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an/other TOKYO(アナザートウキョー)口コミ

アナザートウキョーの口コミと評判は?


an/other TOKYO(アナザートウキョー)は閉館しました。

アナザートウキョーに泊まってみた感想とおすすめ度。客室の様子やバスルーム(お風呂)・アメニティグッズなどの客室備品・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。

an/other TOKYO(アナザートウキョー)

an/other TOKYO(アナザートウキョー)は、東京メトロ銀座線の京橋駅からすぐ、東京駅や銀座にも徒歩圏内の便利な場所に2019年5月に開業しました。キャビンと客室タイプを揃えた、スタイリッシュな進化型カプセルホテルです。

キャッチコピーは「すこしだけ、ちがう。すこしだけ、あたらしい」。今までのカプセルホテルのイメージから一歩先を目指したイメージが感じられます。

an/other TOKYO(アナザートウキョー)客室

今回、an/other TOKYO(アナザートウキョー)実際に泊まってきたので、口コミの評判が本当か、お部屋やサービス、食事について詳しく紹介します。

Main Contents

  1. アクセス
  2. 客室の種類
  3. お部屋の様子と備品
  4. バス・トイレ・アメニティ
  5. 館内施設
  6. おすすめ度は?
  7. 最安値で予約する方法

an/other TOKYO(アナザートウキョー)へのアクセスは?

東京メトロ銀座線 京橋駅4番出口より徒歩にて約1分、都営地下鉄浅草線 宝町駅 A7出口より徒歩にて約3分と便利な立地。東京駅や銀座も徒歩圏内です。

立地

an/other TOKYO(アナザートウキョー)は、東京メトロ銀座線 京橋駅4番出口より徒歩にて約1分、都営地下鉄浅草線「宝町」駅 A7出口より徒歩にて約3分と便利な立地です。東京駅や銀座も徒歩圏内にあります。

メインストリートから1本入った、閑静な通りの一角に立つ近代的な11階建てのビルがアナザートウキョーです。

カフェCAFE an/other(カフェ アナザー)

エントランスは1階のカフェCAFE an/other(カフェ アナザー)からそのまま入ります。この駅近の立地のため、駐車場はありません。

an/other TOKYO(アナザートウキョー)の客室の種類は?

客室はコンパートメントとキャビンの2種類。スモールキャビンでも上下段のカプセルタイプではなく、床から天井までのスペースを占有できます。

フロアガイド

カフェCAFE an/other(カフェ アナザー)の客室タイプは、コンパートメントとキャビンに分かれます。

コンパートメントは、デスク、バストイレを備えたホテルタイプのお部屋です。スモールで13.7㎡のダブルベッドルーム、ミディアムで16.2㎡のハリウッドツインタイプ、ラージサイズのお部屋は22.1㎡もしくは23.2㎡で、いずれもツインタイプとなっています。

こちらがキャビンタイプのお部屋です。一人旅や旅費を節約したい方におすすめ。キャビンタイプのお部屋も、スモール、ミディアム、ラージの3タイプがあります。

キャビンルームS(上写真)は2.5㎡。上下段のカプセルタイプではなく、床から天井までを占有するタイプのキャビンです。

キャビンルームMは4.6㎡。ベッドのほかに小さなデスクスペースがあります。省スペースのため、ベッドが上段になっているキャビンと下段になっているキャビンがあります。

キャビンルームLは5.7㎡。ベッド・机・椅子を用意した個室のような広めキャビンです。

キャビンタイプのお部屋は、男女別フロアになっており、シャワーブースやトイレなどの水回りは共有になります。また、簡易宿所のため各キャビンはカーテンのみの仕切りで、カギがかかりません。

今回キャビンルームMに宿泊したので、後ほど詳しく共用スペースも含めて解説します。

an/other TOKYO(アナザートウキョー)のフロントロビーは?

