クラス:Tourist 口コミ評価:4.3/5.0
ザ・ペリドットスマートホテルタンチャワードに泊まってみた感想とおすすめ度。お部屋の様子と客室備品・バスルーム(お風呂)・アメニティグッズ・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。
ザ・ペリドットスマートホテルタンチャワードは、沖縄本島のリゾート地として知られる恩納村(おんなそん)の谷茶(たんちゃ)と呼ばれる場所にある、客室数22室のミニマムなスマートホテル。
恩納村は、西側には夕陽も美しい海と、のどかな風景が広がる場所。沖縄美ら海水族館をはじめとした北部の観光地にも車で1時間程度でアクセスすることができ、北部観光の拠点におすすめです。
ザ・ペリドットスマートホテルタンチャワードは、沖縄県内で高品質な住宅供給に定評のある上咲組が設計・施工・運営を手掛け、谷茶ビーチから少し坂を上った傾斜地に寄り添うように建てられています。
2017年4月開業の新しいホテルのためまだ口コミが少ないですが、平均評価は5点満点中4.3と高評価。特に、お部屋と設備についての評価が高いです。
今回、そんなザ・ペリドットスマートホテルタンチャワードに実際に泊まってきたので、朝食やアメニティなどの口コミ情報が真実なのかを感想を交えてご紹介します。
ザ・ペリドットスマートホテルタンチャワードは那覇空港から車で約70分(沖縄自動車道経由)最寄りICは「石川」。バス停「大学院大学前」から徒歩5分。ホテル正面に駐車場(500円/泊、予約は不可)があります。
ザ・ペリドットスマートホテルタンチャワードへは、那覇空港から自動車で約70分。沖縄自動車道の最寄り ICは「石川」です。インター出口からは約10分程度。沖縄科学技術大学院大学(OIST)を目指し、恩納南バイパスを北上した先、左折してすぐです。
ホテル敷地内に駐車場があり、1泊500円で停めることができます。予約制ではないので、満車の場合は、坂を下った場所にある第2駐車場に駐車が可能。
バスの場合は、那覇空港から沖縄バスもしくは琉球バスで、路線番号120番名護西空港線「名護バスターミナル行」に乗り、「大学院大学」バス停を下車して、徒歩5分程度です。バスの場合は約2時間かかります。
ツインルーム3タイプとデラックスルーム2タイプの3タイプ。ツインルームはセミダブルベッド2台もしくはクイーンベッド2台のお部屋。デラックスルームは和洋室です。
ザ・ペリドットスマートホテルタンチャワードの客室の種類は、ツインルームが3タイプ、デラックスルームが2タイプ。客室の種類は以下の通りです。
館内は部屋のバルコニーも含め全館禁煙で、2階の外に喫煙所があります。最低でも28㎡というゆったりめの作りで、全室バストイレがセパレートタイプであるのが特徴です。
エントランスをくぐるとすぐ目の前がフロントロビーです。フレンドリーなスタッフが迎えてくれます。チェックイン時間は15:00、チェックアウト時間は11:00です。
ザ・ペリドットスマートホテルタンチャワードの正面エントランスから入ると、目の前にはフロントカウンターがあります。
ホテル名である「ペリドット」は「橄欖石(かんらんせき)」とも呼ばれる8月の誕生石。オリーブグリーン、ライムグリーンなど夜の照明の下でも昼間と変わらない鮮やかな緑色が特徴の宝石)名前の通り、緑をテーマカラーにしているようです。
フロントではフレンドリーなスタッフの方が迎えてくれました。ロビースペースはないので、混みあったら立って待つことになるのかな?と思いましたが、プチホテルということもあり、そこまで待つことはなさそうです。
基本チェックイン時間は15:00、チェックアウト時間は11:00ですが、混雑が気になる方はチェックインとチェックアウトの時間を少しずらすと良いでしょう。
なお、ザ・ペリドットスマートホテルタンチャワードは、備品としてゲーム機(ファミコンミニ、スーパーファミコンミニ、Wii)などの貸し出しがあることもあり、お子様連れやグループが宿泊するお部屋の階下に泊まった場合、足音が気になる場合があります。
私が宿泊したときは、上階で数時間にわたり飛び跳ねたりして走り回ったりして盛り上がっていたようで、なかなか寝付けませんでした。
予約時に階数指定はできませんが、早めに到着して、上階の足音が気になる旨をスタッフに伝え、最上階の3階の部屋にしてもらうよう交渉してみるのも一つの手と言えます。
