クラス:温泉旅館 口コミ評価:4.0/5.0
夢海游淡路島に泊まってみた感想とおすすめ度。お部屋の様子と客室備品・バスルーム(お風呂)・アメニティグッズ・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。
淡路島の洲本温泉にある夢海遊は温泉大浴場や貸切風呂があり食事付きプランなどもある、家族旅行をはじめ、女子旅やグループで訪れるのにおすすめの温泉宿です。
夢海游淡路島は、兵庫県洲本市の洲本温泉街にある総客室数101室の温泉旅館です。ティーラウンジや屋内プール、カラオケルーム、キッズコーナーなど館内施設が充実しています。
洲本温泉は、リゾートホテルや旅館が多い淡路島でも人気の観光地。土産店や食事処などが密集しているわけではなく、温泉街をゆっくり散策……という場所ではありませんが、宿泊するホテルや旅館の温泉に入り、日ごろの疲れを癒すのにぴったりのスポットです。
その洲本温泉にある夢海游淡路島は、ホテルニューアワジ系列の旅館のひとつ。館内にはティーラウンジや屋内プール、カラオケルーム、キッズコーナーなどがあり、家族旅行、女子旅やグループで訪れるのにおすすめのお宿です。
ホテル予約サイトでの点数は4.0と口コミの評判が良い夢海游淡路島。今回、夢海游淡路島に実際に泊まってきたので詳しくご紹介します。
夢海游淡路島のアクセスは大浜海岸から徒歩で行けます。車出のアクセスは「洲本IC」から約10分。無料の大型駐車場あり。
夢海游淡路島は兵庫県洲本市にあり、車でアクセスする場合は、「洲本IC」から約10分。高速バスを利用する場合は、大阪から120分、新神戸から100分、三宮から80分、舞子からは60分ほどです。
夢海游淡路島は、駐車場100台分を完備しており、宿泊者はチェックイン日は12時から、チェックアウト日は12時まで無料で利用可能です。
洲本高速バスセンターからは、ホテルニューアワジグループのホテルをつなぐシャトルバスが運行しています。シャトルバスの時刻表は、夢海遊公式サイトで確認可能です。
夢海游淡路島は、別フロア和みとスタンダード客室の2つのカテゴリに、和室、洋室、和洋室があります。
夢海游淡路島の客室は全101室。客室の種類は以下の通りです。
・特別フロア和み 展望檜風呂付特別室A・B
・特別フロア和み 和室ツイン
・特別フロア和み 和洋室
・特別フロア和み 和室
・特別フロア和み 和室ツイン
・スタンダード客室 琉球畳和室
・スタンダード客室 和洋室(和室10帖+ツイン)
・スタンダード客室 和室(10帖)
・スタンダード客室 和室(8帖)
・スタンダード客室 スーペリアツイン40㎡
・スタンダード客室 スタンダードツイン30㎡
・スタンダード客室 スタンダードツイン19㎡
ワンランク上のくつろぎを追求した特別フロア和み(なごみ)は、2015年7月にオープンした客室。ホテル上階の7階にあり、客室の窓からは大浜海岸が見渡せます。
さらに、特別フロアに宿泊しているゲストだけが入れる専用ラウンジ「和みラウンジ」もあり、フリードリンクやインターネット接続パソコンが無料で利用可能です。
夢海游淡路島のおすすめの客室「スタンダードツイン」部屋の中の様子や客室備品をご紹介します。シングルベッド2台が置かれたホテルタイプのお部屋。
今回は、本館の山側に面したコンパクトなツインルームの洋室「スタンダードツイン」(19㎡)に泊まってきたので、お部屋の様子を詳しく紹介します。
スタンダードツインのお部屋には、ロータイプのシングルベッドが2台置かれており、温泉旅館でありながら、シティホテルの客室のような雰囲気です。
ベッドの足方向には、デスク&チェアとテレビ。サイズは40型なので大きいというわけではありません。お部屋の広さから考えるとこの大きさでも十分だと思いました。
作業デスクは狭いので広く使って仕事をすることは難しそうです。見持つを置いたり手さげのバッグを置いたりするには便利です。
据え付けの棚には、電気ポットとコップ、グラスがあり、煎茶が置かれています。細菌のホテルではT-falのようなポットが多いので、常に保温できるポットは便利です。
お部屋の中には、クローゼット、冷蔵庫、鍵を差し込むタイプの金庫があります。
写真を見ると分かりますが、長めのロングコートなどをかけると高さが足りないのが少し気になった点です。その分、下の段には靴入れがあったのでこれは便利だと思いました。
クローゼットの中には、男女用の浴衣、お風呂用バスタオルなどが用意されていました。
スタンダードツインの窓際には小さめの丸テーブルと、一人掛けのイスが2脚あります。
スタンダードツイン(19㎡)の場合、窓からは山や街が見えるくらいで、特に眺望がいいとはいえませんが、窓際の丸テーブルとチェアは食事の後、お部屋で飲み直すときに良さそうです。
