クラス:tourist&busines 口コミ:4.3/5.0
コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションに泊まってみた感想とおすすめ度。お部屋の様子と客室備品・バスルーム(お風呂)・アメニティグッズ・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。
2015年11月オープンのコートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションは、マリオットブランドのホテルのひとつ。
コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションは、「現代のビジネスマンに求められる快適でバランスのとれたリフレッシングな環境とサービスを提供するホテル」をコンセプトとしています。
総客室数は全332室で、客室の広さの平均は約30㎡とゆったりしているのが特徴。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン®のアソシエイトホテルにもなっています。
ホテル予約サイトでコートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションの点数を見ると、4.2~4.3とかなり評判が良いです。
今回コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションのお部屋に実際に泊まってみたので、客室や朝食・アメニティグッズなどの口コミ情報が本当なのかを宿泊記を交えて詳しくご紹介します。
コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションへは、新大阪駅近接(新幹線改札から徒歩1分)で新幹線利用者にはアクセス至便な立地です。
コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションは新大阪駅に近接し、新幹線中央改札口からホテルエントランスまでは徒歩1分と近く、ビジネスにも観光にも便利な立地です。(ただし、JR在来線改札口からは少し離れているため、徒歩5分ほどかかります。)
新大阪駅の新幹線中央改札口からホテルエントランスまでの経路は階層差がないので、土地勘のない方でも迷いにくく安心。新大阪駅からは上写真の歩行者デッキを渡ってホテルへ行けるので、少しだけ屋外を歩く必要はありますが、距離はとても短いです。
新大阪駅は東海道新幹線の終点、山陽新幹線の起点となっており、神戸や京都までも電車で約30分の近さなので、関西におけるビジネスやレジャーの拠点として、これ以上ないロケーション。
飛行機で大阪に来る場合も、大阪空港(伊丹空港)から新大阪駅バスターミナルまではリムジンバスで約25分、 新大阪駅バスターミナルよりホテルまで徒歩約6分なので、不便がありません。
車で来る方は、ホテル宿泊の場合1泊につき1,500円で1階駐車場を利用できます。ただし、数に限りがあるため(52台)、事前に予約をしておくのがベター。
コートヤード・バイ・マリオット新大阪のフロントは広々として開放感のあるロビー、クラークも3~4人体制でスムーズなチェックイン、チェックアウトが可能。
コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションのフロントロビーは、ホテル3階、エントランスを入って左手奥にあります。
(※新大阪新幹線口から歩行デッキを渡って到着するエントランスがホテル3階です。)
フロントクラークは3人~4人おり、総客室数の多いホテルではありますが、スムーズにチェックイン・チェックアウトの対応をしています。チェックイン時に、翌朝のモーニングコールが必要かどうかを確認してくれたのが印象的でした。
広々としたロビーにはソファが置かれているため、付き添いの方はそちらに座って待つことができます。開放感のあるスペースなので、待ち合わせもしやすい雰囲気です。
なお、ポーターはおらず、部屋まで自分で荷物を持って上がるスタイル。高級ホテルではありますが、マリオットブランドの中では中価格帯に位置するホテルなので、ビジネスパーソン向けのさっぱりとしたバランスの良いサービスを提供している印象を受けました。
コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションの客室は全332室で、部屋タイプはツイン、キング、ジュニアスイート、スイート。階層はスタンダードフロア(低層階/高層階)、エグゼクティブフロアから選ぶことができます。
コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションには全332室の客室があり、低層階(4~9階)と高層階(10階~16階)、エグゼクティブフロア(17~18階)に分かれています。客室の種類と広さは以下の通り。
