クラス:business&tourist 口コミ評価:4.3/5.0
ホテル・アンドルームス新大阪に泊まってみた感想とおすすめ度。客室の様子やバスルーム(お風呂)・アメニティグッズなどの客室備品・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。ホテル・アンドルームス新大阪は新幹線利用者の大阪観光やビジネスの拠点として便利なスタイリッシュ&カジュアルホテル。
JR・地下鉄御堂筋線「新大阪駅」より徒歩6分と好アクセス。新幹線で行く大阪観光や出張におすすめのスタイリッシュ&カジュアルホテル。大浴場、夜食そば無料サービスあり。
ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツが展開する一泊のストーリーを充実させる「&」があるホテル「ホテル・アンドルームス」のひとつとして、2018年10月1日に開業しました。
それぞれの街に合わせて、そこにあったら嬉しい「&」をプラスするというコンセプトで、「&」は各ホテルごとに異なりますが、ここホテル・アンドルームス新大阪には、「そば&カフェ」「大浴場」「ミールサービス」といった独自の「&」があります。
ホテル予約サイトでの評価は4.3と高いホテル・アンドルームス新大阪。今回は、実際にホテル・アンドルームス新大阪に泊まってきたので、お部屋や朝食・アメニティなど、予約サイトの口コミや評価に書かれていることが本当なのか感想を交えてご紹介します。
Contents Menu
ホテル・アンドルームス新大阪の最寄り駅は、JR・地下鉄御堂筋線「新大阪」駅。4番出口から新幹線の線路(高架)沿いに歩くと、約6分でホテルに到着します。
ホテル自体は周辺の建物と似たグレーの外観ですが、木製エクステリアと植えられた竹の和風なイメージで、すぐに、これがホテル・アンドルームス新大阪だとわかるでしょう。
正面エントランスを入ってすぐ左側がフロントロビーです。
自動車でアクセスする場合は、ホテル横に屋外平面駐車場が7台分あります。駐車料金は1泊2,000円(税込)となっており、先着順で利用可能です(予約はできません)。
ホテル・アンドルームス新大阪のフロントロビーは、落ち着いたグレーをベースに、木のぬくもりを感じるインテリアが配された、センスの良い空間です。
壁際にはL字型の長いソファ、中央に木の四角いベンチがあり、複数人で宿泊する場合、代表者がチェックイン・チェックアウトをしている間、座って待つことができます。
存在感のある木を背景に使ったスタイリッシュなレセプション。フロントクラークは2名~3名体制で、どの方も丁寧な対応で、感じが良かったです。
基本のチェックインは15:00、チェックアウトは10:00となっており、チェックイン前、チェックイン後の荷物預かりにも対応してもらえます。
こちらはチェックイン時にもらうカードキー。左の白いほうがルームキーで、右のピンクのほうが女性用大浴場のキーです。男性はルームキーが大浴場のキーも兼ねるとのこと。
ホテル・アンドルームス新大阪は、地上9階建てで、客室数は120室。スタイリッシュかつ和モダンな雰囲気でまとめられた客室の種類は以下の通りです(全室禁煙)。
なお、小学生(12歳以下)の子どもの添い寝は無料です。
今回はホテル・アンドルームス新大阪でいちばんポピュラーなスタンダードツインに宿泊してきたので、お部屋の中の様子と備品を詳しく紹介します。
ホテル・アンドルームス新大阪のすべての客室は”木のぬくもりを感じられるスタイリッシュな和モダン空間”がコンセプト。行燈を現代風にアレンジしたオリジナルの照明や、風合いのある木製インテリアがおしゃれで、心地よく過ごせます。
カテゴリとしてはビジネスホテルになりますが、ビジネスホテルにありがちな、無機質で画一的な印象はありません。2018年10月開業なので、室内はまだ新しくてきれいです。
今回泊まったスタンダードツインの客室は、入り口を開けると片側にバスルームのドア、反対側の壁に姿見とハンガー4本、洋服ブラシ、消臭スプレーがありました。
その奥にある引き戸の先が居室スペースとなっています。
スタンダードツインは面積が18㎡あり、100cm幅のベッドが2台とソファベッドが1台。ライティングデスクや椅子、テレビ台、クローゼットなどがないせいか、すっきりとした低めのインテリアのせいか、意外と広く感じます。
ベッドマットレスは、日本ベッドのーズコイルに1クラス上の詰め物と伸縮性のある布地を組み合わせたビーズポケット・レギュラー。やや固く、しなやかに体を支えてくれ、寝心地が良かったです。ワンピースタイプのパジャマも用意されていました。
お部屋の隅にあるソファベッド。このお部屋は3名まで利用可能となっていたので、3名で泊まる場合は、ソファベッドにベッドメイクが施されるのかもしれません。ソファとして使う分には、背もたれがないのが少々不便でした。
ソファベッドの上のカゴは、大浴場へ行くときにタオルなどを入れるのに利用します。
