クラス:温泉料理旅館 口コミ評価:4.1/5.0
ねぎや陵楓閣に泊まってみた感想とおすすめ度。お部屋の様子と客室備品・バスルーム(お風呂)・アメニティグッズ・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。
創業1857年と、実に160余年の歴史を持つ有馬温泉の老舗旅館、ねぎや陵楓閣。落葉山の中腹にあり、自生する楓や桜の木々に囲まれているため、「隠れ宿」・「おこもり宿」と呼ぶのにぴったりのお宿です。
ねぎや陵楓閣は、神戸市の有馬温泉の落葉山中腹にひっそりと佇む160余年の歴史を持つ老舗旅館です。楓や桜などの木々が四季折々の表情を見せてくれる自然あふれる環境で、旬の食材を使った料理や露天風呂が楽しめます。
有馬温泉は三宮や大阪からの交通アクセスが良く、気軽に行ける温泉地として人気です。
日本三古泉に数えられる有馬温泉の歴史は古く、遠く神代の時代まで遡りますが、有馬の湯が広く知られるようになったのは奈良時代から鎌倉時代にかけて。塩分と鉄分を多く含む黄金色の湯は「金泉」と呼ばれ、かの太閤秀吉も湯治に足を運んだそうです。
日帰り温泉も楽しめる有馬ですが、せっかくなら一泊してゆっくり楽しむのがおすすめ。
このページでは、有馬温泉駅から近く、おいしい料理とお風呂を楽しみたい方にぴったりの隠れ宿「ねぎや陵楓閣」を、実際の宿泊記を交えて紹介します。
ねぎや陵楓閣の最寄り駅は神戸電鉄「有馬温泉」駅(徒歩5分)。三宮・大阪・京都から高速バスもあり、三宮から約30分・大阪から約60分で到着します。有馬温泉の中心街に近い便利な立地。
有馬温泉ねぎや陵楓閣の最寄り駅は、神戸電鉄有馬線「有馬温泉」駅です。三宮からは、神戸市営地下鉄「谷上」駅→神戸電鉄「有馬口」駅→「有馬温泉」と乗り継いで約30分。
また、三宮・大阪・京都から高速バスも運行しており、三宮から約30分、大阪から約60分で到着します。バスは乗り換えがなくて楽ですが、本数は電車のほうが多いようです。
ねぎや陵楓閣は「有馬温泉」駅から徒歩約5分と近く、また温泉街の中心地までも歩いて5分ほどでと便利な立地です。ただし、落葉山の中腹に建つお宿なので、駅からはやや急な斜面を上がらなくてはなりません。(駅から電話をすれば迎えに来てもらえます)
斜面を上がった先、自生する大きな楓の木の向こうにねぎや陵楓閣が見えてきます。このときは青々とした葉が茂っていましたが、毎年11月下旬には見事に紅葉するそうです。
車で行く場合、宿泊者は無料で駐車場を利用できますが、台数に限りがある(約30台)ので、予約時に車で行くことを伝えておきましょう。
クラシカルな雰囲気のねぎや陵楓閣のフロントロビー。カウンターは小さめですが、チェックインやチェックアウトの待ち時間は広いロビーに置かれたソファーでラクラク。
趣のある石段を上がった先に、ねぎや陵楓閣の玄関があります。
玄関には「陵楓閣」(読み方は「りょうふうかく」)という金文字が掲げられてました。「陵」は大きな丘・のぼるという意味、「楓」はカエデの木、「閣」が建物の意味なので、高いところにあるカエデのお宿ということでしょう。
ちなみに、「ねぎや」の「ねぎ」は植物の葱ではなく、神職の職称のひとつで、「禰宜」と書くそうです。神職についている人たちの宿舎という意味で「ねぎや」と名乗ったのが始まりだとか。
