クラス:温泉料理旅館 口コミ評価:4.3/5.0
グランディア芳泉に泊まってみた感想とおすすめ度。お部屋の様子と客室備品・バスルーム(お風呂)・アメニティグッズ・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。
グランディア芳泉は、130年以上の歴史を誇る福井県随一の温泉地「あわら温泉」にある高級温泉旅館。客室タイプが多く、目的や予算に合わせて宿泊プランを選べるのも、グランディア芳泉の魅力です。
日本庭園に隣接する建物には、純和風の一般客室から、趣の異なる33室の温泉露天風呂付客室まで多彩なお部屋があり、予算や目的に合わせてさまざまなプランから選択可能。
2017年7月にリニューアルオープンした温泉大浴場「天上のSPA」や、2016年10月にリフレッシュオープンした別邸 個止吹気亭・離れ ゆとろぎ亭専用「ひのき大浴場」では、肌あたりのよい”あわらの湯”を楽しむことができます。
ホテル予約サイトでの評価は4.3と、評判の良いグランディア芳泉。特に、客室に温泉露天風呂がついた別邸 個止吹気亭・離れ ゆとろぎ亭には良い口コミレビューが多いです。
今回、グランディア芳泉の「離れ ゆとろぎ亭」温泉露天風呂付客室に泊まってきました。ホテルの詳細をご紹介します。
グランディア芳泉へはJR芦原温泉駅から無料シャトルバスまたはタクシーで約10分。関西圏や中部・北陸からも好アクセス。飛行機の場合は小松空港からバスおよび電車で約1時間です。
グランディア芳泉は、福井県の北端、石川県との県境に位置するあわら市の芦原温泉街にあります。
富山県や石川県など、北陸地方からのアクセスが良いのははもちろん、関西圏や中部地方からも行きやすいのが特徴。
車の場合は、大阪方面から約3時間45分、名古屋方面から約2時間30分が目安。グランディア芳泉の宿泊者は、駐車場(屋外)を無料で利用できます。
電車の場合は、大阪・京都から特急サンダーバード、名古屋から特急しらさぎを利用するのが一般的です。飛行機の場合は、小松空港からバスおよび電車で約1時間。
JR芦原温泉(あわらおんせん)駅からグランディア芳泉までは7kmほど離れているので、無料のシャトルバスを利用するのが便利です。
シャトルバスは、毎日15時~16時30分までの間、30分ごとに運行しており、宿泊者は無料で利用できます。お迎えは事前予約制で、予約時または前日までに連絡が必要です。
シャトルバスが到着する時間は、フロントロビーでのチェックインが少し混み合います。「別邸 個止吹気亭」「離れ ゆとろぎ亭」宿泊者はラウンジでチェックイン手続きが可能。
あわら温泉グランディア芳泉は、正面玄関から入ると、そこが広々としたフロントロビーになっています。シャトルバスの到着時間には、着物姿の仲居さんたちが並んでお出迎えをしてくれるのが、いかにも高級温泉旅館らしい雰囲気。
フロントロビーの奥側にデスクがあり、2~3名のフロントクラークがチェックイン、チェックアウトの手続きをしています。
シャトルバスで大勢が一度に到着するため、シャトルバス到着時には、フロントデスクが一時的に混み合ってしまうようです。
フロントデスクの向かいにはソファーやベンチの配されたラウンジスペースがあるので、混雑しているときは、お連れの方はこちらで待つことが可能。
このスペースには、福井県の観光ガイド、パソコン、自動販売機なども置かれています。
グランディア芳泉では、温泉露天風呂付スイート「別邸 個止吹気亭(ことぶきてい)」と庭園温泉露天風呂付客室「離れ ゆとろぎ亭」に泊まる方は、庭園に面したラウンジ観月で座ったままチェックイン手続きをすることができます。
