クラス:tourist&business 口コミ評価:4.3/5.0
東京ドームホテルに泊まってみた感想とおすすめ度。客室の様子やバスルーム(お風呂)・アメニティグッズなどの客室備品・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。
東京ドームシティのなかで ひときわ高くそびえて存在感を放つ「東京ドームホテル」は、著名な建築家である丹下健三の作品。
地上43階全てホテル施設で、客室数はドームの語呂にちなんで1,006室、大小合わせて16の宴会場と、9の飲食店、8基のエレベーターを備える超大型ホテルです。
JR「水道橋」駅をはじめ、地下鉄4駅からのアクセスも至便な東京ドームホテルは、東京ドームでの試合やライブ時の宿泊にはもちろん、ビジネス・観光・結婚式にもおすすめで、様々なゲストのニーズを満たすことができます。
ホテル予約サイトでの評価は4.39と、評判の良い東京ドームホテル。中でも評価が高いのは、やはりその立地、ほかに部屋とサービス、設備とアメニティも好評です。
今回は東京ドームホテルに宿泊に実際に泊まってみたので、お部屋や朝食、アメニティなどのホテル予約サイトの口コミが本当なのか感想を交えて詳しくご紹介します。
JR総武線「水道橋」駅より徒歩2分、都営地下鉄三田線「水道橋」駅より徒歩1分、東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」駅より徒歩5分、都営大江戸線「春日駅」より徒歩6分。
東京ドームホテルは、JR総武線「水道橋」駅の目の前にあり、非常に便利な立地です。
公式サイトには駅の東口からとありますが、西口からも歩道橋で東京ドームシティ方面に歩いて行けば繋がっています。
そのほか、都営地下鉄三田線 水道橋駅A2出口より徒歩1分、東京メトロ丸ノ内線・南北線 後楽園駅 2番出口より徒歩5分、都営大江戸線 春日駅 6番出口より徒歩6分など、全部で5つ駅から徒歩5分程度でたどり着くことができ、アクセスは抜群。
また、羽田・成田空港からそれぞれホテルへのリムジンバスも運行しており、道路の渋滞状況にもよりますが、1時間程度でダイレクトにアクセスすることが可能です。
車の場合は、東名高速道路・中央自動車道・横羽線・高速湾岸線・東関東自動車道・京葉道路 「西神田」出口 より約10分 もしくは、常磐自動車道・東北自動車道・高速大宮線・関越自動車道「飯田橋」駅より 約5分程度です。
東京ドームホテルに宿泊の場合は、ホテル駐車場に1泊1000円で停めることができます。付近のコインパーキングは30分400円程度なので、非常にお得な料金プランですね。
東京ドームホテルの客室総数は9階~41階まで合計1,006室。個人・カップル・家族・グループ向けにさまざまなタイプのゲストに対応可能な部屋が揃っています。
東京ドームホテルの総客室数は1,006室。超大型ホテルだけあって、様々なタイプの部屋が用意されています。
そのほか、バリアフリー対応で、ベッド間を90㎝に広げ、クローゼットや浴室にも配慮したアクセシブルルームもあります。様々なタイプの部屋があるので、個人・カップル・家族・グループ、そしてラグジュアリーな旅まで用途に併せた宿泊が可能です。
東京ドームホテルについて、気を付けておきたいのは、禁煙・喫煙ルームについて。
口コミでも、禁煙ルームの空きがなく喫煙ルームになってしまった、ホテルは当然禁煙だと思っていたら、喫煙ルームをアサインされていたというものが散見されました。
その場合も、消臭スプレー等で対応はしてくれるそうですが、ニコチンアレルギーの方などは事前に禁煙ルームを確約しておいた方が良さそうです。
明るく開放感のある吹き抜けのフロントロビー階。チェックインカウンターは多いですが、チェックイン時間には非常に混雑するので自動チェックイン機を利用するのもおすすめ。
東京ドームホテルのフロントロビーは1階。2階まで吹き抜けになったフロントロビーは、とても広くて開放的な雰囲気です。
チェックインカウンターは、ご覧のようにカウンター数がとても多いのですが、東京ドームホテルは1,006室あるため、チェックイン時間には長い行列ができることも多いと口コミが。場合によっては1時間も待つこともあるそうです。
東京ドームシティ内でイベントが開催される日は14:00~17:00にかけてかなり混み合うので、事前にイベント情報をチェックしておくとよいでしょう。
カウンター横には自動チェックイン機もありますので、状況によってはこちらを使うのもおすすめ。私はこの日はちょうど用事があって夜遅くなりそうだったので、事前にホテルに行って荷物を預けておき、チェックイン後に部屋に運んでおいていただきました。
