クラス:tourist&business 口コミ評価:4.2/5.0
那覇ウエスト・インに泊まってみた感想とおすすめ度。客室の様子やバスルーム(お風呂)・アメニティグッズなどの客室備品・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。那覇ウエスト・インは、その名前の通り、那覇市西町にある、コンクリート打ちっぱなしのデザイナーズマンションのようなホテルです。
最寄駅からはやや遠いのですが、長期滞在を快適にするキッチンや洗濯機付きのレジデンスタイプのお部屋と、ビジネスや観光にピッタリのホテルタイプといった、近隣のほかのホテルにはないお部屋のバリエーションがあり、様々な滞在形態に対応しています。
那覇ウエスト・インは、もともとレジデンスタイプ60室の運営をしていましたが、2017年9月にホテルタイプの90室を新たに開業、全室150室の規模となりました。
TripAdvisorR Certificate of Excellence awardを5年連続受賞、ホテルズドットコムでもLOVED BY GUESTS AWARD2017でも4.2と高い評価を得ており、口コミ評価も同じく4.2と評価が高く、中でも部屋の評価が4.28と抜きんでています。
今回は、その那覇ウエスト・インにに泊まってきたので、お部屋や朝食・アメニティなど、予約サイトの口コミや評価に書かれていることが本当なのか感想を交えてご紹介します。
Contents Menu
那覇ウエスト・インは、沖縄都市モノレール“ゆいレール”の「旭橋」駅・那覇バスターミナルから徒歩8分ほどの立地。旭橋駅は那覇空港から11分ほどです。
車の場合は、渋滞状況にもよりますが、那覇空港から約10分。駐車場はホテルにあり、1泊1,000円(税込)です。予約不可で、先着順で50台となります。満車の場合は近隣のコインパーキングに停めることになるので、車の場合は早めのチェックインが安心です。
なお、ホテルでレンタカーの手配は行っていないので、自分で手配する必要があります。
那覇ウエスト・インの建物は、本館と新館に別れていて、客室はそれぞれ5種類あります。全室バス・トイレ独立タイプです。
本館はレジデンスタイプで、中長期の滞在にも対応可能な広めのゆとり空間。部屋によってはミニキッチンや洗濯機、喫煙室も用意されています。
新館は2017年9月開業。全館禁煙で、客室はビジネスホテルにしては広めの18~22㎡です。ベッドはサータ社製のポケットコイルマットレスを採用しており、上質の睡眠を約束してくれます。
本館レジデンスタイプ今回私は新館のカジュアルダブルに宿泊しました。とても快適に過ごたので、後ほど詳しく紹介します。
那覇ウエスト・インのエントランスは一番右のビル、新館にあります。エントランスから入ると、1階は全てフロントロビースペースとなっているので、広々とした開放的な空間。正面がフロントロビーです。
カウンターでは、チェックイン・チェックアウトのほか、駐車場の料金支払い、朝食券の受け取りを行います。
フロントカウンター向かいには自動チェックイン・チェックアウト機があり、特に受け取るものなどない場合は、こちらの使用がおすすめです。チェックアウトをこちらの機械で行いましたが、カードキーを差し込むだけで、簡単にチェックアウトができました。
チェックインの時間は15時から。私は17時頃に到着しましたが、スムーズに手続きできました。もし、チェックインが混み合うようでしたら、フロアにはソファやベンチが配置されているので、座って待つことができます。
また、フロントにはフリードリンクサービスがありますので、ゆっくりくつろげます。
フロントのフロアにはこのような表示がありますが、これは「持ち込みの飲食物をここで食べないでください」という意味。用意されているフリードリンクはOKですのでご安心くださいね。
今回、那覇ウエスト・インのカジュアルダブルに泊まってきたので、お部屋の中の様子を詳しく紹介します。
お部屋に入って手前にバスルーム、奥にベッドルームのあるレイアウトです。デザイナーズマンションのように、コンクリート打ちっぱなしで、フローリングで焦げ茶の家具がモダンなインテリア。
140cm幅のダブルベッド。新館のベッドは全て、全米売上No.1のサータ社のもの。サータ社のマットレスは、ラグジュアリーホテルをはじめとした高級ホテルにも数多く導入されている高品質なマットレスです。
