クラス:business&tourist 口コミ評価:4.1/5.0
ホテルモントレル・フレール大阪に泊まってみた感想とおすすめ度。客室の様子やバスルーム(お風呂)・アメニティグッズなどの客室備品・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。JR大阪駅より徒歩5分~10分の好アクセスな立地にある、2018年開業の新しいホテル。館内に宿泊者専用のサウナ付き温浴施設「トリニテ」があり、観光やビジネスにおすすめのホテルモントレ ル・フレール大阪。
ホテルモントレル・フレール大阪は、JR「大阪」駅、大阪メトロ御堂筋線「梅田」駅から近く、大阪観光やビジネスの拠点として便利な立地にあるホテルです。
関西のみならず、関東・北海道・東北・九州・沖縄に展開をするホテルモントレブランドのホテルのひとつとして、2018年8月27日に新規開業しました。
客室数は345室で、客室の種類はダブルルーム、クイーンルーム、ツインルーム、コーナーツインルームの4タイプ。いずれも日本の伝統的な「文様」と「あかり」をテーマにした落ち着きのある上質な和イメージのお部屋です。
また、館内にサウナ付き温浴施設「トリニテ」があるのも評判の高さの理由でしょう。
今回はホテルモントレル・フレール大阪に泊まってきたので、お部屋や朝食・アメニティなど、予約サイトの口コミや評価に書かれていることが本当なのか感想を交えてご紹介します。
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ホテルモントレル・フレール大阪は大阪市北区曽根崎新地にあり、公式サイトにはJR「大阪」駅から徒歩約5分、大阪メトロ御堂筋線「梅田」駅から徒歩約5分と書かれています。
しかし、実際にJR大阪駅の改札口から歩いて行ったところ、10分ちょっとかかりました。地下道などで最短のルートを利用すれば10分以内で着くのかもしれませんが、よほど大阪駅・梅田駅周辺の地理に明るい人でないと難しいのではないでしょうか。
通常は大阪駅・梅田駅からのアクセスは10分程度を見ておいた方がよさそうです。なお、ホテルモントレル・フレール大阪の最寄り駅は、JR東西線「北新地」駅となります。
曽根崎通りに面して「ホテルモントレル・フレール大阪」のロゴが掲げられているので、すぐに見つけることができるでしょう。
エントランスは曽根崎通側ではなく、建物の横側にあります。
車の場合は、ホテルの立体駐車場(33台収容)を1泊2,000円で利用可能です。駐車場は先着順となっており、予約は受け付けていません。
ホテルモントレル・フレール大阪のフロントロビーは2階にあるので、エントランスから入ったら正面のエレベーターで2階に上がりましょう。
フロントカウンターは、和の文様をデザインしたスタイリッシュな雰囲気です。フロントクラークは2~3名ほどで対応しており、外国人ゲストが多いため、その対応に少し時間がかかっていましたが、チェックイン・チェックアウトの対応はスムーズでした。
なお、ホテルモントレル・フレール大阪ではチェックイン時に宿泊料の支払いをすることになっています(事前のクレジットカード決済の場合を除く)。
ホテルモントレル・フレール大阪の基本チェックインは15時、チェックアウトは11時となっています。チェックイン前やチェックアウト後に荷物を預かってもらうこともでき、多くの観光客がキャリーバッグ等を預かってもらっているようでした。
ホテルモントレル・フレール大阪は17階建てのホテルで、客室は3階~17階にあります。
客室は全345室で、客室の種類はダブルルーム、クイーンルーム、ツインルーム、コーナーツインルームの4タイプ(全室禁煙)です。各客室の広さは以下の通り。
ツインルームタイプは明るい色合いで統一されたやさしい雰囲気、ダブルルームタイプは都会の隠れ家的なモダンで上質な雰囲気をコンセプトとしているようです。
ホテルモントレル・フレール大阪のルームキーはカードタイプで、それが客室フロアキーを兼ねています。つまり、宿泊者以外は客室フロアに入ることができません。
ホテルモントレル・フレール大阪は繁華街に近い立地ではありますが、女性の一人旅や出張でも安心して泊まれそうです。
今回はホテルモントレル・フレール大阪の最上階(17階)のクイーンルームに泊まってきたので、お部屋の様子と備品を詳しく紹介します。
ベージュとブラウンを基調にした、モダンで洗練された雰囲気のクイーンルームは、客室面積が21㎡とダブルルームより少し広く、ベッドも大きめです。
ホテルモントレル・フレール大阪のベッドはシモンズ社製のポケットコイルマットレスを採用しており、ゆったりと心地よく眠れます。枕はふんわりタイプともっちりタイプの2種類があり、さらにボスルタークッション(円筒形の背当て・抱き枕)もありました。