ラウンジ観月では、コーヒーや福井県名産のナツメ茶などから選べるウェルカムドリンクと和菓子の無料サービスも。ゆったりくつろげる雰囲気で、移動の疲れが癒されます。
座ったままチェックインの手続きを終え、仲居さんにお部屋へと案内してもらいました。
グランディア芳泉には一般客室のほか、温泉露天風呂付スイート「別邸 個止吹気亭(ことぶきてい)」、庭園温泉露天風呂付客室「離れ ゆとろぎ亭」などおすすめの客室がたくさんあります。
グランディア芳泉には、和風の一般客室のほか、それぞれ趣の異なる温泉露天風呂付客室があります。客室の種類は以下の通り。
・温泉露天風呂付スイート「別邸 個止吹気亭(ことぶきてい)」
全室に自家源泉の湯が注ぐ特別なリゾートで、ロイヤルスイートルーム(140㎡)、ガーデンスイートルーム(80㎡~)、コンフォートスイートルーム(60㎡~80㎡)の3種類の客室があります。(16室)
・庭園温泉露天風呂付客室「離れ ゆとろぎ亭」
庭園を眺めながら回廊を渡った離れにある、緑に溢れた和のモダンリゾート。ひのき風呂や石風呂、陶器風呂など、趣の異なる露天風呂が全室についています。デラックスルーム(70㎡+デッキ)、スタンダードルーム(40㎡+デッキ)の2種類。(14室)
・「煌粋殿(こうすいでん)」
温泉露天風呂付客室、ジャグジー付メゾネット客室、一般客室があります。(46室)
・スタンダード本館「寛粋殿(かんすいでん)」
少人数用の8畳からグループ用の大部屋、和洋室、洋室などがあります。(26室)
・スタンダード本館「貴粋殿(きすいでん)」
12畳タイプの落ち着いた和室が中心。しっかりした設えの純和風のお部屋です。(13室)
以上の客室の種類と食事の内容の組み合わせにより、さまざまな宿泊プランがあります。
グランディア芳泉の14室の客室はすべて庭園露天風呂付き! ホテルスタイルでくつろげる和モダンリゾート。
今回、グランディア芳泉の「離れ ゆとろぎ亭」の庭園温泉露天風呂付客室(スタンダードルーム)に泊まってきたので、お部屋の中の様子を詳しく紹介します。
なお、離れ ゆとろぎ亭には14室(デラックスルーム3室・スタンダードルーム11室)のお部屋がありますが、部屋ごとにそれぞれ趣が異なり、同じ部屋はありません。そのため、あくまでも一例としてご参照ください。
スタンダードルームには、
・和室+リビング(約40㎡+デッキ)で畳に布団を敷くスタイルの「和室」
・和室+和ベッド(約40㎡+デッキ)の「和洋室」
・洋室(ツインベッド)+リビング(約40㎡+デッキ)の「洋室」
の3タイプがあり、今回宿泊したお部屋(浮舟)は、ベッドのない「和室」です。
和室の中央には長方形の座卓と座椅子、そして脇息が用意されていました。夕食でお部屋を開けている際にこれらが隅に移動され、布団が敷かれます。
和室+リビングで約40㎡あるので、2人で泊まるのには十分すぎる広さ。部屋の一角には座椅子の置かれたローデスクが設えられています。
壁にはスピーカー付きの大きな地デジ対応デジタル液晶テレビ。DVDプレイヤーも用意されています。
フローリングのリビング部分に置かれているのは、たっぷりと長さのあるソファ。
座ってお庭やテレビを眺めることも、ごろんと横になることもできて便利です。
デッキにはチェアとテーブルがあり、冬はちょっと寒すぎますが、それ以外の季節なら、日向ぼっこや夕涼みを楽しむことができるでしょう。
旅館というと、仲居さんがお茶を淹れるなどのお世話をしてくれたり、ほかのお客さんの存在を近くに感じたりと、ホテルのようなプライベート感には少し欠ける印象があるかもしれません。
しかし、ここ「離れ ゆとろぎ亭」は、”自宅のように、別荘のように自由に使える、あなただけの空間”をコンセプトにしており、用のない限りスタッフは部屋に来ませんし、一般客室とは建物が別なので、日本庭園の静寂に包まれ、落ち着いて過ごすことができます。
