クラス:business&tourist 口コミ評価:4.5/5.0
アルモントホテル那覇県庁前に泊まってみた感想とおすすめ度。客室の様子やバスルーム(お風呂)・アメニティグッズなどの客室備品・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。アルモントホテル那覇県庁前は、創業から約100年にもおよぶホテル法華クラブグループの内のホテルチェーンである、アルモントホテルの1つです。
那覇市のモノレール「ゆいレール」の那覇県庁前駅から徒歩でわずか3分、那覇市のメインストリートである国際通りへも徒歩3分と絶好の立地にあります。
ホテル自体は小さ目ですが、沖縄を感じさせるリゾート風の素敵なデザインと要所に細かい気遣いが感じられるホスピタリティ豊かな接客でもてなしてくれます。
口コミサイトでの評判も高い、アルモントホテル那覇県庁前に泊まってきたので、お部屋や朝食・アメニティなど、予約サイトの口コミや評価に書かれていることが本当なのか感想を交えてご紹介します。
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アルモントホテル那覇県庁前は、那覇市にある都市モノレール(ゆいレール)県庁前駅から徒歩約3分の距離、また那覇のメイン通りである国際通りの入り口付近にあるため、ビジネスはもちろん、観光にもとても便利な立地です。
ホテルの建物は、前の通りからややセットバックしており、また洗練された外観ではありますが、特に夜だとやや目立ちにくいため、隣にあるコンビニを目印に探すといいかもしれません。
車の場合は那覇空港から約10分、タクシーでも1000円程度でホテルに到着します。
駐車場は専用の立体駐車場がちょうどホテルの裏側にありますが、予約不可の先着順で、車のタイプによって台数の制限もありますので注意が必要です。1泊の料金は1,080円(14:00~翌11:00)です。(※ 満車の場合は近隣の駐車場利用)
アルモントホテル那覇県庁前のフロントロビーは1階、メインエントランスから入ってすぐ右にあります。
ホテルのフロントクラークといえば、一般的に落ち着いた感じで対応してくれることがほとんどですが、アルモントホテル那覇県庁前のクラークはとても明るく、大きめの声で挨拶してくれます。
元気な挨拶に最初は少々戸惑いましたが、慣れたら元気を分けてもらえるようで、気分がよかったです。
クラークは基本的に3名で対応。ホテルのキャパがそれほど大きくないためか、チェックイン・アウト時にも特に混み合っている状況は見られませんでした。
ポーターはいませんが、混雑時には補助の方も出てきて、エレベーターのボタンを押してくれるなど、アシストなどを行ってくれました。
ロビー自体は小さ目ですが、南国を感じさせるすっきりしたデザインで、生花を飾ってあるなど雰囲気はよいです。待合用のソファはフロントからすぐ目の前にあるため、長居をできる感じではありません。
チェックインの際に教えてもらいましたが、フロントの向かい側に冷凍庫が置いてあり、この中に入っているアイスキャンデーは自由に食べることができます。暑い外からホテルに戻ってきた時に、冷たいアイスを食べられてすっきりしました。
また、朝食の会場になっているロビー横のレストラン「はなもみ」は、14時から22時まで宿泊者専用のリラクゼーションスペースとして開放されています。
この時間帯にはインターネット用PCが設置されているほか、本や折り紙置いてあったり、飲み物を自由に飲めたりします。
以下で部屋の様子を詳しく説明しますが、シングルルームだと部屋でPCを使えるような広さのライティングデスクがないため、こちらを利用するのがいいでしょう。
沖縄版のアロハシャツである「かりゆしウェア」のレンタルも行っていました。
エレベーターはフロントロビーの一角にある2台のみです。エレベーターに乗るのにはカードキーは不要ですが、エントランスからエレベーターに向かうときに目の前のフロントから元気な声で挨拶を受けるため、知らない人はかなり入りにくいでしょう。
アルモントホテル那覇県庁前の客室は、シングル、セミダブル、ダブル、ツインの4種類。総客室数は157室で、全室禁煙です。(1階フロントの横に喫煙室あり)
各部屋の広さとベッドサイズは以下の通り。
新しいホテルということもあってか客室内での喫煙にはかなり厳しく、喫煙の形跡を確認した場合は罰金2万円を支払う必要があります。
シングルは部屋自体は広くはありませんが、その狭さをあまり感じさせないような工夫が随所に見られます。また、デザインも高級というほどではないものの、安っぽさも感じさせない木目調の壁紙をあしらっていて、落ち着いた印象を持たせていました。
