クラス:highclass 口コミ評価:4.2/5.0
びわ湖大津プリンスホテルに泊まってみた感想とおすすめ度。お部屋の様子と客室備品・バスルーム(お風呂)・アメニティグッズ・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。
びわ湖大津プリンスホテルは、滋賀県大津市の琵琶湖沿いに佇むハイクラスホテルです。全室が琵琶湖に向いた半円柱という独特の姿で滋賀県のランドマークタワーとなっています。
「びわ湖大津プリンスホテル」は、滋賀県大津市の琵琶湖沿いに佇むハイクラスのシティホテル。京都駅から10分のJR大津駅(北口)から無料のシャトルバスで約10分のところにある西武ホールディングス系列のプリンスホテルズ&リゾーツグループのホテルです。
全室が琵琶湖に向いた半円柱という独特の建物は、世界的に活躍した建築家・丹下健三による設計。38階建は、実は滋賀県一の高さで、ランドマークタワーとなっています。
隣接するコンベンションホール「淡海(おうみ)」は国内最大級。駐車場から歩いていくと、入り口が近くて間違えそうになりました。
びわ湖大津プリンスホテルからは車で約60分以内に、比叡山延暦寺、石山寺、三井寺、浮御堂(満月寺)、湖東三山(西明寺、金剛輪寺、百済寺)、日吉大社などが位置しており、人気の「びわ湖テラス」がある「びわ湖バレイ」もホテルから約40分で到着するため、滋賀観光にぴったりの立地です。
関西圏の人には、琵琶湖花火大会で客室から花火がきれいに見えることでも知られています。ホテルの桟橋からは、ミシガンという船で琵琶湖クルーズも。ファミリーにちょっとしたブームの「ビワイチ(自転車琵琶湖一周)」の拠点にするのもいいかもしれません。
ホテル予約サイトの評価は4.2~4.4と、口コミの評判も良いびわ湖大津プリンスホテル。どんなホテルなのか、実際に泊まってみた感想をご紹介します。
湖畔に建つびわ湖大津プリンスホテルは、JR「京都」駅から2駅の「大津」駅より無料シャトルバスで約10分。
びわ湖大津プリンスホテルの最寄り駅である「大津」駅は、滋賀県大津市にあるJR東海道本線の駅です。大津駅からびわ湖大津プリンスホテルまでは徒歩だと約30分かかるので、無料シャトルバスを使いましょう。約10分で到着します。
ちなみに、本当に一番近い最寄り駅は隣のJR「膳所駅」ですが、ここからでも徒歩だと20分近くかかります。無料シャトルバスは大津駅から8:30〜21:00まで、30分と00分、1時間に2本出ています。(→ホテル公式サイトの時刻表)
それより遅くなる場合はタクシーが便利です。ホテル発のシャトルバスはこのロータリーから出発します。
駐車場は広々した500台の平面駐車場。宿泊利用の場合1泊500円で、出発日14:00まであれば何度も出たり入ったりできるのも助かります。
琵琶湖側は全面ガラス張り、天井も高く開放的なロビー。フロントは複数名のゆとり対応。
びわ湖大津プリンスホテルのロビーは、琵琶湖側は全面ガラス張り。たくさんの光が入ってきます。当日は小雨がちらつく悪天候だったのですが、この明るさ。
宴会場のある二階まで吹き抜けになっており、照明や水がラグジュアリー感を演出しています。さすがハイクラスホテル。待ち合わせにも良さそうですし、いつまでものんびりできそうです。
フロントのスタッフは常時2〜3人以上。加えて、ベルマン(もしくはコンシェルジュ)として男性スタッフが立っているなど、多いときには5人ほどのスタッフを見かけました。
チェックイン・チェックアウト、どちらも対応は早く、さすがに全員が笑顔で気持ちよく対応していただきました。自動チェックイン機も設置してありますが、ほとんど使用しているのを見かけませんでした。よほどのピークでもない限り、あまり利用がないのかもしれません。
フロントそばのクローク近くに、自動外貨両替機も設置されています。
レイクフロア、スカイフロア、EIZANフロアに分かれ、びわ湖大津プリンスホテルの高層階にはスイートルームも。
公式サイトより引用