ソファベッドとベッドの間には冷蔵庫があり、その上の棚に、鏡、ティッシュ、テレビのリモコン、無料スマートフォン”handy"などが置かれていました。
冷蔵庫の中身は空なので、自動販売機や近隣のコンビニエンスストアで買って来たものを冷やすのに使います。隣にはホテルのロゴ入りのマグカップと電気ケトル、インスタント緑茶の粉がありました。コーヒーや紅茶、サービスのお水はありません。
2台のベッドの間には小さなサイドデスクがあり、アラーム付き時計が置かれていました。ヘッドボードには、照明のスイッチと、電源、USBポートがあり、枕元でスマートフォンの充電が可能です。
ベッドの足もと方向の壁には薄型テレビ、加湿機能付き空気清浄機とゴミ箱があります。
エアコンの効きが良いせいか最初は空気の乾燥が少し気になったのですが、この加湿機能付き空気清浄機をつけたら、快適な状態になりました。
今回は8階のお部屋に泊まりましたが、周辺にはオフィスビルが多く、特に眺望が優れているとは言えません。夜は静かなので、ゆっくり眠りたい人には適しているでしょう。
ホテル・アンドルームス新大阪のバスルームは、お風呂とトイレがいっしょになったユニットタイプ。コンパクトではありますが、新しいホテルだけあって水まわりは清潔で、気持ちよく使えます。トイレは洗浄機付き便座(ウォシュレットタイプ)です。
大きな鏡は部分的に曇り止め加工がされており、シャワーを使った直後でも曇りません。浴槽は比較的ゆったりサイズで、シャワーの水圧も十分あり、使い勝手が良かったです。
一点だけ気になったのは、バスルームにゴミ箱がなかったこと。綿棒やティッシュなどを置いていないせいかもしれませんが、個包装のスキンケアや手持ちのコットンを使った後に、わざわざ居室の奥にあるゴミ箱まで捨てに行かないといけないのは面倒でした。
ちょっとしたことですが、バスルームに小さなゴミ箱を置いてもらえると嬉しいです。
バスアメニティは、ディスペンサー式フェイス&ハンドソープ、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、バスタオル&フェイスタオル、ドライヤー、歯ブラシセット。スキンケアアイテム等は一切ないので、必要なら持参しましょう。
また、カミソリ、ヘアブラシはレセプションでもらえます(無料)。
ホテル・アンドルームス新大阪の館内施設は、1階にそば&カフェ「四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃひゃくねずみ)」が、2階に銭湯スタイルの大浴場「富士の湯」、自動販売機、製氷機、喫煙室、コインランドリーがあります。
そば&カフェ「四十八茶百鼠」は、6:30~9:30は宿泊者向けの朝食ブッフェ会場として、平日11:30~15:00はおそばや甘味を提供する食事処として、21:00~23:00は宿泊者向けの子夜(しや)そばをサービスする場所として使われるスペース。
※平日ランチタイムのみ宿泊者以外も利用可能です。
朝食ブッフェ、および子夜そばサービスについては、後ほど紹介します。
2階の「富士の湯」は、出張や観光の疲れを癒せる銭湯スタイルの大浴場です。営業時間は6:00~10:00と、15:00~深夜2:00と長く、チェックイン直後にも、チェックアウト直前にもお風呂を楽しむことができます。
女湯は入り口でチェックイン時にもらったピンクのカードキーをかざすと中に入れます。脱衣所は清潔感があり、きちんと清掃が行き届いたフローリング床も気持ちが良いです。
洗面化粧台にはクレンジングや化粧水などのスキンケアアイテムも揃っていました。ドライヤーはダイソンの中央が空洞になったタイプ。客室備品のドライヤーよりも高級です。
また、無料で使えるマッサージチェアも2台用意されていました。
大浴場は、広々とした内湯と心地よい風を感じられる外湯のふたつ。清潔感あふれるモダンな空間でありながら、タイルアートの富士山など和の雰囲気も楽しめます。
今回は夕方と深夜に2回利用したのですが、平日だったためか、どちらも貸し切り状態で、ゆったりと気持ちの良いお湯を堪能できました。
同じフロアに、コインランドリー(洗剤不要)、自動販売機、製氷機があります。
ホテル・アンドルームス新大阪には無料レンタサイクルと夜食の子夜(しや)そばの無料サービスがあります。ホテル・アンドルームス新大阪では、宿泊者向けに無料レンタサイクルサービスを行っています。おしゃれな「BRUNO」の自転車は全部で4台。7:00~21:00の間で利用できるので、自転車で周辺散策をしたい方は、レセプションに問い合わせましょう。
また、ちょっと嬉しいのが、21:00~23:00に行われる子夜(しや)そば無料サービス。
小さめサイズですが、昆布出汁がきいた温かいおそばはホッとするおいしさ。深夜に小腹が空く人が多いのか、はたまた出汁の香りに誘われるのか、このときはわりとたくさんの人がおそばを食べに来ていました。
ホテル・アンドルームス新大阪に朝食付きプランで宿泊すると、1階のそば&カフェ「四十八茶百鼠」で、6:30~9:30の時間帯に朝食ブッフェをいただけます。
