クラス:Tourist 口コミ評価:4.2/5.0
ティサージホテル那覇に泊まってみた感想とおすすめ度。客室の様子やバスルーム(お風呂)・アメニティグッズなどの客室備品・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。ティサージホテル那覇は、全国展開をしているネストホテルグループのホテルのひとつとして、2018年4月に那覇市西にオープンしました。
ホテル名の“てぃさーじ”とは、かつて沖縄で旅の安全を願い、大切な人への思いを込めて贈った“手拭い”を意味する言葉で、部屋の内装やインテリアにも沖縄の美しい海の青のイメージや”てぃさーじ”のモチーフを取り入れています。
ホテル予約サイトでの評価も4.2と評判のよいティサージホテル那覇。
今回は、実際にティサージホテル那覇に泊まってきたので、お部屋や朝食・アメニティなど、予約サイトの口コミや評価に書かれていることが本当なのか感想を交えてご紹介します。
Contents Menu
ティサージホテル那覇は、沖縄都市モノレール“ゆいレール”の「旭橋」駅・那覇バスターミナルから徒歩9分ほどの立地。旭橋駅は那覇空港から11分ほどです。
また、車だと渋滞状況にもよりますが、那覇空港からは10分ほどの距離。駐車場はホテルに50台分用意されており、1泊につき1000円の駐車料金がかかります。
空港や国際通りからタクシーを利用する場合は、新しいホテルなので運転手さんが知らないことがあるかもしれません。その場合は住所でナビを設定するか、一番近い目印になる建物として、ホテル隣の「沖縄パナソニック待機」のビル、もしくは2本手前の通りの「那覇ショッピングセンター」を伝えてみましょう。
ティサージホテル那覇の客室は以下の4種類です。全客室に6.5インチピロートップ使用の最高クラスのシモンズベッドを採用しており、快適な睡眠を叶えてくれます。
※小学生以下のお子様は添い寝無料です。
新築ということもあり全館禁煙です。最近はビジネスホテルでも全館禁煙というところが増えてきました。きれいな空気の中で快適な滞在ができ、お子様連れでも安心です。
ティサージホテル那覇の正面玄関から中に入ると、2階まで吹き抜けのフロントロビーに出ます。ブルーを基調とした内装は爽やかなイメージです。
右側にデスクがあり、2~3名のフロントクラークがチェックインや荷物の預かり手続きを行ってくれます。スタッフの方は親切で、荷物の預かりや駐車場の案内などをてきぱきと行ってくれました。
混み合った場合は、ソファが2つあるのでそちらに座って待つこともできます。
私が到着したときはチェックインの方で混み合っており、待合のソファも満席でしたが、スタッフの方が手際よく手続きを済ませてくれて、数分の待ち時間で済みました。(待つ場合はソファのみで、ラウンジやドリンクサービスはありません。)
フロントの反対側にはエレベーターがありますので、こちらから客室に上がります。
今回、ティサージホテル那覇のツインルームに泊まってきたので、お部屋の中の様子を詳しく紹介します。
お部屋に入って手前にバスルーム、奥にベッドルームのあるレイアウトです。部屋の壁やベッドスローなどのファブリックには沖縄の海を思わせるエメラルドブルーが用いられ、爽やかなイメージです。
ツインルームは110cm幅の広めのシングルタイプのベッドが2つ。厚めのマットレスは、シモンズベッドの高級マットレス、6.5インチのポケットコイルで体圧がほどよく分散される仕様で、寝心地の良さを約束してくれます。布団も羽根布団でフカフカです。
枕元にはベッドとクッション。
パジャマはセパレートタイプで着心地の良いものが用意されていました。
ベッドサイドはシンプルな白木のヘッドボード。くり抜かれた棚には目覚まし時計と部屋の照明スイッチとコンセントのほかに、スマホなどの充電に便利なUSB充電コンセントもついています。電源の設備は新しいビジネスホテルほど充実していて便利ですよね。
ベッドの向かい側には、冷蔵庫と金庫が一体型になった棚とテーブルと椅子、そして壁掛けテレビがあります。
