クラス:business&tourist 予約サイト評価:3.7/5.0
ホテルマイステイズ新大阪コンファレンスセンターに泊まってみた感想とおすすめ度。客室の様子やバスルーム(お風呂)・アメニティグッズなどの客室備品・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。
ホテルマイステイズ新大阪コンファレンスセンターは「新大阪」駅より徒歩5分のところにあるビジネスホテルです。お部屋はシンプルモダンでおしゃれですが、かなりこぢんまりしています。その分、宿泊料はリーズナブルです。
部屋でゆったりとくつろいで過ごすことよりも、フットワークの軽い動き方を求めるビジネスパーソンや、予定をたくさん入れたい旅行の達人に向いているホテルだといえます。
ホテル予約サイトでの評価は3.7と、まずまずのホテルマイステイズ新大阪コンファレンスセンター。どんなホテルなのか、実際に泊まってみたレポートを紹介します。
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ホテルマイステイズ新大阪コンファレンスセンターの最寄駅は「新大阪」駅です。新幹線の東海道新幹線・山陽新幹線と在来線の東海道本線が乗り入れており、大阪メトロ(元・大阪市営地下鉄)御堂筋線の駅でもあります。
大阪の中心であるJR大阪駅(大阪メトロ梅田駅・阪急梅田駅)は、在来線で隣の駅なので、大阪はもちろん京都・奈良・兵庫へのアクセスも便利です。
USJに行く環状線も、この隣のJR大阪駅で乗り換えできます。特に、出張のビジネスパーソンの宿泊には抜群の利便性だといえます。
JR新大阪駅からだと少し遠く感じるかもしれませんが、大阪メトロ御堂筋線の新大阪駅の南口(出口7番)から出ると、感覚的には徒歩3分という感じでさほど遠くありません。
ホテルに到着するまでの道にコンビニは2軒件。ファミリーマートとセブンイレブンがあります。周辺にはファストフードや居酒屋もたくさんあり、インドカレーや中華料理、イタリアンなども徒歩圏内にあるので、食事に困ることはなさそうです。
道路や鉄道の近くにありながら、淀川が近く、特に大きく開けた都会というわけではないので、騒音が激しいイメージはありませんでした。
飲み屋が多いので、一歩外に出ると灯りはついていますが、関東でいう品川駅周辺のように大きく開発された場所とは全く違う印象です。
ホテルマイステイズ新大阪コンファレンスセンターのフロントロビーは、エントランスから入って右手奥にあります、
コンパクトなロビーにはスタッフは3人。チェックイン時は海外からの団体客が多く、スタッフ一人がずっと電話応対しており、ほぼ2人で対応していたので、数分待たされました。
しかし、目を合わせてすぐに「大変お待たせいたしました」の声に救われました。今回は、ブッキングドットコムからの予約だったが、なかなか検索しても見つけてもらえず、のちに再確認すると、ローマ字だったので見つけにくかったというのが理由だったそう。
ホルマイステイズグループのアメニティは各自部屋に持参するシステムで、エレベーターホールに置いてあるアメニティを取って部屋に上がるよう言われましたが、このアメニティの入っている棚の前に外国人の荷物が置かれていました。
ビジネスホテルクラスだと、こういったことがよく見受けられるので、スタッフさんがいかに気づけるか……でしょうね。
ホテルマイステイズ新大阪コンファレンスセンターの客室数は全397室。
お部屋はシングル、セミダブル、ダブル、ツインなど種類は区別されているものの、どの部屋も10〜16平米と全体に小さくコンパクトなお部屋ばかりのようです。
スタンダードシングル、スタンダードセミダブル、スタンダードダブル、スタンダードツイン、スーペリアツインの5種類あり、それぞれに喫煙・禁煙のお部屋があります。
泊まった部屋はスタンダードダブル。13㎡ということで、2人では狭いかもしれませんが、出張で、遅くチェックインして、朝早く出る分には特に問題はありません。
ただ、壁が薄いのか、音がかなり聞こえるのが難点でした。トイレかシャワーかわかりませんが、水が流れる音が夜中もずっと聞こえているので、音が気になる人は眠りにくいかもしれません。
ライティングデスクにテレビが置いてあり、その下にほとんどの備品が収まっています。