チェックイン時間は23時までで、それ以降はエントランスが閉まります。チェックイン時間が23時を過ぎるようであれば、事前にホテルまで連絡を。また、外出の戻りが23時以降になる場合は、エントランスを開錠するのに部屋のカードキーが必要です。
今回は特に何も言わなかったのですがチェックアウト時間を11:00から12:00に変更していただけました。結果的に夜寝つけなかった分、部屋でゆったりできました。
ザ・ペリドットスマートホテルタンチャワードのツインルームは、33㎡もあり、ベッドはクイーンサイズです。白・茶・緑をコンセプトカラーとしたシンプルなインテリアでまとめられた開放感のある空間です。
今回はザ・ペリドットスマートホテルタンチャワードのツインルーム(クイーンベッド)に泊まってきたので、お部屋の中の様子を詳しく紹介します。
部屋に入るとまず、スペースが広く取られ、バゲージラックと室内履きの用意が。左側にはバストイレ洗面所につながる引き戸、右側にはクローゼットがあり、奥にベッドルームが広がっています。(部屋によっては左右逆の間取り)
茶色と白、そしてホテルのテーマカラーである緑をメインカラーとしたインテリアは、シンプルでシックな雰囲気です。経営会社が住宅施工会社ということもあるのでしょうか、素敵なマンションのモデルルームと言った方がぴったりくるかもしれません。
今回の部屋のベッドはクイーンサイズ(160㎝×200cm)。さすがにゆとりのある広さ。添い寝の子供は無料なので、小さいお子様連れのご家族が多いとのことです。広いベッドで快適に休むことができました。
ベッドの正面、テレビ前にはアジアンリゾートを思わせるインテリアのテーブルセットがあります。
椅子にはふかふかのクッションがあり座ることができるのですが、この部屋には机がこのテーブルのみとなっており、もし仕事や勉強などをこの部屋でしたい場合は、高さが低めのため作業はしづらいと感じました。
もともとこのホテルに来る方は、PCなどを広げるという用途はないのかもしれませんが、一部ガラスのテーブルのため、マウスの種類によっては動作も厳しいです。
しかし、このようにテーブルの上に手書きのカードがあったり、テレビでも歓迎のために名入り表示をしてくれたりなど、細やかな心遣いが見られました。Wi-Fiのパスワードもテレビから確認できます。
ちなみにこのテレビは、館内の案内だけでなく、提携業者による観光やアクティビティ・タクシー、ルームマッサージなどの予約もすることができるシステムです。部屋には内線・外線電話がありませんので、このテレビから直接予約操作を行います。
椅子の後ろにUCCドリップポットが置いてあり、コーヒー・紅茶・緑茶が淹れられます。ミネラルウォーターの無料サービスもありました。ホテル館内には自販機はありますが、売店がなく、コンビニまで車で5分程度かかるので、これは嬉しいサービスですね。
湯沸かしポットは、クローゼット内に格納されています。
部屋の手前の大きめのクローゼットの扉を開くと、中が二分されており、左側には湯沸かしポットと冷蔵庫の、右側にはハンガーラックと室内着がかけられています。
クローゼットには靴ベラとブラシ、セキュリティーボックスと、クリーニングされてビニールのカバーがかかったバスローブ風の室内着がかかっていました。
加湿器付きの空気清浄機も備えられています。
ザ・ペリドットスマートホテルタンチャワードの浴室はバストイレ・洗面所もセパレートで、バスタブも広く、ゆったりとした作りです。
ザ・ペリドットスマートホテルタンチャワードの客室の魅力の1つが、お風呂とトイレ、そして洗面所がセパレートで、広々とした作りであること。お風呂だけでなく、トイレにもドアがあって個室となっています。
バスルームの引き戸を開けると、正面が洗面所、左側がお風呂、右側がトイレといった配置です。
お風呂場(バスルーム)は広く、2名でもゆったり入れそうです。お子様連れの場合は洗い場があるのは特に助かりますね。お風呂場には椅子があらかじめ備え付けではないので、フロントに申し出してレンタルが必要です。洗面器はありません。
バスタブは広めで、ゆったりと浸かることができました。
せっかく洗い場があるので、椅子と洗面器は備品として備え付けてほしいと感じました。
シャワーは大きめのシャワーヘッドで、固定位置の高さも調整可能。水圧も高くしっかりと洗い流せます。