(4~9階)
・コートヤードルーム キング 30㎡
・コートヤードルーム ツイン 30㎡
(10階~16階)
・コートヤードルーム ハイフロア キング 30㎡
・コートヤードルーム ハイフロア ツイン 30㎡
(17~18階)
・デラックスルーム エグゼクティブフロア キング 30㎡
・デラックスルーム エグゼクティブフロア ツイン 30㎡
・ジュニアスイート 60㎡
・コートヤードスイート 90㎡
コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションにはシングルルームはなく、1人で泊まる場合でもキングもしくはツインの部屋を利用することになります。
キングルームはベッド幅180cm、ツインルームはベッド幅120cm×2台。(※スーパーキングは幅200cm)
全客室が30㎡以上と、一般的なビジネスホテルのシングルルームの2倍近い広さなので、キングサイズベッドやツインベッドが置かれていても部屋はゆったり広々としています。
たばこに関しては、スタンダードフロアは(4~9階の低層階および10~16階の高層階とも)禁煙ルーム・喫煙ルームかありますが、エグゼクティブフロア(17~18階)は禁煙ルームのみ。
エグゼクティブフロア(17~18階)の宿泊者および、マリオットリワード ゴールド会員以上のゲストは、ホテル最上階のエグゼクティブラウンジが利用できます。(朝食、ティータイム、カクテルタイムなど、時間帯によりサービス内容が異なります。)
コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションは、30㎡以上のゆとりある広さの客室、アースカラーやカルチャーパターンを取り入れたモダンなデザインの客室で、リフレッシングな滞在ができます。
今回はコートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションのコートヤードルーム ハイフロア キングの客室(部屋)に実際に泊まったので、客室内の様子を詳しく紹介します。
アースカラーやカルチャーパターンを取り入れたモダンでスタイリッシュな客室は、30㎡と十分な広さがあり、幅180cmのキングサイズベッドがあっても圧迫感がありません。
ベッドは、シモンズ製6.5インチポケットコイルベッドで、ピローは4つ置かれています。シモンズ製のベッドマットは安定の寝心地の良さですが、今回実際にこのベッドで眠ってみて驚いたのは、掛け布団の肌触りと質感。
薄めの掛け布団なのですが、マシュマロのようなもっちりとした柔らかさと、体の線に沿って落ちる滑らかさで、肌と布団の間に余分な隙間ができず、体に心地よくフィットするのです。こんな肌触りと質感の掛け布団は初めてで、その気持ちよさに感激しました。
ベッドのヘッドボード両側にはスタンドライトが設置され、壁のパネルには読書灯、マスター、ベッドサイドライト、室内灯、入口、足元灯のスイッチがついています。
窓側には小さな丸テーブルとおしゃれな一人掛けソファ。窓の外を眺めてボーっとしたり、コーヒーや紅茶を飲みながらくつろいだりするのにぴったり。
ベッド足元側の壁には円形のライティングデスク&チェアがあり、スタイリッシュなデスクランプが設置されています。広々としたデスクで、ノートパソコンや書類を広げて仕事や書きものをするのにも便利です。
ライティングデスク脇のボードには、電話、メモパッド、電源、Wi-Fi案内があります。
マリオットブランドのホテルはマリオットリワード会員(入会無料)に登録をすることで、ホテル内のWi-Fiを無料で使えるシステムですが、ここコートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションは、会員登録なしでも客室内でWi-Fi(無線LAN)および有線LANが無料で使用可能。
こうした部分からも、ホテルのコンセプトである「現代のビジネスマンに求められる快適でバランスのとれたリフレッシングな環境とサービスを提供」する姿勢が感じられます。
デスク横の壁面(ベッドに横になったときの足の方向)には、フラットスクリーンテレビが設置されています。
4~16階のスタンダードフロアのテレビは32インチで、居室の広さからすると少し小さい気もしますが、私はホテルではテレビを見ないので特に気になりませんでした。
コートヤード・バイ・マリオット新大阪の客室の窓からは新御堂筋越しの眺望・夜景が楽しめます。お泊まりデートには高層階がおすすめ。
コートヤード・バイ・マリオット新大阪の客室の窓からは新御堂筋(国道423号)越しに高層ビルの立ち並ぶ景色が見えます。上写真はハイフロア(11階)客室の窓からの景色。
同じく、11階客室からの夜景。行きかう車のライトやオフィスビルの灯りのために、昼とはかなり雰囲気が違います。
低層階(4~9階)、高層階(10~16階)、エグゼクティブフロア(17~18階)の順に室料は高くなりますが、高い階のほうが景色も夜景も美しいのは言うまでもありません。
