クラス:business&tourist 口コミ評価:4.1/5.0
アートホテルカラー青森に泊まってみた感想とおすすめ度。客室の様子やバスルーム(お風呂)・アメニティグッズなどの客室備品・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。Contents Menu
アートホテルカラー青森は、青森駅から徒歩で約10分、青森空港からもJRバスで約30分の場所にあるリーズナブルなホテルです。青森観光の拠点としてはもちろん、県庁所在地も近いので、出張に来られた方にも便利なのではないでしょうか。
お部屋はこぢんまりとしていますが、大きなホテルと違って、ロビーラウンジには、無料のドリンクサービスもあり、ゆったりと過ごせます。
楽天トラベル「朝ごはんフェスティバル2017」で青森県第4位を獲得した朝食も評判。
その順位よりも、おいしさや、手をかけた健康的な朝食であることを、声を大にして紹介したいところです。丁寧に出汁を取った和食を主とした豊富なメニューが疲れたからだを癒してくれます。(現在は土日のブランチ利用はできないようです。)
今回はアートホテルカラー青森に実際に泊まってみたので、お部屋や朝食、アメニティなどのホテル予約サイトの口コミが本当なのか感想を交えて詳しくご紹介します。
アートホテルカラー青森は青森駅から徒歩圏内にあるホテルです。東北新幹線の駅「新青森」駅からでも、「青森」駅を経由して20分足らずで到着する便利な立地にあります。
アーケードのある商店街に面しているため、雪の日でもバス停からホテルまでスーツケースをコロコロと転がしていくことができました。青森駅からは歩くことはできますが、冬場は雪に慣れていない人は、バスやタクシーを利用したほうがいいかもしれません。
青森空港からアクセスする場合は、JRバス東北にて「青森」駅までバスが出ており、最寄停留所「新町2丁目」まで約30分で到着します。予約は不要で、終点青森駅まで700円以内で移動できます。
ただし、1時間に1〜2本しか走っていないので時間を確認しましょう。おそらく飛行機の到着時刻と連動しているのだろうと思います。スムーズに乗り換えることができました。バス停からは徒歩2分ほどです。
アートホテルカラー青森のフロントは、商店街の入り口よりエレベーターで上がった3階にあります。
フロントロビーは、地域のホールなどにあるロビーのような気軽にくつろげるスペース。フロントはエレベーターを出て右にあります。
スタッフはチェックイン時は1人、チェックアウト時は3人で対応していました。大きなホテルと違って客室数も限られているためか、並ぶこともなくスムーズでした。
ロビーラウンジはハイクラスホテルとは違って家庭的な雰囲気で、ゲストハウスやペンションにイメージが近いといえます。机と椅子がたくさんありました。
テレビやビジネス雑誌・漫画などが置いてあり、自由に読んだりくつろいだりできるようになっています。
温かいお茶やお湯も置いてあり、電子レンジもあって、飲食が可能です。
アートホテルカラー青森の客室総数は89室。4〜7階がスタンダードフロア、8階がカラーフロアとテーマで分かれていて、ホテルの名前の通り、カラーフロアがホテルのウリになっているようです。
カラーフロアのシングルルームは、ピンク、赤、オレンジ、黄色、きみどり、水色、緑、ブルーの8色の壁紙があるようですが、予約時に8色から好きな色を選ぶことはできません(カラーかスタンダードかは最初からプランが分かれています)。
スーペリア以外の部屋は家具や調度品もやはりゲストハウスやペンションに近い印象ではありますが、その分、リーズナブルに泊まれます。
スーペリアダブルでも10,000円を切るプランもあり、お得感があると思います。客室の種類は5種類で、以下の通り。
・エコノミースマートシングル:9㎡(100cm幅のベッド1台)
・スタンダードシングル:11㎡(120cm幅のベッド1台)
・プチダブル:13㎡(120cm幅のベッド1台に2名宿泊)
・ツイン(スタンダード・カラー):18㎡(120cm幅のベッド2台)
・スーペリアダブル:34㎡(180cm幅のベッド1台)※1室のみ
今回アートホテルカラー青森で宿泊したのはスタンダードシングル。ハイクラスのホテルような「ホテルに来た!」という印象はありませんが、家庭の一室のように落ち着けるのがメリットでしょう。
クローゼットがないタイプのシングルルームです。
