クラス:ResortHotel 口コミ評価:4.3/5.0
ホテル万葉岬に泊まってみた感想とおすすめ度。客室の様子やバスルーム(お風呂)・アメニティグッズなどの客室備品・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。ホテル万葉岬は、兵庫県相生市(あいおいし)にある客室数26室のこぢんまりとしたお宿です。
施設自体は古さを感じるものの、瀬戸内海の絶景を見渡すことができる眺望がよいホテルなので、「景色のいいところでゆっくりしておいしい料理を楽しみたい」という人におすすめ。
ホテルの予約口コミサイトでは、4.3とまずまずの評価のホテル万葉岬へ、家族で泊まってきたので、お部屋や朝食・アメニティなど、予約サイトの口コミや評価に書かれていることが本当なのか感想を交えてご紹介します。
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ホテル万葉岬は兵庫県相生市にあります。車で行く場合は、山陽自動車道「龍野西インター」より20分。神戸からは車で1時間20分、岡山からは車で1時間ほどで到着します。ホテルには40台収容の駐車場が完備されており、駐車料金は無料です。
また、電車で行く場合は、JR山陽本線・JR赤穂線・山陽新幹線の「相生駅」よりホテルまでの送迎バスがあります。こちらは事前に予約が必要なので、利用する方はホテルに問い合わせてみましょう。
ホテル万葉岬のフロントロビーは、エントランスを入って突き当たりにあります。
事前に伝えていたチェックインの時間よりも早かったせいか(宿泊客は私たちしかいませんでしたが)、こちらから声をかけないと対応してもらえなかったのは少々残念です。
「駐車場はどこですか?」と尋ねると、「どこでもどうぞ」というだけで、特に案内はありませんでした。そこまで不快ではありませんでしたが、入り口でスタッフが出迎えて案内してくれるサービスに慣れている人にとっては、少し違和感があるかもしれません。
チェックイン後は、食事やお風呂の時間、客室のカードキーの説明があるだけで、荷物は自分たちで客室へ運ぶスタイルでした。基本的に接客は必要最低限という感じです。
ホテル万葉岬の客室数は全26室。部屋のタイプは和室と洋室があり、全部で5種類です。
なお、眺望はお部屋によって異なります。
今回はホテル万葉岬のスタンダードツインに宿泊したので、お部屋の中の様子と備品について詳しく紹介します。
スタンダードツインは、8帖の洋室にシングルベッドが2台あるお部屋。寝具・食事なしのお子さんは添い寝が無料ですが、大人と一緒に寝ると少し狭く感じるかもしれません。
今回は、ベッドをくっつけて寝たのでそれほど窮屈には感じませんでしたが、ゆったりと寝たい方は、洋室12帖のデラックスツインルームを予約するのがおすすめです。
客室内に入ったときにクーラーが入っていなかったので、むっとした暑さを感じました。空調が臭かったのも、少し気になるポイントです。間取りやインテリア、設備の老朽化の点でも、やはり古さは感じます。
ちなみにコンセントはベッドの頭上付近にはなく、足元にありました。枕元で携帯を充電したいという人には、少々不便でしょう。
ベッドの前には丸テーブルとチェアが2脚ありました。
壁側にはテレビボードと並んでデスクがあり、PC作業にも十分な広さがあります。
なお、インターネット接続に関して、お部屋では有線での利用が可能です。Wi-Fiの利用はフロントでルーターを無料貸し出ししてもらうことができます。
デスクの上にある湯わかしポットはやや古めですが、お湯を沸かすだけなので、特に問題はありません。
湯沸かしポットの下の戸棚には、湯のみ、ティーパック、グラス、お菓子のセット。
冷蔵庫にはサービスのミネラルウォーターが人数分入っています。
テレビボード横にあるクローゼットの中には、ハンガー、靴べら、バスタオル、ボディタオル、金庫、スリッパが入っていました。
クローゼット横のたんすには、大人の浴衣と帯、羽織が入っています。
ホテル万葉岬のバスルームは、浴室とトイレが一緒になっているユニットバスタイプで、大人1人が洗面台で歯みがきをするときにもやや窮屈さを感じます。
館内には大浴場があるので、今回は室内風呂は利用しませんでしたが、古さを感じるのは否めないでしょう。
バスタブは大人が足を曲げて入れるくらいの広さです。
トイレはウォシュレット付きでした。
洗面台にはPOLAのシャンプー、コンディショナー、ボディソープと、ブラシ、ゴム、綿棒、コットン、カミソリ、歯ブラシセットが人数分用意されていました。
ホテル万葉岬の一部の客室からは、瀬戸内海が一望できます。今回泊まったスタンダードツインの眺望は「窓腰からは、瀬戸内海を一望」と記載されていました。
