クラス:CapsuleHotel 口コミ評価:3.8/5.0
センチュリオンホテルレジデンシャルキャビンタワーに泊まってみた感想とおすすめ度。客室の様子やバスルーム(お風呂)・アメニティグッズなどの客室備品・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。センチュリオンホテルレジデンシャルキャビンタワーは、東京・赤坂の街中で複数のホテルを展開する「センチュリオンホテル」のキャビンスタイルの宿泊施設です。
Cabin(キャビン)+ Lounge(ラウンジ) + Design(デザイン)というコンセプトで、デザイナーズホステルとでもいうべきスタイリッシュさが魅力。
手頃な宿泊料金で機能的かつ快適に過ごすことができ、旅行者だけでなく、赤坂付近で遅くまで遊びたい方にも人気があります。
チェックインは29:30(午前5:30)まで受け付けており、カプセルホテルなのにチェックアウトが11:00と遅めです。キャッチコピーは「おかえりなさい 大都会の我が家へ」
今回、センチュリオンホテルレジデンシャルキャビンタワーに実際にに泊まってきたので、お部屋や朝食・アメニティなど、予約サイトの口コミや評価に書かれていることが本当なのか、宿泊してみた正直な感想をお伝えします。
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センチュリオンホテル レジデンシャルキャビンタワーは、赤坂、赤坂見附、溜池山王の間に位置しています。最寄り駅は東京メトロ千代田線の「赤坂」駅、次が東京メトロ銀座線・丸ノ内線の「赤坂見附」駅です。
地図を見ると、東京メトロ銀座線「溜池山王」駅も近く感じたため、私は当初この駅からホテルまで歩きました。
しかし、溜池山王駅は改札から出口が遠く、最寄り出口にエスカレーターがないこと、大通りを渡る必要があること、その際道路に段差が多いことの3つの理由から、「赤坂」もしくは「赤坂見附」駅を利用するほうがおすすめです。
なお、ホテルに駐車場はありません。
センチュリオンホテルレジデンシャルキャビンタワーは、男性・女性それぞれ専用フロアの作りとなっています。2~3階がファミリー用、4~6階が男性専用、7~9階が女性専用フロアです。
キャビンの種類は以下の3タイプ。
センチュリオンホテルレジデンシャルキャビンタワーの宿泊受付は、隣にあるセンチュリオンホテルレジデンシャルと共用です。そのため、センチュリオンホテルレジデンシャルのエントランスから入ります。
上写真は正面入り口ですが、建物の両サイドが通りに面しているため、裏からも入れるようになっています。
こちらが裏口です。標識に従って進むとフロントロビーに出ます。
フロントはどことなくオリエンタルなテイストを感じさせるインテリアで、いかにもデザイナーズホテルといったしつらえになっています。
チェックイン時間は15時から。私は14時頃に到着したので、いったん荷物を預かってもらいました。荷物はチェックイン前後であれば預かってもらえるので、駅のコインロッカーなどを探すよりも、はじめからキャビンに預ける方が楽に行動できます。
チェックインは仕事を済ませて20時ごろになりましたが、スムーズに手続きできました。
キャビンの上下はチェックインまで選べないので、もし希望がある場合は早目にチェックイン手続きを済ませることをおすすめします。今回私は下段にしてみました。
もし、チェックイン・チェックアウトが混み合うようなら、フロアに配置されたソファに座って待つことができます。日本のカプセルホテルは外国人の方に人気なのか、私がフロントにいた際も外国人の方をよく見かけました。
センチュリオンホテルレジデンシャルキャビンのエレベーターはフロントを出て横の建物にあるので、屋外から直接エレベーターで昇ります。
カードキーをかざさないと目的階のボタンを押せないようになっており、女性の一人宿泊も安心です。
チェックアウトはエレベーターの中に備え付けられたボックスにカードキーを入れるだけですが、例えば朝食後にカードを入れてしまうと、キャビンに戻れなくなるので注意しましょう。
エレベーターを降りると、靴を脱ぐスペースがあります。キャビン内は土足禁止なので、ここで靴を脱いでから入ってください。ここでもカードキーをかざしてドアを開けます。