1Fフロアには、ロビーラウンジ ガーデンテラスがあります。また、24時間営業のビジネスセンターがあり、パソコン、プリンターの他、コピー機が備えられています(有料)。
高層階のダブルルームの部屋は26㎡と一人で泊まるには十分な広さ。160cm幅のベッドでゆったりくつろげます。
今回は東京ドームホテル32階のダブルルームに宿泊したので、お部屋の中の様子を詳しく紹介します。
部屋に入ると、手前にバーカウンターとバスルームがあり、奥がベッドルームになっています。写真手前の鏡のようになっている場所はクローゼットです。
一部壁をくり抜いたインテリアは雰囲気もあって素敵です。ベッドは160cm幅でゆったり。こちらのベッドはエクセレンシィフロアとはことなり、サータ社製ではないようですが、充分寝心地が良くゆったりと眠ることができました。
ベッドは適度な弾力性があり、枕は2種類が2セット用意されているので、高いのが好きな方でも調整可能です。
サイドテーブルには、サイドランプ、電話、時計、各種電気のスイッチ、メモ帳、アクセサリートレーなど、いろいろ揃っているのですが……コンセントがないのがとても残念。
シティホテルにありがちなのが、部屋のコンセント数が少ないことですが、この部屋もコンセントの空きは、机の横の2つだけしかありませんでした。2つでは足りないという方は、延長コードを持っていくほうがよいでしょう。
ベッドの奥はリビングスペースです。仕事にも使えそうなライティングデスク、テーブルとゆったり座って寛げる1名掛けのソファのセットが配置されています。
ライティングデスクが窓の方を向いているので、部屋からの眺望を眺めながら仕事などを行えるようになっています。
デスクの上には充分ノートパソコンを広げることができるスペースがありました。なお、コンセントはこの机の左サイドにあります。
開けると、ハンガー、消臭スプレーのほか、バスローブが置いてあります。クローゼットの下にはバゲージラックと使い捨てのスリッパがありました。
クローゼットの隣にはテレビボード兼用のキャビネットがあり、上にはテレビとバーカウンターがしつらえられています。
テレビは、一般放送に加えて、NHK BS1、NHK BSプレミアム、Dlife、WOWOW(プライム・ライブ・シネマ)が試聴可能です。
キャビネットの上には湯沸かしポットとお茶セット、コーナーの扉を開けると、コップとアイスペールが置いてありました。製氷機は各フロアにあります。
冷蔵庫の中には飲み物がぎっしり。こちらはすべて有料のミニバーとなっています。
ペットボトルのお水が160円からと、ホテルにしては良心的な価格設定ではありますが、カップのドリップコーヒーも有料だったのがちょっと残念でした。
次にテレビの下の引き出しを開けてみました。一番下段にはセーフティーボックス(金庫)が入っています。
真ん中の段には寝間着の浴衣。ボタンはなく帯を巻くタイプでした。
一番上の段にはランドリーバッグ。クリーニングを利用したい場合はこちらの袋を使います。水洗い&ドライクリーニングのほか、プレスサービスもあるとのこと。
机の横には空気清浄機、下にはダストボックスが置かれています。
バスルームはセパレートではありませんが、洗面所、トイレ、浴室は広めのスペース。アメニティグッズも充実。
東京ドームホテルの浴室はユニット式で、洗面所、トイレ、バスはセパレートではありません。しかし、広めの空間に3点が配置されており、ゆとりのある空間となっています。
バスタブの深さは申し分ありませんが、やはりちょっと水回りの給湯器などの設備の古さが気になりました。ただ、清掃などはさすがにきちんと行き届いていて綺麗です。
背の高い成人男性だと足を伸ばして入るのは難しい感じです。
シャワーはマッサージ機能付きヘッドでしたが、若干水圧は弱め。もう少し水圧が欲しかったです。
蛇口は混合栓ですが、お湯とお水のレバーが分かれているため温度調節を自分で行うタイプです。
洗面化粧台はやや旧式な感じもしますが、サイズが大きいのでとても使いやすいです。アメニティとハンドソープが並べられています。
スペースは広く取られているので、化粧ポーチなども充分に置けます。
東京ドーホテルのアメニティグッズは宿泊に最低限必要なレパートリー。特別な種類はないものの、デザインもおしゃれで質は高め。
アメニティグッズの包装は簡易な大量仕入れ品ではなく、オリジナルのロゴが入っていてシンプルなデザインです。ちいさなことですが、こういった部分が特別感を感じさせてくれます、
洗面アメニティの種類は以下です。
・歯ブラシ×2
・コットン・綿棒・ヘアゴムのパック×2
・シャワーキャップ×1
・カミソリ×1
・ヘアブラシ×2
洗面化粧台の上には洗面アメニティのほか、ドライヤー、ハンドタオル、ハミガキ用のコップがセットされています。