お部屋から海を眺めたい場合は、高層階海側確約のスーペリアツインがおすすめです。
夢海游淡路島の客室には、室内備品としてSHARPの空気清浄機が置かれています。
サイズが大きいため通行に邪魔に感じたのと、姿鏡の端がが少し隠れている点が気になりました。
性能は十分ありその点では安心です。
冷蔵庫はミニバーになっています。中には、ビール、チューハイ、ミネラルウォーター(有料)などが入っています。
冷蔵庫の容量が少ないので、外で大量に買い込んだものを冷やすスペースはほとんどありません。
夢海游淡路島のバスルームは少し古さを感じるデザインですが、天然温泉 大浴場を利用する方なら気にすることはなさそうです。
夢海游淡路島の客室バス・トイレは客室タイプにより異なりますが、今回泊まったスタンダードツイン(19㎡)客室の浴室は、浴槽とトイレがいっしょになったユニットタイプです。
少し古さを感じる浴室でしたが、夢海游淡路島は天然温泉が魅力の旅館。お部屋のお風呂に入る人は少ないと思うので、特に不便は感じませんでした。
洗面台はバスルームと独立して配置されています。台はやや狭めではありますが、ボウルの横にはスペースがあるため、手洗いやメイクをするのには十分です。
夢海游淡路島のアメニティグッズの種類は特別ではありませんが、宿泊に必要なレパートリーが揃えられています。子ども用のアメニティグッズもあり。
夢海游淡路島には、ハンドソープ、ドライヤー、洗面アメニティが洗面化粧台のまわりにセットされています。
洗面アメニティは歯ブラシ、カミソリ、レディースセット(髪留めゴム、カット綿、綿棒)、コームがありました。バスアメニティはボディーソープ・シャンプー・リンスが置いてあります。
洗面台に用意されていた大人用アメニティのほか、子ども用のアメニティもあります。
夢海游では、「国生みの湯」「芝右衛門の湯」、離れにあるスパ「白砂の湯」「青松の湯(薬湯付)」、貸切家族風呂「夢海」の5種類の温泉大浴場を楽しめます。
夢海游淡路島の温泉は全部で5種類。本館6階にある大浴場「国生みの湯(露天風呂付)」と「芝右衛門の湯」、離れにあるスパ「白砂の湯(露天風呂付)」と「青松の湯(薬湯付)」、本館6階にある貸切家族風呂「夢海」です。
大浴場と離れのスパは、宿泊者であればどなたでも入ることができます。
お風呂は日替わりなので4つの温泉を楽しむことが可能。景色を楽しみながらプライベート空間でゆっくりと温泉に浸かりたいなら、貸切家族風呂がおすすめです。
本館6階の湯上り処にはイスやソファ、マッサージチェア(無料)、雑誌などがあります。
冷たいお茶のサービスもあるので、私もお風呂上りには冷たいお茶を頂きながら、ソファに座ってゆっくりとした時間を過ごしました。
夢海游淡路島の貸切風呂(時間制)を詳しくご紹介します。プライベートのお風呂タイムが楽しめる展望檜風呂。お風呂からは大浜海岸と海が見え、波の音を聞きながらゆっくりと温泉を楽しむことができます。
貸切風呂は半露天の展望桧風呂。今回はプランに含まれていましたが、通常は45分間3,000円(税別)です。予約が必要ですが、当日でも空きがあれば利用できるとのこと。
プライベート感溢れる贅沢な空間は、家族やカップルでの利用におすすめ。お風呂からは大浜海岸と海が見え、波の音を聞きながらゆっくりと温泉を楽しむことができます。
浴室にはシャワールームがあります。アメニティはPOLAのもの。ほかのお風呂にもシャンプーやリンス、ボディソープは置いてありますが、POLAが使用されているのはこちらのお風呂と、客室内の浴室だけでした。
化粧水や乳液、クレンジング、タオルも全て揃っていて、お部屋から手ぶらで行くことができます。男性用のアメニティも一通り揃っていました。
夢海游淡路島の朝食の内容は和洋ブッフェスタイル。品数は多くはないもののボリュームは十分です。
夢海游淡路島の食事(朝食や夕食)は、四季彩ダイニング「浜房」または、個室料亭「磯辺亭」でいただくことができます。
夢海游淡路島の朝食の内容は、和洋バイキングです。品数がとても多いというわけではありませんが、ご飯やパンに合う定番のおかずが揃っていたので、特に不満はありませんでした。
創作会席料理は前菜から始まり、お造り7種、淡路牛のミニステーキ、旬魚のポアレや天ぷらなど。地元の新鮮な食材をふんだんに使った料理を存分に味わえます。
今回の夕食は淡路牛や地元の新鮮な食材を使ったおすすめの創作会席料理です。オープンキッチンスタイルのダイニング「浜房」にて。
春は真鯛、夏は鱧、秋は紅葉鯛にもどり鰆、冬は淡路島3年とらふぐ。さらに、高級ブランド黒毛和牛である淡路牛に、甘さが特徴の淡路たまねぎと、美味しいものには事欠かない淡路島の旅館らしく、季節ごと、旬の食材を楽しめるのが魅力です。(季節によってメニューは変わることがあります。)