びわ湖大津プリンスホテルの客室数は約530室。5〜35階が客室になっており、一番狭くても36.2㎡というゆとりの広さ。
すべて、洗面所・バス・トイレはセパレート。寝室には扉がついており、水まわりと切り離せるようになっています。
公式サイトより引用
レイクツイン、レイクジャパニーズモダン、ユニバーサルルーム、スカイツイン、スカイダブル、スカイスイートツイン、スカイスイートダブル、EIZANツイン、EIZANダブル、EIZANスイートツイン、EIZANスイートダブル、EIZANロイヤルスイート
びわ湖大津プリンスホテルには12種類の部屋があります。シングル利用は可能ですが、シングルルームは存在しません。
各客室の広さとベッド幅は以下の通り。
すべてのお部屋がレイクビューで36平米以上の広さ。びわ湖大津プリンスホテルのお部屋は、寝室と水まわりがドアで区切られ、バス・トイレもセパレート。
今回宿泊した部屋はスカイフロアのツイン。低層階エレベーターと高層階エレベーターがあるのでご注意を。画像はスカイフロア、EIZANフロアの高層階用エレベーターです。
ドアを開けると廊下になっており、右手にクローゼット、左手に洗面所があります。寝室へのドアは開いていて、部屋の奥のほうが明るい!
カーテンを全開にすると、琵琶湖と比叡山と思われる山並みが見えます。
部屋の床のブルーも気持ちいい。琵琶湖の「水」のイメージでしょうか。
ベッドはシモンズ製。心地いいです。
ヘッドボードの照明スイッチは非常にシンプル。コンセント2口とUSB充電コンセントも。
二人がけのソファもあってくつろげそうです。
ソファ近辺にコンセントがいくつも。
部屋の角にライティングデスクがあります。大きな鏡もあるのでメイクにも便利です。
コンセントもちょっと見えにくいのですが、テレビ横にあります。
冷蔵庫はこのライティングテーブルの左下に。中はからっぽですが、電源は入っていて、すぐに使用できる状態でした。
ポットやカップは、ライティングテーブルの右下にあります。
伊藤園の煎茶とほうじ茶が置いてあります。コーヒー類はありません。
扉を閉めると、完全に寝室と切り離すことができるので、仕事関係だったり、まだ慣れないカップルなど、洗面所を使うときに便利ですよね。
寝室に向かって廊下右手にクローゼットがあります。
引き出しにはパジャマが入っています。肌触りの良いセパレートタイプです。参考までに、レイクフロアはパジャマではなく、浴衣とのこと。
客室の空調がわりと細かく設定できるのもうれしいです。
21階以上のフロアには加湿空気清浄機も標準設置されています。
グランドプリンス京都と合同のウエルカムカウンターで身軽な旅に!
新幹線で京都・滋賀観光に訪れた宿泊客にとって非常に便利なのが、プリンスホテルウエルカムカウンター。JR京都駅八条口改札右手にある「プリンスホテルウエルカムカウンター」で14:00までに荷物を預けると、無料で大きな荷物をホテルまで届けてもらえます。
帰りも同じく駅まで届けてもらうことが可能です。時間帯などに条件があるため、詳しくは公式サイトで確認しましょう。
お部屋でのマッサージ、ルームサービス(要予約・朝食のみ)、靴磨きなどのサービスもあります。レンタサイクル(有料)は7:00〜19:00まで利用可能です。
そのほか、琵琶湖周遊クルーズ「ミシガン」とセットになったランチプラン、ダンスパーティーや、ゲストによるトークショー、結婚式場の相談イベントなど、イベントも盛りだくさん。宿泊プランも、お部屋でプライベートディナーなど、独自のプランが豊富です。
また、ビジネスサービスとして、1階で8:00〜24:00まで、コイン式のパソコン、コピーサービス、携帯電話の充電などの設備があります。
びわ湖大津プリンスホテルは眺望良好! 雄大な琵琶湖の広がりとその奥にある山並みが望めます。夜は湖上の船や対岸の街明かりが。
びわ湖大津プリンスホテルのスカイフロア(21~32階)の客室の窓から見えた景色です。小雨がぱらつく悪天候の日でもこれだけの明るさ!