ポケットコイルマットレスは堅過ぎず、柔らかすぎず、体圧を分散して快適に眠ることができました。パジャマは肌触りの良いワッフルタイプのものが用意されていました。
ヘッドボードにはデジタル時計とアラーム、部屋の照明を調節できるスイッチと、コンセントが備え付けられており、スマホなどの充電に便利です。
ベッドの足元、窓の前には加湿機能付き空気清浄機が置かれています。
ベッドの向かい側には壁掛けテレビと机があります。椅子はキャスター付きのオフィスチェア、机は幅も奥行きもあり、仕事や作業にもちょうど良い大きさです。ベッドのヘッドボードと統一された素材で、インテリアに統一感を醸し出しています。
Wi-Fiのパスワードは、机の上に案内が置いてあります。冷蔵庫は机の下、左側にありましたが、飲み物などは入っていません。
机上にはお茶セット。湯沸かしポットとマグカップ、日本茶のセットが用意されていました。
机の上には折り畳みのスタイリッシュなスタンドが。
天井の照明はシーリングスポットライトでシンプルなインテリアとマッチ。お洒落なカフェみたいですね。
ベッドサイドにも間接照明があります。
エアコンは個別の空調タイプ。部屋ごとに冷暖房の運転切り替えが可能です。
扉はついていませんが、ハンガースペースがあり、丈の長い洋服も掛けることができます。
スリッパは使い捨てでない立派なもの。裸足で履く感触が気になる方のために、使い捨ての中敷きがついていました。(左が中敷きを敷いてみたところです)
那覇ウエスト・インは、この価格帯のホテルにしては珍しく、お風呂・トイレ・洗面所は独立式。水回りが広い快適なつくりになっています。トイレ・洗面所もお部屋と同じ内装で統一されていてお洒落。
こちらが独立したバスルーム。浴槽の壁も茶系の壁紙がはってあり、バスルームも内装の統一感があります。洗い場がありますが、風呂椅子がないのがちょっと残念(レンタルもありませんでした)。
浴槽はしっかりと浸かることができるサイズ。こちらの部屋はベーシックなバスタブですが、新館のプレミアムダブルだと、マイクロバブル付きのバスタブだそうで、この次はそちらのお部屋に泊まりたいと思いました。
シャンプー・コンディショナー・ボディソープは、ディスペンサー式のものが置かれています。
お風呂場を出るとトイレ、ウォシュレット付きで高級ホテルにあるものと何ら変わりません。
洗面所もオシャレな独立タイプで、泡で出るタイプのハンドソープが備え付けてあります。鏡の前の棚にはアメニティとドライヤー、歯磨き用のコップがありますが、メイク道具なども充分置けそうです。
使い捨てアメニティグッズは、身体を洗うタオル、ハミガキセット、くし、カミソリ、コットン、綿棒が洗面台横のガラスの棚にかごに入れてまとめてありました。
ドライヤーはアメニティの隣に。
バスタオルとフェイスタオルは、厚手で使い心地の良いものが備えられていました。
那覇ウエスト・インは住宅街の中に建っているので、オーシャンビューのリゾートホテルというわけではありません。宿泊階の5階から、昼間の景観はこのような感じです。いたって普通の住宅街です。
こちらは同じ階からの夜の景観。目の前にも建物があるので、カーテンを閉めておいた方が良いでしょう。
那覇ウエスト・インは、ホテルというよりマンションのような造りのため、レストランや売店といった館内施設はありません。ですが、エントランスを出て目の前にコンビニエンスストアがあり、歩いて5分ほどの場所にスーパーも2店舗あります。
飲み物は館内にいくつかある自動販売機で買うことができます。飲食店は2階にテナントの焼き肉店があるほか、近隣にはお店がたくさんあるので困ることはないでしょう。
自由に使える電子レンジはありませんが、離乳食などはフロントに依頼すれば温めてもらうことが可能です。
館内には売店はありませんが、お土産物をフロントで販売していました。しかし海外からのゲスト向けなのか、沖縄には関係ないお菓子でした。試食をさせていただきましたが、これはこれで普通に美味しかったです。
本館にはコインランドリーがあり、洗濯機3台、乾燥機2台が設置されています。新館の宿泊客でも本館とつながっているので使うことが可能です。
敷地内に大浴場やプールはありません。
那覇ウエスト・インでは、館内にレストランやラウンジといった食事を供給する施設はないのですが、朝食お弁当付きプランというのがあったので申し込んでみました。