スリッパは有料なので、フロントでもらわずにそのまま入りましたが、他に履いている人はいませんでした。
正面が洗面所、その奥がロッカースペースです。入りきらない荷物は1階フロントに預けるか、キャビンの横にあるスペースまで持ち込み可能ですが、鍵がかかるところに入れておきたいものはこちらに格納します。
ほとんどの方が、自分のキャビンの近くまでスーツケースやキャリーケースを持ち込んでいたので、スリッパは無料で配布してほしいと感じました。
こちらがキャビンスペースです。訪日観光客を意識したのか、モダンジャパニーズとでもいえそうなシックな黒を基調とした内装になっていて、天井には水墨画のような絵が描かれています。
キャビンの扉は、障子をイメージしたような引き戸タイプ。カプセルホテルは縦に入るタイプが多いのですが、サイドが開くのは出入りがしやすいと思いました。
こちらがキャビンの中です。座って頭がつかないくらいの天井高があるので、キャビンの中で着替えもできます。枕とタオル、そして布団がセットされていました。
タオルはバスタオルのみでフェースタオルや体を洗うタオルはないので、必要なら持参しましょう。マットレスはフランスベッドの高級品を使用しているとのことで、寝心地がとても良かったです。Wi-Fiはもちろん全館無料。
引戸の横には鏡とライトのスイッチがあります。
時計、イヤホン、コンセント2つ、USB充電用ジャックと携帯電話の充電器がセットされていました。また、右横には海外対応用のコンセントも用意されています。
テレビは足元側に壁掛けで設置されており、リモコンは棚の上にあります。
その下にセキュリティボックスがありますが、サイズは小さめで、財布と携帯電話がギリギリ入るくらいの大きさ。私はPCやカメラはロッカーに入れるなどして分散して収納しましたが、バッグごと収納できる大きさがあればもっと楽だったのになと感じました。
センチュリオンホテルレジデンシャルキャビンタワーでは、パジャマはレンタル(有料の浴衣)なので、私は今回自分の寝間着を持って行きました。私が見た限り、ほとんどの方がルームウェアで、浴衣の方はいませんでした。
何かあった場合は、エレベーター横にある内線電話からフロントに連絡できます。
私は今回の宿泊時に空調について相談しました。天気予報では昼夜の寒暖差が大きかったのですが、室内は夜も冷房がかなり効いていて、冬物のパジャマを持って行ったのですが寒く感じたため、フロントにお願いして布団をもう1セット借りました。
追加毛布はないので、冬に宿泊する際はお願いすると良いかもしれません。フロントの方は丁寧に応じてくれましたし、女性専用フロアには女性スタッフが派遣されるのでご安心を。
また、キャビンの中は、空調が効いていて乾燥していましたので、気になる方は就寝時にマスクの用意があると、より快適に過ごせると思います。
センチュリオンホテルレジデンシャルキャビンタワーの洗面スペースは、1フロアに3つ。大きな鏡と、自分の化粧品ポーチなどを置けるスペースがあります。
ドライヤーのほかにコテもありました。
シャワーブースはそれぞれ個室になっていて、手前には脱衣スペースがあるので、着替えもこちらでできます。
シャワーは頭上に固定されたヘッドシャワーとハンドシャワーの2タイプがあります。
アメニティグッズはセンチュリオンホテルオリジナルのもので、女性用は基礎化粧品もあり。アメニティは歯ブラシとクシがまとめてかごに入っているので、必要なら持っていきます。
ディスペンサー式の基礎化粧品(クレンジングオイル、洗顔料、化粧水、乳液)とハンドソープが備え付けられていました。こちらは、センチュリオンホテルオリジナルのブランドで、全国のセンチュリオンホテル系列で採用されています。
シャワーブースにはセンチュリオンホテルオリジナルのシャンプー、コンディショナー、ボディーソープとクレンジングがセットされていました。
センチュリオンホテルレジデンシャルキャビンタワーのキャビンの中には窓はありませんが、フロアの両側には天井まで届く窓があり、昼間はカーテンが開け放たれ明るい雰囲気です。窓の外にはベランダもあって外に出ることもできます。
夜はしっかりとカーテンが閉められます。
カーテンの中に入って撮影してみました。ライトが点灯しているので、夜でも外に出ることはできそうですね。
