クラス:business&tourist 口コミ評価:4.2/5.0
レッドプラネット那覇沖縄に泊まってみた感想とおすすめ度。客室の様子やバスルーム(お風呂)・アメニティグッズなどの客室備品・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。レッドプラネット那覇沖縄は、沖縄県那覇市にあるリーズナブルな料金で泊まれるホテルで、レッドプラネットホテルズ・チェーンのホテルのひとつ。
レッドプラネットホテルズは2010年に設立され、タイ・バンコクを本拠地に、インドネシア、フィリピン、そして日本と、アジアと中心に展開するバリューホテルです。
レッドプラネットホテルの”バリュー”とは、街の中心部に位置し、公共交通機関へのアクセスが良いこと、無料の高速Wi-Fi、清潔さと定期メンテナンスによる快適な環境、それらを包括した概念をあらわしています。
日本では札幌、東京、名古屋と那覇にホテルを展開しており、今後も開業予定です。
ホテル予約サイトでの評価は4.2と、評価の高いレッドプラネット那覇 沖縄。最寄駅から徒歩5分以内、国際通りの中心部からは徒歩10分以内というその立地はもちろん、部屋の設備についても質が高いと良い評価を得ています。
今回、実際にレッドプラネット那覇沖縄に泊まってきたので、お部屋や朝食・アメニティなど、予約サイトの口コミや評価に書かれていることが本当なのか感想を交えてご紹介します。
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レッドプラネット那覇沖縄は、沖縄本島の大動脈、国道58号線沿いにあります。
最寄り駅は沖縄都市モノレール ゆいレールの「美栄橋」(みえばし)駅。国際通りとホテルの真ん中あたりに駅があり、ホテルから駅までは徒歩5分、国際通りにはさらにそこから5分程度かかります。
また、慶良間(けらま)諸島の離島にわたる船が出発する泊ふ頭旅客ターミナル「とまりん」も近いです。観光にも便利な立地であるほか、那覇の歓楽街、松山地区もすぐ近くにあり、夜もにぎわっている地域でもあります。
車で来た場合には、ホテル裏手に立体駐車場があり、1000円/1泊で駐車可能。
私が宿泊した日は折悪しくメンテナンス中で使えなかったのですが、付近の駐車場料金との差額を負担してくれるなど良心的なサービスがあり、ホスピタリティを感じました。
レッドプラネット那覇沖縄には4タイプの客室があります。(全室禁煙)
未就学児の添い寝は無料となっており、小さなお子様を連れていく旅行に良さそうです。
全館Wi-Fi無料はもちろん、ビジネスホテルでありながら全室バス・トイレがセパレート。
さらにタイを中心に5つ星のラグジュアリーホテルで採用されているハイクラスのマットレス、スプリングメイト社のオリジナルマットレスを導入しているなど、設備重視の方には非常にコストパフォーマンスに優れたホテルといえます。
レッドプラネット那覇沖縄のフロントロビーは、名前の通り赤が基調のモダンなデザインです。正面と裏手の駐車場側にエントランスがあり、どちらからも入れます。
私はチェックイン開始時刻の15:00と同時に到着したのですが、特に混み合うこともなくスムーズに手続きができました。もし混み合っている場合はフロントデスク前にいくつかのソファがあるので、そちらで座って待つことができます。
エレベーター前には無料で使えるパソコンもあります。
フロントデスクの隣にはレストランがありますが、現在は朝食のみの営業(7:00~10:00)とのことなので、お茶をするためのカフェやラウンジスペースはありません。
そのほか、面白いものとしては、エレベーター前にホテルチェックイン記念写真が撮れるシステムがありました。テレビ前にカメラが仕掛けてあり、ホテルのオリジナルフレームが着いた写真を撮影した後、自分のメールアドレスに送れるようになっています。
今回はレッドプラネット那覇沖縄のダブルルームに宿泊したので、お部屋の様子を詳しく紹介します。
上はドアと反対から撮影した写真です。まず部屋に入ると、いきなりベッドルームです。
たいていのホテルは、ドアがあって両脇にクローゼットとバストイレのドアがあり、奥にベッドルームが広がるという間取りが多いですが、こちらのホテルはいきなりベッドルーム。廊下に当たるスペースがない分、18㎡ほどですが部屋自体は広く感じます。
すぐ目の前にあるベッド。確かに、タイの5つ星のラグジュアリーホテルに採用されるマットレスメーカーが作ったオリジナルマットレスなだけあり、柔らかいながらも沈み込まない寝心地はかなり良かったです。
布団もデュベタイプで、高級シティホテル並みの寝具は口コミ満足度の高さも納得です。ダブルルームのマットレスは160cm幅のクイーンサイズで広々と寝ることができました。