和室はベッドがないので、夕食で部屋を開けているときに布団を敷きにきてくれますが、ベッドのある「和洋室」「洋室」であれば、よりホテルに近い感覚で泊まれそうです。
客室入り口のカウンターには、水道がついていて、電気ケトル、ティーパックなどが用意されています。
その下の冷蔵庫はミニバーになっており、ビール、日本酒、ジュース、缶コーヒー、ミネラルウォーターが入っています。料金はミネラルウォーターが400円と高め。
廊下に出て少し歩くと無料のウォーターサーバーが設置されていますし、館内には自動販売機も複数あるので、こちらのミニバーは利用しませんでした。
上の戸棚には、急須、湯飲み、アイスペールなども用意されています。
洗面台の下の棚にはかごに入ったヘアドライヤー(ナショナルのイオニティ)。
和室の隅には空気清浄機も。きちんと大きい部屋用のサイズのものでした。
入り口から和室への通路脇にはクローゼットがあり、中には金庫とハンガー。
そして、温泉旅館らしく、浴衣に丹前、足袋も準備されていました。
こちらの浴衣は、グランディア芳泉の全客室で共通のものですが、温泉露天風呂付スイート「別邸 個止吹気亭(ことぶきてい)」と庭園温泉露天風呂付客室「離れ ゆとろぎ亭」に泊まる女性は、かわいい色浴衣を着ることができます。
色浴衣は、離れの下足箱近くの小部屋に用意されており、好みの浴衣を選ぶことが可能。カップルや女性同士の宿泊に華やかさを添えてくれる、嬉しい心遣いですね。
グランディア芳泉には、部屋ごとに石造り、陶器造り、ひのき造りといった、それぞれ趣の異なる庭園露天風呂があり、24時間お部屋で温泉を楽しめます。
離れ ゆとろぎ亭のお庭は、それぞれの客室専用のもの。庭の三方向に仕切りがあるので、人目を気にせず、リビングからデッキに出て、温泉露天風呂へ向かうことができます。
離れ ゆとろぎ亭には、各部屋のお庭に、石造り、陶器造り、ひのき造りなど、趣の異なる温泉露天風呂が設置されています。こちらは信楽焼の丸いお風呂。大人2人がゆったり入れるほど大きく、肩まで浸かれる深さです。
冬の北陸は雪が多いことで知られますが、雪化粧をしたお庭の木々を眺めながら入る温泉露天風呂は格別なもの。顔に当たる風は冷たくても、熱いお湯のおかげで体の芯からぽかぽかになります。春・夏・秋もその季節ごとの彩りが楽しめることでしょう 。
露天風呂の脇、デッキの角にはシャワーブースもあり、髪や体はそちらで洗えます。
洗面所とトイレは、リビングの横。広々としており、使い勝手が良いです。
タオルやバスローブの入ったバスケットやスツールはラタン製。和モダンな印象を崩さず、それでいて機能性に富んでいるので、この部屋にとても似つかわしく感じました。
トイレは洋式の洗浄機能付きトイレ。高級ホテルにあるトイレとなんら変わりません。
グランディア芳泉のお部屋には十分なアメニティと備品がそろっています。女性は色浴衣が選べるのも嬉しいです。
グランディア芳泉の「離れ ゆとろぎ亭」庭園温泉露天風呂付客室のアメニティは、カゴの中に、ハミガキセット、ブラシ、シャワーキャップ、カミソリ、レディースセット(ヘアゴム、コットン、綿棒)が入っており、洗面ボウル横にハンドソープが置かれています。
壁際のガラス棚には、クレンジング、ローション(化粧水)、ミルク(乳液)。ボディーソープ・シャンプー・リンスは、外のシャワーブースにボトルが置かれています。
バスローブ、バスタオル、タオル、どれも肌触りの良いものが用意されていました。
グランディア芳泉での食事は宿泊プランにより変わります。料亭「遊膳」またはレストラン「季の蔵」にて。料亭「遊膳」で食べた越前がに付きの「蟹三昧懐石」は人気のプランの一つ。
