クラス:business&tourist 口コミ評価:4.2/5.0
ホテルエメラルドアイル石垣島に泊まってみた感想とおすすめ度。客室の様子やバスルーム(お風呂)・アメニティグッズなどの客室備品・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。沖縄・石垣島の繁華街、離島ターミナルからすぐの美崎町(みさきちょう)の一角にある築30年のホテルをリノベーションしたホテルが、ホテルエメラルドアイル石垣島です。
ホテルエメラルドアイル石垣島は、「JOIN & HUB FUN!!」をコンセプトに、ホテルの枠を超えて、人、モノ、コトを結ぶ{HUB}(ハブ)になることを目指すホテル。
石垣島在住のクリエイターの創作・発表の場や、ワークショップや英会話教室など、人との交流が盛んにおこなわれている場所となっています。
予約サイトでの評価は4.2と、評判の良いホテルエメラルドアイル石垣島。特に、立地・サービス・食事の評価が高いです。
今回ホテルエメラルドアイル石垣島に泊まってきたので、お部屋や朝食・アメニティなど、予約サイトの口コミや評価に書かれていることが本当なのか感想を交えてご紹介します。
Contents Menu
ホテルエメラルドアイル石垣島は、石垣空港からは車で30分ほどの立地ですが、ホテルには駐車場がないため、近隣のコインパーキングに停める必要があります。
とはいえ、コインパーキングはいずれもすぐ近く。料金も1時間100~200円、さらに夜間(20:00~8:00)は1時間50円と格安です。
公共交通機関でアクセスする場合は、バスを使うことになります。石垣空港からバスターミナルまではだいたいバスで30分程度です。石垣バスターミナルもしくは石垣港離島ターミナルが最寄りの停留所ですが、どちらからも徒歩1分と、歩いてすぐの立地です。
竹富島や小浜島などをはじめとした、八重山諸島の離島に向かう船が出る石垣港離島ターミナルにすぐアクセスできるので、離島観光の拠点にぴったりのホテルといえます。
また、石垣島一番の繁華街である美崎町の真ん中にあるので、石垣島で飲むことを楽しみたい方にもおすすめ。徒歩圏内には、ユーグレナモールなどショップも充実しています。
ホテルエメラルドアイル石垣島は、観光の拠点として、かなり使いやすいホテルと言えるでしょう。立地の評価が高いのも納得です。
ホテルエメラルドアイル石垣島の客室の種類は、シングル/ダブル、ツイン、デラックスツイン、トリプルの4種類です。それぞれの部屋面積と定員は以下の通り。
リゾートホテルと比較すると小さめですが、コンパクトに設備がまとまり、リノベーションされたデザイン性の高い室内と、古いながらも清潔感のある室内となっています。
▶各グレードの宿泊予定日の空室&最安値をCheckしておく!
ホテルエメラルドアイル石垣島の正面エントランスから入り、エレベーターもしくは階段を上がって2階がフロントロビーです。
入口は古いビルなのですが2階に上がると、急にデザイナーズホテルのような鮮やかな壁画に彩られたスタイリッシュなロビーがお目見えします。
正面には多目的スペースがあり、アーティストとのギャラリーとして使用することも。
フロントデスクでは、1~2名のスタッフがフレンドリーに応対してくれますが、待つ場合は、フロント向かいにあるショップのソファでものんびり寛げます。
また、フロントロビーの奥に広がるオシャレなラウンジは、宿泊客は10:00~18:00まではコーヒー・紅茶・さんぴん茶がフリードリンクとなる嬉しいサービスがあります。
フリーWi-Fiもあるため、部屋ではなくラウンジで作業やミーティングをされる方も多いそうです。
ホテルエメラルドアイル石垣島では、客室に使い捨てのアメニティが用意されていないため、フロントに置かれた歯ブラシ、カミソリ、ヘアブラシ、コットン、ボディータオルを必要に応じて部屋に持っていくことができます。
また、各階のエレベーター付近には、貸し出し備品(アイロン、アイロン台、ズボンプレッサー、空気清浄機)が置いてあります。必要であれば部屋に持って行きましょう。
今回、ホテルエメラルドアイル石垣島のダブルルームに泊まってきたので、お部屋の中の様子と備品について、詳しく紹介します。
ダブルルームは11㎡~13㎡と、あまり広くはありませんが、クローゼットがなく、バス・トイレをコンパクトにまとめているせいか、ベッドルームスペースはそう狭くは感じませんでした。
ドアを開けてベッドルームに入ると、奥にベッドが、手前には壁に沿って机があります。全体的に古い感じはしますが、清潔に整えられていました。