ベッドの上に置かれていた室内着はワッフルタイプで、ゆったりとしたサイズ。締め付けがないので楽に着ることができました。
ベッドの真正面には壁掛けテレビがあり、テレビを見ながらくつろぐこともできます。
電源を入れると、その都度ホテルのインフォメーション映像が流れるのには若干辟易しましたが、チャンネルボタンですぐ切り替えることができます。
ベッドの横には机(ライティングデスク)。
机には電話とデジタル時計、デスク用スタンドライトが置かれていますが、ノートPCを広げても十分な広さが確保されています。出張の方にも重宝しそうです。
壁にはコンセント2つとLANケーブルのジャックがあるので、PCの作業や充電はこちらで行えます。また、ベッド側の壁面に鏡が貼られているので、座ってドライヤーをかけたい方はこの机が使えそうですね。
机の引き出しには沖縄の観光ガイドも。
お茶セット、テレビとエアコンのリモコン、金庫、冷蔵庫は、ドアを開けてすぐのコーナーにまとめられています。
一番上の棚には、湯沸かしポット、コップ、ティッシュとリモコン(テレビとエアコン)が置かれています。エアコンのリモコンは英語の解説付き。
中の段はセーフティボックスとして使うプッシュボタン式の金庫。
一番下の段の冷蔵庫には何も入っていません。なお、水と氷は7階の自販機コーナーに製氷機とウォーターサーバーがあり、そちらから持ってくることが可能です。また、ホテル内の自販機以外に、徒歩2分ほどの場所にコンビニエンスストアがあります。
クローゼットはなく、壁にハンガーがかかるのみです。こうしたレイアウトも部屋の床面積を広げるのに役立っているように思います。壁の一部に描かれたポップなキャラクターは沖縄のシーサーやダイバーなど観光をイメージした絵となっています。
レッドプラネット那覇沖縄は、国道58号線沿いにあり、両側には建物があるので、景観としてはさほど良いものではありません。
ちょうどこの部屋はビル側に窓があったせいもあり、角度によっては向かいの窓から部屋の中が見えそうなので、カーテンを引いておいた方が良いと感じました。
夜も同様です。あまり窓を開けることはないかもしれませんね。
レッドプラネット那覇沖縄で、宿泊者の口コミがひときわ高いのがお風呂とトイレ。
洗い場がちゃんとある独立したバスルームは、やはり快適に感じます。シティホテルでもなかなかない設備です。
洗面器と椅子は洗面所の下に格納されています。
お風呂場にはディスペンサー式のシャンプー、コンディショナー、ボディーソープ。
バスタブは、さすがに脚は伸ばせませんが、2人くらいなら入れそうなサイズです。
洗面台とトイレは同じスペースです。トイレはウォシュレットタイプ(洗浄機付き)。
洗面台はメイク用品などもゆうゆうと置ける広さがあります。
タオルとアメニティは右端に。シングルユースのためきっちり1セットずつです。
タオルの奥にはドライヤーがあります。このドライヤーは風量が今一つだったので、こだわる方は持参したほうが良いかもしれません。
そのほか、使い捨て歯ブラシ、コットン、ボディタオル、髭剃り、ブラシがありました。
レッドプラネット那覇沖縄は、ビジネスホテルにしては、客室の充実度は高いのですが、館内施設については、売店やラウンジなどはなく、控えめと言えます。
国際通りをはじめ、近場にお土産物屋や飲食店は多数あるので、さほど不便は感じませんが、1階フロントの横にあるレストランは朝食のみの営業です。
館内にはほかにカフェやラウンジなどはありませんので、必然的に部屋で過ごすか、外出するしかありません。基本的には、外に出て観光する方向けのホテルなので問題はないと思いますが、台風など荒天の場合は困ってしまいそうです。
自動販売機は1階と7階にあり、1階はソフトドリンクのみ。
7階にはアルコールとカップ麺などの軽食の自動販売機があります。
また、ウォーターサーバーと製氷機も設置されており、無料で利用可能。アイスペールは奥の棚にあります。
コインランドリーも自動販売機と同じく7階にあり、洗剤(100円)を買って投入するタイプです。
お出かけ前にちょっと周辺のお店情報を調べたいときには、フロントデスク前のパソコンコーナーが役立ちそうですね。もちろん無料で使用できます。
レッドプラネット那覇沖縄の朝食会場は、7:00~10:00の朝食の時間だけ開店する1階の「ぬーべるあぐぅ」というレストランです。朝食はブッフェ形式でいただきます。
朝食券は、チェックインの時ではなく、朝食前にフロントデスクに立ち寄ってからもらうスタイル。時間帯によっては満席になり、相席になったりするので、部屋を出る前にフロントに混み具合を確認したほうが良いかもしれません。
私は9時前に訪れましたが、ちょうど団体ツアーの方たちとバッティングしてしまい、席がなくてしばらく待ちました。