朝食ブッフェのメニューはそば屋の出汁を効かせた和食総菜が中心。焼き魚、海老と野菜の天ぷら、だし巻き卵、高野豆腐の含め煮、きんぴらごぼう、玉蒟蒻の味噌だれ、サラダ、ご飯、お漬物、お味噌汁などが並んでいました。
ホテルの朝食ブッフェは和洋食のところが多いですが、ここは和食のみで、パンやウインナーやベーコンなどはありません。唯一、ご飯にかけられるカレーはありましたが……。
コーヒー、紅茶、日本茶、ジュース、お水のドリンクコーナー。
今回はこのような和定食スタイルでいただきました。和食総菜が多いので、ブッフェカウンターは一見地味なのですが、”そば屋の出汁を効かせた”というだけあって、どれも味わい深く、ご飯が進みました。
朝は洋食派という方は選択肢がなくて困ってしまうかもしれませんが、個人的にはとても満足できる朝食でした。
食後のコーヒーとプチケーキ(抹茶&紅芋)もあったのが嬉しかったです。
今回は朝食ブッフェを利用しましたが、ホテル・アンドルームス新大阪に朝食付きプランで泊まると、ブッフェの代わりにブレックファスト・デリバリーを頼むこともできます。
ブレックファスト・デリバリーは、オリジナルの太巻きをお弁当箱につめて、お部屋の前まで届けてくれるサービスで、事前(チェックイン時)の予約が必要です。朝はお部屋でゆっくりしたいときは、ブッフェではなくこちらを利用するのも良いですね。
ホテル・アンドルームス新大阪は、2018年10月1日開業とまだ新しいホテルだったので、わりと期待して泊まったのですが、その期待を超えて満足できる滞在となりました。
カテゴリとしてはビジネスホテルなので、ラグジュアリーなわけではありませんが、施設が新しくてきれい、スタイリッシュ&和モダンでおしゃれ、カジュアルだけど感じのいいスタッフさん、無料で利用できる銭湯スタイルの大浴場など、全体的に好印象です。
和食総菜が豊富な朝食ブッフェがおいしかったので、朝は和食党という方にはおすすめ。朝食ブッフェまたはブレックファスト・デリバリー(お弁当箱につめた太巻き)の好きな方を選べるという自由度の高さも魅力です。
新大阪駅直結ではありませんが、歩いて6分ほどなので、新幹線で新大阪駅を利用する出張や大阪観光で利用するのに便利な立地のホテルと言えるでしょう。
各公式サイトのバナーをクリックすると、ホテル・アンドルームス新大阪の空室状況と最安値をCheckできます!
数ある旅行予約サイトの中で人気なのが、じゃらん、楽天トラベル。なんと国内ホテル予約のシェア60%以上!
じゃらんはPontaポイント、楽天トラベルは楽天スーパーポイントが宿泊料金の1~2%も還元!楽天カードでホテル代を支払うと最大4%のポイント還元でさらにお得に泊まれます。
宿泊予定日のホテル・アンドルームス新大阪の最安値が簡単に見つかる!
宿泊予定日のホテル・アンドルームス新大阪の最安値をCheckしたいなら、宿泊料金が一覧で簡単に比較できる「トリップアドバイザー」がおすすめ!
ホテルの宿泊料金は予約サイトによって様々。トリップアドバイザーは、国内200社以上のホテル予約サイトの宿泊料金をランキング形式で表示!宿泊予定日のホテル・アンドルームス新大阪の最安値が簡単に見つかります!
ホテル宿泊料金(大人一人):6,200円~
住所 | 大阪府大阪市淀川区西宮原1-4-28 (地図) |
---|---|
電話 | 06-4807-5111 |
アクセス | JR・御堂筋線「新大阪」駅 4番出口より徒歩6分 |
最寄駅 | JR・御堂筋線「新大阪」駅 4番出口より徒歩6分 |
部屋数 | 120室 |
設備 | そば&カフェ(1F)、大浴場(2F)、コインランドリー5台、自動販売機、製氷機 |
客室備品 アメニティ | 客室常備品: テレビ、冷蔵庫、電気ポット、ドライヤー、シャワートイレ、歯ブラシ、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、タオル、ナイトウェア、スリッパ、Wi-Fi設備、加湿機能付き空気清浄機
貸出アイテム:アイロン、剃刀、ヘアブラシ |
インターネット | 無料Wi-Fiあり |
駐車場 | ホテル横に屋外平面駐車場(7台)あり。1泊2,000円(税込)、先着順/予約不可 |
サービス | 夜食の子夜そば無料サービス、無料レンタサイクルサービス |
クレジットカード | JCB、VISA、Master Card、AMEX、Diners |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 10:00 |
公式サイト | ホテル・アンドルームス新大阪 |
ayan
愛知県在住フリーランスで、ブログ歴15年目のブロガー&旅ライターとして国内外で活動中。各国政府観光局及び航空会社とのタイアップ企画参加経験も複数あり。
旅行が大好きで、過去に旅した国は10カ国以上。5つ星ホテルからバックパッカーズのドミトリーまで多種多様な宿泊施設に泊まった経験を元に、ホテルやラウンジを詳しく紹介します。
編集&校正 ビー・エイブル