2階に位置するフロントは、レトロながらどこか近代的でスタイリッシュな雰囲気。

階段

カフェCAFE an/other(カフェ アナザー)のフロントは建物の2階にあるので、カフェ横の階段を上るか、奥のエレベーターから上ります。

フロントカウンター(レセプションカウンター)

フロントは、どこかレトロな雰囲気を漂わせつつ、近未来なムードもある不思議な空間。チェックインは17時からで、早めに着いた場合は荷物を預かってもらうことができます。

アメニティグッズ

洗顔フォームやメイク落とし、基礎化粧品やシェービングジェルなどのアメニティグッズは、チェックイン時にパックでもらうことができます。シャワーブースに備え付けがないので、必要な場合は忘れずもらっておきましょう。

フロント周辺

フロントが混み合っている場合は、まわりのレストランフロアのソファが空いていれば、そちらで待つことができます。

カードキー(ルームキー)

客室フロアにはセキュリティーがかかっており、チェックインの際に渡されるカードキーをエレベーターでかざしてからでないと、階数ボタンが押せないようになっています。

また、各フロアの入り口のドアもこのカードキーを片さないと入れないようになっているすので、カードキーはなくさないように注意しましょう。

an/other TOKYO(アナザートウキョー)のお部屋の様子と備品は?

キャビンルームMは、ベッドの他にソファやサイドテーブルも備えたキャビンタイプのお部屋。アメニティもスタイリッシュで上質です。

客室フロア廊下

アナザートウキョーのキャビンルームMに宿泊してきたので、詳しく紹介します。

キャビンルームのそれぞれの入り口は、このようにナンバープレートが設けられており、ルームキーのケースに書かれた部屋番号をもとに自分のキャビンを探すスタイルです。

アシンメトリー(左右非対称)にディスプレイされたナンバープレートが、アーティスティックな雰囲気を醸し出していますね。

キャビンルームM

こちらがキャビンルームMです。ベッドスペースのほかに、ちょっとしたソファーと小さいテーブルが設けられています。

キャビンルームMのベッドはキャビンごとに上段と下段で互い違いになっており、今回はベッドが上の段にあるキャビンに宿泊しました。

しかし、正直、このハシゴがかなり邪魔で、ソファーの向こうにあるセキュリティーボックスに行きたい場合は、ハシゴをまたいでいかなければなりません。

そして、女性の場合は、スカートだとハシゴが昇りづらいというデメリットもあるので、もしキャビンルームMに宿泊する場合は、下段を指定できればそのようにした方が良いのではないかと感じました。

ベッドルームの様子

ハシゴを登ったベッドルームの様子です。マットレスの上に綿布団が置かれており、必要なアメニティーがセットされています。

ベッド幅は100センチほど。マットレスは特にブランド物では無いようでしたが、寝心地は充分満足できるものでした。カプセルホテルには珍しい、綿の布団があったのも嬉しいポイントです。

照明と換気扇などのスイッチ

枕もとには照明と換気扇などのスイッチがまとめられ、一括操作ができます。

USBコンセントと通常コンセントがあり、スマホの充電もこちらで行えるのも便利です。なお、口コミを見ると空調が寒いといったような声があるようですが、その場合は換気扇を切ると快適に過ごせると思います。

テレビは足もと方向の壁に設置されており、音声は備え付けのヘッドホンで聴けます。

備え付けのアメニティー

備え付けアメニティーは、バスタオルとフェイスタオルに加え、歯ブラシとヘアブラシ、それからコットンパフと綿棒のセットです。いずれもオリジナルのパッケージ入り。

セパレートタイプの館内着と使い捨てのスリッパ

こちらはセパレートタイプの館内着と使い捨てのスリッパです。スリッパは使い捨てとは思えないほど高品質のものでした。

ダイヤル式のミニクローゼット

ソファーの奥にあるダイヤル式ミニクローゼットは、セキュリティボックスとしても活躍。ハンガーラックで洋服をかけられるほか、ミディアムサイズのキャリーケースならそのまま収納できるほど、収納力たっぷりです。

