できればいい…というときにおすすめしたい立地とコスパの良いビジネスホテルです。
相鉄フレッサイン 大阪なんば駅前は、決して特別感のあるホテルではありません。
客室は狭く、ホテルステイを楽しむという目的でははおすすめできないホテルです。今回は一人で泊まりましたが、二人で泊まったらかなり窮屈だっただろうな…と感じます。
しかし、駅近でアクセスが便利、全室シモンズ社製ベッド完備、リーズナブルな宿泊料という条件がそろっているので、「昼間は外にいるから、夜ゆっくり快適に眠れれば満足」という人にはおすすめできます。
今回はダブルルームのシングルユースで、素泊まり(金曜泊)の料金が4,900円でした。
しかし、2022年3月31日まではアプリダウンロード&入会(無料)で2,000円分クーポンをもらえて、1回につき1枚使えるので1,000円引きとなり、3,900円で泊まれました。
料金は日付により変動しますが、それでも十分コストパフォーマンスが良いホテルです。
大阪メトロ 御堂筋線・千日前線「なんば」駅の7番出口、および近鉄本線「大阪難波」駅の7番出口から徒歩1分。駅近でアクセスが便利な立地。
相鉄フレッサイン 大阪なんば駅前は以下の各路線の駅から近く、アクセスが便利です。
目安として、大阪駅から電車で約10分、新大阪駅から電車で約18分で到着します。なんばには同じチェーンの「相鉄グランドフレッサ 大阪なんば」もあるので、お間違えなく。
なお、相鉄フレッサイン 大阪なんば駅前にはホテル駐車場はありません。車の場合は近隣のコインパーキング(有料)を利用することになります。
ホテルロビーは2階。セルフチェックイン・セルフチェックアウトで、キャッシュレス決済限定なので、非接触・非対面で手続きできます。
相鉄フレッサイン 大阪なんば駅前のホテルロビーは2階にあるので、1階エントランスから入って奥のエレベーターで2階に上がりましょう。エレベーターは3基あります。
大きな窓から差し込む光で、明るい雰囲気のホテルロビー。正面にはセルフチェックイン・セルフチェックアウトができる機械が4台あり、基本的にスタッフは表にはいません。
チェックインは15時から、チェックアウトはプランによって異なります(通常は11時)。
予約時にクレジットカードで事前決済をしていればそのままチェックイン、未決済の場合はチェックイン時に宿泊料を払うスタイルです。キャッシュレス決済限定(クレジットカードまたはQRコード決済) で、現金での支払いはできません。
何かあれば備え付けのブザーを押すとスタッフが出てきて対応してくれますが、基本的にはチェックインもチェックアウトも非接触・非対面です。
15~24時の時間帯、ロビーのエレベーター前にフリーアメニティーが用意されています。メイク落とし、化粧水、乳液、入浴剤、整髪料、シャワーキャップ、ヘアバンド、インスタントコーヒー、ティーバッグなど、種類豊富です。
客室には歯ブラシやハンド&フェイスソープなど最低限のアメニティーしか用意されていないため、必要なものはチェックイン時にこちらからもらっていきましょう。
客室は2階~13階の全276室。ツインとダブルがあり、全室禁煙です。
相鉄フレッサイン 大阪なんば駅前の客室数は全276室で全室禁煙です。客室の種類は以下の6タイプがあります。
ダブル | 11.77㎡、ベッド幅140cm×1台 |
デラックスダブル | 12.72~14㎡、ベッド幅160cm×1台 |
ツイン | 17.1㎡、ベッド幅120cm×2台 |
デラックスツイン | 18.5㎡、ベッド幅120cm×2台 |
コネクティングツイン | 34.2㎡、ベッド幅120cm×4台 |
ユニバーサルダブル | 20.0㎡、ベッド幅160cm×1台 |
全室シモンズ社製ベッド完備です。シングルベッドの客室はなく、ダブルルームを1人で利用する場合、客室名称が「シングル」となります。
今回は出張でダブルルームに一人で(シングル利用で)泊まってきました。以下、お部屋の様子を詳しく紹介します。
客室は狭いけれど、ベッドは幅140cmのダブルベッドでゆったりと眠れます。
こちらが宿泊したダブルルーム(今回は一人でシングルユース)です。11.77㎡のお部屋に幅140cmのダブルベッドを置いてあるので、見えている床部分はほんの少し。
ベッド横ではキャリーケースを広げられなかったので、入り口近くの通路で広げました。
ベッドはシモンズ社製ベッドで安定の寝心地の良さ。枕は2つありましたが、硬さは同じ。シングルユースも、2人で泊まることもある部屋なので、こうなっているのでしょう。
ヘッドボードのスイッチで、エントランス・デスク・居室の照明のオンオフができます。電源とUSBポートがあるので、枕元でスマホを充電できて便利です。