ハンガーは壁にかけることができ、ドライヤーも壁にかかっていました。
床に直接、冷蔵庫が置いてあります。中身は無くスイッチは入っていません。
冷蔵庫の使用方法もちゃんと書いてありました。
ポット類は、冷蔵庫の上に置いてあります。特に不便さは感じませんでした。
ベッドサイドに机があります。自宅にあるような奥行きのある机なので、スペースがあり仕事がしやすいです。
LANケーブルも使えます(無料)。机にはコンセントはありませんが、隣のベッドサイドにコンセントがあるので、そこに差し込めばPCの充電もしやすいでしょう。
電話や消臭スプレーも机に置いてありました。
ベッドはデュベスタイル。コンセントはサイドにあり、前面には空調やライトのスイッチがあります。
テレビは足元側に備えられているので寝転びながら観ることができます。
パジャマはベッドの上に置いてありました。パジャマではないので寒いかと思いましたが、空調が効いており、特に問題ありませんでした。ワッフル地で肌触りもよかったです。
アートホテルカラー青森は低層のため、特に眺望がいいわけではなく、市街地なので雪が積もった街の景色が見られるだけです。目の前が大きな建物ではないので、明るい日差しが入ってきます。
アートホテルカラー青森のバスルームは、ワンルームマンションサイズの小さなユニットバスです。
便座の前にスペースがあるので、小さいながらも座りにくいということはありません。最近はバスルームにゴミ箱がないホテルもありますが、サニタリー用のゴミ箱があります。
湯船のカランは昔ながらのもので、温水と水で調整するタイプのものでした。
温水のほうはかなり熱い温度になりますが、若い方で適温で出てくるシャワーに慣れていて、こういったシステムをご存じない方もいらっしゃるかもしれませんので、注意書きを設置したほうがよさそうですよね。
シャンプーとリンスの設置位置が洗面ボウルを隔てており、シャワーから少し離れているのが気になりました。メーカーは資生堂のものです。
シャンプーの陰に隠れていますが、コンセントもあります。
アートホテルカラー青森では、置いてあるアメニティがフロアによって違います。
スタンダードフロアの客室備品とアメニティは、お茶、シャンプー、リンス、ボディーソープ、ボディスポンジ、歯ブラシ、フェイスタオル、バスタオル、バスマット、ナイトウェア、スリッパカラーフロア:ドリップコーヒー、シュガー、ミルクパウダー、お茶、スナック、 シャンプー、リンス、ボディーソープ、ボディスポンジ、歯ブラシ、フェイスタオル、バスタオル、バスマット、ナイトウェア、スリッパ。
ヘアブラシ、カミソリ、綿棒、コットン、髪留め用ゴムなどはフロントデスクに置いてあり自由に持っていけます。
ほかにも無料の貸し出し備品として、ズボンプレッサー、つめきり、アイロン・アイロン台、加湿器、体温計、毛布、携帯電話の充電器、裁縫セット、デスクランプ、WiFiルーター、低反発ピロー、栓抜き・缶切り、洗濯セット、ビールジョッキ、ヘアアイロンなどがあります。また、有料ですが、パソコンもレンタルできます。
設備としては、冷蔵庫、湯沸かしポット、洗浄器付きトイレ、テレビ(有料ビデオあり)、電話、インターネット接続(有線・WiFi)、お茶セット、ドライヤー、電気スタンド(一部)なども。
アートホテルカラー青森には、就寝前に預けておくと、翌日の出発前までに磨いてもらえる靴磨きサービス(500円)があります。珍しいですよね。
レンタルサイクル、マッサージ、コピー・ファックスなどの有料サービスもあります。
ロビーラウンジには、ドリップコーヒー(100円)を含むドリンクのセルフサービスも。また、検索用ですが、ラウンジにノートパソコンも設置されていました。
アートホテルカラー青森はコンパクトなホテルですので、宴会場などはありません。
2階のレストランは朝食バイキング専用です。25名までの会議室もあります(ホワイトボード貸し出し可能/有料)。コインランドリーは、3階のフロントフロアの奥のほうにあります。自動販売機は1、4、6階にありますが、お酒類は置いていないようです。
アートホテルカラー青森の朝食はブッフェスタイルです。品数3種類以上、「第二のおうち」をテーマにしているだけあって、健康にも気を使い地産地消を意識しておられるので、和食が充実しています。
ごはんは、もちむぎご飯とおかゆがあり、トッピングもできました。
お茶漬け用のだしもあり、寒い青森の朝にぴったり!
