クラス:business&tourist 口コミ評価:4.2/5.0
ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIAに泊まってみた感想とおすすめ度。客室の様子やバスルーム(お風呂)・アメニティグッズなどの客室備品・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。大阪駅・梅田駅から徒歩5分と好アクセス! 観光にもビジネスにも便利な立地にある新しい大型ホテル。快適な寝心地のベッド、種類豊富な朝食ブッフェもおすすめのホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIA。
ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIAは、JR西日本ホテルズ・グループのグランヴィア大阪がプロデュースする、2018年6月6日オープンの新しいホテルです。
JR大阪駅より北へ歩いて5分という利便性の高い場所に位置するホテルヴィスキオ大阪は、都心にありながら落ち着いた環境と、シンプルで洗練された空間が魅力。
より快適な寝心地を提案するシモンズ社製オリジナルモデルを採用したベッド(Bed)、バスアメニティやタオル類にもこだわったくつろぎのバスルーム(Bath)、大阪らしい「粉もの文化」とイタリアンを融合した和洋朝食バイキング(Breakfast)の3Bのおもてなしの提供を掲げています。
まだ新しいホテルで、ホテル予約サイトの口コミ・評判は少なめです。今回は、実際にホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIAに泊まってきたので、お部屋や朝食・アメニティなど、予約サイトの口コミや評価に書かれていることが本当なのか感想を交えてご紹介します。
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ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIAは、JR大阪駅北から徒歩約5分のアクセスが良い立地です。JR大阪駅からは、中央改札口または橋上改札口を利用すると、最短でホテルに到着します。また、地下鉄御堂筋線「梅田」駅からも同じく徒歩5分ほど。
大阪のみならず、関西エリアのビジネスやレジャーの拠点として、大変便利な場所です。
車の場合は、ホテル敷地内に契約駐車場が11台分あります(タイムズ運営)。ホテル宿泊者は1泊2,000円(15:00~翌日11:00)で利用可能。なお、予約はできず、先着順です。
ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIAの正面エントランスから入ると、目の前には広々としたフロントロビー。総客室数400の大型ホテルなので、ロビーにはこのくらいのスペースが必要なのかもしれません。ソファやチェアも複数設置されています。
フロントクラークは、時間帯によって人数を変えているようですが、2~5人程度で対応していました。ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIAのチェックイン時間は15:00、チェックアウト時間は11:00となっています。
なお、チェックイン時に受け取るカードキーをかざさないと客室フロアへのエレベーターに乗ることができないため、一人旅や女性にも安心のセキュリティです。
また、今回私は使用しませんでしたが、専用の機械によるスマートチェックイン・チェックアウトも可能とのこと。
ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIA フロントデスクの斜め前には、好みに合わせて選べるアメニティバーが用意されています。基礎化粧品・綿棒・髭剃り・ヘアゴムなどのアメニティのほか、インスタントコーヒーなどのドリンク類も。
お部屋には最低限のアメニティしか用意されていないため、チェックインの後、必要な方はこちらから持っていきましょう。
ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIAの客室数は400あり、種類は以下の10タイプです。
ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIAは全館禁煙となっており、客室もすべて禁煙です。
大部分の客室はバストイレがいっしょになっていますが、デラックスツインやヴィスキオツインの客室では、洗い場のあるセパレートタイプのバスルームを採用しています。
なお、小学生未満のお子様については、大人1名につき1人まで添い寝が無料です。
今回は、ホテルヴィスキオ大阪のモデレートダブルに宿泊したので、お部屋の様子と備品を詳しく紹介します。
モデレートダブルのベッドは幅160cmのゆったりサイズです。
ベッドは、マットレス国内シェアNo.1「シモンズ社」のホテルオリジナルモデルを採用。ピロートップマットレスの厚さとクッション性にこだわったというベッドは、肌ざわりの良い素材で、寝心地がとても良かったです。
枕は高さの異なる2タイプが用意されており、好みに合わせて使い分けられます。
周辺も大阪駅に近いわりに夜間静かな環境なので、ビジネス。出張や、予定がたくさんの観光旅行など、ホテルではしっかり体を休めたい安眠重視派の方に特におすすめ。
ベッドの上に置かていたナイトウェアは、柔らかいワッフル地のもので、前ボタンのワンピースタイプ(ズボンなし)。