玄関の内側。チェックイン開始時間(15時)だったので、サイズ別のスリッパがずらりと並べられていました。玄関を入って右手にフロントカウンター、左手に昔ながらの応接室といった雰囲気のロビーラウンジがあります。
ロビーラウンジといっても、飲食物の提供があるわけではありません。休憩スペースのようなもので、こちらのソファに腰を下ろしてチェックインの順番を待ちます。
フロントロビー周辺にはアンティークな雰囲気の柱時計や照明、らせん階段などがあり、昔にタイムスリップしたような感覚を覚えるかもしれません。
座ったまま行えるシッティングチェックインではなく、順にフロントカウンターに呼ばれチェックインの手続きを行うかたちです。チェックインの後は、担当の仲居さんが荷物を持って、館内の案内をしながらお部屋まで案内してくれます。
※最終チェックインは19時、チェックアウトは11時です。
ねぎや陵楓閣のお部屋は東館・本館・西館あわせて全部で36室。お部屋によりかなり設備が異なります。おすすめの客室はリニューアルされた和洋室です。
ねぎや陵楓閣の客室は東館、本館客室棟、西館の3つの建物に分かれており、露天風呂付き客室から和洋室まで全36室です(全室禁煙)。
山の斜面に建っており、本館、東館、西館と建設された時期が異なるため、本館ロビー棟の3階が西館の1階につながっているなど、少し不思議なつくりです。階段も多いですが、どの棟にもエレベーターがあり、館内移動がさほど大変とは感じません。
ねぎや陵楓閣の客室の種類は以下の通り。どの客室からも自生する楓を臨めます。
モダンでおしゃれな雰囲気のねぎや陵楓閣の和洋室。おこもりを楽しみたい人におすすめの客室です。
ねぎや陵楓閣の和洋室は2010年6月にリニューアルされたモダンな客室です。定員は2名となっており、カップルにおすすめとのこと。なお、お子さまの利用はできません。
琉球畳に座卓のある和室と、ベッドとソファが置かれたフローリングの居室が、ヘッドボード上にある和紙貼りの引き戸で仕切られています。広さ40㎡のお部屋で大きな窓もあることから、かなりゆったりとした印象です。
今回は西館3階にある和洋室「すわ」に宿泊したので、室内の様子を詳しく紹介します。
入り口の三和土で館内履きのスリッパを脱いで室内へ入ると、右手に一段高くなった和室があり、い草の良い匂いがしました。奥はベッド2台とソファが設えられた広い居室です。
暖かみのある間接照明が落ち着いた印象のお部屋は、床材と家具が濃い茶色で統一され、ベッドスローの赤色がアクセントになっています。
ベッドは少し幅にゆとりのあるシングルサイズが2台。マットレスは寝心地がよく、清潔なシーツはさらりとした肌触りです。
ベッドの足元方向に、窓に面して2人掛けのソファが置かれています。
ソファに腰を下ろすと、目の前の窓から緑の木々、そしてはるかに山並みが見渡せ、ホッと落ち着けます。(窓から見える景色については後述)
クローゼットのある窓側コーナーから室内を撮影した写真です。ゆとりがある配置なのが伝わるでしょうか。
ベッドヘッドの上にある和紙張りの引き戸を開けると和室が見えます。
ソファの右手の壁際には大きめのクローゼットがありました。中には浴衣と帯のセット、浴衣の上に羽織る丹前、タオルセット、木製ハンガー、消臭スプレー、金庫など。
クローゼットの隣にあるキャビネットの上にはCDコンポ&CDがあり、キャビネットの中の上段にはお茶セット、下段には冷蔵庫が収納してあります。