この部屋には小さなテーブルのみで机はありませんが、その分、部屋が広く感じますね。ノートパソコンくらいであれば載せて作業することも可能です。いずれもベッドのヘッドボードと統一された素材で、インテリアに統一感を醸し出しています。
棚にはお茶セット。湯沸かしポットやアイスペールもこちらに用意されています。
マグカップはロゴ入りのオリジナルデザインのもの。
コーヒーは古宇利島の人気フレンチ・エルロタのエデンブレンドが用意されていました。
棚にはセキュリティボックス。
冷蔵庫はガラス張りでワインセラーのようにスタイリッシュです。
テレビは多機能テレビで、通常のテレビ放送のほかにも、オンデマンドビデオ機能(有料)があり、トップページからはホテルの案内やWi-Fiパスワードなどを確認できます。
部屋にはクローゼットがありませんが、壁に洋服をかけられるようになっています。ハンガーも木製のしっかりしたものです。
ハンガーラックの下には、バゲージラックと、靴ベラやスリッパ、シュークロスが収納されたウォールポケット。スリッパも使い捨てアメニティではありますが、厚手で立派なものでした。
ティサージホテル那覇のバスルームはバス・トイレ・洗面台がいっしょになったユニットタイプです。
バスタブ(浴槽)はこのタイプのバスにしては広めで、深さも充分ありました。
浴槽の壁にも、部屋に使われていた白木風のパネルがはってあり、バスルームにも内装の統一感があります。
ハンドソープ・シャンプー・コンディショナー・ボディジェルは、ペリカン石鹸のホテル向けアメニティとして人気のブランド「プロバンシア」のもの。南フランス産の植物エキスやアロマオイルが配合されており、香りの良さが特徴です。
使い捨てアメニティは、ハミガキセット、ブラシ、シャワーキャップ、カミソリ、レディースセット(ヘアゴム、コットン、綿棒)が洗面台横のガラスの棚にかごに入れてまとめてあります。
バスタオルとフェイスタオルは、厚手で使い心地の良いものが備えられていました。タオルハンガーにかかっている袋にはドライヤーが入っています。
トイレは洗浄機付き便座(ウォシュレットタイプ)で、壁にリモコンがありました。
ティサージホテル那覇は住宅街の中に建っているので、海が見えたりするリゾートホテルというわけではありません。昼間の景観はこのような感じです。宿泊階は9階でした。
同じ階(9階)からの夜の景観。ティサージホテル那覇は12階建てなので、もっと高層ビルであれば夜景を楽しめたかもしれませんが……。
ティサージホテル那覇は、ホテルステイを楽しむというよりも、観光の拠点として、外で過ごす時間の長いゲストのニーズを踏まえてのシンプルな館内施設となっています。
レストランは朝食会場としてのみ利用で、カフェやランチ、ディナー営業はありません。
近隣には有名な「ジャッキーステーキハウス」をはじめとする飲食店がたくさんあるので、食事に困ることはないでしょう。
館内には売店はありませんが、近所にコンビニエンスストアと、スーパーが2店あります。
また、飲みものは館内の自動販売機で買うことができます。自販機の隣に製氷機があり、向かいには電子レンジもあるので、買ったものを温めることができます。
自販機のコーナーの奥の扉はコインランドリー。ドラム式洗濯乾燥機があり、必要に応じて使うことができます。
ティサージホテル那覇に朝食付きプランで宿泊すると、朝食会場である2階のレストランでブッフェ形式の朝食をいただけます。朝食提供時間は7:00~10:00まで。
広々としたオシャレなカフェ風のレストランで、朝食会場としてのみ使用されているのがもったいないくらいに思いました。
ブッフェ台は、お惣菜、サラダ、フルーツ、パン、ご飯、ドリンクのコーナーに分かれています。
サラダコーナーには、ゴーヤーや生パパイヤ、ハンダマなどをはじめとした沖縄産の新鮮な野菜が並べられています。
お惣菜はスクランブルエッグ、ベーコン、鯖の照り焼きにハッシュドポテト、そして沖縄料理のチャンプルーがありました。“チャンプルー”というのは沖縄の方言で「混ぜこぜ」という意味で、野菜の炒め物の意味でよく使われます。
パンは4種類。ご飯は白米のほかに、沖縄の炊き込みご飯“じゅーしい”があります。