ドライヤーはKOIZUMIのBACKSTAGE。最新タイプのものに比べると、若干風量が弱いのではと思いました。
東京ドームホテルのバスアメニティの種類は、ペリカン石鹸のブランド“プロバンシア”のシャンプーとコンディショナーのミニサイズ、バスソープが置かれています。
部屋は北側の東京ドームシティ向きのパークサイドと、南側の皇居方面向きのパレスサイドに別れており、それぞれの角度から違った景色を楽しめます。高層階がおすすめ。
今回は、高層階指定で予約をしたので、32階フロアの客室でした。眼下に外堀通りと水道橋駅を見下すと、さすがに高いですね。
せっかく東京ドームホテルなので、ドームが見えるパーク側の部屋が良かったのですが、パレス側の部屋も、丸の内や新宿などの高層オフィスビルを見渡すことができて”ザ・都心“といった風情を味わうことができます。
パーク側からは東京ドームシティを手前に、池袋~上野の方面を見渡すことができ、空気の澄んだ日にはさいたま新都心から筑波山までが望めるとのこと。
東京ドームホテルの付近には、高い建物がないため、特に高層階からの夜景は絶景です。記念日などの大切な日には、ぜひ高層階での宿泊をおすすめします。
東京ドームホテルのお部屋は、東京ドームシティ向きのパークサイドと、皇居方面向きのパレスサイドに別れており、それぞれの角度から違った景色を楽しむことができます。
パーク側からは東京ドームシティを手前に、池袋~上野の方面を見渡すことができ、空気の澄んだ日にはさいたま新都心から筑波山までが望めるとのこと。
東京ドームホテル内には、大小の宴会場と、レストラン(飲食店)があるほか、会議場やキッズルーム、売店と施設は充実しています。屋外プールは夏のみ。
東京ドームホテルは、施設が充実した総合ホテル、大小合わせて16の宴会場と、9の飲食店があるほか、会議場やキッズルーム、売店など、多くの設備があります。
東京ドームホテルには10のレストランが入っています。以下の通り。
そのほか、東京ドームシティ内にもレストランがあります。
6階 ダイニング 「ドゥミル」、バー 「2000」は、カジュアルな服装はNGのドレスコードがあります。また、ホテル内では6階 バー 「2000」以外の飲食店は全面禁煙です。
レストランの割引券が部屋の机の上にあるファイルに挟んであるので、レストランに行かれる際は持っていくのを忘れずに。
2階にはドームグッズや飲み物・軽食なども販売するコンビニエンスストアのような売店があり、東京ドーム関連グッズのほか、女性向けコスメなども豊富にそろっています。
朝食は、3F スーパーダイニング「リラッサ」のブッフェ、4F 京料理「熊魚菴たん熊北店」の和定食、1F ロビーラウンジ「ガーデンテラス」のアラカルト、ルームサービスなど。
東京ドームホテルの朝食は、以下の4種類。宿泊プランによって、利用できる朝食が指定される場合があります。
今回は、3F スーパーダイニング「リラッサ」のブッフェをいただくことに。朝食の時間は6:30~10:00まで。9:30までには入場しておく必要があります。
リラッサは、朝・昼・夜と、ホテルのシェフが作り出す洋食、中華、和食、スイーツなどの豊富なブッフェメニューを提供するブッフェレストラン。東京ドームホテル自体の規模が多いだけあって、朝食会場もとても広いです。
フロア内はいくつかのブロックに分かれているのですが、中央にブッフェテーブルがあり、料理を取るスタイルになっています。
ブッフェの内容は和・洋がメインで、サラダ・スクランブルエッグ、ベーシックなものが多い印象です。ご飯のほか、薬味がバラエティ豊かなお粥や、汁物はおみそ汁のほかに、湯通しして盛り付けるうどんがあり、ダシが美味しくて2回おかわりしてしまったほど。
新鮮野菜のサラダは、ドレッシング以外にもワインやマンダリン・パッションフルーツ・フランボワーズのヴィネガーやバルサミコ酢、マジックソルトなど世界中の調味料を使った味付けが可能です。
焼き魚、さつま揚げ、野菜のしゃぶしゃぶなどの和食のほかに、定番のスクランブルエッグやゆで卵、ほかにもフライドポテトやパスタなどお子様の喜びそうなメニューも。また、ライブキッチンでは目玉焼きとオムレツを焼いてくれます。
バナナやライチ、キウイなどのフレッシュフルーツのほか、ソースが3種のプレーンヨーグルトなどもありました。
ドリンクバーは混み合いやすいので、各ブロックごとに用意されていました。
コーヒー、各種ソフトドリンク、ジュース、お茶があります。お茶はダージリン、アールグレイに加え、ピーチ、アップル、ジャスミンのフレーバーティーと煎茶のティーバッグがありました。