お部屋に入ると、まず姿見、反対側にシューホーンと紙製の靴拭き、消臭剤があります。続いてバスルームがあり、反対側にはクローゼットスペースと加湿機能付プラズマクラスター空気清浄機が置いてあります。
クローゼットスペースには扉はなく、木製のハンガーが6つ用意されています。ハンガーは写真のように奥から手前に向かって重ねてかけるタイプです。
下には物を置くスペースと、さらにその下にスリッパが2種類ありました。1つは大浴場へ履いていける合皮製のもの、もう1つは室内用の使い捨てタイプのもので、こちらは持ち帰り可能です。
室内の大きめの家具としてはベッド、小さ目のソファセット、カフェテーブル、テレビを収納したラックがあります。
ラックにはテレビ、グラスとカップ、折り畳み式の手鏡などが置かれています。飲み物は沖縄名物さんぴん茶と緑茶のティーパックが用意されていました。
下の扉を開くと、冷蔵庫、電気ポット、アイスペールが入っています。また、ラックにはコンセントが2つありました。
ベッドの大きさはセミダブルで2人でも寝られる大きさです。布団はデュペスタイルの羽毛布団、ベッドマットもよい柔らかさで寝心地はよかったです。
枕の中の素材はエンドレスファイバーですが、高さの違う2種類を用意してくれています。低めの枕が好みの自分にはとてもありがたいです。
ナイトウェアは上下に分かれた2ピースタイプ。上はかりゆしウェア調のデザインで、沖縄気分を味わえます。
こちらは最上階にある大浴場に着ていくことが可能なこともあり、デザインもよいです(大浴場に着替えを持っていくためのバッグも用意されています)。
枕元のサイドテーブルには電話、メモなどがあり、下にはイオン式ドライヤーが用意されています。メモのところには清掃を担当してくれた方の名前もあり、その上にちょこんと折鶴がおいてありました。
外国人にはうれしいプレゼントだと思いますが、日本人にとってもまごころを感じるサービスです(鶴の頭がなかった(どちらも折れてない)のはご愛嬌)。
サイドテーブルの上には温度計と湿度計が付いた時計、ライトなどのコントロールがあり、その下には4種類のUSBコネクタが付いたケーブルが用意されていました。
枕元にコンセントはありませんが、これで携帯を充電できるので重宝する人が多いと思います。ただ、理由はわかりませんが、ライトニングケーブルに接続してもなぜか充電できませんでした。
アルモントホテル那覇県庁前のバスルームは、バスとトイレが一緒になったユニットタイプです。
浴槽はやや深め。足は一杯に伸ばせるサイズではありません。シャワーの湯量も少なくはなかったのですが、シャワーヘッドが大きく水が拡散するタイプで切り替えもできないため、シャンプーなどの泡を流すのに時間がかかりました。
バスルーム内にはコンセントと、鏡の曇り防止用のスイッチがありました。
タオルはバスタオルが1枚とフェイスタオルが2種類、1つはややざらざらしたタイプで、大浴場で身体を洗うのに使えそうです。
アメニティはシェーバー、ブラシ、歯ブラシセットが用意されています。
女性用のローションなどのアメニティは、チェックインの時間帯に1階のエレベーター横においてあるので、そちらをもらってきて利用することができます。
トイレ用のゴミ箱と思われるものと、ビニール製のサニタリーバッグも用意されていたのですが、トイレタンクの上(アメニティのすぐ横)に置いてあったので、未使用でキレイなのはわかっているものの、あまり気分よくありませんでした。
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープはMIKIMOTO COSMETICS社製のものが用意されています。部屋干し用にプラスチック製のハンガーも1つありました。
アルモントホテル那覇県庁前には、朝食のみ提供しているレストラン、大浴場、リフレッシュルーム、喫煙室などの施設があります。
大浴場のある一角には、自動販売機(清涼飲料水・アルコール)、電子レンジ、製氷機があり、また別の部屋にはコインランドリーがありました(洗濯機と乾燥機が各2台)。
サービスとしては、クリーニング、お部屋でのリラクゼーションマッサージがあります。また、ホテルのすぐ隣がコンビニになっているので、買い物も非常に楽です。
大浴場「よんな~の湯」は最上階である12階にあり、浴室の入り口にはカードキーの認証機がありますが、男湯はキーなしで入れました。実際に見ていないのでわかりませんが、女湯には暗証番号による電子ロックキーが採用されているようです。