ミミガー(豚の耳を使った沖縄料理)や筑前煮などの小鉢料理も。
白米には薬味を載せて、沖縄の出汁でお茶づけも作れます。
汁物は本日のスープと“いなむるち”(沖縄のお味噌汁)の2種類。“いなむるち”は、沖縄のお祝い料理の一つで、白みそを使った具だくさんの甘めのお味噌汁です。
ヨーグルトとフルーツのコーナーでは、ドラゴンフルーツ(赤・白)とアップルマンゴーが取り放題!シティホテルでもなかなかないメニューですね。
ドリンクコーナーには、さんぴん茶・ジュース、コーヒーメーカーと紅茶のティーバックがありました。
バラエティに富むメニューを盛り付けて、いただきます。いずれも美味しく、沖縄ならではのメニューをしっかり味わうことができるホテル朝食、おすすめですよ。
もし朝食付きプランで宿泊しておらず、後から朝食を付けたい場合は、1,300円(税込)でいただけます。
ティサージホテル那覇は、建物がまだ新しく、お部屋の中もスッキリとしたモダンなデザインで、必要なものは一通りそろっていて無駄がありません。設備の綺麗さや、睡眠環境はシティホテルにも勝るほどで、快適に過ごすことができました。
ティサージホテル那覇は、国際通りやモノレールの駅から少し離れていて、徒歩圏内と言うには厳しいかもしれませんが、自動車で移動するには空港からも近く、那覇市内の中心部に近いので、タクシーを拾うのには困りません。
お部屋や設備からの費用対効果を考えると、かなりおすすめできるホテルです。那覇観光の拠点の候補にぜひ加えてみませんか。
各公式サイトのバナーをクリックすると、ティサージホテル那覇の空室状況と最安値をCheckできます!
数ある旅行予約サイトの中で人気なのが、じゃらん、楽天トラベル。なんと国内ホテル予約のシェア60%以上!
じゃらんはPontaポイント、楽天トラベルは楽天スーパーポイントが宿泊料金の1~2%も還元!楽天カードでホテル代を支払うと最大4%のポイント還元でさらにお得に泊まれます。
> じゃらん公式サイトで空室確認と予約をする!
ティサージホテル那覇の最安値料金が簡単に見つかる!
ティサージホテル那覇の最安値をCheckしたいなら、宿泊予定日の最安値を簡単に比較できる「トリップアドバイザー」がおすすめ!
ホテルの料金は予約サイトによって様々。トリップアドバイザーは、国内200社以上のホテル予約サイトの宿泊料金をランキング形式で表示!宿泊予定日のティサージホテル那覇の最安値が簡単に見つかります!
ホテル宿泊料金(大人一人):7,100円~
住所 | 沖縄県那覇市西2-14-1(地図) |
---|---|
電話 | 098-861-1122 |
アクセス | 沖縄都市モノレール“ゆいレール”「旭橋」駅・那覇バスターミナルから徒歩9分、那覇空港から自動車で10分 |
最寄駅 | 沖縄都市モノレール“ゆいレール”「旭橋」 |
部屋数 | 132室 |
設備・備品 | テレビ、オンデマンドTV(有料)、湯沸かしポット、冷蔵庫、電話、パジャマ、お茶セット、洗浄器付きトイレ、ボディーソープ、シャンプー、コンディショナー、カミソリ、歯ブラシ、バスタオル、タオル、スリッパ、セキュリティボックス (以下貸し出し)ズボンプレッサー、アイロン、加湿器 |
インターネット | 無料Wi-Fiあり |
館内設備 | レストラン、自動販売機、コインランドリー、宅配便、製氷機 |
駐車場 | あり(50台分) 1泊1000円で駐車可能。先着順 |
サービス | 宅配便、モーニングコール |
クレジットカード | VISA、JCB、American Express、Diner's Club、UC、DC、NICOS、OMC、UFJ Card、Master、楽天カード |
チェックイン | 14:00(予約時間を過ぎる場合は必ず連絡) |
チェックアウト | 11:00 |
公式サイト | ティサージホテル那覇 |
Churako
沖縄在住の愛猫と暮らすWEBライター&工芸作家(月桃カゴ編み)です。 東京・大阪・福岡に住んでいたので、関東・関西・九州方面に出向いてお仕事をすることもしばしば。そのときに利用したホテルやラウンジを中心にご紹介しています。
編集&校正 ビー・エイブル