なんだかんだと回っていたら結構な量になりましたが、朝の英気を養うために朝食はちゃんと食べました。定番メニューなので、ご当地の特色などを求める人には物足りないかもしれませんが、どれも一定のラインはクリアしていて普通に美味しいと思いました。
こちらの「リラッサ」の朝食は、朝食付きプランでない場合は、大人¥2,100、4歳以上小学生までのお子様は\1,100が必要です(税抜)。
東京ドームホテルホテルに実際に泊まってみた感想とおすすめ度
東京ドームホテルは、近年外資系ホテルがどんどん進出して来る東京エリアにありながら、1000室を超える客室の稼働率も高い人気ホテル。そのアクセスの良さから、東京出張の定宿にするビジネス客や、訪日外国人にも好評です。
私も羽田空港に行くバスを利用しましたが、直行で帰ることができるのはやはり便利でした。また、チェックアウトの混雑を懸念しましたが、自動チェックアウト機で部屋のバーの飲み物も精算できたのでスムーズに手続きができました。
ホテル自体は1999年開業のため、真新しい設備というわけにはいきませんが、最低でも26㎡からという客室は、清潔に整えられており、快適に過ごすことができました。
ベッドの寝心地も良く、デスクも広いのでビジネスニーズが高いのも納得です。
まわりに高層ビルがない景色は、高層ビル街の中から見るのとは異なって素晴らしいのひとことに尽きます。次回はぜひ39~41階のエクセレンシィフロアに宿泊してみたいです。
東京ドームホテルに最安値で宿泊するコツをお教えします。
ホテルによっては早期予約をすることで料金が安くなるプランを設定していることがあります。早期予約プランによっては通常よりも数%~数十%も安く泊まれることも。
その他に、お任せプランもお得に泊まれる料金プランの一つ。客室のタイプをホテルのお任せにする代わりに、通常よりも安く泊まれるお得なプランです。
この他にもお得なプランはいくつも用意されています。ホテルが用意した宿泊プランを見つけて上手く利用することがホテルにお安く泊まるポイントです。
ホテル宿泊料金(大人一人):12,000円~
住所 | 東京都文京区後楽1-3-61(地図) |
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電話 | 03-5805-2222 |
アクセス | 【電車】JR総武線 水道橋駅 東口より徒歩2分/都営地下鉄三田線 水道橋駅A2出口より徒歩1分 東京メトロ丸ノ内線・南北線 後楽園駅 2番出口より徒歩5分/都営大江戸線
春日駅 6番出口より徒歩6分。 【車】東名高速道路・中央自動車道・横羽線・高速湾岸線・東関東自動車道・京葉道路 「西神田」出口 より約10分 。常磐自動車道・東北自動車道・高速大宮線・関越自動車道「飯田橋」駅より 約5分 |
最寄駅 | JR総武線 水道橋駅 |
部屋数 | 1,006室 |
設備・備品 | テレビ、衛星放送・ケーブルTV、オンデマンドTV(有料)、湯沸かしポット、冷蔵庫、加湿器付き空気清浄機、電話、浴衣、お茶セット、洗浄器付きトイレ、固形石鹸、ボディーソープ、シャンプー、コンディショナー、カミソリ、歯ブラシ、バスタオル、タオル、スリッパ、ドライヤー、ミニバー (貸出)ズボンプレッサー、ビデオデッキ、電気スタンド、CDプレイヤー、ベビーベッド、変圧器、アイロン、金庫 |
インターネット | 無料Wi-Fiあり |
館内施設・設備 | レストラン、ティーラウンジ、スカイラウンジ、バーラウンジ、会議室、宴会場、結婚式場、児童遊園施設、売店、美容院、花屋、プール(夏季)、自動販売機、ルームサービス、宅配便、コピー、FAX、製氷機、 |
駐車場 | 337台(ホテル地下・車高2.1m・1泊1台につき1,000円/チェックアウト日13:00まで) |
サービス | モーニングコール、ラウンジドリンクサービス、宅配便、クリーニング |
クレジットカード | VISA、JCB、American Express、Diner's Club、UC、DC、NICOS、OMC、Bank Card、UFJ Card、Master、Saison、AEON、TOP、View、West、楽天カード |
チェックイン | 14:00(予約プランが優先されます。アーリーチェックインは有料) |
チェックアウト | 11:00(予約プランが優先されます) |
公式サイト | https://www.tokyodome-hotels.co.jp/ |
Churako
沖縄在住の愛猫と暮らすWEBライター&工芸作家(月桃カゴ編み)です。 東京・大阪・福岡に住んでいたので、関東・関西・九州方面に出向いてお仕事をすることもしばしば。そのときに利用したホテルやラウンジを中心にご紹介しています。
編集&校正 ビー・エイブル