クラス:business&tourist 口コミ評価:4.5/5.0
ダイワロイネットホテル千葉中央に泊まってみた感想とおすすめ度。客室の様子やバスルーム(お風呂)・アメニティグッズなどの客室備品・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。ダイワロイネットホテル千葉中央は、2018年7月にオープンしたダイワロイネットホテルブランドのビジネスホテルです。14階建てで、3階から14階までが客室になっています。
ホテルの目の前にコンビニがあり、ホテル周辺はひとりごはんのできるファストフードも多数。カフェやファミレス、居酒屋、クラブなどが立ち並ぶ繁華街にあるホテルです。
ホテル予約サイトでの評価は4.5と高いダイワロイネットホテル千葉中央。今回実際に宿泊してきたので、お部屋の様子やアメニティ、備品、館内施設、朝食などの口コミを詳しく紹介します。
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ダイワロイネットホテル千葉中央の最寄り駅は、ホテルの名前にもなっている京成電鉄の千葉中央駅です。ホテルは改札を出て徒歩1分。駅の目の前にあります。
京成千葉中央駅と羽田空港はリムジンバス一本で乗換なしに行き来することができます。時間帯にもよりますが、おおよそ1時間40分前後です。
JR千葉駅からは、歩いて8分ほどです。JR千葉駅からつながっている高架下の商業施設の中を歩いて京成電鉄の千葉中央駅まで行けるので、雨の日でもほぼ濡れることなくホテルの目の前まで行くことができます。
JR千葉駅からは東京駅まで50分、成田空港までは60分、千葉都市モノレールからJR京葉線乗り換えて、幕張メッセのある海浜幕張までは30分、ディズニーランドのある舞浜までは50分で行けます。
また、JR京葉線の千葉みなと駅で乗り換え、千葉都市モノレール(県庁前行き)で葭川公園駅(よしかわこうえん)で降りると、ホテルまで徒歩で3分です。
ダイワロイネットホテル千葉中央の駐車場は、ホテルと同じ建物にある立体駐車場です。
一泊1,600円で駐車することができる(車高2.05mまで)のですが、ホテル専用の駐車場というわけではなく、時間貸しもしています。そのため予約をすることはできず、先着順で空いていれば駐められるということになっています。
僕が泊まった日も「本日の時間貸駐車はおことわりします」の看板を出して対応していましたが、それなら車で訪れる宿泊客の事前予約をとれるようにしたほうがスッキリする気がします。駐車場部分は運営会社が違うようなので、難しいのかもしれませんが。
ちなみに、近隣にコインパーキングはたくさんあります。
ダイワロイネットホテル千葉中央のフロントロビーは、2階にあります。ホテルの入り口を入って正面の階段もしくはエレベーターで2階に上がって、チェックインをします。
フロントロビーはシンプルで落ち着いた雰囲気。スタッフの方の対応も丁寧で感じが良かったです。チェックイン時もチェックアウト時も2人〜3人体制で対応していました。
18時頃のチェックインの混む時間帯は少し待っている人もいましたが、ビジネスホテルのチェックインはそれほど時間がかかるものでもないので、すぐに解消されていました。
チェックインのときにドリップのコーヒーパックや紅茶をもらうことができます。
ロビーには広いスペースにいくつもソファがあるので、チェックイン、チェックアウトをしている間も、お連れの人は座って待つことが可能です。
比較的時間の重なるチェックアウト時に精算が必要な場合でも、クレジットカード専用の自動精算機があるので、スムーズなチェックアウトをすることができます。
フロントロビーのある2階には喫煙ルームがありました。各客室は喫煙と禁煙が分かれているので、喫煙の客室以外でタバコが吸えるのは、この喫煙ルームだけです。
ダイワロイネットホテル千葉中央の客室数は204室です。客室の種類は以下の通り。
