クラス:ResortHotel 口コミ評価:4.3/5.0
ポークランチョンミートに泊まってみた感想とおすすめ度。客室の様子やバスルーム(お風呂)・アメニティグッズなどの客室備品・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。ポークランチョンミートは、沖縄県宮古島市、宮古島にあるリゾート民宿です。
宮古島出身のオーナーが奥さまとふたりで切り盛りされており、客室は2階に7室。客室は寝るだけと割り切ったやや狭めの作りで、シャワー・トイレ・洗面台などは共用です。
ホテルに比べるとプライベート感はありませんが、手頃な料金で泊まることができ、宮古島で人気のパイナガマビーチのすぐ横というロケーションでリゾート感も味わえます。
宮古空港から車で約12分、宮古島の繁華街へも徒歩10分と、宮古島観光に便利な立地です。
今回は子ども連れでこのポークランチョンミートに泊まってきたので、お部屋や朝食・アメニティなど、予約サイトの口コミや評価に書かれていることが本当なのか感想を交えてご紹介します。
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リゾート民宿ポークランチョンミートがあるのは、宮古島市平良下里(ひららしもざと)のパイナガマビーチの隣で、釣り船やダイビング船の発着所のすぐ前です。
宮古空港からはレンタカーで約12分。宿では空港送迎は行っていません。宮古島には電車が走っていないため、空港からレンタカーでアクセスするのが一般的といえるでしょう。
駐車場はすぐ近くにあり、到着時に案内してもらえます。宿泊者の駐車料金は無料です。
ポークランチョンミートは民宿なのでフロントはありません。到着したらインターホンを押して待ちましょう。チェックインは16時~20時、チェックアウトは10時です。チェックイン前・チェックアウト後に荷物を預かってもらうことや施設利用はできません。
ポークランチョンミートはこぢんまりとした民宿のため、客室は2階に7室のみです。どの客室も室内にシャワー・トイレ・洗面台はなく、共用スペースのものを利用します。
客室の種類は以下の通りですが、予約時に選ぶことはできず、人数に応じて振り分けられるシステムです(到着するまでどの部屋になるかわかりません)。
なお、客室料金は1室の人数(1名~4名)で決まり、子供は大人と同一料金となります。
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1人あたりの税込料金は、素泊りの場合は5,600円~6,800円、朝食付きの場合は6,000円~7,200円、朝・夕食付きの場合は8,000円~9,200円です。(2018年8月現在)
なお、全室禁煙で、タバコはテラスでのみ吸うことができます。
ポークランチョンミートは民宿スタイルで、お部屋は寝るためだけのスペースという位置づけです。部屋にこもって過ごすことは想定されていないため、室内はあまり広くなく、テーブルやテレビはありません。エアコンと扇風機は完備されています。
ベッドの大きさと台数は部屋によって異なりますが、今回は4名(大人2名+子ども2名)1室だったため、140cm幅のダブルベッドが2台ありました。ベッドの枕元には延長コードが用意されていて、眠りながらスマートフォンなどの充電が可能です。
部屋の隅には荷物棚があり、時計、鏡(スタンド式の三面鏡)、ドライヤー、ボックスティッシュ、床には脱衣カゴ、ゴミ箱、スツールが置かれていました。
なお、バスタオルやフェイスタオルなどのタオル類は用意されていません。持参するか、レンタル(バスタオル1日200円)をすることになります。
フレームの中の紙には館内の案内とWi-Fiパスワードが。Wi-Wiは無料で利用できますが、私が宿泊したときは(ほかのお客さんたちが同時接続していたためか)繋がりにくかったです。
窓際にも荷物を置ける棚があり、壁にはポールとハンガーがありました。
客室内にシャワー・トイレ・洗面台・テレビ・冷蔵庫はありません。(冷蔵庫は1階に共用のものが1台あるので、飲み物に名前を書いて冷やしておくことは可能です。)
確かにお部屋は狭めで、ベッド以外の床はキャリーケースを広げるといっぱいになってしまいますが、昼間は宮古島観光やマリンスポーツを楽しみ、夜は寝るだけと割り切れば、必要十分といえるでしょう。