お茶セットは、急須、湯飲み、電気ポット、茶筒などが置いてあります。下段の冷蔵庫はミニバーではなく(中身は空)、売店や自動販売機で買った飲み物を冷やすためのもの。
クローゼットの上にはエアコンが設置されているのですが、竹を束ねた簾で目隠しがされており、室内のインテリアの統一感を損なわないようになっているのに感心しました。
2台のベッドの間のサイドボードには、電話機、照明のスイッチ、電源コンセントが。枕元でスマートフォンを充電することができます。もちろんWi-Fiも利用可能です。
続いて、ベッドとヘッドボード&引き戸で仕切られた手前の和室スペースを紹介します。
和室スペースには縁なしの琉球畳が敷かれ、長方形の座卓と座椅子、奥の床の間には薄型テレビが置かれていました。卓上に置かれたタブレットで館内情報を見られます。
お部屋まで案内してくださった仲居さんがお茶を入れて運んできてくれました。
お茶請けのお菓子は有馬温泉名物、きんせん堂の「金泉焼」。あっさり甘みの小豆あんを柔らかい小餅で包み醤油をつけて焼き上げたおいしい餅菓子は、売店でも購入可能です。
床の間の生け花。ねぎや陵楓閣は客室数が少ないせいもあるのか、随所に気配りが伺え、おもてなしを受けていると感じられます。
床の間のテレビ台の下にはレターセットと鉛筆の入った文箱がありました。温泉地の旅館で手紙をしたためるのも、趣深いものですね。
引き戸を開けると、ベッドのある居室、そして窓の外まで見渡せて広々とした印象です。
今回は夕食が部屋食のプランで宿泊したため、夕食はこの座卓でいただきます。掘りごたつ式になっており足を下ろせるので、座りやすく、正座が苦手な方も安心です。
ねぎや陵楓閣の和洋室はバスルーム、洗面台、トイレが独立しており、カップルでも気兼ねなく使えます。
ねぎや陵楓閣の和洋室のバスルームは、お部屋に入ってすぐ横にある扉の内側です。バスルームと洗面化粧台とトイレがそれぞれ独立していて、カップルでも気兼ねなく使えます。
突き当たりには洗面化粧台があり、その手前に脱衣かごとゴミ箱があります。
洗面台の横がバスルームです。バスルームと言っても、バスタブはなく、シャワーのみ。温泉地なので、ほとんどの人が館内の温泉(大浴場)を使うからでしょう。
トイレは、引き戸を開けると自動で便座のふたが上がる仕組みのウォシュレットタイプ。清掃も行き届いており、気持ち良く使うことができました。
ねぎや陵楓閣のアメニティグッズは種類も豊富で、ホテルオリジナルアメニティもあるなどワンランク上の満足感を得られます。女性に嬉しい基礎化粧品のアメニティグッズもあり。
アメニティグッズと備品は洗面台の上に拡大鏡とフェイス&ハンドソープ、コップ、洗面台のひきだしの中に歯ブラシセット、ボディタオル、ヘアブラシ、カミソリ、シャワーキャップ、女性用の個包装スキンケアセット、タオル、ヘアドライヤーがありました。
スキンケアはPOLAの「ひととき」というホテル専売アメニティブランドのもの。バスルームには同じくPOLAのリンスインシャンプーとボディソープのボトルが置かれています。
宿の周囲に楓や桜などが自生し、四季折々の景色を楽しめます。ねぎや陵楓閣ではシーズンによって景色の変化を身近に感じることができます。