消臭スプレーのほか、トランクのワイヤーロックも用意されていました。クロークにキャリーケースが入りきらない場合は、このロックを使用して置いておくと安全でしょう。

タブレット

奥の棚にはWi-Fiのパスワードや、近隣の観光情報などを確認できるタブレットが備え付けられています。ホテル情報もこちらでチェックできますよ。

なお、私が宿泊した時はそんなことはなかったのですが、直近の口コミを見ると、清掃の不備を指摘する声が多くあるようです。これから宿泊するなら、念のため早めにチェックインしてキャビンを確認し、不備があるようなら交換を申し出るとよいでしょう。

an/other TOKYO(アナザートウキョー)のバス・トイレ・アメニティは?

大浴場はなく、シャワーブースのみ。アメニティーに基礎化粧品はありません。

客室フロア廊下

シャワーコーナーはキャビンコーナーと入口が別れています。入るためにはカードキーが必要なので、忘れず携帯していきましょう。

洗面スペース

シャワーコーナー手前にある洗面スペースです。丸い鏡や下の部分をどこかレトロな感じのシンクがおしゃれなのですが、正直なところ、身支度用の椅子が欲しいと思いました。

また、鏡のサイズが小さいことも気になります。身長が低かったり高かったりすると、ちょうど鏡の位置に顔が庫内ので少し使いづらいかもしれません。

洗面スペース

シンク周りには、消毒用のアルコールとハンドウォッシュ、ペーパータオルと歯磨き用の紙コップがあります。口コミにもあったのですが、ティッシュがほしいところですね。

クレンジングや洗顔料、基礎化粧品は、チェックイン時に個包装のものをもらえるので、こちらには置いてありません。手持ちのものがない方は忘れずにもらっておきましょう。

シンクはとてもお洒落なのですが、お湯と水をひねって調節して出すようになっているので、温度調整が面倒ではあります。

ヘアドライヤーと巻き髪用のコテ

わかりづらいですが、ひきだしの中にヘアドライヤーと巻き髪用のコテが入っています。

トイレの洗面台

お手洗いのほうが鏡も大きく、メイクや身支度がしやすそうです。こちらは温度調整が楽そうなハンドルなので、洗面台もこの仕様で統一した方が良かったのではと感じました。

トイレ

トイレはウォシュレット付きのタイプで、新しいのできれいでした。

シャワールーム

アナザートウキョーには大浴場はなく、シャワールームのみです。手前に、珪藻土のバスマットと、脱衣かごがあるのですが、できれば壁にフックと、アメニティのパッケージを捨てるゴミ箱がほしいと思いました。

シャワールーム

口コミを見ると、シャワールームの清掃が行き届いていないようなネガティブなコメントもありましたが、私は早い時間帯に入ったからなのか、全体的に綺麗でした。

例えば、朝イチだと前夜使った方の跡がそのままになっているというように、清掃が入るタイミングによるのかもしれません。

シャンプー、ボディーソープ、コンディショナー

シャワーブースにはシャンプー、ボディーソープ、コンディショナーのディスペンサー式のボトルが備え付けられています。

an/other TOKYO(アナザートウキョー)の館内施設は?

an/other TOKYO内には、レストランとカフェバーがあります。

館内にはレストラン「EAT(イート)an/other」「カフェCAFE an/other」があります。

レストランがあるのは、2階フロントと同じエリアです。朝食、ランチ、夕食がいただけるオールデイダイニングで、それぞれの時間帯の間はクローズします。ディナーは日曜祝日の夜はお休みです。

デミグラスソースを用いたコクのあるオムライスや、ハンバーグ・ビーフシチューが人気メニューとのこと。今回は朝早かったので朝食を利用しませんでしたが、本格的な洋食を味わえるお店として、宿泊客だけでなく近隣のビジネスマンにも好評なようです。