また、小物やインテリアが都会的な感じにまとめられているので、お洒落な人の部屋に遊びに来たような感じです。
ベッドはダブルサイズで広め。ベッドヘッド部分がクッション仕様で、座るときに背もたれにもなりそうです。
ベッドヘッドには本などを置くのにちょうど良い棚があり、ライトスタンドもあります。窓側にはコンセントもあるので、スマートフォンの充電をするのに便利です。
ベッドと柱を隔てたところに配置された机の上には、パソコンは余裕で置けそうなスペースが確保されています。もちろん室内はフリーWi-Fiです。
壁にはミラーが貼られ、ドレッサーとしても使用できる机の上には、目覚まし時計・ティッシュ・メモ帳が置かれているほか、手元を明るくしてくれるスタンドや、メイクや身支度に便利な拡大鏡つきのミラーなど、かゆい所に手が届く備品の品ぞろえです。
コンパクトな内線電話も。目に見える小物類が黒を基調としてそろえられているのが、この部屋のインテリアの統一感を出しています。
ベッドの横にはテレビ。
テレビ台の中には冷蔵庫が格納されています。冷蔵庫の中は空ですが、館内には自販機があり、コンビニエンスストアも近いので、買い出しが可能です。
また、左側の棚にはお茶セットがあります。奥には湯沸かしポットが置いてあります。
ホテルのコンセプト「JOIN & HUB FUN!!」のロゴマークのマグカップはホテルオリジナルのグッズです。同じものを2階のフロントで購入可能とのこと。
ドライヤーはテレビ台の下の棚に収納されていました。
クローゼットはなく、代わりにハンガーをかけられるポールがあります。
ホテルエメラルドアイル石垣島のバスルーム(浴室)は、お風呂とトイレがいっしょになったユニットタイプで、かなりコンパクトな設計です。
洗面台の上には泡のハンドソープ。
バスタブの上にはシャンプー、コンディショナー、ボディーソープがあります。
お湯を溜める際の注意事項がありました。設備の構造上、バスタブにお湯を溜める場合は一度に流さず、栓を斜めにして少しずつ流す必要があるそうです。どうしても設備の古さは否めないというところでしょうか。
トイレは洋式の洗浄機能付きトイレです。壁にウォシュレットのリモコンがあります。
ホテルエメラルドアイル石垣島は、景観が良いという口コミもありますが、私が泊まった部屋はちょうど隣の建物があり、景観を楽しめる部屋ではありませんでした。
夜も特に景観が良いとは言えません。宿泊した階は5階建てビルの4階だったのですが、3階以下の場合は方向によっては隣の建物から見えるのでカーテンは閉めておいた方が良いかもしれません。
しかし、この部屋はターミナル方面を向いているので、繁華街の一角でありながら静かという利点もありました。
ホテルエメラルドアイル石垣島の特筆すべき施設は、やはりラウンジ。10:00~18:00までは宿泊客はコーヒー・紅茶・さんぴん茶がフリードリンク(無料)となっています。
早目にホテルに来て、旅の計画を練るのも良さそうですね。もちろんフリーWi-Fiなので、宿泊しなくともここでノマドワークなどもはかどりそうです。
このラウンジは、石垣島のクリエイター集団である「石垣島クリエイティブフラッグ」の拠点として、定期的にワークショップなども開催されており、とてもアーティスティックな空間になっています。
18時以降はバータイムとして、ビール・ウィスキー・泡盛・カクテルやハウスワインのほかおつまみも楽しめます。
フロントデスク横にはお土産物ショップのほかに、クリエイター作品も展示されており、一味違った買い物ができそうです。
ホテルエメラルドアイル石垣島には、コインランドリーと自動販売機が設置されており、夜に何か飲みたいときに便利です。自動販売機はソフトドリンクのみなので、お酒はバーに行って飲むようになっています。
コンビニエンスストアや購入して持ち帰った食事を温められる電子レンジもありました。
ホテルエメラルドアイル石垣島の朝食会場は、2階のラウンジです。
朝食は無料サービスで、おにぎりとお漬物、そして汁物とドリンクという品ぞろえ。
朝食が「おにぎり」というのも、ホテルの目指す方向である“ひと・モノ・コトを結ぶ”というところから来ているのだとか。
おにぎりは具材が6種類(うち2種類は日替わり)から選べ、その場で握ってもらえるという新しいサービス。お米はもちろん石垣島産です。実は石垣島では稲作が行われており、日本で一番早く収穫できる新米が食べられるのです。
このおにぎり、個数制限はなく、最高10個食べた方もいるとか……!