ポークランチョンミートはお部屋の向き(港側・ビーチ側・街側)によって窓からの景色が異なりますが、お部屋を選ぶことができないため、部屋からの眺望は期待しないほうが良さそうです(そもそも部屋にこもることは想定されていませんし)。
その代わり、共用スペースであるテラスからは宮古島らしい景色を楽しむことができます。上写真は2階のテラスで、隣のパイナガマビーチと船が停泊する港を一望できる、開放的な空間です。海風を感じながらハンモックでくつろぐこともできます。
晴れた日には、宮古ブルーの海が広がる素晴らしい景色を楽しめることでしょう。
ポークランチョンミートは民宿なので、リラックススペースやテラス、シャワー、洗面所、トイレ、冷蔵庫、洗濯機はほかの宿泊者さんと共用になります。
1階のテラス。目の前の海を眺められるオープンエアーのカウンター&チェアがあります。
こちらはテラスの内側にある、半屋外スペース。海に向いたガラス戸が全開でき、開放感たっぷりです。
その隣にはゲスト用キッチンカウンターがあります。冷水と熱湯の出るウォーターサーバーも設けられているので、お水を飲んだり、備品のインスタントコーヒーやティーバッグを使ってコーヒーやお茶を入れることも可能です。
カップやグラスは自由に使えますが、使った後は自分で洗いましょう。
そのキッチンカウンターの奥の室内には、ソファーのあるくつろぎスペースが。オセロや将棋などのボードゲーム、ギター、雑誌、観光案内などが置かれていました。
隅には、ゲストが自由に使える大きめの冷蔵庫があります。油性マジックがあるので、缶やペットボトルには名前を書いていれておきましょう。
1階の奥には洗濯機があります。1回の使用料金は洗剤込みで500円。海遊びをすると水着やタオルなど濡れたものがたくさん出るので、洗濯機を使えるのは便利ですね。
洗濯ものの干し場は屋外に設けられています。
海遊びからポークランチョンミートに戻ってくるときには、水着のままでは入れません。玄関からではなく、専用ホースのある洗い場で砂を洗い流し、1階シャワー室でシャワーを浴びてから、着替えてお部屋に戻るスタイルです。
2階の屋内にある洗面台には蛇口が2つあり、大きな鏡もついています。フェイスタオルや歯ブラシなどのアメニティはないので、自分のものを持っていきましょう。
2階テラスには海を望む、贅沢気分になれる洗面台も。
さらに、2階テラスには空を眺められる屋外シャワーもあります。
外壁がコの字型になっている部分を利用したシャワースペースですが、海に面した側には目隠しがあるので、誰かに見られる心配はありません。晴れた夜には、星空を眺めながらシャワーを浴びることも可能です。
シャワースペース内は広く、お風呂用のイス、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープが用意されています。シャワーは通常のハンドシャワーのほかレインシャワーも。
脱衣スペースや棚はないため、部屋から脱衣カゴを持っていく必要があります。シャワーを使う際はカゴの中のタオルや着替えが濡れないように気を付けましょう。
トイレは温水洗浄機付きのものが1階と2階にあります(2階は女性専用)。
ポークランチョンミートの宿泊は、素泊り、朝食付き、朝・夕食付きのいずれかで予約ができます。食事は完全予約制で、完全おまかせメニューです。アレルギーや好き嫌い等のリクエストには対応していません。
私は2泊して朝食を2回いただいたのですが、上写真は1回目の朝食です。沖縄の炊き込みご飯じゅーしぃ、お肉と葱を乗せた蕎麦、サラダ、パイナップルという内容でした。
1階テラス席で海を眺めながらいただく朝食は、開放感があってとても気持ちが良いです。朝食時間は7時または8時で、チェックイン時にどちらがよいか聞かれるので、都合の良い方を伝えましょう。
上写真は2回目の朝食です。サンドウィッチとポタージュ、ポテト玉子サラダ、ヨーグルト、グレープフルーツという内容でした。内容が毎日変わるので連泊でも飽きません。
2泊したうちの1日は夕食も付けてもらいました。その日の朝に近くの海で獲れたばかりのカツオのたたきと海ぶどうのサラダは新鮮で美味しかったです。
続いて、牛肉ときのこのスパゲッティ、そして焼きたてのピザ(マルゲリータ)が出てきました。夕食も内容は日替わりなので、何が出てくるかは当日までわかりません。
宮古島に来たからにはスパゲッティやピザではなく、もっと島料理的なものを食べたいという方は、夕食は付けず繁華街まで出て好みの飲食店や居酒屋を探すのもよいでしょう。