カップルのデートや記念日など、特別な宿泊にはロマンティックな夜景が楽しめる高層階がおすすめです。
客室内には電気ケトル、インスタントコーヒー、デカフェ、紅茶、ハーブティー、 緑茶、マグカップ、タンブラー、無料サービスのミネラルウォーターが用意されています。
なお、エグゼクティブフロア(17・18階)にはネスプレッソも設置されているとのこと。
冷蔵庫内ミニバーの飲み物は、ビール各種300円、ペプシ180円、ペプシネックス180円、ミネラルウォーター180円、ペリエ180円、ジュース180円、お茶180円。チェックアウト時に清算するスタイルです。
クローゼットの中にはセイフティボックスが設置され、十分な量のハンガーと、使い捨てスリッパ、アイロン、アイロン台も用意されています。
そのほか、貸出備品として、Blu-ray、DVD、ノートPC(有料)、加湿器、空気清浄器、ズボンプレッサー、ベビーコット、バスチェアー、車椅子、変圧器、コンセント変換プラグ電気スタンド、LANケーブルがあり、フロントに連絡すれば借りることができます。
ビジネスパーソンのニーズはもちろん、カップルやファミリーでの宿泊にも心強いです。
モダンなデザインの広々としたコートヤード・バイ・マリオット新大阪のバスルームは、大きな鏡もあって使いやすい設計です。
コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションのバスルームはユニットバスですが、かなり広々としたつくりで、モダンなデザインがおしゃれ。
バスタブはゆったりとした大きさで、カーテンではなく透明なアクリルパネルで仕切られています。シャワーは大きめヘッドで使いやすく、湯量・水圧ともに十分。
洗面化粧台は大理石調のデザインで、とても広く、横幅いっぱいの鏡が設えられているので、洗顔や女性の化粧もしやすいと思います。
鏡には曇り止め加工も施されているため、シャワーを使った直後でも鏡が曇って見えなくなることはありません。
トイレはシャワートイレ(ウォシュレットタイプ)です。
コートヤード・バイ・マリオット新大阪では、充実したアメニティと備品、無料サービスのミネラルウォーターが用意されています。
コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションの浴室アメニティとしては、シャンプー、コンディショナー、液体ハンドソープ、ボックスティッシュが置かれています。
専用のアメニティボックスの中には、バスジェル、ボディローション、ボディスポンジ、コットンセット、シェーバー、シェービングフォーム、歯ブラシ、ヘアブラシ、絆創膏が用意されています。
なお、バスタブに置かれていたのは、資生堂の「uminela(ウミネラ)」というホテル向けのバスタイムブランドのシャンプー、コンディショナー、ボディソープ。リゾートを思わせるフルーティーフローラルに、ウッディーアンバー、ムスクを包み込んだ爽やかな香りです。
アメニティボックスの中に入っていたのは、「NIRVAE(ニルヴァエ)」というマリオット系列のホテルオリジナルブランドのシャンプー、コンディショナー、バスジェル、ボディローション、バスソープ。
ベルガモット&ティートゥリー、オレンジ&サンダルウッド、グレープフルーツ&ミント、シダーウッド&セージなどのリフレッシュ&リラックスできるアロマは、非日常のホテルステイをより印象的なものにしてくれます。
コートヤード・バイ・マリオット新大阪の最上階(19階)には夜景を楽しめるレストランとバー、3階にはダイニングレストラン、1階にはフィットネスルームがあります。
コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションの館内施設としては、最上階(19階)に、鉄板焼き 一花一葉(いっかいちよう)とBar 19(ナインティーン)があります。
鉄板焼き 一花一葉は、高級感あふれるカウンター席が大人の雰囲気のレストラン。目の前で調理される上質な黒毛和牛や四季の食材を、美しい夜景とともに味わうことができます。
ロビーフロア(3階)にあるレストラン「Dining&Bar LAVAROCK」は、ダイニングエリア、バー&ラウンジ、半個室のパーティーエリアまで備えた開放的なオールデイダイニング。朝食つき宿泊プランの場合は、こちらで朝食ブッフェをいただくことができます。
Bar 19(ナインティーン)は、一花一葉とは同じフロアの反対向きに位置し、遠く大阪港までを見渡す都会の夜景とともに国内外の銘酒やカクテルを楽しむことができるバー。
カウンター席もありますが、大人のデートにおすすめなのは窓際に並んだゆとりあるボックス席。目の前にはロマンティックな夜景が広がる窓際のボックス席は、ほかのお客さんの目も気になりにくく、二人でゆっくり親密な時間が過ごせることでしょう。