この日の具材は、ポーク(沖縄料理ではおなじみのランチョンミート)、大根の葉炒め、茄子味噌炒め、ねり梅、石垣の塩、あんだんすー(味噌を豚の脂肪(ラード)で炒めたもので油味噌(あぶらみそ)とも呼ばれる)の6種類でした。
シンプルな塩むすびと、茄子の味噌炒めをお願いしました。その場でお二人のスタッフが待機しており、1つずつ握ってくれました。この不ぞろいな感じが手作り感があっていいですね。
お漬物も石垣島の島野菜を使ったもので、ゴーヤーと大根でした。
汁物は日替わりで、この日はそうめんのすまし汁。かつおだしの利いた出汁に素麺と卵・ネギという組み合わせ。美味しくてお代わりしてしまいました。
ドリンクは、水のほか、さんぴん茶とハイビスカスジュース。
ホット珈琲のほか、お湯で緑茶と紅茶が淹れられます。コーヒーはテイクアウトできるようにカップサービスがあって便利です。
この素敵な朝食は宿泊客だけへのサービスとなっており、外のお客様が食べられないのが残念。ほかのホテルに泊まっても、この朝食だけ食べに来たい!と思えるようなご飯なので……。
今回は、石垣島離島ターミナルと繁華街が徒歩圏内の、ホテルエメラルドアイル石垣島のダブルルームに宿泊しました。立地に関しては文句なしの場所で、評価がダントツに高いのも納得でした。
古いホテルのリノベーションということで若干心配しましたが、確かに水回りなどの設備に古さはあるものの、清掃はしっかりしており、そのへんのビジネスホテルと遜色なく過ごすことができました。
なにより、何度も登場していますがアート感覚あふれるラウンジが特徴のこのホテル。
朝食もおにぎり+汁物+漬物と言うシンプルさですが、おそらくこのあたりで夜お酒を飲んで過ごす宿泊客のニーズをしっかりとらえているなと感心しました。具が選べて、その場で握ってくれるおにぎりという独自性があるのもまた素晴らしいです。
石垣島観光の拠点を離島ターミナル付近にされる方に、ぜひおすすめしたいホテルの1つと言えます。
数ある旅行予約サイトの中で人気なのが、じゃらん、楽天トラベル。なんと国内ホテル予約のシェア60%以上!
会員の方はそれぞれの公式サイトから申し込めば、よりお得に泊まれます。(じゃらんはPontaポイント、楽天トラベルは楽天スーパーポイントが宿泊料金の1~2%も付与!)
じゃらん公式サイトで空室確認と予約をする!
ホテル料金は公式サイトが最安値だと思っていませんか?実は宿泊料金は理由あって公式サイトより安いこともあるんです。宿泊予定日の最安値を探すなら「トリップアドバイザー」がおすすめ!
トリップアドバイザーは日本中のホテル予約サイト(国内200社以上)の宿泊料金をランキング形式で表示!最安値でホテルエメラルドアイル石垣島を予約できます。
ホテル宿泊料金(大人一人):5,200円~
住所 | 沖縄県石垣市美崎町7-14(地図) |
---|---|
電話 | 0980-82-2111 |
アクセス | 石垣空港より車で30分、石垣バスターミナル・石垣港離島ターミナルより徒歩1分 |
最寄駅 | 石垣バスターミナル |
部屋数 | 39室 |
設備・備品 | テレビ、冷蔵庫、湯沸かしポット、ドライヤー、電気スタンド、ボディソープ、シャンプー、コンディショナー、ナイトウェア (貸出)ズボンプレッサー、アイロン、空気清浄機 (フロントにて配布)歯ブラシ、カミソリ、ヘアブラシ、コットン、ボディータオル |
インターネット | 無料Wi-Fiあり |
館内施設 | 自動販売機、コインランドリー(有料)、バーラウンジ、ギャラリー |
駐車場 | なし(近隣のコインパーキング利用) |
サービス | ラウンジ無料(10:00~18:00) 朝食無料(石垣島産米をその場で握る手作りおにぎりと、汁物、お新香) |
クレジットカード | VISA、JCB、American Express、Diner's Club、Master Card |
チェックイン | 15:00(最終チェックイン24:00) |
チェックアウト | 10:00(時間を超えた場合は追加料金) |
Churako
沖縄在住の愛猫と暮らすWEBライター&工芸作家(月桃カゴ編み)です。 東京・大阪・福岡に住んでいたので、関東・関西・九州方面に出向いてお仕事をすることもしばしば。そのときに利用したホテルやラウンジを中心にご紹介しています。
編集&校正 ビー・エイブル