開放的な景色で気分転換になりました。
夜はかなり真っ暗で静かですが、船の明かりが動いていたり、湖の対岸の町の光が揺れていたりするのも雰囲気があります。
洗面所・浴室・トイレがセパレートのびわ湖大津プリンスホテルのバスルーム。うれしいゆとりのスペース配分。
バスルーム全景。セパレートのためバスタブ横に洗い場があり、シャワーとカランが別々で使いやすいです。
ただ、時間帯によるかと思いますが、バスタブのカランの水量が少なく(高層だったから?)、驚くほど湯量が溜まるまで時間がかかってしまいました。
びわ湖大津プリンスホテルの客室は洗面所・バス・トイレはセパレート。上写真のように、廊下左手に洗面所があり、タオル、アメニティなどはここにすべて置かれています。
トイレは独立型。他の人がシャワー中にも使えるのは、カップルにも助かりますよね。
びわ湖大津プリンスホテルのアメニティグッズは充実しています。基礎化粧品はありませんが、十分なラインナップ。
充実の洗面アメニティ。ボディタオル、髪留めゴム、歯ブラシ等、フェイス&ハンドソープ・洗面所用のガラスのコップなどがありました。
シャンプー・コンディショナー・ボディソープは備え付け。POLA製のものでした。その他にもバスアメニティグッズには、シャワーキャップ・髭剃り・入浴剤が置いてあります。
(※今回紹介した客室備品とアメニティグッズはスカイフロアのものです。スカイフロアのスイート、EIZANフロアと少しずつ設備・備品が増えていきます。)
洗面ボウルの下には、ふかふかのバスタオル、脱衣カゴ、ドライヤーが入った袋があります。ドライヤーはパナソニック製です。
洗面化粧台の左手前にティッシュ。横の棚にはタオルやゴミ箱があります。このドアはトイレのドア。スイッチは少しわかりにくかったです。
びわ湖大津プリンスホテルの館内には、和洋中のレストランと各種宴会場が入っています。1階にはコンビニもあって便利です。
びわ湖大津プリンスホテルのレストランは、ホテル37階にあるレイクビューダイニング「ビオナ」、38階にフランス料理「ボーセジュール」、36階に和食「清水」、コンベンションホール1階に中国料理「李芳」があります。また、38階にスカイラウンジ「トップオブオオツ」、1階にロビーラウンジ「ポート」があります。
宴会場としては、びわ湖大津プリンスホテル内に、プリンスホールを始め、伊吹、比叡、箱館などの地名が名づけられた宴会場が全8室。隣接するコンベンションホール淡海(おうみ)は2階建で、各種宴会場があり、1階は7室の和室宴会場や、神前式場やチャペルなど。2階は300平米以上の宴会場が全10室あります。
1階にはローソン系列のコンビニエンスストアがあり、お土産も置いてあります。そのほか、スーベニアショップや屋外スイミングプール(夏季のみ)もあります。
びわ湖大津プリンスホテルでは「ビオナ」の和洋食ビュッフェか和食「清水」での和定食のどちらかを選べます。朝食はルームサービス(部屋食)も可能です。
公式サイトより引用
朝食は、地上120メートルからの眺めが楽しめるレイクビューダイニング「ビオナ」で、和洋食のビュッフェスタイルと、和食は「清水」にて、和定食や朝粥定食、EIZAN朝食などが楽しめます。
また、ルームサービスでは、アメリカンブレックファースト・和定食2,600円・朝粥定食といった部屋食が楽しめます。こちらは前日22時までに予約が必要ですが、最近ではめっきり減ってしまった朝食のルームサービスを楽しんでみるのも良さそうです。
びわ湖大津プリンスホテルの口コミと評判は?実際に泊まってみた感想とおすすめ度
びわ湖大津プリンスホテルは、ぜひまた泊まりたいと思えるおすすめのホテルです。一番狭い部屋でも36㎡、全室開放的なレイクビューというのは、都会の喧騒から逃れてのんびりするにはぴったり!