センチュリオンホテルレジデンシャルキャビンタワーは、赤坂の繁華街の中にあるため、館内施設は自動販売機とコインランドリーのみです。自動販売機は2F(ファミリーキャビン階)と6F(男性専用フロア)、コインランドリーは2階にあります。
ホテル内には隣のセンチュリオンホテルレジデンシャルも含め、売店やレストランはありません。しかし、赤坂の中心部という立地で、ホテルの周辺には飲食店が多数あり、買い物や食べる場所に困ることはないでしょう。
レストランやラウンジのないセンチュリオンホテルレジデンシャルキャビンタワー。今回朝食付きプランにしたものの、どこで食べるのかと思いきや、キャビンタワーの1階にある居酒屋“サムライダイニングHYGEIA”にて提供されるのだそうです。
同じビルの1階ですが、キャビンから直接は入れないので、一度エレベーターの外に出てから、お店の入口から入ります。
中は“ザ・日本の居酒屋”というテイストなので、外国人観光客の方は喜ぶのではないでしょうか。BGMも三味線音楽がかかっていました。
メニューは和洋折衷のブッフェスタイル。ご飯とお味噌汁のほか、ひじきやサラダ、スクランブルエッグやソーセージ、タコ焼きや焼売がありました。やはりパンが人気なのか、私が訪れた時はパンがほとんどありませんでした。
ドリンクバーもあります。烏龍茶などはそのままペットボトルから注ぐスタイルです。
和定食風に卵かけご飯を作ってみました。メニューはどれも普通に美味しかったですが、いわゆる“ホテルの朝食”を求める方は近隣のカフェに行った方が良いかもしれません。
今回は、センチュリオンホテルレジデンシャルキャビンタワーのスタンダードキャビンに宿泊しました。ちょうど仕事先の駅から近い立地でアクセスが良く、寝心地の良いマットレスで眠ることができたので大満足。
和風のインテリアも相まって、ホテルで過ごすよりも外で過ごす時間が多い外国人観光客の方に人気なのも頷けます。スタッフの方も親切なので、困ったことがあれば相談してみてください。
旅行者だけでなく、この近辺で夜遅くなるようなことがあれば、時期にもよりますが、タクシー代よりは安い金額で、横になって休むことができる場所というのは重宝するのではないでしょうか。
隣のセンチュリオンホテルレジデンシャルをはじめ、この近辺にはザ・センチュリオンクラシック、センチュリオンホテルヴィンテージ赤坂、センチュリオンキャビン&スパなどの系列ホテルがあるので、今後機会があればそちらも利用してみたいと思いました。
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ホテル宿泊料金(大人一人):2,300円~
住所 | 東京都港区赤坂3丁目12-16(地図) |
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電話 | 03-6229-6336 |
アクセス | 東京メトロ千代田線「赤坂」駅1番出口徒歩1分、東京メトロ銀座線・丸ノ内線「赤坂見附」駅10番出口徒歩3分、東京メトロ銀座線「溜池山王」駅10番出口徒歩4分 |
最寄駅 | 東京メトロ千代田線「赤坂」駅 |
部屋数 | 145室 |
設備・備品 | テレビ、洗浄器付きトイレ、ボディーソープ、シャンプー、コンディショナー、歯ブラシ、バスタオル、くし (女性用)クレンジング、化粧水、乳液、洗顔料、ヘアアイロン (有料)浴衣、スリッパ |
インターネット | 無料Wi-Fiあり |
館内設備 | 自動販売機、コインランドリー |
駐車場 | なし |
サービス | センチュリオンホテルレジデンシャルのラウンジスペース24時間使用可 |
クレジットカード | VISA、JCB、American Express、Diner's Club、Master |
チェックイン | 15:00(最終チェックイン29:30) |
チェックアウト | 11:00 |
公式サイト | センチュリオンホテルレジデンシャルキャビンタワー |
Churako
沖縄在住の愛猫と暮らすWEBライター&工芸作家(月桃カゴ編み)です。 東京・大阪・福岡に住んでいたので、関東・関西・九州方面に出向いてお仕事をすることもしばしば。そのときに利用したホテルやラウンジを中心にご紹介しています。
編集&校正 ビー・エイブル