ねぎや陵楓閣の周囲には楓や桜などの木々が自生し、四季折々の景色を楽しめます。どのお部屋からも楓が見えますが、西館3階の和洋室の窓からはこんな景色が見えました。
青々とした葉を揺らす木々の向こうに、はるかな山並みが見渡せます。濃緑の景色も良いですが、毎年11月下旬ころには楓が真っ赤に色づき、見事な紅葉が楽しめるとか。
仲居さんのお話では、絶景の見られる紅葉シーズンは人気があり予約も多いそうですが、季節を変えて何度も訪れたくなるのがわかる気がします。
落葉山の中腹に面したねぎや陵楓閣の中でも、ここ西館の3階は最も高い位置にあるので、遮るものが何もない景色を独り占めできるのが魅力です。
有馬温泉は夜は真っ暗で夜景は楽しめませんが、その代わり朝の景色が楽しめます。
上は翌朝、日の出前に撮影した写真です。西の空にあった夜の名残を、東の空から広がる淡い光が染め上げていく様を眺めて、静寂に包まれた贅沢な時間を過ごせました。
山の稜線を眺めていると、ここが三宮駅からわずか30分の距離だということを忘れそうになります。こんな景色が堪能できるねぎや陵楓閣は、日頃の喧噪を忘れてリラックスしたい人や、特別な時間を共有したいカップルにおすすめです。
なお、窓にはロールスクリーンがついているので、ゆっくり朝寝坊したい人は夜寝る前にロールスクリーンを下ろしておくと良いでしょう。
金泉の露天風呂を備えたねぎや陵楓閣の大浴場は男女入れ替え制。プライベートが守られた2種類の貸し切り風呂も人気です。
有馬温泉にあるねぎや陵楓閣に泊まったら利用したいのが、金泉の露天風呂を備えた浴場です。金泉とは、有馬温泉に涌く塩分と鉄分を多く含んだ黄金色(実際には茶色っぽい)の温泉のこと。
ねぎや陵楓閣には、2014年6月にリニューアルした「大浴場」と「ひぐらしの湯」の2つの浴場があり、それぞれに内湯と露天風呂が備わっています。2つの浴場は男女入替制で、15時~深夜1時と、翌朝5時~10時まで何度でも入浴が可能です。
大浴場は15時~深夜1時までが女湯、早朝5時~10時までが男湯になります。(逆に、ひぐらしの湯は15時~深夜1時までが男湯、早朝5時~10時までが女湯です。)
宿泊者は夜と朝で、大浴場とひぐらしの湯の両方のお風呂に入ることができます。
大浴場の内湯(銀泉)。広々としていて気持ちが良いです。
ねぎや陵楓閣の大浴場の露天風呂。茶色っぽく見える「金泉」は含鉄ナトリウム、塩化物強塩高温泉で、空気に触れると赤茶色に変化するのが特徴です。
金泉は塩分と鉄分を多く含んだ温泉で、塩がお肌につき薄い皮膜をつくるため保湿効果が持続し、湯上がりは肌がしっとりなめらかに潤います。お風呂を上がって部屋に戻った後、自分のひじがつるつるとしているのに驚きました。
続いて、ひぐらしの湯を紹介します。ひぐらしの湯は本館ロビー棟3階から、外履きのサンダルに履き替え、山の斜面へと続く屋外の階段を上って行かなくてはなりません。
階段で振り返って本館ロビー棟を見たところ。建物が山の斜面に沿うように建っており、木々に囲まれているのがよくわかると思います。
ひぐらしの湯の内湯(銀泉)。横の扉から露天風呂に出られます。
ひぐらしの湯の露天風呂(金泉)も緑に囲まれており、まろやかなお湯に浸かりながら、マイナスイオンも浴びているような気持ちになれました。
ねぎや陵楓閣は総客室数が36室と少なく、温泉の利用可能時も長いためか、比較的浴場は空いており、広々と使えました。タイミングにもよると思いますが、私が行ったときは、浴場に先客がいても一人、早朝は独り占め状態でした。