味噌汁ももちろん、自慢の自家製だしがきいています。中華風のおかずもありますが、やはり魚が美味! サラダは少なめでしたが、季節(冬季)を考えると当たり前のことかもしれませんね。デザートはミルク味のプリンでした。
取とってきたらこんな感じ。本当に「自慢の」とホテルが謳うだけあって心温まります。素泊まりプランだった人も、前日のチェックイン時にやっぱり食べたくなったら700円で追加できます。
また、宿泊客ではなくても当日フロントで申し込めば1,080円で食べられますので、別のホテルに泊まった友人や、現地の知り合いを誘ってみてもいいかもしれませんね! 欲を言えば魚介類の充実を求めますが、とにかく「だしの旨み」に満足してしまいます。
子連れの方にうれしい、子ども食器やエプロンもありました。
アートホテルカラー青森は、価格もリーズナブルで、個人的にかなりおすすめのホテル。
だしがしっかり取ってあるような食事。いまどき家庭でも少なくなってきていますよね。ビジネスで出張してきて、これはありがたいです。朝から元気をチャージできました。
また、数名で出張してきて、互いの部屋ではなく、ロビーラウンジで気を遣うことなく打ち合わせできるのも助かりました。
シャワーの調節が難しい(昔ながらの湯温調整)のは、アラフォー以上なら方法は覚えているでしょうし、リーズナブルな価格ですので節約するにはぴったり。狭い湯船が苦手な男性なら、青森駅前にきれいな銭湯もあります。
スタッフの対応もしっかりしていますし、十分、心温まる体験ができました。次回の青森出張でも利用したいと思っています。
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住所 | 青森県青森市新町2-5-6(地図) |
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電話 | 017-775-4311 |
アクセス | <電車の場合>JR「青森」駅より新町通り徒歩10分 <バスの場合>JRバス東北「新町2丁目」停より徒歩2分 <車の場合>森I.C.より約25分。青森中央I.C.より約15分。 |
最寄駅 | JR青森駅(在来線。新幹線「新青森」駅からは乗り換え) |
部屋数 | 89室 |
設備・備品 | 冷蔵庫、湯沸かしポット、洗浄器付きトイレ、テレビ(有料ビデオあり)、電話、お茶セット、ドライヤー、電気スタンド(一部)・各種アメニティ(お茶、シャンプー、リンス、ボディーソープ、ボディスポンジ、歯ブラシ、フェイスタオル、バスタオル、バスマット、ナイトウェア、スリッパ、ヘアブラシ、カミソリ、綿棒、コットン、髪留め用ゴム)ほか |
インターネット | 無線LAN(Wi-Fi)と有線LANを全室完備(無料) |
館内施設 | 会議室・レストラン(朝食ビュッフェのみ。宿泊客以外でも利用可能) |
駐車場 | 併設駐車場は2016年に閉鎖。 【提携駐車場】下新町駐車場:1泊600円(高さ制限2.1m) ※入出庫時間]5:00〜26:00 |
サービス | 靴磨きサービス(有料)、ウェルカムドリンク |
クレジットカード | JCB、VISA、マスター、AMEX、ダイナース、DC、ニコス、セゾン、イオン、Bank Card、UFJ Card(デビットカード不可) |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 10:00 |
公式サイト | アートホテルカラー青森 |
のんくら
当メディアのプロデューサー兼チーフエディター。日本全国を旅しながらご当地の美味しいものを食べることが趣味。
カプセルホテルからハイクラスホテルまで様々なホテルや旅館に実際に泊まり、独自の厳しい目線で予約サイトの口コミや評判が真実なのかを徹底的に調査しています。
編集&校正 ビー・エイブル