ところで、給湯部分に、“ぬるめのお湯が出るため50~60度で設定するように”という旨の注意書きあるのですが、私が使ったときは40度でも熱いくらいのお湯が出ました。最初はぬるめの設定で、様子を見ながら水温調整を行うことをおすすめします。
バスルームの引き戸を開けたところにある洗面所です。左がお風呂、右がトイレです。
洗面台下のかごにはヘアドライヤー(パナソニックのイオニティ)、さらに下段にはバスタオル、フェイスタオル。ふかふかで肌触りの良いものが用意されていました。
洗面台まわりには物を置くスペースがありませんが、下に棚があり、かごの中にさきほどの備品やアメニティが収納されています。
トイレは引き戸で仕切れるようになっており、個室で落ち着けます。洋式の洗浄機能付き(ウォシュレットタイプ)のトイレです。
ザ・ペリドットスマートホテルタンチャワードのアメニティグッズは宿泊に必要なものが一通り揃っています。
シャワー前の台に、ディスペンサー式のバスアメニティが並べられています。
こちらはペリカン石鹸の「アロマライズ」シリーズのボディジェル、シャンプー、コンディショナー。フランスで香料を調香したというフレッシュな香りが特徴です。
また無添加の全身用シャンプー「ジャムレーベル」は、髪・顔・体とすべてこれ1本で洗うことができます。防腐剤・合成原料・シリコン無添加のため、肌の弱い方にもおすすめの商品とのこと。気に入ったらフロントで購入できます。
洗面アメニティは、ハミガキセット、ブラシ、コットンセット(コットン、綿棒)、コップが用意されています。髭剃りは貸し出し備品の中にも貸し出し用もないので、持参する必要があります。
残念ながらザ・ペリドットスマートホテルタンチャワードの客室からは展望を楽しむことはできません。
デラックスルームならオーシャンビューを楽しむことができるので、展望を期待するなら客室タイプを選び間違わないように注意しましょう。
唯一残念だったのが眺望。私の宿泊した部屋はこのように前の建物と木しか見ることができません。デラックスルームは全室オーシャンビューとのことなので、景観を楽しみたい方はデラックスルームに宿泊されることをおすすめします。
窓からの風景を夜も撮ってみましたが、この部屋からの眺望はリゾート感はありません。目の前の建物から見えそうなので、カーテンは閉めておいた方がよさそうです。
ザ・ペリドットスマートホテルタンチャワードにはレストラン、コインランドリーがありますが、売店はありません。コンビニまで車で約5分。ルームマッサージ・アクティビティ・観光・タクシーは部屋のテレビから予約できるようになっています。
ザ・ペリドットスマートホテルタンチャワードは、ホテルステイを楽しむというよりは、観光地に出かける拠点として使われることが多いホテルだからでしょうか。
館内には、レストランとバーベキューガーデンとしても利用できる、オーシャンビューのテラスレストランがありますが、売店やラウンジはありません。
また、レストランは2018年2月現在ランチ営業については準備中のため、基本的には外に出て食べるということになります。
売店はなく、車で5分程度のところにコンビニエンスストアがあるほか、1階に飲み物と軽食の自動販売機があります。同じ場所に製氷機もあり、アイスペールはフロントで借りることができます。
お土産物や、マリンスポーツ・ゴルフなどのアクティビティ、エステなどについては部屋のテレビから提携業者と内容を確認し、予約することが可能です。
谷茶ビーチから徒歩5分、車で1分の距離にあるため、ビーチで楽しんだ後は、水着や服を洗うコインランドリーもあります。洗剤は備え付けのものを無料で使うことが可能です。
ザ・ペリドットスマートホテルタンチャワード1階レストランで簡単な朝食と、毎朝焼き立てで種類が変わるパンを無料でいただけます。満席の場合は部屋に持ち帰って食べることも可能です。
ザ・ペリドットスマートホテルタンチャワードの朝食会場はホテル1階のレストラン。
朝食は宿泊客への無料サービスとなってます。提供時間は時間は6:30~9:30です。
しかし、ホテルの客室22室に対し、レストランの席が20席なので、満席で座れない場合があります。その場合は部屋に朝食トレーを持ち帰ってゆったり食べることも可能です。
朝食はコンチネンタル・ブレックファスト。ブッフェ形式になってはいますが、サラダ、スクランブルエッグ、ソーセージと焼き立てパン5種、ヨーグルトとスープという内容で、品数は多くはありません。