レディースルームだけは定員1名のシングルとなっていますが、その他の客室はすべて1〜2名もしくは1〜3名で利用できる設定になっています。
ダイワロイネットホテル千葉中央では、エレベーター内でカードキーをかざさないと客室フロアへは行けないようになっており、セキュリティ面でも安心です。
今回泊まったのは、12階のスタンダードダブルルーム(21㎡)です。
入ってすぐのところに洋服をかけるスペースがあります。
リセッシュ(消臭スプレー)とハンガー5本、その下に金庫とスリッパ、靴べらにブラシ、使い捨ての靴磨き、バゲッジラックが用意されていました。
壁に馴染みすぎていて帰りがけまで気が付きませんでしたが、帽子やハンドバッグなどがかけられるフックが付いていました。
室内の調度品は、40インチのテレビ、ワークデスクにディレクターズチェア、小さな丸テーブルと一人がけの小さなソファ、そして幅154cm×203cmの広々としたベッドです。
ベッドは全室にフランスベッドのマットレスが設置されています。沈み過ぎず、張りがあり、かと言って硬することもなくとても寝心地が良かったです。
枕は備え付けの通常タイプのほかに数種類の枕から選んで借りることもできるとのこと。
枕元にコンセントとUSBポートがあり、スマートフォンを充電しつつ使いながらゴロゴロできるのも便利でした。
客室備品のパジャマはワンピースタイプのもの。着心地は悪くないものの、生地が薄く心もとなく感じましたが、温かい掛け布団に潜り込むと、冬場でも気持ちよく眠れました。
ベッドの上に置かれていた忘れ物や部屋の清掃についての注意書きの紙が折れ折れだったのは、キレイにベッドメイクされた整然とした室内でちょっと目立っていて残念でした。
21㎡にこのサイズのベッドがあっても圧迫感もなく、1人で過ごすには快適な広さの部屋です。しかし、2人で過ごすことを考えるとスタンダードルームは少し手狭な感じはします。2人で泊まるならリラックスダブルルーム(23㎡)以上がおすすめです。
この日は夜な夜なパソコンで仕事をしていました。ワークデスクは幅も奥行きもあって、ディレクターズチェアも心地よく、普段と比べても違和感なく作業に集中できました。
ワークデスクには、コンセント、有線LANのジャック、USBポートがそれぞれひとつずつ付いています。
有線LANのコードはテレビ台の引き出しにいろいろなスマートフォンに対応している充電コードと一緒に入っています。スマートフォンの充電コードにはiPhoneは反応しないものもありますが、ちゃんと充電できました。
有線LANの他に無料のWi-Fiもあります。ホテルでチェックインした際にもらえるパスワードを入力すればすぐに使えます。YouTubeで音楽を聴きながら仕事をしていましたが、Wi-Fi環境もストレスありません。
冷蔵庫もテレビ台に格納されています。冷蔵庫は電源が入っていないので、ビールを冷やすために入室してすぐに電源を入れました。
冷蔵庫の隣には、電気湯沸かしポットと、お茶のティーバッグと梅茶、グラスとカップが入っています。ドリップのコーヒーパックにはいまいちなものもありますが、フロントでもらったドリップコーヒーパックは美味しかったです。
乾燥しがちなホテルには欠かせない加湿機能付空気清浄機も備わっています。
壁に備え付けのズボンプレッサーは、ビジネスマンにとってはありがたいです。ズボンを挟んで、ポチッとスイッチを押すだけ、使い方も簡単でしかも邪魔にもなりません。
ダイワロイネットホテル千葉中央からの景色は、特別素晴らしくはありませんが、角地に建っていて向かいの建物との間に道路を挟んでいるので、圧迫感はありません。ただ、マンションのベランダ側と向かい合っているので、昼でもレースのカーテンは必須です。
京成千葉中央駅から徒歩1分のホテルなので、当たり前ですが、電車がすぐ近くを走っています。電車の音が気になる、防音がいまいちと言う口コミもあったのですが、今回泊まったのが12階だからなのか、まったく電車の音は気になりませんでした。
足元までガラスなので、高いところが苦手な人はちょっと怖いかもしれません。