なお、鉄板焼き 一花一葉でコース料理(ディナーのみ)をいただくと、最後のデザートと飲み物は、Bar 19に移動して提供されます。1回のコースでレストランとバーの2つの雰囲気を楽しめ、異なる眺望の夜景も見られるので、デートには特におすすめです。
また、ホテル1階にあるフィットネスルームは24時間営業しており、宿泊者は無料で利用可能。ランニングマシーン、クロストレーナー、バイクのエクササイズ機器と、ダンベルセット。アジャスタブルベンチのフィットネス器具が用意されています。
なお、ホテル最上階にあるエグゼクティブラウンジは、17階・18階のエグゼクティブフロアの宿泊者およびマリオットリワード ゴールド会員以上のゲストだけが利用できます。
コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションの口コミと評判は?実際に泊まってみた感想とおすすめ度
コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションに実際に泊まってみた感想としては、ホテル内の雰囲気もスタイリッシュで洗練されており、ホテルのコンセプトである「快適でバランスのとれたリフレッシングな環境とサービス」に大満足。
マリオットブランドの中では中価格帯に位置するホテルで、至れり尽くせりのおもてなしを受けられるわけではありませんが、それでも一般的なビジネスホテルとは一線を画すクオリティで、スタッフとの程よい距離感も心地よく、快適なホテルステイができました。
大阪駅(梅田駅)周辺と比べると、新大阪駅周辺は飲食店が少なく、外で食事をするのには少し不便な立地ですが、ホテル内レストランまたは新大阪駅構内の飲食店を利用できるので、さほど困ることはありません。
立地に関しては、夜遅くに新大阪駅に到着する人、翌朝早く新大阪駅から出発する人、特に新幹線利用者にとっては、これ以上ないくらい便利だと思います。新幹線改札からホテルエントランスまで階層差がないのは、キャリーケースを引いている人にもありがたいですね。
今回はコートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションのスタンダードフロア(ハイフロア)に泊まりましたが、機会があれば次はエグゼクティブフロアに泊まって、エグゼクティブラウンジを利用してみたいと思っています。
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住所 | 大阪府大阪市淀川区宮原1-2-70(地図) |
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連絡先 | 06-6350-5701 |
アクセス | JR新大阪駅・新幹線中央出口改札から新大阪駅北口を出て歩行者デッキを通り徒歩1分。 JR在来線新大阪駅・東改札口を出て右へ。新大阪駅北口または西口を出て歩行者デッキを通り徒歩1分。 地下鉄御堂筋線新大阪駅・北改札口より1番出口を出て歩行者デッキを通り徒歩1分。 |
最寄駅 | JR新大阪駅、地下鉄御堂筋線新大阪駅 |
部屋数 | 332室 |
設備 | 無線LAN/有線LAN対応(無料)、シモンズ製6.5インチポケットコイルベッド、フラットスクリーンテレビ(BS・CS放送)、空調設備、冷蔵庫、電話、セーフティボックス、アイロン、アイロン台、ナイトウェア、デスクランプ、目覚まし時計、電気ケトル |
インターネット | 全客室で有線LAN、WI-FIの設備があり、無料で利用可能。 |
館内施設 | レストラン「Dining&Bar LAVAROCK」(3階)、鉄板焼き「一花一葉」(19階)、バー「Bar 19」(19階)、フィットネスルーム(1階) |
サービス | クリーニングサービス(有料)、マッサージサービス(有料)、宅配便(有料) |
クレジットカード | AMERICAN EXPRESS・DINERS・VISA・MASTER・JCB・NICOS・DC・UCなどが利用可能。 |
チェックイン | 15:00~(※宿泊プランごとにチェックイン時間の設定がある場合は、そちらが優先されます。) |
チェックアウト | ~12:00 (※宿泊プランごとにチェックイン時間の設定がある場合は、そちらが優先されます。) |
駐車場 | ホテル1階に52台あり。ホテル宿泊者の場合、1泊あたり1,500円(正午から翌日正午まで)。超過料金30分あたり200円。 |
フォトギャラリー
コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションの宿泊記を書いた人
ayan
愛知県在住フリーランスで、ブログ歴14年目のブロガー&旅ライターとして国内外で活動中。各国政府観光局及び航空会社とのタイアップ企画参加経験も複数あり。
旅行が好きで、過去に旅した国は10カ国以上。5つ星ホテルからバックパッカーズ(安宿)のドミトリーまで多種多様な宿泊施設に泊まった経験を元に、ホテルやラウンジを詳しく紹介します。
編集&校正 ビー・エイブル