グランディア芳泉では、宿泊プランにより、料亭「遊膳」または、レストラン「季の蔵」で夕食と朝食を食べることができます。
今回は、料亭「遊膳」の個室で、冬季限定(11月~3月頃)の「越前がに付き・蟹三昧懐石」の夕食を味わってきました。
先附は季節の逸品、前菜はおすすめ旬彩盛り合わせ、お造りは活ずわいがに花咲き造り。
蟹料理がメインの贅沢なコースですが、蟹以外のお料理もどれも手が込んでいて美しく、大変おいしかったです。器や盛り付けも素晴らしく、目でも舌でも楽しめる品ばかり。
蟹三昧懐石のメインは、黄色いタグがブランドの証でもある福井県内の漁港で水揚げされた北陸・冬の味覚の王様「越前がに」。予想以上の大きさにびっくりです。
この越前がには、蟹本来の味わいを楽しめるようシンプルに塩茹ででいただくのですが、まず最初に丸ごと1杯の状態で見せに来てくれ、その後、厨房で食べやすいようにカットして、再度運んで来てくれます。
いっしょにいる相手に「わっ、大きい蟹!」と驚いてもらいたいお客さんや、記念に写真を撮りたいお客さんのための心遣いなのでしょう。
しっとりとした蟹身は甘く、ジューシー。身も蟹味噌もぎっしりと詰まっており、大人2人で1杯食べきるのがやっとなほど。心ゆくまでおいしい蟹を味わいたい人におすすめです。
おいしい越前がにや懐石料理には、福井の地酒がよく合います。
料亭「遊膳」では、福井の地酒をはじめ、さまざまなお酒を取り揃えていますが、今回はあわら温泉にある旅館の女将たちで結成される「あわら温泉 おかみの会」がこしらえたという、純米吟醸酒「女将」をいただきました。
クセがなく、すっきりとしていて飲みやすいお酒で、人気があるのも納得です。何より、福井のお米で作った福井の地酒が、北陸の海の幸に合わないわけがありません。
焼き物はずわいがにの炭火焼き、御飯はかに雑炊、香の物と季節の野菜漬け盛り合わせ。
ずわいがに炭火焼きは、厨房で焼いてもらうことも、個室で焼くこともできるのですが、今回は個室で焼いていただきました。蟹の炭火焼きって、どうしてあんなに甘く香ばしい匂いがするのでしょうか、越前がに塩茹ででお腹がぱんぱんなのに、手が止まりません。
最後にデザートの果物が運ばれてきて、蟹三昧懐石の夕食は終了。大満足の内容でした。
翌日の朝食も、同じく料亭「遊膳」(個室)での和定食。おかず一品一品の量は少なめですが、品数豊富で健康的な朝食です。炙って食べられる干物が特に気に入りました。
指定した朝食の時間に合わせて1人用の釜で炊き上げてくれる、つやつやピカピカのご飯。温野菜と厚揚げの蒸しものも、彩りがよく、シンプルな味わいが楽しめました。
料亭「遊膳」は、個室でゆっくりと自分たちのペースで食事を楽しめ、料理もサービスも素晴らしいので、贅沢ではありますが、大切な人との特別な旅行や記念日に利用するのにおすすめです。
グランディア芳泉の館内施設には、ラウンジ観月、ゆとろぎ玉子ゆで処、料亭「遊膳」、レストラン「季の蔵」、カラオケルーム、麻雀ルーム、ディスコクラブ、ショッピングモールなどがあります。
グランディア芳泉は、ただ寝泊りするだけでなく、ゆっくり滞在を楽しむタイプの温泉旅館なので、館内施設は充実しています。
上は、離れ ゆとろぎ亭のチェックイン時にも利用したラウンジ観月。庭園を眺めながら、コーヒーやアイスクリームなどを楽しむことができます。
中庭には、風水球と足軽の湯(足湯)。
ラウンジから「離れ ゆとろぎ亭」へと通じる通路には、温泉たまご作りが無料で楽しめるゆとろぎ玉子ゆで処が設けられています。温泉宿ならではのお楽しみですね。
広々とした館内には、気軽に腰を降ろせる椅子やソファもところどころに置かれています。奥に見える茶室のようなものは、一服茶屋。
