クラス:business&tourist 予約サイト評価:4.4/5.0
エスペリアイン大阪本町に泊まってみた感想とおすすめ度。客室の様子やバスルーム(お風呂)・アメニティグッズなどの客室備品・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。エスペリアイン大阪本町は、大阪メトロ四つ橋「本町(ほんまち)」駅から歩いて約2分、大阪メトロ中央線・大阪メトロ御堂筋線「本町」駅も徒歩圏内という大阪の中心に2019年2月オープンしたスタイリッシュなホテルです。
客室は全室禁煙で、ダブル、ツイン、トリプル、ユニバーサルルームがそろっています。全室にシモンズ社製ベッドマットレスと無料Wi-Fi完備、バストイレはセパレートです。
ホテル予約サイトでの評価は4.4と高めのエスペリアイン大阪本町。今回、大阪出張の際にダブルルームのシングルユースで泊まってきたので、お部屋の様子や備品、アメニティについて詳しく紹介します。
Main Contents
エスペリアイン大阪本町は、大阪メトロ四つ橋「本町」駅から徒歩2分の場所にあります。中央線・御堂筋「本町」駅からは少し歩きますが、それでも6分~10分程度。地下鉄3路線が徒歩圏内なので、ビジネスやレジャーの拠点に便利です。
本町は大阪を代表するビジネス街。本町駅から大阪駅までは地下鉄で約13分と近く、大阪国際空港・関西国際空港へはどちらも電車で約60分です。
車の場合は、阪神高速16号大阪港線 西長堀出口より約7分。エスペリアイン大阪本町には専用駐車場がないので、近隣のコインパーキングを利用しましょう。バイク用の駐輪場は地下にあります(16台/1泊税込500円)。
エスペリアイン大阪本町の客室の種類は、ダブルルーム、ツインルーム、コーナーツイン、トリプルルーム、ユニバーサルルームの5タイプ(計125室)で、全室禁煙です。
シングルルームはなく、一人の場合は、ダブルルームなどのシングルユースをします。
ダブルルーム | 13㎡、定員1~2名、ベッド幅160cm |
ツインルーム | 13~15㎡、定員1~2名、ベッド幅90cm×2 |
コーナーツイン | 15㎡、定員1~2名、ベッド幅90cm×2 |
トリプルルーム | 13~15㎡、定員1~3名、ベッド幅90cm×2、ソファベッド×1 |
ユニバーサルルーム | 22㎡、定員1~3名、ベッド幅90cm×2、ソファベッド×1 |
冒頭に書いたように、全客室にシモンズ社製ベッドマットレス、無料Wi-Fi完備で、バス・トイレはセパレートです。トリプルルームとユニバーサルルームの3台目のベッドは、通常のベッドサイズに合わせた特注ソファーベッドとなります。
客室フロアは2階~14階で、階層による客室タイプの区分はありません。(どの階層にも各タイプの客室があります/ユニバーサルルームを除く)
コーナーツインは大通りに面した南向きの角部屋で、2面の窓があり日当たりが良いです。
エスペリアイン大阪本町のフロントロビーは、1階エントランスの正面奥にあります。照明がおしゃれで、個性的なデザインのソファがあり、スタイリッシュな印象です。
フロントクラークは、基本的に1名で対応しているようでした。チェックインは15:00~、チェックアウトは11:00となっています。チェックアウト前後の荷物預かりは可能です。
向かって右側に、アメニティバー、マクラバー、個性的なデザインのソファがあります。
アメニティバーはメイク落とし、化粧水、クリーム、ボディタオル、綿棒、コットンなど基本的なものから、フェイシャルパック、入浴剤、ソーイングセットといったようなものまでそろう充実ぶり。
チェックイン時にスタッフから「お部屋には基本的なアメニティしか置いていないので、必要なものをお好きなだけお持ちください」と声をかけていただきました。
マクラバーには、客室備品の枕とは異なる素材や高さの枕がそろっており、好きなものを選んでお部屋に持っていけます(※数に限りがあります)。
筆者は利用しませんでしたが、ビジネスホテルで「枕の高さが合わずうまく眠れない」という人には嬉しいサービスではないでしょうか。
ロビーの横にある真っ白な扉のエレベーターで客室フロアへ上がります。客室フロアへは、チェックインの際に受け取るカードキーをかざさないと上がれません。女性の1人宿泊でもセキュリティ面で安心です。
今回宿泊したのは8階のダブルルームです。エスペリアイン大阪本町にはシングルルームはないので、1人でダブルルームを利用しました。
客室入り口から奥の方を見たところ。通路の左側に洗面所・トイレ・バスルームがあり、奥にダブルベッド、テーブル&チェアが置かれています。13㎡なのでコンパクトですが、落ち着いた雰囲気です。