ベッドの上にはグンゼと共同開発したというオリジナルパジャマ(セパレートタイプ)。綿100%の肌触りのよいパジャマです。
ホテルモントレル・フレール大阪にはベッドの横、窓際に丸テーブルとイスがあります。簡単な飲食はここでできるでしょう。
また、加湿機能付空気清浄機(プラズマクラスター搭載)はホテルの全客室に標準装備されているとのこと。冬場、乾燥しがちな就寝中も加湿ができるのが良いですね。
ベッドの足元方向の壁には壁掛けの薄型テレビがあります。ホテルモントレル・フレール大阪では全客室でインターネット接続(有線LAN・Wi-Fi)ができ、詳細はこのテレビ画面で確認できました。
その右側には鏡台を兼ねたデスクがあります。電源もデスクの前面と鏡の下に2箇所あり、パソコンを広げての作業もしやすいでしょう。
デスクの隅には電話機のほか、無料スマホ「handy」も。今回は使わなかったのですが、このホテルは外国人ゲストが多いので、周辺の観光情報を調べるのに重宝しそうです。
デスクの横(部屋の隅)には電気ポット、アイスペール、カップ、グラス、ティーバッグとインスタントコーヒーのセットがあります。
その下の扉の中には冷蔵庫(空)が入っていました。ホテル内に自動販売機はないため、飲み物などはホテルモントレル・フレール大阪の1階にあるコンビニエンスストアで買ってくると良いでしょう。
そして、反対側の隅(窓に近いコーナー)にはスリムなクローゼットがあります。中には木製ハンガーが数本、消臭スプレー、ブラシ、靴磨き、靴べら、セーフティボックス。
しかし、「客室に入って上着を脱ぐ」「外に出るときに靴べらを使って靴を履く」シーンはたいてい客室ドア近くで行われるため、ドアから最も遠い窓際コーナーにクローゼットがあるのは少し導線が悪いと言わざるを得ません。
設計上そうせざるを得なかったのかもしれませんが、ドアの内側で靴を履こうとして、靴べらを取りに部屋の隅まで戻るというのは、ちょっとなぁと思いました。この客室は建物の角に位置していたため、もしかしたら他の客室は違うのかもしれませんが……。
ホテルモントレル・フレール大阪は大阪駅・梅田駅近くにあるため、高層階のお部屋からは高層ビル群の見える景色を楽しめます。今回は最上階(17階)の西向きのお部屋だったため、夕暮れ時には、窓の外に上写真のような景色が広がっていました。
だんだんと西の空がオレンジ色に染まり、ビルの灯りとのコントラストが強くなっていく様子も美しかったです。
夜景も都会らしい雰囲気できれいです。
翌朝の景色。同じ風景でも昼と夜とではまるで印象が違うのに驚きます。
ホテルモントレル・フレール大阪は、予約時に客室の階層(フロア)を選ぶことができません。また、クイーンルームなら高層階、というように客室タイプで階層が決まっているわけでもないようです。
ホテルに確認をしたところ、高層階に泊まりたい場合は、リクエストとして要望を伝えてもらえれば(当日空きがあれば)なるべく要望に沿うようにしてくれるとのことでした。確約ではありませんが、景色を楽しみたければリクエストしてみると良いでしょう。
ホテルモントレル・フレール大阪のバスルームは、お風呂とトイレがいっしょになったユニットタイプです。コンパクトではありますが、新しいホテルだけあって水まわりは清潔で、気持ちよく使えます。
トイレは洗浄機付き便座(ウォシュレットタイプ)です。
トイレと浴槽の間に洗面台があり、正面に曇り止め加工が施された鏡がついています。
バスアメニティとして、歯ブラシセット、マウスウォッシュ、カミソリ、ヘアゴム、圧縮スポンジ、コットンセット、シャワーキャップ、また、ディスペンサー式のシャンプー、コンディショナー、ボディシャンプー、フェイス&ハンドソープが置かれていました。
ハンドタオル、バスタオル、Panasonicのマイナスイオンドライヤーもあります。
ホテルモントレル・フレール大阪のロビーフロア(2階)には、レストラン「パルテール」があります。こちらは朝食ブッフェの会場となるほか、17時~22時はディナーにも利用可能です。(21時ラストオーダー/日曜定休)
3階にはコインランドリー(乾燥機能付き洗濯機5台)があり、連泊の方に便利です。洗濯のみの場合は1回300円、乾燥のみの場合は1回100円で、洗剤は不要です。
飲料の自動販売機はありませんが、建物の1階にコンビニがあるので特に困りません。
各フロアのエレベーターホールにはズボンプレッサーが用意されており、自由に借りることができます。ビジネスの出張などのシーンに重宝しそうです。
3階にはサウナ付きの温浴施設「トリニテ」があり、宿泊者は誰でも無料で利用できます。入り口にいるスタッフにルームキーを見せ、ロッカーのカギをもらいましょう。
浴場はそこまで広くはなく、時間帯によっては混雑しますが、夕方や深夜であれば比較的空いているようです。(今回夕方17時台に訪れたときは誰もいませんでした。)