ベッドの上にはセパレート(前ボタンタイプ)のナイトウェアが用意されていました。
採光のための窓はありますが、すぐ近くに他の建物があるので、景観は良くありません。筆者はカーテンは閉めっぱなしで過ごしました。
壁際にはライティングデスクを兼ねた横長のキャビネットがあり、卓上にはホテル情報を確認できるタブレット端末、電話機、ボックスティッシュが置かれ、壁には薄型テレビが設置されています。
ベッドの足元方向からデスクを見たところ。右端に椅子があるので、パソコンを広げての作業ができます(電源あり・無料Wi-Fiあり)。しかし、椅子は固く背もたれも低いので、長時間座って仕事をするのには適さなそうです。
キャビネットの下には小型冷蔵庫(中身は空)、マグカップ、電気ポット、ヘアドライヤーが入っています。飲料は館内の自販機か、1階に入っているコンビニで購入可能です。
備え付けの鏡はありませんが、ひきだしにスタンドミラーが入っているので、それを出してここでメイクもできます。そのほかランドリーサービスの申し込み用紙とビニール袋、懐中電灯が入っていました。
足元には加湿機能付き空気清浄機とゴミ箱、バゲージラック(荷物置き台)があります。
客室面積が狭いためか、クローゼットは置かれていません。代わりに、入り口近くの通路(バスルームのドアの向かい側)の壁にハンガーを掛ける場所が用意されています。
ピンチ付きの木製ハンガーは全部で6つ。高い位置に留め具があるので、丈の長いコートやワンピースも掛けられます。姿見もあるので、ここで身支度が調えられそうです。
エアコンは個別空調で、通路から居室へとつながる部分の高い位置に設置されています。お部屋が狭いこともあって、エアコンの効きはとても良かったです。
バスタブ・トイレ・洗面台がいっしょになったごく普通のユニットバスです。
相鉄フレッサイン 大阪なんば駅前のバスルームは、ビジネスホテルによくあるタイプのユニットバスです。バスタブ(浴槽)、トイレ、洗面化粧台がいっしょになっています。
今回はシャワーのみ使いましたが、お湯をためて入るとなるとかなり狭そうです。
バスアメニティは、ディスペンサータイプのシャンプー、コンディショナー、ボディーシャンプー、そしてフェイス&ハンドソープ。
用意されているアメニティーは、歯ブラシ、髭剃り、ボディスポンジ、綿棒と最低限なので、それ以外に必要なものがあればロビーのフリーアメニティーから持って来ましょう。
客室アメニティは最低限ですが、ロビーのフリーアメニティーが充実しています。
前述の通り、客室に用意されているアメニティーは歯ブラシ、髭剃り、ボディスポンジ、綿棒だけなのですが、ロビーにある無料のアメニティーを自由に持ってこられます。
女性用のスキンケア(メイク落とし、化粧台、乳液など)や、フェイシャルマスク、入浴剤、ヘアバンドなど、一通りのものがそろっているので、手ぶらで泊まっても困ることはなさそうです。
フリーアメニティーの提供は15時~24時となっているので、チェックイン時に必要なものを取ってお部屋に行くと良いでしょう(24時で片付けられるので、スキンケアは夜の分と朝の分をもらっていくのがおすすめ)。
2階に自動販売機、製氷機、コインラドリー、喫煙室があります。
相鉄フレッサイン 大阪なんば駅前の館内施設としては、1階にロビー、自動販売機、製氷機、コインラドリー、喫煙室があります。
こちらは、ロビーフロアには宿泊者が自由に利用できるロビーラウンジ。2面に窓が開けた明るい雰囲気で、電源のある席もあるので、ノマドワークもできそうです。
(※飲食物の提供はありません)
自動販売機はソフトドリンクとアルコールの取り扱いがあります。奥には製氷機も。
コインランドリー(ドラム式洗濯乾燥機)は3台。出張で連泊の際に重宝しそうです。
電子レンジもあり、1階のコンビニで買ってきた食べ物を温められます。
そのほか、各階の廊下には貸し出し備品のズボンプレッサーが用意されていました。
筆者はワンピースにアイロンをかけたかったのですが、このズボンプレッサーではうまくできなそうなので、フロントで普通のアイロンとアイロン台を貸してもらいました。
そのほかの貸し出し備品は、イオンスチーマー ・カールドライヤー ・ヘアイロン ・低反発枕 ・毛布 ・爪切り ・アイロン・アイロン台 ・ズボンプレッサー ・三面鏡 ・電気スタンド ・アイスペール ・アイスノンなどです(数に限りあり)。
ホテル館内にレストランや売店はありませんが、同じ建物の1階にコンビニエンスストアとイタリアンレストラン「グランドゥーカ」が入っています。
コンビニ(ファミリーマート)は、道路に面した正面入り口とは別にホテル側の入り口もあり、外に出ることなく入店できました。