クローゼットがないので、直接鏡横の壁にかけることになります。ロングコートは、空気清浄機に触れそうな状態になってしまうので大切なコートやジャケット、ブラウスなどはかけにくいかもしれません。
ライティングデスク兼サイドボードになっており、ドレッサーはなかったです。
ライティングデスクはノートPCは置けますが、書類を広げるスペースはありません。
また、デスクに大きな鏡がないのでメイクに困ると思っていたら、鏡は折りたたみのものがちゃんと用意されていました。
ただし、その鏡を置くスペースもあまりなく、コンセントが邪魔になり置きにくいのでしっかりメイクしたい人は、コーヒーテーブルのほうに置いたほうがいいかもしれません。
ポット、カップ、緑茶ティーバッグなどはこちら。扉がついていないタイプの棚なので、少し埃が気になりましたが、カップは清潔そうでした。
ポットのコンセントはどこにさすか迷います。
カップ類の下にドライヤーが入っていました。
各種携帯電話の充電器も置いてあります。
空気清浄機は少し汚れていました。スリッパは2種類あります。
冷蔵庫には飲み物はなくスイッチが入っていませんでしたが、自販機もありコンビニも近いので不便を感じませんでした。
ライティングデスクだけでも、3箇所のコンセントがありました。冷蔵庫の上(ポットをさしたところ)、目覚まし時計の裏、そして、鏡側のサイド(空気清浄機用?)。
ベッドにこだわりがあるわけではなさそうですが、出張で本当に「寝るだけ」のパターンではこれで十分だともいえます。コンセントも2箇所と充実しています。
枕の種類が2つあって、一つは低反発枕で低いのがポイント。高い枕が苦手な人も、わざわざ別の枕を持ってきてもらう必要もないので助かるのではないでしょうか。
パジャマはなんと半袖。七分袖という長さもなく、実際に着てみると肘までの長さ。冬にこれは寒いですね。肌触りのよい素材ですが、通気性があり冬向きではありません。
ホテルマイステイズ新大阪コンファレンスセンターは、工の字型の建物で、宿泊した部屋は内側を向いていたので、窓からの景色は向かい側の窓。特にいい景色というわけではありません。
仮に見えたとしても、街中であり眺望は期待できないと考えたほうがよさそうです。
バスルームが、とにかく驚くほど小さかったのは、明記しておきたいところです。
風呂上がりにタオルでからだを拭くスペースもあまりなく、便座も小振りなので、体格のいい外国人には座るのも狭いかもしれません。天井も低く、シャワー時には女性でも圧迫感があります。バスタブはワンルームのサイズで、女性でも足が伸ばせません。
また洗面台の蛇口が、シャワーのカランを兼ねていました。このタイプは筆者は初体験。効率的ではあるりますが、洗面時に洗いにくかったです。
バスタブに湯をためるときも高さがあるので、湯の温度を少し高めにしたほうがよいでしょう。バスタブにためた水の水はけが悪いので、栓を抜いてシャワーを始めてもなかなか水がなくなりませんでした。
シャンプー・リンス・ボディシャンプーなどもほぼ洗面台という場所に置いてあります。
コップの近くに歯ブラシセットが置いてあります。
バスルーム内のコンセントにはカバーが付いていました。わかりにくい可能性もあるので、説明があったほうが親切ですね。
タオルはバスタオルとフェイスタオルの2種類だけで、小さなハンドタオルは置いてありませんでした。
バスルームの入り口近辺にコンセントがあります。向かい側が鏡なのでドライヤーはこちらで使ってもいいかもしれません。
ホテルマイステイズ新大阪コンファレンスセンターの部屋に常備されたアメニティは、フェイスタオル、バスタオル、ナイトウエア、シャンプー、リンス、ボディソープ、歯ブラシセット。
そのほかの設備は、テレビ、VOD、デスク、電気スタンド、目覚まし時計、電話、ドライヤー、消臭スプレー、ミニ冷蔵庫、湯沸しポット、低反発枕、個別空調エアコン、空気清浄機/加湿器、携帯電話充電器など。
フロント近くに用意されていた、自分で必要なものを持っていくアメニティは、ヘアブラシ、カミソリ、髪留めゴム・コットン・綿棒のセットという3点のみ。
化粧水やバスソルトなどは一切ないので、基本的に顧客ターゲットは男性なのでしょう。
貸し出し備品としては、車椅子、ズボンプレッサー、アイロン、レンタルパソコン、ベッドガードが用意されています。
朝食会場でもある1階のステーキ&ハンバーグ「リバージュ」は創作料理のレストランで、夜も賑わっていました。宿泊客だけではなくビジターの方も利用できるようです。