大浴槽のほか、男性浴室にはドライサウナ、女性浴室にはミストサウナがあります。
脱衣室も新しくてきれいで、ロッカー、洗面化粧台、アメニティなどが揃っていました。ただし、タオルは用意されていないので、客室のタオルを持参しましょう。
温浴施設「トリニテ」の利用時間は16:00~24:00(最終受付23:00)、6:00~11:00(最終受付10:30)となっています。
ホテルモントレル・フレール大阪に朝食付きプランで宿泊すると、2階ロビーフロアにあるレストランで、和食・洋食を取り合わせたブッフェ形式での朝食をいただけます。
朝食付きプランでない場合は、大人2,400円、小学生1,200円(税・サ込)を支払えば、当日でも利用可能です。(前日までにフロントで予約をしておくと少し安くなります。)
レストラン内は朝の光が差し込む、明るく開放的なスペースです。
朝食は焼きたてのパン、和食、サラダ、デザートなど数多くのメニューが揃っています。
”和洋ブッフェ”とありますが、全体的には洋食が多い印象。特に、パンはクロワッサン、ソフトロール、デニッシュ、北海道ミルク、パンオショコラなど種類が豊富でした。
卵料理、ベーコン、ソーセージ、だし巻き玉子、焼き魚、ご飯、お粥、味噌汁なども。
正直なところ、朝食の値段はやや高めに感じたので、パパッと軽く食べてすぐ観光やビジネスに出かける予定ならちょっともったいないですが、ブランチを兼ねてゆっくり食事を楽しむのなら、良いのではないしょうか。
ホテルモントレル・フレール大阪に実際に泊まってみた感想としては、大阪駅からホテルまでが公式サイトにある案内(徒歩約5分)よりも遠かったこと、客室Wi-Fiのスピードが遅かったことは気になりましたが、それを除けば設備や接客ともに満足しています。
お部屋はモダンな落ち着いた雰囲気で、ベッドの寝心地もよく、何より新しくてきれいなのが良かったです。また、温浴施設があり、ゆったりと足を伸ばしてお湯に浸かれるのも旅行や出張で疲れた体にはありがたいもの。
周辺には飲食店やコンビニも多く、食事をしたりお酒を飲んだりするのには困りません。
大阪駅前・梅田駅前というには少し距離があるものの、大阪観光やビジネスの拠点として便利な立地で、価格も比較的手ごろで、おすすすめできます。エキストラベッドで3名1室宿泊も可能なので、家族や友人での旅行に利用すれば、お得に泊まれそうです。
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ホテル宿泊料金(大人一人):9,000円~
住所 | 大阪府大阪市北区曽根崎新地1丁目12番8号(地図) |
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電話 | 06-6346-7111 |
アクセス | ・JR「大阪」駅から徒歩約5分、JR東西線「北新地」駅から徒歩約1分 ・大阪メトロ御堂筋線「梅田」駅から徒歩約5分、大阪メトロ四つ橋線「西梅田」駅から徒歩約5分、大阪メトロ谷町線「東梅田」駅から徒歩約5分 ・阪神電車「梅田」駅から徒歩約5分、阪急電車「梅田」駅から徒歩約10分 |
最寄駅 | JR「大阪」駅、JR東西線「北新地」駅、大阪メトロ御堂筋線「梅田」駅、大阪メトロ四つ橋線「西梅田」駅、大阪メトロ谷町線「東梅田」駅、阪神電車「梅田」駅 |
部屋数 | 345室 |
設備 | シモンズ社製ポケットコイルマットレスベッド、加湿機能付空気清浄機、テレビ、ドライヤー、handy(スマホ)、冷蔵庫、クローゼット、電気ポット、ティーセット、パジャマ、ハンドタオル、バスタオル、バスマット、シャンプー、リンス、ボディシャンプー、圧縮スポンジ、レザー、薬用フェイス&ハンドソープ、歯ブラシセット、ヘアブラシ、コットンセット等 |
インターネット | 全室で無料インターネット接続あり(有線LAN、Wi-Fi) |
駐車場 | 立体駐車場あり。33台収容可能。1泊2,000円。予約不可(先着順) |
館内施設・サービス | 宿泊者専用温浴施設「トリニテ」、レストラン「パルテール」、コインランドリー |
クレジットカード | VISA、JCB、AMEX、Diners Club、MasterCard、UC、DC、NICOS、UFJ、セゾン |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 11:00 |
公式サイト | ホテルモントレル・フレール大阪 |
ayan
愛知県在住フリーランスで、ブログ歴15年目のブロガー&旅ライターとして国内外で活動中。各国政府観光局及び航空会社とのタイアップ企画参加経験も複数あり。
旅行が大好きで、過去に旅した国は10カ国以上。5つ星ホテルからバックパッカーズのドミトリーまで多種多様な宿泊施設に泊まった経験を元に、ホテルやラウンジを詳しく紹介します。
編集&校正 ビー・エイブル