窓から見た夜の景色は、可もなく不可もなくといった感じです。
ダイワロイネットホテル千葉中央のバスルームは、トイレのある洗面所とお風呂がガラスの扉で仕切られているセパレートタイプです。どちらも広さは十分にあります。
洗面台のアメニティは、歯ブラシ、ひげ剃り、クシ、綿棒と、男性にとっては必要十分といったところ。女性の宿泊客には、レディースアメニティが、子供にはキッズアメニティがフロントでもらえるそうです。
備え付けのタオルは、フェイスタオルと体を洗うタオル、バスタオル、足ふきマットがそれぞれ1枚づつでした。
バスタブはこの手のビジネスホテルの中ではかなり大きなサイズです。体の大きな(180cm) の僕でも足を伸ばして入ることができます。
お部屋のバスタブにお湯を張ってゆっくり湯船に浸かれるのは、個人的には、大浴場よりリラックスできます。お湯張りも、ただ蛇口をひねるだけでちょうど良いお湯の量になったら勝手に止まるので楽ちんです。
シャワーは天井から出るレインシャワーとシャワーヘッドの両方がついています。レインシャワーは気をつけないといきなり上からかぶってしまいますが、使い慣れると両手で頭を洗えるのでなかなか良いものです。湯量、水圧ともに申し分ありません。
広いバスタブと2種類のシャワーですこぶるリラックスできるお風呂ですが、シャンプー、コンディショナー、ボディソープが湯船の向こう側に置いてあるのが少し使いづらかったです。シャワー周りにあると、もっと使いやすいかなと感じました。あとは、小さいものでもいいので桶があると嬉しいなと思いました。
そうは言っても、ダイワロイネットホテル千葉中央を選ぶ上で、この快適なバスルームは非常にウェイトが高いです。夜寝る前と朝の2回お湯を張って、ゆっくりお風呂に入りました。やっぱりゆっくり浸かれる湯船は心身ともにくつろげます。
ダイワロイネットホテル千葉中央の館内施設・設備としては、5階と12階にソフトドリンク、アルコールの自動販売機、電子レンジ、無料の製氷機があります。
9階と11階にはコインランドリーがあり、それぞれの階に2台ずつ乾燥機付きの洗濯機があります。洗濯機には暗証番号でロックが掛けられるので安心して洗濯ができます。
コインランドリーの使用状況は客室テレビから確認できるので、いちいちその階まで空いているかどうかを見に行かなくてもいいのも助かりますし、自分の洗濯がいつ終わるのかもテレビで確認することができます。
テレビの有料放送のVOD(ビデオオンデマンド)は邦画、洋画、キッズ、ドラマ、お笑い、成人向け、ドキュメンタリーなど約100タイトルが1000円でお昼の12時まで見放題で、自動販売機やコインランドリーのある階にカードの販売機があります。
フロントのある2階に誰でも使えるパソコンが1台あります。この他に部屋で使えるパソコンの貸出もしています(800円/一泊)。
フロントと同じ2階にはプロジェクターやマイクの設備もある80㎡の広さのミーティングルームもあり、会議や研修などもできるようになっています。
ダイワロイネットホテル千葉中央の一階部分がイタリアンレストラン「ACQUA E SOLE」になっていて、ホテルの朝食はそのレストランでいただけます。
朝食のレストランの混み具合も、客室テレビから確認することができるので、空いている時間を狙って食べに行くことができます。
レストランへはホテル側の入口から入ります。朝食は朝6:30〜9:30まで入ることができて、10:00にクローズとなっています。出発の早い人も遅い人も、ゆっくりと食事がとれるように朝食の時間帯に幅があるのも嬉しいポイントです。
朝食付きのプランでない人も、大人1,250円、小学生700円、未就学児無料で朝食をとることができます。
ダイワロイネットホテル千葉中央の朝食は和洋折衷のビュッフェスタイルです。
朝食を食べる「ACQUA E SOLE」は、ランチとディナーの時間帯はイタリアンレストランとして営業しているので、いわゆるビジネスホテルの食堂感はまったくなく、朝からちょっとお洒落なレストランでご飯を食べられます。