また、ねぎや陵楓閣には、カップルや家族でいっしょにお風呂に入りたい方のために貸切風呂が用意されています。貸切風呂は 「棗(なつめ)の湯」と「譲葉(ゆずりは)の湯」の2種類。 予約制で45分間3,240円で利用できます。
上の写真は貸切風呂 「棗(なつめ)の湯」です。貸切風呂にも有馬温泉・金泉が備わっており、人目を気にせず金泉を堪能できます。
「金泉二人占め!貸切風呂付カップルプラン」なら、プランに貸切風呂利用料が含まれているので、ふたりきりの贅沢な時間に過ごしたい特別なお泊まりにおすすめです。
カップルプランを利用すると、湯上がりにぴったりの、少し炭酸がきつめの有馬サイダーのプレゼントがあります。
ねぎや陵楓閣の館内施設には、お土産が買える売店のほか、自動販売機(ソフトドリンク・アルコール)があります。
ねぎや陵楓閣の館内施設としては、本館ロビー棟1階に、金泉焼や炭酸煎餅などの有馬銘菓やおみやげを販売する売店があります(夜間は営業していません)。
また、館内には自動販売機(ソフトドリンク・アルコール)もあります。缶コーヒーが120円、ミネラルウォーターのPETボトルが130円と一般的な価格で、良心的です。
(宿から徒歩5分ほどの有馬温泉中心街に24時間営業のコンビニもあります。)
ねぎや陵楓閣の朝食は豪華です。品数も十分で彩りの鮮やかな優しい和食のコースメニューになっています。
朝食は本館ロビー棟3階にある大広間「楓(かえで)の間」でいただきました。
「楓の間」の名前の通り、窓の外には大きな楓の木々が見え、このときは青々とした葉を揺らしていましたが、11月下旬には真っ赤に紅葉して圧巻の景色が楽しめるそうです。
品数豊富な朝食は旅館に泊まる醍醐味。ねぎや陵楓閣では、目覚めにふさわしい、彩りの鮮やかな優しい和食のコースをいただけます。
温泉卵、煮物、温野菜、煮浸し、明太子のせ豆腐、焼き魚、炊きたてご飯、味噌汁、海苔、漬物。どれも美味しく、窓の外の景色を楽しみながらゆっくり咀嚼すると、しみじみと幸せな気持ちになれる朝ご飯です。
ねぎや陵楓閣では、毎日直接市場より仕入れる新鮮な食材を使った月替わりの会席料理が人気です。
夕食の内容は宿泊プラン・季節により異なります。今回は夕食に「秋風が心地よい月の御献立」をお部屋食プランで味わってきたので詳しくご紹介します。
最初に運ばれてきたのは食前酒と前菜の盛り合わせ。食前酒は神戸・泉酒造より仙介 ひやおろし、前菜は焼き茄子豆腐、鱧の煮こごりに鱧子を添えたもの、葡萄や大徳寺麩などの白酢和え、丹波黒枝豆と焼目栗、魳柚庵焼き。
ひとつひとつ手が込んでおり、目にも美しく、美味しいです。
清まし仕立てのお椀は、菊花豆腐に海老と若布ひじき、向付は白身のお刺身とあしらい。
瀬戸内産の鱧を使った鱧鍋はフワフワの食感が楽しめます。白葱、若布、玉ねぎ、葛きり、豆腐も入っており、柚子胡椒を添えていただくとまた違った味わいです。
油物は無花果の揚げ出しと鰆玄米揚げ、合肴は萩豆腐の牛アキレス銀庵掛け、留肴は合鴨ロース煮の白芋茎&小芋添え、最後に季節のご飯と赤だし、お漬物が出てきました。
この会席料理は野菜や魚が多めで、品数は多いですが、女性でも無理なく完食できます。どれも丁寧な仕事ぶりの伺える美味しさで、食べ終わるころにはお腹も心も大満足!