脱衣所に入ると目の前に下駄箱があり、一番上には誰かが間違って自分のスリッパを履いていってしまったときのために、ビニールに入った予備のスリッパが用意されていました。ちょっとした気遣いですが、これはとてもよいですね。
脱衣所内にはトイレとロッカーがあり、ロッカーは衣服なども入れられる大きめのサイズです。男湯の洗面所にはAQUA BALANCE HOMMEのローションやフェイスケアミルク、ヘアトニックとヘアリキッドがありました。
浴室にはサウナはなく、洗い場が10個ほど。しっかりと仕切られており、横の人のシャワーがかかることもありません。
お湯は天然温泉ではなく、天然鉱石の中でも最もイオン化作用の強い薬石「光明石」の成分を溶かした人工温泉です。お湯の質はむしろ天然温泉よりもやわらかく、湯冷めもしにくい感じがしました。
アルモントホテル那覇県庁前の朝食は、1階のフロント横にあるレストラン「はなもみ」で提供されます。食事の内容は、沖縄料理主体の和食と洋食のブッフェスタイルです。
沖縄料理は、沖縄そばに始まり、マグロカツ、チャンプルーや日替わりのグルクン(魚)料理などから、ごはんの付け合わせも沖縄風のものが様々用意されていました。
上は沖縄料理・和食を中心に盛った写真です。
洋食はブッフェでは、定番のスクランブルエッグ、ボイルドソーセージ、ベーコンなど。サラダやカレーも用意されています。
パンは朝焼きで、クロワッサンと甘めのお芋のパン、テーブルロールの3種類です。沖縄ならではのシークワサーやタンカンのジャム、クリームチーズも用意されています。
こちらは洋食を盛った写真です。
デザートもとても充実しており、ヨーグルトやフルーツはもちろん、さんぴん茶のババロア、黒糖プリンと自家製のちんすこうが用意されていました。
飲み物は、デトックスウォーター、牛乳、紅茶ティーバッグのほか、エスプレッソマシンでブレンドコーヒー、アメリカン、エスプレッソが提供されています。ラテはないので、エスプレッソを淹れてから牛乳を入れて飲みました。
こちらには陶器のカップがなく、すべて紙製のコップです。リッドもあるので、部屋への持ち帰りも可能です。
デザートとコーヒーを並べてみました。
アルモントホテル那覇県庁前は、モノレール駅から徒歩3分で、那覇のメインストリートである国際通りもすぐ目の前にある、非常に立地のよいホテルです。
ホテルのタイプとしてはビジネスホテルではありますが、南国風のデザインとクラークのかりゆしウェアなどで、リゾート気分も味わえます。
ホテルの規模自体は小さめで、シングルルームにはPCでの作業に使いやすいライティングデスクがないなど、マイナス部分もあると感じました。
しかし、レストランをフリースペースとして開放したり、鉱石を利用した準天然温泉の大浴場を用意していたり、アイスキャンデーを無料で提供するなど、様々な工夫を凝らしてお客様をもてなそうという気持ちが感じられます。
立地もコストパフォーマンスもよいので、ビジネス用途に限らず、観光で利用するのにも十分なおすすめのホテルです。
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ホテル宿泊料金(大人一人):7,700円~
住所 | 沖縄県那覇市久茂地1-3-5(地図) |
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電話 | 098-866-3811 |
アクセス | ゆいレール「県庁前駅」より徒歩約3分、覇空港から車で約10分 |
最寄駅 | ゆいレール「県庁前駅」 |
部屋数 | 全157室(全室禁煙) |
館内施設 | レストラン「はなもみ」(14時から22時までライブラリー&フリースペース)、大浴場、コインランドリー、自動販売機、製氷機、電子レンジ |
インターネット | 全客室で有線LAN・Wi-Fi接続(無線LAN)を無料で利用可能 |
駐車場 | 立体駐車場あり。ホテル宿泊者は1泊1,080円(チェックイン時間~チェックアウト時間まで) |
サービス | リラクゼーションマッサージ(有料)、クリーニング(有料) |
クレジットカード | JCB、VISA、マスター、AMEX、UC、DC、NICOS、ダイナース、UFJ、セゾン、デビットカード |
チェックイン | 14:00~ |
チェックアウト | ~11:00 |
公式サイト | アルモントホテル那覇県庁前 |
toya
「将来の夢はホテル住まい」の旅行好きなブロガー・ライター。理想のホテルを求めて、様々なホテルを巡り歩いています。海外旅行の経験も豊富で、国外にいた期間を累計すると数年に及びます。
そんな数多くの旅行経験から、ホテルやホテルラウンジを利用者の目線で丁寧に紹介しています。
編集&校正 ビー・エイブル