創作会席料理は前菜から始まり、お造りづくし7種、黒毛和牛「淡路牛」のミニステーキ、旬魚のポアレや天ぷらなど、地元の新鮮な食材をふんだんに使った料理を存分に味わうことができました。
特にお刺身はどれもプリプリで新鮮、思わず「おいしい!」と声が出てしまったほど。
デザートは、ビュッフェ形式になっていて、ケーキやプリン、フルーツなどが食べ放題。コーヒーや紅茶を飲みながら、食後のデザートも存分に楽しむことができます。
料理に関しては、おいしくて大満足。我が家は大人2人の料理を子ども2人と分けあって食べましたが、それでも十分お腹が膨れるほど、ボリュームのある食事でした。
夢海游淡路島の館内施設には、喫茶「逢瀬」、キッズスペース、売店、ゲームコーナー、温水プール、屋上ステラテラスがあります。
夢海游淡路島の館内施設を詳しく紹介します。こちらはロビーの横にある喫茶「逢瀬」。チェックイン時にワンドリンクサービスのチケットをもらったので、利用しました。
(※ワンドリンクサービスの有無はプランにより異なる可能性があります。)
窓の外には大浜海岸も見えるので、窓際の席でゆっくりとくつろぐのもおすすめ。淡路の地ビールも販売しているので、お風呂上りにビールを1杯……という楽しみ方も。
喫茶「逢瀬」の隣にあるキッズスペースには、すべり台や絵本、おもちゃが置かれています。どちらかといえば乳幼児向けで、小さな子どもがいるファミリーには嬉しいエリア。
売店は淡路島や兵庫県のお土産の品揃えが豊富です。
奥にはゲームコーナーもありました。
夢海遊には一年中泳げる温水プールもあります。屋内にあるので、雨の日でも心配無用。
プールサイドにはセパレートラウンジや、ジャグジーもあり、お子さんだけでなく、大人の方もゆったりとくつろぐことができます。
本館の屋上ステラテラスからは、大阪湾を一望することができます。夜は22時まであいているので、暖かい季節なら、お風呂の後に潮風を浴びながら涼みにくるのも良いですね。
夢海游 淡路島ホテルの口コミと評判は?実際に泊まってみた感想とおすすめ度
夢海游淡路島は館内にあるお風呂の数も多く、ゆっくりと温泉でくつろいで、体の疲れを癒せる旅館です。レストランスタッフの対応もとても丁寧で、おいしい食事を堪能でき、心身ともにリフレッシュできました。
ただ、食事・布団不要の子ども料金が1人3,500円かかるのは、小さな子連れファミリーには気になるところ。子ども用のアメニティや浴衣はありましたが、食事・布団不要なのですから、もう少し値段設定が低かったら……というのが正直な感想です。
とはいえ、屋内プールもあり、旅館の目の前には海水浴場もあるので、夏場に家族旅行で訪れるのにぴったり。「おいしい食事と温泉でリフレッシュしたい」という方におすすめの旅館です。
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ホテル宿泊料金(大人一人):9,720円~
住所 | 兵庫県洲本市山手1-1-50 (大浜海岸)(地図) |
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電話 | 0799-22-0203 |
アクセス | 【車】「洲本IC」から約10分 【高速バス】大阪から120分、新神戸から100分、三宮から80分、舞子からは60分 |
最寄駅 | 洲本高速バスセンター |
部屋数 | 101室 |
設備・備品 | ハンドタオル、歯ブラシ・歯磨き粉、バスタオル、シャンプー、リンス、ボディープ、石けん、浴衣、ドライヤー、ひげそり、シャワーキャップ、綿棒、温水洗浄トイレ、くし・ぶらし、空気清浄機、冷暖房、テレビ、冷蔵庫(有料ドリンク)、セーフティボックス、湯沸かし器、グラス、湯のみ、ティーパック |
インターネット | 全室対応(無線LAN) |
駐車場 | あり(100台) |
館内施設 | 温泉(白砂の湯、青松の湯)、レストラン、喫茶、売店、ゲームコーナー、キッズコーナー、屋上テラス、屋内プール、カラオケルーム、宴会場、会議室、エステ、リラクゼーション |
クレジットカード | 可 |
チェックイン | 15:00~ |
チェックアウト | 10:00 |
夢海游淡路島フォトギャラリー
夢海游 淡路島の宿泊記を書いた人
NANA
1988年生まれの神戸在住ライター。2児のママ。旅先では観光地をガンガン巡るというよりは、ホテルや旅館でまったり読書をするのが好きなタイプ。
幼稚園児の子どもがいるので、子持ちママ目線で施設の魅力をご紹介しています!
編集&校正 ビー・エイブル