なお、ベッドサイドの窓にはロールスクリーン+カーテンがかかっていますが、開けるとこんな感じです。客室の向きによって景色は多少異なりますが、この部屋は裏通りに面していたため、景観はいまいちでした。
逆向きのお部屋なら、階数と位置によっては、道路を挟んで向かいにあるグランフロント大阪やインターコンチネンタルホテル大阪が見えるかもしれません。とはいえ、周りには高い建物が多いので、景色を目当てに泊まるホテルとは言えないでしょう。
ベッドサイドの壁には室内の照明調節ボタンと電源・USBポートがあり、サイドテーブルには、電話、アラーム付デジタル時計、テレビのリモコン、貸し出しスマホ「handy」、メモ帳とペンなどが置かれていました。
なお、電源とUSBポートはベッドの両側の壁に設けられているため、2人で利用する場合は、両方でスマホの充電をしながら眠ることが可能です。
ベッドの足元方向の壁には、薄型液晶テレビ(40インチ以上)。館内情報やWEBニュースなどを3ヵ国語配信(日・英・中)しています。
なお、ホテルヴィスキオ大阪では、全客室で高速無料Wi-Fi「11ac」を利用可能。接続に必要なパスワードはテレビ画面から確認できます。
ベッドの足元方向の床には、加湿機能付き空気清浄機が置かれていました(全室設置)。まだ新しいホテルで全館禁煙のため、なくても良いくらいでしたが、加湿機能付きというのは、乾燥しやすい冬場にはありがたいですね。
ホテルヴィスキオ大阪のほかの客室は、横長デスク+チェアという組み合わせが多いのですが、このモデレートダブルのお部屋はソファとデスク兼テーブルが置かれています。
簡単な飲食をしたり、ソファに持たれてテレビを見たり、あるいはパソコンを広げて仕事をしたりと、さまざまな使い方が可能です。
客室にはクローゼットはなく、入り口から居室へとつながる通路の壁にハンガーが掛けられていました。ハンガーの数も6本と十分で、消臭スプレーも用意されています。
ハンガーの下のほうには、靴べら、洋服ブラシ、使い捨てスリッパ、バゲージラックも。
空調(エアコン)は全館管理ではなく、客室で運転のON/OFF、切替や調節ができます。
入り口ドアの近くにある台の下の扉を開けると、冷蔵庫(中身は空)、湯沸かしポット、カップ、グラス、セキュリティボックスがありました。ここにはコーヒーやお茶類は用意されていないため、必要な方はフロントのアメニティバーから持って来ましょう。
ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIAの客室バスルームは、客室の種類によって、バス・トイレがいっしょになったタイプと、セパレートタイプに分かれます。
今回宿泊したモデレートダブルのお部屋は、バス・トイレがいっしょのタイプでした。(デラックスツイン以上のお部屋はセパレートタイプになるようです。)
バスタブは、バス・トイレがいっしょのタイプとしては標準的なサイズ。新しいホテルのため、水回りはとてもきれいです。
シャワーヘッドは大きめサイズで、水圧もしっかり。
タオル類も厚手のしっかりしたバスタオル・フェイスタオルが用意されていました。
トイレは洗浄機付き便座(ウォシュレットタイプ)。洗面台がバスタブとトイレの間に設置されており、壁に設置されたボードに化粧ポーチなどを置けるようになっています。
洗面台の上は横幅いっぱいの大きな鏡になっており、化粧や身支度がしやすいです。
巾着袋にはドライヤー(Panasonicのイオニティ)が入っていました。
ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIAでは、全室にミネラルウォーター(2016年モンドセレクション受賞の天然水「大山山麗」)2本が無料サービスで用意されています。
浴室アメニティとしては、洗面台のところに、歯磨きセット、ボディウォッシュタオル、フェイス&ハンドソープ(ポンプタイプ)。
バスタブの壁には、ホテルグランヴィアの名前が書かれたボディウォッシュ、シャンプー、コンディショナーのボトルが用意されていました。
客室アメニティの種類は少なく、必要最低限といった印象です。それ以外のアメニティは1Fフロントデスク斜め前のアメニティバーに用意されているので、必要な方は、チェックインの後、部屋に入る前に取っておくと良いでしょう。
ホテルヴィスキオ大阪の館内施設としては、1階にレストラン「ヴェルデ カッサ」、2階にコインランドリー、3・5・7階に自動販売機と製氷機、1・2・4・6・8階に喫煙ブースがあります。
自動販売機&製氷機コーナー。アルコールはなく、ソフトドリンクのみです。TVチケットもこちらで購入できます。
各階エレベーター横にはズボンプレッサーも。数も多く、出張の方には有難いですね。
そのほか、ホテル館内施設ではないようですが、建物1階にカフェ「Drip-X-Cafe」が入っています。メニューは、コーヒーやコールドプレスジュース、サンドウィッチなど。
また、ホテルから徒歩2分のところに24時間営業のコンビニエンスストアがあります。
ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIAでは、1階のイタリアンキッチン「ヴェルデ カッサ」にて、ブッフェ形式(バイキング形式)の朝食をいただけます。
朝食の時間は7:30~10:00(L.O. 9:30)で、朝食付きプランで宿泊していない場合は、大人(13歳以上)2,160円、小人(6~12歳)1,080円を支払えば当日利用が可能です。