(島料理的な夕食も出るのかもしれませんが、選べないので、「宮古島でこういう料理が食べたい!」という気持ちがあるなら、朝食だけ付けるのが良いような気がします。)
ちなみに、ポークランチョンミートの夕食は、日没の時間に合わせて指定されます。サンセットを眺めながら夕食をいただくのも、海の近くの民宿ならではの楽しみですね。
泡盛カクテル「宮古の海」、ビール、泡盛、ソフトドリンクも注文できます(有料)。
ポークランチョンミートは民宿という位置づけなので、お部屋で過ごす時間を楽しむ宿ではありません。昼間は宮古島観光、シュノーケリングやサーフィンなどのマリンスポーツとアクティブに活動される方が、寝るために利用するのにおすすめです。
民宿といっても、あまりに古くて衛生面で不安を感じるところには、子連れでは泊まりたくないものですが、ここポークランチョンミートは2015年3月オープンの新築で、手入れや掃除も行き届いているので、清潔で気持ちが良いです。
ただ、壁が薄く、隣室の物音が聞こえることもあります。2晩泊まったうちの1晩は隣室から大きなイビキが聞こえてきて、気になりました。こればかりは運しだいですが……。
ポークランチョンミートでは、地元のショップさんと提携して、ダイビングやシュノーケリング、船釣りなどのツアーや、ウインドサーフィン体験レッスンなどのアクティビティの取り次ぎをしています。
今回ポークランチョンミートを通じてウインドサーフィン体験レッスン(1時間3,000円)を申し込んでいたのですが、すぐ隣のパイナガマビーチでインストラクターのレッスンを受けられ、子どもがとても楽しんでいました。
宿のすぐ隣で体験できるのは便利でそのあとの支度も楽ですし、何よりパイナガマビーチは本当にきれいなのでおすすめです。もちろん未経験でも問題ありません。
各ツアーの詳細や取り次ぎは、宿に確認してみてくださいね。
リゾート民宿ポークランチョンミートは、二人きりの時間を楽しみたいカップルやホテルステイを楽しみたい人にはおすすめできませんが、子連れの家族旅行や気の置けない友人同士で泊まるのには良いと思います。
民宿のためホテルのようなサービスは期待できませんが、その分、手頃な料金で泊まれるのが魅力です。大人と子供は同一料金ですが、1部屋の人数が増えると1名あたりの料金が下がり、食事は子どもだけ付けないこともできます。
ポークランチョンミートはロケーションもとても良く、宮古空港、繁華街、橋でつながっている近くの離島(伊良部島・池間島・来間島)にも行きやすいので、宮古島旅行の拠点としておすすめです。
滞在中、オーナー夫妻には宮古島のおすすめの観光スポットや飲食店、シュノーケリングに向いているビーチなども教えてもらえ、宮古島旅行を満喫できました。
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宿泊料金(大人一人):5,600円(1室4名の場合)~6,800円(1室1名の場合)
住所 | 沖縄県宮古島市 平良下里 338-50(地図) |
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電話 | 090-7945-0844 |
アクセス | 宮古空港から車で12分、平良港から車で1分 |
最寄駅 | - |
部屋数 | 7室 |
設備 | 客室内にはエアコン、ドライヤー、鏡、寝具、ハンガー、荷物棚があり |
インターネット | 無料で利用可能(Wi-Fi、有線LAN) |
駐車場 | 近くにあり(宿泊者は無料で駐車可能) |
サービス | タオルレンタル、シュノーケル・フィン・ライフジャケット・ラッシュガードレンタル、ツアーやアクティビティの取り次ぎ |
クレジットカード | 現地支払いの場合は現金のみ(チェックイン時の支払い) |
チェックイン | 16:00~20:00(チェックイン前の荷物預かり・施設利用不可) |
チェックアウト | 10:00(チェックアウト後の荷物預かり・施設利用不可) |
公式サイト | https://www.miyakojimap.com/ |
ayan
愛知県在住フリーランスで、ブログ歴14年目のブロガー&旅ライターとして国内外で活動中。各国政府観光局及び航空会社とのタイアップ企画参加経験も複数あり。
旅行が好きで、過去に旅した国は10カ国以上。5つ星ホテルからバックパッカーズのドミトリーまで多種多様な宿泊施設に泊まった経験を元に、ホテルやラウンジを詳しく紹介します。
編集&校正 ビー・エイブル