ナイトライフを楽しみたい方には、カラオケルーム(1時間5,400円)、麻雀ルーム(1室12,960円)、ラーメンやソースカツ丼などの夜食が食べられるうまいもん処「越前」(19時~24時)、カラオケバー、ディスコクラブ、シアタークラブなどの館内施設も。
食事処は、個室スタイルの料亭「遊膳」と、オープンキッチンとブッフェスペースがあるレストラン「季の蔵」のほか、グループ向けの宴会場が大小合わせて17か所あります。
館内には自動販売機(清涼飲料水、お酒)がたくさん設置されており、夜に何か飲みたいときに便利。ただし、ペットボトル210円、缶コーヒー160円と、若干割高です。
1階フロントロビーの奥には、北陸や福井の名産品(お菓子、海産物、地酒、工芸品など)を販売するショッピングモール「花春秋」があります。
入り口近くにはグランディア芳泉女将のおすすめコーナーも。常時800点以上と品ぞろえ豊富なので、福井の旅のおみやげを買うのに便利です。
グランディア芳泉には、温泉大浴場「天上のSPA」や、2016年10月にリフレッシュオープンした別邸 個止吹気亭、離れ ゆとろぎ亭専用の「ひのき大浴場」があります。
あわら温泉グランディア芳泉には、本館5階に、どの客室に泊まっている人も利用できる温泉大浴場「天上のSPA」があります。
天上のSPAは2017年7月にリニューアルした、新しくてきれいな大浴場。大風呂、ひのき風呂、寝湯、露天棚湯(月の湯)、露天空湯(星の湯)など、優雅な湯めぐりを楽しめると口コミで評判が良いです。
「月の湯」には、大風呂、ひのき風呂、寝湯、かけ湯、サウナ風呂、水風呂、露天棚湯。「星の湯」には、大風呂、ひのき風呂、寝湯、美泡の湯、かけ湯、サウナ風呂、水風呂、露天空湯があり、男女時間帯入れ替え制となっているので、朝と夜に時間を変えて行けば、両方を楽しむことが可能。
「別邸 個止吹気亭」と「離れ ゆとろぎ亭」に泊まっている方は、客室の温泉露天風呂とは別に、別邸 個止吹気亭、離れ ゆとろぎ亭専用の「ひのき大浴場」を利用できます。
2016年10月にリフレッシュオープンしたひのき大浴場は、ひのきをふんだんに使用した贅沢なお風呂。天上のSPAに比べ、利用する人がが少ないので、庭園を眺めながらゆったりと贅沢な時間を過ごすことができます。
ひのき大浴場は「御婦人乃湯」と「殿方乃湯」に分かれており、入れ替え制ではありません。どちらも広々として清潔感あふれる脱衣所と洗面コーナーがあり、ウォーターサーバーやマッサージチェア(無料)も設置されています。
「別邸 個止吹気亭」と「離れ ゆとろぎ亭」には、客室に温泉露天風呂がついていますが、せっかくなら、広々とした天上のSPAやひのき大浴場にも入ってみるのがおすすめです。
なお、あわら温泉の湯は、アルカリ性単純温泉。無色透明で肌あたりがよく、さまざまな効用があるとされています。グランディア芳泉は3つの自家源泉を所有しており、「天上のSPA」でも、「ひのき大浴場」でも、客室露天風呂でも、”あわらの湯”を楽しめます。
あわら温泉グランディア芳泉ホテルの口コミと評判は?実際に泊まってみた感想とおすすめ度
今回は、せっかく冬場に福井県のあわら温泉まで行くのだから…と、グランディア芳泉の一般客室ではなく、「離れ ゆとろぎ亭」温泉露天風呂付客室に、越前がに付きの蟹三昧の食事プランで予約しました。
そのため、1泊2食つきで1人5万円超(2名1室10万円超)と宿泊料金は高かったですが、それだけの価値があると思えるお部屋と料理で大満足。あわら温泉にはほかにもたくさん温泉旅館がありますが、口コミで評判のよいグランディア芳泉を選んでよかったです。
お部屋に露天風呂付がついているので何度も入ることができましたし、食事も個室でゆっくりと食べることができました。本場福井で食べる越前がにはとてもおいしくて感激!