水物(デザート)をいただいて、「秋風が心地よい月の御献立」の夕食は終わり。
今回、部屋食のお料理は一品づつ仲居さんがお部屋に運んで来てくれたのですが、早くも遅くもない絶妙なタイミングは、さすがベテランの仲居さんだな・・・と思いました。
ほかのお客さんの存在を気にすることなく、ふたりきりでゆっくりと食事を楽しみたい人に、部屋食付きのプランはおすすめです。
ねぎや陵楓閣の食事は夕食も朝食も最高でした! さすが、料理旅館と名乗っているだけのことはあります。ねぎや陵楓閣には食事のない素泊まりプランもありますが、この宿に泊まるなら食事付きプランがおすすめです。
有馬温泉ねぎや陵楓閣の口コミと評判は?実際に泊まってみた感想とおすすめ度
創業1857年と、実に160余年の歴史を持つ有馬温泉の老舗旅館、ねぎや陵楓閣。落葉山の中腹にあり、自生する楓や桜の木々に囲まれているため、「隠れ宿」・「おこもり宿」と呼ぶのにぴったりのお宿です。
仲居さんやほかのスタッフの皆さんも(おせっかいでもなく、気が利かないのでもない)細やかな心遣いをしてくださり、気持ちの良い滞在ができて大変満足しています。
今回宿泊した和洋室は2010年6月にリニューアルされた客室なので、廊下や大広間などの共有部分と比べると、モダンで洗練されていると感じました。ふたりでおこもりを楽しみたい、カップルの記念日や特別なお泊まりにおすすめです。
ファミリーやグループの場合は、畳に布団を敷くスタイルの和室を選ぶと良いでしょう。
山の中腹にある宿で、部屋数が少ないこともあり、とても静かでゆっくりと過ごせます。
外国人ゲストも宿泊していますが、団体客を受け入れるような大型の旅館ではないので、個人旅行者が中心で、がちゃがちゃした感じは全くありません。
三宮から30分、大阪駅からも60分とアクセスが良いのに、「遠くに来た感」「非日常感」をたっぷりと味わえる有馬温泉のねぎや陵楓閣。温泉に浸かって、おいしいものを食べ、大切な人と思い出に残る滞在をしたいなら、間違いなくおすすめのお宿です。
宿の周りの楓が真っ赤に染まる、毎年11月下旬頃の紅葉シーズンは人気があるとのこと。その時期に宿泊を考えているなら、早めに予約をするのが良さそうです。
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ホテル宿泊料金:素泊まり 2名1室利用時の1名あたり 9,000円(税別)~
1泊2食付き2名1室利用時の1名あたり17,000円(税別)~
住所 | 兵庫県神戸市北区有馬町1537-2(地図) |
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電話 | 078-904-0675 |
アクセス | 神戸電鉄有馬線「有馬温泉」駅(徒歩5分) 京都・大阪・三ノ宮から高速バスあり(京都からは約70分、大阪からは約60分、三ノ宮からは約30分 ) |
最寄駅 | 神戸電鉄有馬線「有馬温泉」駅(徒歩5分/送迎も可能) |
部屋数 | 36室(全室禁煙) |
設備 | 大浴場、露天風呂、貸切風呂、売店、自動販売機 |
インターネット | 無料Wi-Fiあり |
駐車場 | あり(台数に限りがあるためお車の場合は事前に連絡を) |
サービス | 駅またはバス停から無料送迎あり、マッサージサービス(有料) |
クレジットカード | VISA、JCB、American Express、Diner's Club、UC、DC、NICOS、OMC、Bank Card、UFJCard、Master Card、Saison、JACCS、CF、Daimaru、Takashimaya、楽天カード、ANA、JAS、JAL、デビットカード |
チェックイン | 15:00(最終チェックイン19:00) |
チェックアウト | 11:00 |
公式サイト | ねぎや陵楓閣 |
ねぎや陵楓閣フォトギャラリー
有馬温泉ねぎや陵楓閣の宿泊記を書いた人
ayan
愛知県在住フリーランスで、ブログ歴16年目のブロガー&旅ライターとして国内外で活動中。各国政府観光局及び航空会社とのタイアップ企画参加経験も複数あり。
旅行が大好きで、過去に旅した国は10カ国以上。5つ星ホテルからバックパッカーズのドミトリーまで多種多様な宿泊施設に泊まった経験を元に、ホテルやラウンジを詳しく紹介します。
編集&校正 ビー・エイブル