コンベンションホール淡海にて会合などがある場合はもちろん、大津は滋賀の県庁所在地でもあるので、ビジネス利用にもいいかもしれません。
おすすめは、ハイシーズンの京都出張や京都観光のときに、混雑する京都市内を避けて、2駅隣のびわ湖大津プリンスホテルに宿泊するという方法です。少し時間を作って滋賀観光もしたいところ。京都観光がメジャーですが、滋賀は観光の穴場がいっぱいです!
各公式サイトのバナーをクリックすると、びわ湖大津プリンスホテルの空室状況と最安値をCheckできます!
数ある旅行予約サイトの中で人気なのが、じゃらん、楽天トラベル。なんと国内ホテル予約のシェア60%以上!
じゃらんはPontaポイント、楽天トラベルは楽天スーパーポイントが宿泊料金の1~2%も還元!楽天カードでホテル代を支払うと最大4%のポイント還元でさらにお得に泊まれます。
ホテル宿泊料金(大人一人):6,000円~
住所 | 滋賀県大津市におの浜4-7-7(地図) |
---|---|
電話 | 077-521-1111 |
アクセス | <電車の場合> JR東海道本線「大津」駅より無料シャトルバスまたはタクシーで約10分 <車の場合> 名神高速道路大津I.C.より3.7km(平常時約10分) |
最寄り駅 | JR「大津」駅 |
部屋数 | 530室 |
設備 | <客室設備・備品>高速インターネット(無料)・タオル類・ナイトウェア(パジャマか浴衣)・スリッパ・マイナスイオンドライヤー・温水洗浄便座・セーフティーボックス・ポット <アメニティー>全室標準:シャンプー・コンディショナー・ボディソープ・ハンドソープ・入浴剤・歯ブラシ・ヘアブラシ・シャワーキャップ・綿棒・ヘアゴム・レザー・お茶(煎茶・ほうじ茶) <貸し出し備品>ヘア・ドライヤー、照明スタンド、そばがら枕、ヘルスメーター、加湿器 |
インターネット | 無線LAN(Wi-Fi)全室完備(無料) |
館内施設 | コンビニエンスストア、スーベニアショップ、挙式会場チャペル・神前挙式場、宴会場(ホテル内と隣接のコンベンションホール淡海)、ホールほか。レストランは、レイクビューダイニング「ビオナ」、フランス料理「ボーセジュール」、和食「清水」、中国料理「李芳」、スカイラウンジ「トップオブオオツ」、ロビーラウンジ「ポート」 |
駐車場 | 500台 宿泊客は1泊500円(出発日の14時まで出入り自由)、平日1日最大700円、土・休日:上限なし、宴会(5時間)、婚礼(8時間)、レストラン(4時間)、観光船(5時間)無料 |
クレジットカード | JCB、VISA、マスター、AMEX、ダイナース、DC、UFJ、NICOS、セゾン、SEIBU PRINCE CLUB カード セゾン(デビットカード不可) |
チェックイン | 14:00 |
チェックアウト | 11:00 |
公式サイト | びわ湖大津プリンスホテル |
フォトギャラリー
びわ湖大津プリンスホテルの宿泊記を書いた人
のんくら
当メディアのプロデューサー兼チーフエディター。日本全国を旅しながらご当地の美味しいものを食べることが趣味。
カプセルホテルからハイクラスホテルまで様々なホテルや旅館に実際に泊まり、独自の厳しい目線で予約サイトの口コミや評判が真実なのかを徹底的に調査しています。
編集&校正 ビー・エイブル