ホテルヴィスキオ大阪の朝食ブッフェは、種類豊富でどれから食べようか迷ってしまうほど。新しいビジネスホテルにありがちな、おしゃれっぽいけど種類が少ない朝食ブッフェとは異なり、かなり満足度の高い内容です。
「イタリアン×大阪」をテーマに、大阪ならではの食文化とパスタを融合したイタリアンメニューが並び、大豆粉や米粉を使ったピザのような「ヴィスキオピンサ」も店内の窯から焼きたて熱々が出てきます。
牛スジ×こんにゃくのトッピングされたお好み焼き風のピンサ、揚げたての串カツ、たこ焼きなど、大阪B級グルメを堪能できるのも嬉しいですね。
ご飯にあう和食のおかずも揃っています。「ご飯のお供」の小鉢もたくさんありました。
各種パンと、ジュースサーバーやコーヒーサーバーなどが並ぶドリンクコーナー。また、カットフルーツとヨーグルトもありました。
店内奥のガラスのドアの向こうに、緑の木々が植えられたちょっとした公園のようなスペースが見えたので、スタッフさんに、「パンフレットにはテラス席も完備と書かれていたが、テラス席はないのですか?」と聞くと、残念ながらその予定はないとのこと。
実際に朝食時に利用して少し気になったのが、店内のテーブルとテーブルの間隔が狭いこと(席数130)、そして食器を下げる台が店内中央にあり、たいていそこにスタッフさんがいるため、料理を取りに行くたびに通りにくさを感じたことです。
客室数400の大型ホテルですし、朝食のピークタイムには一気にお客さんが押し寄せることを想像すると、仕方ない部分もあるのかもしれませんが、もう少し導線に工夫があると嬉しいな、と思いました。
とはいえ、朝食ブッフェの内容には大満足! 特に串カツやピンサはお代わりをしてしまったほど。ホテルヴィスキオ大阪に泊まるのなら、朝食ブッフェをつけることをおすすめします。朝からしっかりエネルギーをチャージできること、請け合いです。
なお、「ヴェルデ カッサ」はランチとディナーの営業もしています。
ホテルヴィスキオ大阪に実際に泊まってみた感想としては、2018年6月オープンの新しいホテルというだけあって、館内客室ともにピカピカで、気持ちのよい滞在ができました。
JR大阪駅から徒歩約5分と立地もよく、大阪に不慣れな人でもアクセスがわかりやすいのが良いですね。大阪への出張や観光の拠点として、おすすめできます。
ホテルヴィスキオ大阪が特に力を入れている「3B」=ベッド、バス、ブレックファーストについては、バストイレがセパレートタイプでない客室に泊まったため、バスルームだけは「期待以上に良かった」とは言えないものの、水回りはきれいで使いやすかったです。
ベッドはシモンズベッドの安定の寝心地の良さで、ぐっすりと眠ることができました。JR大阪駅近くにもかかわらず、夜間はホテル周辺が静かだったのも良かったです。
そして、期待以上だったのが朝食! とても充実した品ぞろえで、バリエーションも豊富。ホテルヴィスキオ大阪に泊まるなら、朝食つきプランをおすすめします。
利便性の高い立地で、400室を擁する大型ホテルのため、これからどんどん口コミで人気が出てくることが予想されるホテルヴィスキオ大阪。グランヴィア系列というブランド力も人気の後押しをしている気がします。
大阪駅・梅田駅周辺で、新しくてきれいなホテルに泊まりたい、ラグジュアリーホテルでなくてもいいけれど普通のビジネスホテルよりはちょっと良いところに泊まりたい……、という方に特におすすめです。
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ホテル宿泊料金(大人一人):9,800円~
住所 | 大阪市北区芝田2丁目4番10号(地図) |
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電話 | 06-7711-1111(代表) |
アクセス | JR「大阪」駅(中央改札口または橋上改札口)よりより徒歩5分 地下鉄御堂筋線「梅田」駅より徒歩5分 |
最寄駅 | JR大阪駅 |
部屋数 | 400室(全室禁煙) |
設備 | 【客室備品】冷蔵庫、電気ケトル、室内着、バスタオル、フェイスタオル、目覚まし時計、茶器セット、空気清浄機、ドライヤー、ハンガー、セーフティボックス、バゲッジラック、ミネラルウォーター 【アメニティグッズ(部屋入れ)】シャンプー、コンディショナー、フェイス&ハンドソープ、ボディソープ、歯ブラシ、靴みがき、使い捨てスリッパ (そのほか、アメニティバーグッズ、無料貸出品もあり) |
インターネット | 高速無料Wi-Fi「11ac」あり(6,900Mbps) |
駐車場 | ホテル敷地内に契約駐車場を11台分あり(タイムズ運営)。宿泊者は1泊2,000円(15:00~翌日11:00)で利用可能。(予約不可、先着順) |
サービス | アーリーチェックイン・レイトチェックアウトは有料にて対応。 |
クレジットカード | VISA、JCB、American Express、Diner's Club、銀聯など、主要カードは利用可能。 ※基本精算は自動精算機での精算。 |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 11:00 |
公式サイト | https://www.hotelvischio-osaka.jp/ |
ayan
愛知県在住フリーランスで、ブログ歴14年目のブロガー&旅ライターとして国内外で活動中。各国政府観光局及び航空会社とのタイアップ企画参加経験も複数あり。
旅行が好きで、過去に旅した国は10カ国以上。5つ星ホテルからバックパッカーズのドミトリーまで多種多様な宿泊施設に泊まった経験を元に、ホテルやラウンジを詳しく紹介します。
編集&校正 ビー・エイブル