ホテル2階と4階がコンファレンスセンターになっており、直通階段で直結しています。
シアター形式で45名収容可能な会場ではセミナーはもちろん、資格試験、展示会も開催可能。他に大小15の会議室や宴会場もあり、マイクなどもレンタルできるそうで、やはりビジネスに特化しているようです。
そのほか、館内には自動販売機、電子レンジ、製氷機、コピー&ファックス(有料)などの設備がありました。
ホテルマイステイズ新大阪コンファレンスセンターの朝食は、1階の玄関入ってすぐ左手のところにある、ステーキ&ハンバーグ「リバージュ」で食べました。
和食コーナーには、卵焼きや魚、豆腐などのほか、
大阪らしく、たこ焼きまでありました。
牛丼コーナーがあるのにびっくり。朝から元気が出そうです。お漬物が充実しています。
中華粥コーナーもあり、ザーサイなどのトッピングも。もちろん白米もあります。
ソーセージや肉類。洋食風なのはこのあたりだけでした。
サラダコーナー。ドレッシングも充実しています。
フルーツコーナーも。
パンは4種類ありました。
ドリンクコーナー。部屋に持ち帰る用の紙カップは見かけませんでした。
盛りつけてみたところ。 1,350円とは思えない和食充実のビュッフェに大満足でした。
ホテルマイステイズ新大阪コンファレンスセンターのおすすめ度は、出張ではまた泊まりたいホテルだと言えます。
バスルームの狭さや、夜中の水の音も、リーズナブルな価格としては妥当なのかもしれませんが、ハイクラスに泊まり慣れている人や、湯船でゆったりしたいにはおすすめできません。
立地条件の良さ、アメニティなどを考慮すると、やはり出張するビジネスマンにおすすめ。お風呂が好きな人は少しでも広めの部屋にするか、近くにいくつかある銭湯を利用するのもいいかもしれません。
ホテルによっては早期予約をすることで料金が安くなるプランを設定していることがあります。早期予約プランでは通常よりも数%~数十%も安く泊まれることも。
その他に、お任せプランもお得に泊まれる料金プランの一つ。お部屋のタイプをホテルのお任せにする代わりに、通常よりも安く泊まれるお得なプランです。
この他にも、お得なプランはいくつも用意されています。ホテルが用意した宿泊プランを見つけて上手く利用することがホテルに安く泊まるポイントです。
▷ホテルマイステイズ新大阪コンファレンスセンターの宿泊プランをチェック!
住所 | 大阪府大阪市淀川区西中島6-2-19(地図) |
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電話 | 06-6302-5571 |
アクセス | JR「新大阪」駅より徒歩5分 新幹線の南口改札、またはJR在来線の東改札口より駅の1階へ降り、正面口を出て右へ 大阪メトロ御堂筋線「新大阪」駅より徒歩5分(7番出口) 大阪メトロ御堂筋線「西中島南方」駅徒歩5分(1番出口) 大阪国際空港(伊丹空港)よりバスで約25分 |
最寄駅 | JR・大阪メトロ御堂筋線「新大阪」駅、大阪メトロ御堂筋線「西中島南方」駅 |
部屋数 | 397室 |
設備 | フェイスタオル、バスタオル、ナイトウエア、シャンプー、リンス、ボディソープ、歯ブラシセット。そのほかの設備は、テレビ、VOD、デスク、電気スタンド、目覚まし時計、電話、ドライヤー、消臭スプレー、ミニ冷蔵庫、湯沸しポット、低反発枕、個別空調エアコン、空気清浄機/加湿器、携帯電話充電器など 貸出備品:車椅子、ズボンプレッサー、アイロン、レンタルパソコン、ベッドガードなど |
インターネット | 無線LAN(Wi-Fi)を全室完備(無料) |
館内施設 | ステーキ&ハンバーグ「リバージュ」、会議室・ホール・大小宴会場など19箇所 |
駐車場 | 1,200円(24時間) |
クレジットカード | JCB、VISA、マスター、AMEX、ダイナース(デビットカード不可) |
チェックイン | 14:00 |
チェックアウト | 11:00 |
公式サイト | ホテルマイステイズ新大阪コンファレンスセンター |
のんくら
当メディアのプロデューサー兼チーフエディター。日本全国を旅しながらご当地の美味しいものを食べることが趣味。
カプセルホテルからハイクラスホテルまで様々なホテルや旅館に実際に泊まり、独自の厳しい目線で予約サイトの口コミや評判が真実なのかを徹底的に調査しています。
編集&校正 ビー・エイブル