口コミで評価の高い、毎日日替わりの焼き立てパン。この日はチョコレートバー、ラズベリーデニッシュ、シナモンロール、カイザーロール、ソフトパンの5種でした。焼き立てのパンをを食べたい場合は、早めに会場に行くことをおすすめします。
数種類のパンとおかずのほか、日替わりのスープとヨーグルトをチョイスし、朝食をいただきました。ホテルメイドのパンのレベルは口コミ評価通り、とても美味しかったです。
ザ・ペリドットスマートホテルタンチャワードの口コミと評判は?実際に泊まってみた感想とおすすめ度
沖縄本島のリゾート地として知られる恩納村。ゲストハウスから高級ホテルまでさまざまなホテルがありますが、ザ ペリドットスマートホテル タンチャワードは、設備が充実しており、快適な滞在を重視したホテルだと感じました。
ホテル内施設や景観などについては、残念ながらオーシャンビューの高級リゾートホテルから比べると見劣りする点もありますが、部屋の設備や広さについては新しいということもあり、さすがの充実ぶり。
さらにバストイレセパレートであることを考えると、かなりコストパフォーマンスの良いホテルだと思います。
ホテルステイ自体を楽しむというよりも、恩納村を拠点にあちこちを観光し、外で過ごすことが多いけれど、眠るのは快適な部屋でゆっくりとしたい……という方のニーズを満たすホテルであるといえるのではないでしょうか。
(前述の部屋の階数や上階の物音については、今回は運が悪かったといえますが……)
立地に関しては「わかりにくい」「看板が目立っていない」と口コミがありますが、場所としては決して悪いわけではなく、幹線道路から少し入ったところにあるということは、逆に静かな環境であるともいえます。
沖縄美ら海水族館や古宇利島まで1時間程度、ほかに万座毛や残波岬など主要な観光地にもアクセス至便なザ・ペリドットスマートホテルタンチャワード。
8名までの多人数でも対応可能なので、カップル・ご夫婦だけでなく、ご家族連れの家族旅行やグループ旅行にもおすすめできるホテルです。
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ホテル宿泊料金(大人一人):11,900円~
住所 | 沖縄県国頭郡恩納村谷茶1092-1(地図) |
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電話 | 098-927-1100 |
アクセス | 那覇空港より自動車で約70分(沖縄自動車道「石川」IC下車10分) 那覇空港より、[沖縄バス/琉球バス]120番名護西空港線「名護バスターミナル行」に乗り「大学院大学」バス停下車徒歩5分 |
最寄駅 | 沖縄バス/琉球バス「大学院大学」 |
部屋数 | 22室 |
設備・備品 | テレビ、お茶セット、湯沸かしポット、冷蔵庫、電話、ドライヤー、空気清浄機、ハンドソープ、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、歯磨きセット、ブラシ、タオル、バスタオル、スリッパ、室内着、金庫 (以下フロントにて貸出)アイロン、ズボンプレッサー、変圧器、爪切り、アイスペール、ソーイングセット、充電器、炊飯器、キッチンセット、ゲーム機(ファミコンミニ、スーパーファミコンミニ、Wii)、ベビーベッド、ベビーバス、ベッドガード (以下部屋タイプによる)ミニキッチン・IHコンロ |
インターネット | 全館無料Wi-Fi |
館内施設 | レストラン、バーベキューガーデン、コインランドリー、自動販売機 |
駐車場 | あり(19台 500円/泊・予約不要) |
サービス | 焼きたてパンの食べられる朝食無料サービス |
クレジットカード | VISA、JCB、American Express、Master Card、Discover、銀聯 |
チェックイン | 15:00(最終チェックイン23:00まで、23:00以降はエントランスが閉まるので、過ぎる場合は必ず連絡が必要) |
チェックアウト | 11:00 |
フォトギャラリー
ザ・ペリドットスマートホテルタンチャワードの宿泊記を書いた人
Churako
沖縄在住の愛猫と暮らすWEBライター&工芸作家(月桃カゴ編み)です。 東京・大阪・福岡に住んでいたので、関東・関西・九州方面に出向いてお仕事をすることもしばしば。そのときに利用したホテルやラウンジを中心にご紹介しています。
編集&校正 ビー・エイブル