家族や恋人と記念日などの特別な機会に泊まるのにおすすめです。
もう少しカジュアルに温泉旅館を楽しみたいのであれば、温泉露天風呂付客室ではなく、比較的手ごろな料金(1泊2食付き1万円~)で泊まれる一般客室が良さそうです。
一般客室に宿泊する場合は、リニューアルした大浴場「天上のSPA」が利用できます。お子さんのいるファミリーならバイキングスタイルの食事もきっと楽しいことでしょう。
客室タイプが多く、目的や予算に合わせて宿泊プランを選べるのも、グランディア芳泉の魅力だと思います。
フロントスタッフは親切で、北陸の観光の相談に乗ってくれたり、地図やバスの時刻表をコピーしてくれたりしました。仲居さんは、年配の方が多く、ベテラン揃いという印象。
立地に関しては、グランディア芳泉はJR芦原温泉駅から少し離れていますが、シャトルバスで送迎してもらえるので困ることはありません。
ただ、いったんチェックインしてしまうと、周辺(徒歩圏内)には観光したり、おみやげを買ったりするような場所はないので、館内でゆっくり温泉・食事・娯楽などを楽しむ、滞在型の宿泊施設だと言えるでしょう。
グランディア芳泉は、忙しい日常から離れ、ゆったりとした上質な時間と心地良いお風呂、そしておいしい食事を楽しみたい方におすすめの温泉旅館です。
各公式サイトのバナーをクリックすると、あわら温泉グランディア芳泉の空室状況と最安値をCheckできます!
数ある旅行予約サイトの中で人気なのが、じゃらん、楽天トラベル。なんと国内ホテル予約のシェア60%以上!
会員の方はそれぞれの公式サイトから申し込めば、よりお得に泊まれます。(じゃらんはPontaポイント、楽天トラベルは楽天スーパーポイントが宿泊料金の1~2%も付与!)
ホテル宿泊料金(大人一人):1泊2食付 10,000円~/大人2名で宿泊時の1名分
住所 | 福井県あわら市舟津43-26(地図) |
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電話 | 0776-77-2555 |
アクセス | JR芦原温泉駅からシャトルバス(無料)またはタクシーで約10分 |
最寄駅 | JR「芦原温泉」駅、えちぜん鉄道「あわら湯のまち」駅 |
部屋数 | 115室 |
設備・備品 | 液晶デジタルテレビ、冷蔵庫、電話、金庫、エアコン、空気清浄機、温泉露天風呂・シャワーブースまたは内風呂、洗浄機付きトイレ、ドライヤー、浴衣、タオル、バスタオル、ハミガキセット、ブラシ、ハンドソープ、シャンプー、リンス、ボディソープ等(客室により異なる) |
インターネット | 無線LAN(Wi-Fi)によるインターネット接続サービスを無料で利用可能。 |
館内施設 | 喫茶・バー(20:00~24:00) 、自動販売機(清涼飲料水・酒・たばこ)、売店(7:00~22:00)、娯楽施設 囲碁/将棋/電動麻雀/カラオケルーム(いずれも有料) |
駐車場 | あり。約300台収容可能(宿泊者は無料で利用可能) |
サービス | JR芦原温泉駅とホテル間の無料送迎シャトルバス(要予約)、温泉たまご作り体験 |
クレジットカード | VISA、JCB、マスターカードなど、主なクレジットカードが利用できます。デビットカードは利用できません。 |
チェックイン | 15:00~19:00(18:00以降になる場合はあらかじめ連絡のこと。) |
チェックアウト | 10:00 |
あわら温泉グランディア芳泉フォトギャラリー
あわら温泉グランディア芳泉の宿泊記ブログを書いた人
のんくら
当メディアのプロデューサー兼チーフエディター。日本全国を旅しながらご当地の美味しいものを食べることが趣味。
カプセルホテルからハイクラスホテルまで様々なホテルや旅館に実際に泊まり、独自の厳しい目線で予約サイトの口コミや評判が真実なのかを徹底的に調査しています。
編集&校正 ビー・エイブル