朝食のお弁当を朝フロントで受け取り、必要に応じてフロントのフリードリンクと一緒に部屋に持ち帰って食べるというものです。日程にもよりますが、朝食なしプランとの差額が400円程度です。
どんなお弁当なんだろう……?と思いましたが、普通に近隣スーパーで購入されたものでした。おそらく価格はほぼ実費でしょう。
内容は、おにぎり(2個)、から揚げ、卵焼き、コロッケ、きんぴら、お新香などでした。これであれば、近隣のカフェのモーニング、もしくはコンビニエンスストア・スーパーで自分の好きなお弁当を購入しても良いのでは、と思いました。
今回は、“那覇ウエスト・イン”の新館ホテルタイプに宿泊しましたが、ホテルというよりもお洒落なマンションのような雰囲気で、落ち着いて寛ぐことができ、バストイレ別で快適に過ごせました。
宿泊時の快適さを大きく左右する寝具は、こだわっているだけあり、寝心地も良く、ぐっすりと眠ることができました。
ホテルステイを重視し、ホテル内のラウンジ・レストラン・プールや大浴場などの設備やコンシェルジュのようなホテルサービスを求める方には物足りないかもしれません。
しかし、部屋そのものは、その辺のシティホテルにも勝ると感じました。館内施設を運営しない分、部屋のコストパフォーマンスが際立っています。
那覇ウエスト・インは、国際通りやモノレールの駅からは歩くと少し距離があるので、特に夏場は厳しいかもしれませんが、那覇市内の中心部に近いので、タクシーは拾いやすい環境です。
口コミの通り、価格の割に部屋の快適さが際立っており、良い意味で期待を裏切られました。ホテルタイプのウィークリーマンションと考えれば、特に中長期の滞在をされる方にとっては、かなり使い勝手の良いホテルなのではないでしょうか。
各公式サイトのバナーをクリックすると、那覇ウエスト・インの空室状況と最安値をCheckできます!
数ある旅行予約サイトの中で人気なのが、じゃらん、楽天トラベル。なんと国内ホテル予約のシェア60%以上!
じゃらんはPontaポイント、楽天トラベルは楽天スーパーポイントが宿泊料金の1~2%も還元!楽天カードでホテル代を支払うと最大4%のポイント還元でさらにお得に泊まれます。
那覇ウエスト・インの最安値料金が簡単に見つかる!
那覇ウエスト・インの最安値をCheckしたいなら、宿泊予定日の最安値を簡単に比較できる「トリップアドバイザー」がおすすめ!
ホテルの料金は予約サイトによって様々。トリップアドバイザーは、国内200社以上のホテル予約サイトの宿泊料金をランキング形式で表示!宿泊予定日の那覇ウエスト・イン(NAHA-WEST
INN)の最安値が簡単に見つかります!
ホテル宿泊料金(大人一人):5,292円~
住所 | 沖縄県那覇市西1-16-7(地図) |
---|---|
電話 | 098-862-0048 |
アクセス | 沖縄都市モノレール“ゆいレール”「旭橋」駅・那覇バスターミナルから徒歩8分、那覇空港から自動車で10分 |
最寄駅 | 沖縄都市モノレール“ゆいレール”「旭橋」 |
部屋数 | 150室 |
設備・備品 | テレビ、オンデマンドTV(有料)、湯沸かしポット、冷蔵庫、パジャマ、お茶セット、洗浄器付きトイレ、ボディーソープ、シャンプー、コンディショナー、カミソリ、歯ブラシ、バスタオル、タオル、スリッパ、くし (以下貸し出し)ズボンプレッサー、アイロン、扇風機、携帯充電器、有線LANケーブル、調理器具セット、ベッドガード、毛布、車いす |
インターネット | 無料Wi-Fiあり |
館内設備 | 自動販売機、コインランドリー、製氷機 |
駐車場 | 1泊1,000円(税込)で駐車可能。先着順・予約不可 |
サービス | ウェルカムドリンクサービス |
クレジットカード | JCB、VISA、AMEX、DINERS、銀聯 |
チェックイン | 15:00(最終チェックイン24:00) |
チェックアウト | 10:00 |
公式サイト | https://78west-inn.jp/ |
Churako
沖縄在住の愛猫と暮らすWEBライター&工芸作家(月桃カゴ編み)です。 東京・大阪・福岡に住んでいたので、関東・関西・九州方面に出向いてお仕事をすることもしばしば。そのときに利用したホテルやラウンジを中心にご紹介しています。
編集&校正 ビー・エイブル