幅160cmのダブルベッドは、1人はもちろん、2人でも十分な大きさ。シモンズ社製マットレスは安定の寝心地の良さで、ぐっすり眠ることができました。
ベッドの上に置かれていたナイトウェアは、ワッフル地のワンピースタイプ。
ベッドのヘッドボードにはベッドライトとルームライトの電源スイッチと、コンセント、USBポートが各2つ付いていました。2人で泊まってもそれぞれ枕元でスマホの充電ができるのは便利ですね。目覚まし時計はヘッドボードの上です。
ベッドの足元方向には壁掛けの液晶テレビ、丸テーブル、チェア、バゲージラック(荷物置き台)があります。いわゆるライティングデスクはないため、PCや書類を広げての作業はしにくいかもしれません。
カーテンはロールスクリーンタイプです。窓の外にはすぐ近くに隣の建物があり、壁しか見えなかったので、ロールスクリーンは下ろしっぱなしにしました。
コーナーツインのお部屋は大通りに面した南向きのお部屋で窓が2面あるとのことなので、開放感と明るさが欲しければコーナーツインを選ぶほうがよいでしょう。
ベッドの足元あたりから入り口ドアのほうを見たところ。クローゼットはありませんが、壁のポールに木製ハンガーが4つ用意されていて、上着を掛けられるようになっています。
ポールにはハンガーのほか、消臭スプレー、洋服ブラシ、靴べらもかかっていました。
ハンガーの下にゴミ箱があり、その反対側には加湿機能付き空気清浄機。それ以外の備品は、角にあるキャビネットにまとまっています。
巾着袋に入ったヘアドライヤー、ティッシュBOX、テレビとエアコンのリモコン、折りたたみ式卓上ミラー、ティファールの電気ケトル、UCCコーヒーマシーン、無料サービスのミネラルウォーター、電話が置かれていました。
ヘアドライヤーはPanasonicのイオニティ。
コーヒーマシーン用のカプセルは緑茶とコーヒーが各2つ。本格的なドリップコーヒーがお部屋で無料で飲めるのは嬉しいです。もっと飲みたい場合は、1つ100円でフロントで購入できるとのこと。
キャビネットの下段には冷蔵庫が設置されています(中身は空)。
冷蔵庫の隣の扉を開けると、マグカップ2つ、ランドリーバッグ、セキュリティボックス(金庫)がありました。
バゲージラックのあるあたりから反対側を見たところ。空気清浄機の後ろの壁には姿見があり、身支度を調えるのに便利です。この姿見のある壁の裏側がトイレになっています。
客室エアコンはこの位置に。個別空調なので好みの温度で快適に過ごせます。
エスペリアイン大阪本町では、すべての客室がバス・トイレ別のアメリカンセパレートになっています。アメリカンセパレートとは、トイレと洗面室が一緒になった空間のこと。脱衣所も兼ねています。
細長い空間にトイレと向き合うように洗面台があり、その奥に洗い場付きのバスルームがあるレイアウト。コンパクトではあるものの、1人で使う分には機能的で導線も良いです。
(2名で泊まると、1人がトイレを使っているともう1人がお風呂に行けないという問題があるかもしれません。今回は1人で泊まったのでそこは気になりませんでした。)
洗面ボウルは円形で、横に化粧ポーチなどを置けるくらいのスペースがあります。アメニティはディスペンサータイプのフェイス&ハンドソープと、歯ブラシ、カミソリ、シェービングジェル、ヘアブラシなどごく基本的なものだけ。
とはいえ、チェックイン時にアメニティバーから必要なものは持って来ているので、特に問題はありません。フェイスタオルとバスタオルは洗面台下のカゴに用意されています。
トイレ&洗面室の奥にバスルームがあります。小さめですが、バスタブと洗い場があるのが嬉しいです。新しいホテルだけあって、水回りがきれいで気持ち良く使えました。
シャンプー・コンディショナー・バス&シャワージェルはペリカン石鹸のプロバンシア。南仏プロヴァンスの光と自然をイメージした自然派バスアメニティです。
シャンプーとコンディショナーは南フランスより届くエッセンシャルオイルベースのラベンダーの香り、バス&シャワージェルは甘く香ばしいアーモンドの香りで、洗い上がりがしっとりします。
個人的には、バスアメニティにプロバンシアが置いてあると嬉しいです(ビジネスホテルでプロバンシアが置いてあるところはそんなに多くはないと思います)。
バスタブは小さめなので、膝を立てて入らないといけませんが、ロビーのアメニティバーでもらってきたローズ&フローラルの入浴剤を入れたお風呂にゆっくり浸かって、仕事の疲れを癒やせました。
ユニットバスのようにすぐ近くに便器が見えたり、シャワーカーテンが体に貼り付いたりしないのも良かったです。
エスペリアイン大阪本町の館内施設としては、ロビーの項目で紹介したアメニティバーとマクラバーのほか、1階と14階に自動販売機(※ソフトドリンクのみ)、14階に製氷機、地下1階にコインランドリーがあります。