カフェ

1階にはテイクアウトメインで気軽に利用できるカフェ(7:00~23:00)があります。

ホテルのフロントへと続く階段がインテリアのアクセントにもなっているこのカフェは、中目黒の「サイドウォークスタンド」が焙煎所を併設しフレッシュなコーヒーや、オリジナルブレンドのフレーバーティー、クラフトビールなどを提供しています。

コーヒー

コーヒーの質が高く、美味しかったです。近隣のビジネスマンにも人気で、ミーティングなどを行っている方たちの姿も見えました。

ランチメニュー

他に、ベーグルやサンドイッチなどの軽食もいただけます。夜にはバースペースに変身。ちょっと一杯飲みたい時にもぴったりな場所です。

このホテルにはラウンジスペースがないのですが、席に余裕があれば、こちらのカフェのテーブルを貸してもらえます。

ただ1つ難を挙げるなら、店内は禁煙なのですが、屋外の喫煙スペースから煙が入ってきてしまうこと。入り口のドアを閉めるなどして対応いただきたいところです。

an/other TOKYO(アナザートウキョー)のおすすめ度は?

an/other TOKYO(アナザートウキョー)の評価と実際に泊まってみた感想

an/other TOKYO(アナザートウキョー)

カプセルホテル、キャビンホテルなどの一昔前のイメージはここ数年で一掃され、リーズナブルなだけでなく、快適でお洒落で……といった、欲張りな旅行者のニーズを汲み取った新しいタイプのカプセルホテルがどんどん登場しています。

しかも、いずれも都心の駅近の便利な立地で、「この料金で滞在できるなら安い!」と思わせるようなものばかりです。

併設のレストランやカフェのクオリティーもどんどん高まり、スペシャルティーコーヒーや、焼きたてのパンなどを提供するのももはや珍しくなくなってきました。

an/other TOKYO(アナザートウキョー)は、ホテル内はどこもデザイン性が高く、スタイリッシュにまとめあげられたインテリアが特徴。とても写真映えのするホテルです。

旅先・出張先でアクティブに動く方であれば、ホテルの滞在時間は短くなりますが、だからといって快適さは捨てがたいもの。この近辺でリーズナブルかつ快適な宿を探しているなら、おすすめの一つといえます。

an/other TOKYO(アナザートウキョー)は閉館しました。

an/other TOKYO(アナザートウキョー)の基本情報

ホテル宿泊料金(大人一人):不明
住所 東京都中央区京橋2-5-4(地図
電話 03-3561-0254
アクセス 東京メトロ銀座線 京橋駅4番出口より徒歩にて約1分、都営地下鉄浅草線 宝町駅 A7出口より徒歩にて約3分
最寄駅 東京メトロ銀座線 京橋駅
部屋数 200室
設備 テレビ、無料衛星放送、湯沸かしポット、冷蔵庫、パジャマ、ボディーソープ、シャンプー、コンディショナー、カミソリ、歯ブラシ、バスタオル、タオル、スリッパ
(貸出)ズボンプレッサー、車いす
(一部部屋タイプのみ)冷蔵庫、洗浄器付きトイレ
インターネット 無料Wi-Fiあり
館内施設 レストラン、バー、コーヒーショップ
駐車場 なし
クレジットカード VISA、JCB、American Express、Diner's Club、Master
チェックイン 17:00 (最終チェックイン:27:00・24:00を過ぎる場合は要連絡)
チェックアウト 11:00
公式サイト an/other TOKYO

an/other TOKYO(アナザートウキョー)フォトギャラリー

カフェキャビンクローゼットベッド

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an/other TOKYO(アナザートウキョー)の宿泊記を書いた人


Churako

沖縄在住の愛猫と暮らすWEBライター&工芸作家(月桃カゴ編み)です。 東京・大阪・福岡に住んでいたので、関東・関西・九州方面に出向いてお仕事をすることもしばしば。そのときに利用したホテルやラウンジを中心にご紹介しています。


編集&校正 ビー・エイブル