中のしつらえは、こちらも赤を基調とした壁や、シャンデリアが下がっており、なかなか良い雰囲気です。
朝食のブッフェメニューは、手前からご飯、お粥、味噌汁、そして沖縄のゆし豆腐がありました。また、朝食からカレーも。ゆし豆腐は炊飯ジャーに入っており、適度な温度に保たれています。このほのかな塩味が美味しく、これはリピートしました。
パンは特に種類ごとに分かれているわけではなく、パンボックスにまとめて入れられており、私が見た時はゴマパンと食パンの2種類が入っていました。上にオーブントースターがあるので温めることができます。
おかず類はスパゲティーナポリタン、沖縄らしく人参しりしり、そして麻婆豆腐とポテトフライが並ぶほか、ウインナーとスクランブルエッグもありました。サラダとヨーグルト・シリアルといった朝食の定番もそろっています。
ドリンクコーナーには、水のほか、オレンジジュースとミルク、奥にはホット珈琲とお茶を淹れる用のお湯が並んでいます。紅茶はトワイニングのティーパックでした。
変わった飲み物としてはこちらの「福寿来(ふくじゅらい)」。はと麦、ウーロンなどをはじめとした38種類の薬草をブレンドしたお茶で、利尿作用が大変に強く、むくみがすっきりするそう。味はウコンとドクダミを強く感じました。身体に良さそうな味です。
正直なところ、「この朝食がもっと美味しければ、このホテルの口コミの評価が飛躍的に高まるのでは……?」と感じました。
決して美味しくないわけではなく、この価格帯であれば普通の朝食なのですが、部屋の満足度が高いため、朝食評価についてのハードルが高くなってしまうのかもしれません。
国際通りにはモーニングメニューがあるお店もあるので、このホテルは素泊まりにして、そうしたお店に朝食を食べに行った方がホテル自体の印象がアップすると思いました。
レッドプラネット那覇沖縄は、空港からのアクセスの良さ、国際通り近くという観光の至便さとともに、ビジネスホテルの価格帯でありながら、バス・トイレセパレートと、ラグジュアリーホテルにも採用される寝心地の良いマットレスなどの設備を備え、かつお得な料金で泊められる専用駐車場が魅力なホテルです。
ビジネス街にも近いので、出張・ビジネスの利用にも便利だとういう感想です。お部屋の設備とアクセスについての口コミの高さも頷けます。
館内にはカフェラウンジや売店などがないため、食事や買い物については、必然的に外に出ていかなくてはならず、天候が悪い時などは不便さを感じるかもしれません、
とはいえ、ホテルに求めるものはまずは快適な設備!という方にはコストパフォーマンスが非常に良いホテルです。沖縄観光におすすめできるホテルの一つといえるでしょう。
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ホテル宿泊料金(大人一人):5,500円~
住所 | 沖縄県那覇市前島3-1-4(地図) |
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電話 | 098-943-0770 |
アクセス | 沖縄都市モノレール ゆいレール「美栄橋」駅徒歩5分、那覇空港より車で15分 |
最寄駅 | 沖縄都市モノレール ゆいレール「美栄橋」駅 |
部屋数 | 117室(全館禁煙) |
設備・備品 | テレビ、湯沸かしポット、冷蔵庫、ドライヤー、電気スタンド、エアコン、洗浄器付きトイレ、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ハンドソープ、カミソリ、タオル、ブラシ、室内着、金庫、スリッパ、フェイスタオル、バスタオル、(以下フロントにて貸し出し)ズボンプレッサー、アイロン、加湿器、変圧器、バリアフリー対応 |
インターネット | 全館無料Wi-Fi |
館内設備 | 自動販売機、コインランドリー、パソコンコーナー、レストランは2018年1月現在朝食のみ |
駐車場 | タワーパーキングあり。1,000円/泊 |
サービス | マッサージサービス、FAX、モーニングコール、宅配便 |
クレジットカード | VISA、JCB、American Express、Diner's Club、UC、DC、NICOS、UFJ Card、Master Card、楽天カード、ANA、銀聯 |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 11:00 |
Churako
沖縄在住の愛猫と暮らすWEBライター&工芸作家(月桃カゴ編み)です。 東京・大阪・福岡に住んでいたので、関東・関西・九州方面に出向いてお仕事をすることもしばしば。そのときに利用したホテルやラウンジを中心にご紹介しています。
編集&校正 ビー・エイブル