眺望はお部屋により異なり、山側の部屋、海の見えない部屋もあります。見晴らしのよさは、このホテルの自慢の一つ。海を眺めながら、ゆっくりしたい人には瀬戸内海の見えるお部屋がおすすめです。
ホテル万葉岬には展望風呂があります。お風呂自体はこぢんまりとしていて、天井や床はそこまで綺麗ではありませんが、眺望がよく、露天風呂があるところは高評価。宿泊客も少なかったので、貸切状態で入れたのもよかったです。
ただ、一つ気になったのが、いつ行っても湯船に虫が浮いていたところ。露天風呂は仕方ないにしても、屋内風呂にまで虫がいたのは気になりました。天井にも数匹虫がとまっていたので、虫嫌いの人にはおすすめできません。
ホテル万葉岬の食事は、夕食・朝食とも、1階にあるレストラン花椿でいただきました。
夕食は鯛づくしの会席料理。前菜やお造り、鯛しゃぶ、蒸し料理など、たっぷりと鯛を使ったぜいたくな食事を堪能できました。
食事は子どもと一緒に分けて食べましたが、ボリュームがあり、家族4人がお腹いっぱいになるほど。料理長のご好意で子どもには茶碗蒸しとそうめんが入ったお味噌汁をサービスしていただきました。
品数も多く、鯛のあられ揚げなど珍しいメニューもあり、色々な食べ方で鯛をおいしく味わうことができました。出汁がいいのか、鯛の新鮮なのかは分かりませんが、鯛しゃぶも絶品でとても大満足。鯛づくし会席の名に恥じない、満足度の高い食事でした。
朝食はお好みに会わせてメイン料理を「和・洋」から選べます。私が選んだのは、おかずたっぷりの和食膳。こちらも子どもと分けて食べましたが、腹八分目になるくらいの量でちょうどよかったです。子どもにはふりかけのサービスもありました。
夕食朝食ともに料理の質・量には大満足。飲み物もソフトドリンクが500円ほど、ビールやチューハイなどのアルコールも500円~600円とリーズナブルなものが多かったです。
ホテル万葉岬のロビーには眺望のいいティーラウンジがあります。
窓際の席からは瀬戸内海が一望できるので、特におすすめ。
コーヒーやソフトドリンクは480円~と、リーズナブルな価格設定です。ケーキやアイスクリームなどのスイーツもあるので、チェックイン後にゆっくりと寛いでみてはいかがでしょうか。
ホテル万葉岬は、外観や内装などに古さが感じられるホテルです。また、接客も必要最低限なので、きめ細やかなサービスを期待する人には不満が残るかもしれません。
とはいえ、今回実際に泊まってみて、眺望のよさと食事のおいしさで、その全てがカバーされるくらい満足度は高かったです。
お風呂上りの後にテラスで、潮風を受けながら飲む一杯は格別。「絶景を堪能したい」「おいしい料理が食べたい」という人におすすめの宿泊施設です。
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住所 | 兵庫県相生市相生字金ヶ崎5321(地図) |
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電話 | 0791-22-1413 |
アクセス | 【車】山陽自動車道「龍野西インター」より20分。神戸から1時間20分、岡山から1時間 【電車】JR山陽本線・JR赤穂線・山陽新幹線「相生駅」よりホテルまでの送迎バスあり |
最寄駅 | JR山陽本線・JR赤穂線・山陽新幹線「相生駅」 |
部屋数 | 26室 |
設備 | 液晶テレビ、電話、s-腑ティボックス、ライティングデスク、ウォシュレット、クローゼット、エアコン、湯沸しポット、冷蔵庫、ドライヤー、折りたたみヘアブラシ、ミネラルウォーター、バスタオル、タオル、浴衣、レディースセット(綿棒、パフ、ゴム)、歯ブラシセット、かみそり、洗顔、手洗いソープ、ボディソープ、シャンプー、コンディショナー、スリッパ |
インターネット | 部屋では有線での利用が可能です。Wi-Fiの利用はフロントにてルーターを無料貸し出し。 |
駐車場 | あり(40台収容/無料) |
サービス | 送迎バス、モーニングコール、宅配便 |
クレジットカード | VISA、JCB、American Express、Diner's Club、DC、Master Card |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 11:00 |
公式サイト | https://www.manyoumisaki.jp/ |
NANA
1988年生まれの神戸在住ライター。2児のママ。旅先では観光地をガンガン巡るというよりは、ホテルや旅館でまったり読書をするのが好きなタイプ。
幼稚園児の子どもがいるので、子持ちママ目線で施設の魅力をご紹介しています!
編集&校正 ビー・エイブル