料理の内容は、和食、洋食ともに種類がものすごく多いというわけではありあませんが、十分な種類で一つ一つが丁寧に作られていて美味しかったです。茶碗蒸しもしっかりと卵とだしの味がしたし、お味噌汁も魚のアラのだしが効いていておっ!となりました。
使っている素材にもこだわっていて、卵かけご飯用の生卵が、”たまごやとよまるのまことのたまご”だったり、その他にもお米や魚も千葉県産のものを使っているそうです。千葉県で言うところの千産千消(地産地消)です。
朝食ビュッフェの和食メニュー。
朝食ビュッフェの洋食メニュー。
店内の雰囲気も、料理の内容もとっても良かったのですが、店内がおしゃれな造りのためか、料理・ドリンクがあっちこっちに置かれていて、一周ぐるっと見て回らないとどこに何があるのかが分からず、何度も行ったり来たりしてしまいました。
もちろん、そんなに複雑なわけではないので一周見て回ればいいんですけどね。
朝食を食べている感じでは、平日にもかかわらず、ビジネス利用の人と観光利用の人が半々くらいの印象でした。
ダイワロイネットホテル千葉中央は、エントランスからフロントやロビー、廊下や部屋に至るまで内装もシンプルでセンスよく、さすが最大手ハウスメーカーの大和ハウスが手がけるホテルといった印象の空間でした。
日本のハウスメーカーが作ったホテルだからこそ、日本人の大好きな独立した湯船でゆっくりと浸かれるお風呂にこだわったのかなと勝手に想像しました。
お風呂に加え、レストラン「ACQUA E SOLE」でのゆったりとした朝食、寝心地の良い広いベッドは、ビジネスホテルとしてのコストパフォーマンスは抜群です。新しくきれいなことも手伝って、ビジネス利用でない観光利用の人も納得できるホテルだと思います。
ダイワロイネットホテル千葉中央は、千葉へのビジネス出張、ショッピング、観光の拠点として、友人にも自信を持っておすすめできるホテルです。
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住所 | 千葉県千葉市中央区本千葉町2-11(地図) |
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電話 | 043-205-4980 |
アクセス | 京成「千葉中央」駅東口より徒歩1分 JR総武線「千葉」駅東口より徒歩8分 千葉都市モノレール「葭川公園」駅(よしかわこうえんえき)より徒歩3分 |
最寄駅 | 京成「千葉中央」駅、JR「千葉」駅、千葉都市モノレール「葭川公園」駅 |
部屋数 | 204室 |
設備 | 40型液晶テレビ 冷蔵庫 電話 ズボンプレッサー 加湿機能付空気清浄機 各社対応携帯電話充電器 湯沸かしポット 暖房便座付シャワートイレ リセッシュ |
インターネット | 有線LAN(各部屋にケーブルあり)、無料Wi-Fi |
駐車場 | あり。予約不可 先着順 1,600円/一泊 |
館内施設 | 1F イタリアンレストラン「ACQUA E SOLE」 2F ミーティングルーム(80㎡ 42名) 5F 12F 自動販売機 電子レンジ 製氷機 VODカード販売機 9F 11F コインランドリー VODカード販売機 2F 自動精算機 |
サービス | レンタルパソコン 800円/1泊、コピー&FAXサービス(有料)、宅配便(有料)、車椅子 |
クレジットカード | VISA・JCB・AMEX・Diners Club・MasterCard・UC・銀聯 |
チェックイン | 14:00 |
チェックアウト | 11:00 |
公式サイト | ダイワロイネットホテル千葉中央 |
sou
ホテルなどでプロの料理人として20年弱働いたのち、趣味で始めたレシピブログからサイト運営が本業となり、現在は自身のサイト運営の傍らWEBライターとしても活動中。
料理を作ることも食べることも好きな千葉県在住のフリーランスです。 ホテル勤め経験者の視点から、ホテルの宿泊体験を感じたままに、料理はちょっと厳しめにお届けします。
編集&校正 ビー・エイブル