1階のレストランでイタリアンプレートモーニングをいただけます。テイクアウトも可能。
相鉄フレッサイン 大阪なんば駅前に朝食付きプランで宿泊すると、1階にあるイタリアンレストラン「グランドゥーカ」で、イタリアンプレートモーニングを食べられます。
ホテル直営レストランというわけではなく、朝食提供の契約をしているお店のようです。朝食なしプランで予約している場合、2階ホテルフロントで朝食券を購入できます。
今回は利用しなかったため食べた感想を書けませんが、写真を見る限り、パニーニのほかサラダ、ベーコンやソーセージもついていて、ボリュームのある朝食のようです。
また、「朝食付きにしたいけれどレストランで食べるのは気になる…」という人のためのテイクアウト用BOXスタイル(お弁当)の朝食も選べるとのこと(価格は同じ)。
相鉄フレッサイン 大阪なんば駅前の口コミと評判は?泊まってみた感想とおすすめ度
今回は相鉄フレッサイン大阪なんば駅前のダブルルームに一人で宿泊(シングルユース)して、部屋で長く過ごすのには不向きなものの、出張や観光で日中外にいる時間が長い人であれば十分快適に泊まれるホテルだと感じました。
ただ、ダブルルームの客室面積は11.77㎡とかなり狭いので、定員は1~2名となっているものの、2人で泊まると窮屈な気がします。2人で泊まるならツインが良さそうです。
狭さは否めませんが、ホテルは2019年7月オープンと新しく、水回りもきれいでした。
大阪メトロ、近鉄、南海、JRの各線の駅から近いので、アクセスがとても良く、治安面も特に問題を感じなかったので、女性の一人宿泊にもおすすめできます。
エレベーターはセキュリティのために必ず2階に停止し、客室フロアのボタンはカードキーをかざさないと押せない仕様で、セキュリティ面も安心です。
料金もリーズナブルで、コストパフォーマンスの良いホテルだと感じました。
相鉄フレッサイン 大阪なんば駅前に最安値で宿泊するコツをお教えします。
ホテルによっては早期予約をすることで料金が安くなるプランを設定していることがあります。早期予約プランでは通常よりも数%~数十%も安く泊まれることも。
その他に、おまかせプランもお得に泊まれる料金プランの一つ。お部屋のタイプをホテルのおまかせにする代わりに、通常よりも安く泊まれるお得なプランです。このほかにも、お得なプランはいくつも用意されています。
なお、相鉄フレッサインでは、2022年3月31日までアプリダウンロード&入会(無料)で2,000円分クーポンをもらえるキャンペーンをやっており、1回につきクーポン1枚を使えるので、1,000円引で宿泊可能です。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
ホテル宿泊料金(大人一人):4,900円~
住所 |
大阪府大阪市浪速区難波中1-6-5(地図) |
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電話 |
06-7668-2031 |
アクセス最寄り駅 |
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部屋数 |
276室(全室禁煙) |
客室備品 |
タブレット、液晶テレビ、冷蔵庫、電気ケトル、電話機、加湿機能付き空気清浄機、ドライヤー、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、バスタオル、フェイスタオル、歯ブラシ、カミソリ、スリッパ、消臭スプレー、2ピースパジャマ、ボディスポンジ |
インターネット |
無料Wi-Fi |
駐車場 |
なし(近隣のコインパーキングを利用のこと) |
サービス |
フリーアメニティー、マッサージ(有料) |
クレジットカード |
クレジットカード:VISA、MASTER、JCB、American Express、Diners、Discover card、銀聯 QRコード決済:LINE Pay、PayPay、d払い、au PAY、Rpay、ALIPAY、WeChatPay ※現金決済は不可 |
チェックイン |
15:00 |
チェックアウト |
11:00 |
公式サイト |
相鉄フレッサイン 大阪なんば駅前 |
相鉄フレッサイン 大阪なんば駅前の宿泊記を書いた人
ayan
愛知県在住フリーランスで、ブログ歴17年目のブロガー&旅ライターとして国内外で活動中。各国政府観光局及び航空会社とのタイアップ企画参加経験も複数あり。
旅行が大好きで、過去に旅した国は10カ国以上。5つ星ホテルから安宿のドミトリーまで多種多様な宿泊施設に泊まった経験をもとにホテルやラウンジを詳しく紹介します。
編集&校正 ビー・エイブル