館内にレストランやカフェ、売店はありません。全客室禁煙のホテルですが、1階の奥の方に喫煙室があり、そこでのみ喫煙が可能です。
14階のこのスペースは本来は朝食会場として使われる場所なのですが、2020年1月現在、朝食ブッフェの提供を停止しているため、使われていません。
設置されている電子レンジはお弁当の温めなどに自由に使えます。(※朝食付きプランで宿泊の場合は、お部屋で食べる用の「朝食BOX」が配られるとのこと。)
サービスとしては、宅配便取り扱い、FAX・コピー(有料)、タクシー手配、モーニングコール、ルームマッサージ受付(有料)などがあります。
エスペリアイン大阪本町は大阪メトロ「本町」駅から近く、便利な立地のホテルでした。
今回宿泊したダブルルームは13㎡と狭かったので、2人で泊まったら窮屈感を覚えていたかもしれませんが、1人の出張(ほぼ眠るだけ)の宿としては、コンパクトながら機能性に優れ、快適に過ごせました。
特に印象的だったのは、ロビーにあるアメニティバーの充実ぶり。メイク落としや化粧水だけでなく、フェイシャルマスクやアロマの入浴剤まであるのは嬉しかったです。
お部屋で飲めるコーヒーもインスタントのスティックではなく、ちゃんとコーヒーマシン&カプセルが用意されていて、ビジネスホテルのアメニティとしては期待以上でした。
駅近のまだ新しいホテルで、全室シモンズ社製ベッド完備&バス・トイレがセパレートなのにもかかわらず宿泊料がリーズナブルなので、総合的な満足度は高いです。
ホテルステイを楽しむのには向きませんが、出張などで「ホテル滞在時間は短いから安眠できればよい」というときにおすすめできます。
ホテルによっては早期予約をすることで料金が安くなるプランを設定していることがあります。早期予約プランでは通常よりも数%~数十%も安く泊まれることも。
その他に、お任せプランもお得に泊まれる料金プランの一つ。お部屋のタイプをホテルのお任せにする代わりに、通常よりも安く泊まれるお得なプランです。
この他にも、お得なプランはいくつも用意されています。ホテルが用意した宿泊プランを見つけて上手く利用することがホテルに安く泊まるポイントです。
▷お得な宿泊プランや最安値を見つけてエスペリアイン大阪本町の予約をする
住所 | 大阪府大阪市西区西本町1-11-8(地図) |
---|---|
電話 | 06-6575-7770 |
アクセス | 大阪メトロ四つ橋線「本町」駅から徒歩約2分 中央線・御堂筋線「本町」駅から徒歩6~10分 |
最寄駅 | 大阪メトロ四つ橋線「本町」駅 |
部屋数 | 125室(全室禁煙) |
設備 | 液晶TV / エアコン / 加湿機能付空気清浄機 / セキュリティボックス / 冷蔵庫 / ドライヤー / 内線電話 / 電気ケトル / UCCコーヒーマシン(緑茶、コーヒー) / グラス / マグカップ / 目覚まし時計 / メモ帳 / ボールペン / 鏡(折り畳み) / ハンガー / ピンチ付きハンガー / 洋服用ブラシ / 靴べら / ごみ箱 / ティッシュ / サニタリーボックス |
アメニティ | シャンプー / コンティショナー / ボディソープ / ハンド&フェイスソープ / バスタオル / フェイスタオル / バスマット / 歯ブラシ / ヘアブラシ / ※そのほか1Fフロント前にアメニティバーあり |
インターネット | 客室・館内で無料Wi-Fi利用可能 |
館内施設 | 喫煙質(1階)、自動販売機(1階・14階)、製氷機(14階)コインランドリー(B1階) |
駐車場 | なし(近隣のコインパーキングを利用のこと) バイク用駐車場は地下に16台分あり(1台1泊500円) |
サービス | 宅配便取り扱い、FAX・コピー(有料)、タクシー手配、モーニングコール、ルームマッサージサービス受付(有料) |
クレジットカード | VISA、JCB、American Express、Diner's Club、UC、DC、Master Card、銀聯カード |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 11:00 |
公式サイト | エスペリアイン大阪本町 |
ayan
愛知県在住フリーランスで、ブログ歴17年目のブロガー&旅ライターとして国内外で活動中。各国政府観光局及び航空会社とのタイアップ企画参加経験も複数あり。
旅行が大好きで、過去に旅した国は10カ国以上。5つ星ホテルから安宿のドミトリーまで多種多様な宿泊施設に泊まった経験を元に、ホテルやラウンジを詳しく紹介します。
編集&校正 ビー・エイブル