クラス:CapsuleHotel 口コミ評価:4.5/5.0
グローバルキャビン東京水道橋に泊まってみた感想とおすすめ度。客室の様子やバスルーム(お風呂)・アメニティグッズなどの客室備品・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。グローバルキャビン東京水道橋は、JR「水道橋」駅西口から徒歩1分、東京ドームシティからも徒歩2分の至便な立地。定評のあるビジネスホテルチェーン、ドーミーインの新感覚のカプセルホテルとして2017年12月に開業しました。
快適なビジネスホテルを手広く経営するドーミーイングループのノウハウをたっぷり詰め込んだ、従来のカプセルホテルの概念を覆す新しいタイプのホテルです。
グローバルキャビン東京水道橋には、女性専用のフロアはもちろん、ウェルカムドリンクサービスが充実したお洒落なカフェテリアや、男女フロアそれぞれに設けられた大浴場などがあり、その辺のビジネスホテル顔負けの充実設備。
キャビンはカプセルホテルというよりも、豪華な寝台特急のようで、カプセルホテル宿泊初体験だったのですが、宿泊してみて、その設備の充実ぶりとサービスに良い意味で期待を裏切られました。
グローバルキャビン東京水道橋は新しいホテルのため、まだ口コミが少ないですが、平均4.52と高評価。
今回は、実際にグローバルキャビン東京水道橋に泊まってきたので、お部屋や朝食・アメニティなど、予約サイトの口コミや評価に書かれていることが本当なのか、宿泊してみた正直な感想をお伝えします。
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グローバルキャビン東京水道橋は、名前の通り水道橋駅すぐの場所に位置しています。
JR「水道橋駅」西口改札より徒歩約1分です。改札を間違えると遠回りになるので注意してください。ほかにも都営三田線「水道橋駅」A2出口より徒歩約5分、丸の内線・南北線の「後楽園駅」2番出口より徒歩約10分 程度の距離にあります。
東京ドームシティを向かいに臨む外堀通り沿いなので、非常にわかりやすい立地です。
グローバルキャビン東京水道橋のフロントは2階なのでエレベーターで上がります。
客室フロアも同じエレベーターを使いますが、チェックイン後に受け取る専用キーがないとボタンが押せないようになっているので、セキュリティ的にも安心です。
なお、グローバルキャビン東京水道橋には専用駐車場はないので、近隣のパーキングに停めてください。ホテルでも案内してくれますが、提携ではないため、割引はありません。
グローバルキャビン東京水道橋には、いくつかの種類のキャビンがあり、キャビン種別でベッドの幅が異なります。
ベッドの幅が最大でも100cmというのは、やはりカプセルホテルという感じですね。
私はコンパクトキャビン上段に宿泊しました。実際に横になってみると、それなりに圧迫感がありましたが、目を閉じてしまえばわかりません。
ただ、体格によっては狭く感じるかもしれません。フロアごと全て男性もしくは女性専用となっているので、ツインキャビンは家族やカップルでも異性の同フロアでの宿泊は不可となっており、それぞれ男性用・女性用のフロアに宿泊する必要があります。
また、都心の真ん中という立地を生かし、仮眠を取りたいときや、仕事に集中したいときに利用できるショートステイプランもあります。
例えば、朝活のランニング後に立ち寄りシャワーを浴びてちょっと休憩、仕事中に疲れを取りたいときに立ち寄るというように、宿泊だけでなく、リフレッシュ施設としての使い方も可能です。
グローバルキャビン東京水道橋のフロントロビーは2階エレベーターを降り、自動ドアのすぐ向こうです。チェックインは17時からとやや遅め。早めに到着した場合は荷物は預かってもらえます。
スタッフの方は、皆さまとても親切でてきぱきしており、チェックイン対応もスムーズ。客層は外国の方も多くいらっしゃいましたが、全体的に女性が多いように感じました。
チェックイン時に渡される鍵は、リストバンドになっています。エレベーターの階数ボタンもそうですが、フロアへの出入りもキータッチが必要になるので、このリストバントはチェックアウトまで身に着けておくのがおすすめです。
私のフロアは浴室もあるフロアだったので、エレベーターを降りて、まず浴室に入る前にドアが1つ、さらにキャビンのフロアに入る前にドアが1つあり、しっかりしたセキュリティに感心しました。
同じフロアにあるのは、朝食会場にもなるほか、ランチも提供しているカフェテリア「Ginsai Kitchen」です。
こちらではチェックイン後の17:00~22:00までフリードリンクを提供しており、宿泊客は無料でドリンクサービスを受けることができます。ドリンクは、コーヒー、紅茶、アメリカン、カフェオレ、緑茶、ハーブティー、デトックスウォーター。
また、夜には22時から夜泣きそばをイメージしたカップ麺を無料提供する「ご麺なさい」サービスなど、夜食が欲しい方にもありがたいサービスもあります。
なお、グローバルキャビン東京水道橋は、皇居や後楽園などのランニングコースが近いこともあり、女性ランナーのサポート施設「DOMINISTA」として利用することも可能。
ミズノとタイアップしていて、ホテル泊でなまりがちな体をランニングでリフレッシュできるよう、宿泊者には無料ランニングシューズの貸出しというユニークなサービスも。
会員登録すれば思いついた時にランニングに行けて、ホテルのシャワーやロッカーだけでなく洗濯機も利用できる便利な施設となっています。
今回は、グローバルキャビン東京水道橋のコンパクトキャビン(上段)に泊まってきたので、お部屋の中の様子を詳しく紹介します。
フロアはこのようにアコーディオンカーテンで仕切られたキャビンが並びます。簡易宿所扱いのホテルなので、客室にあたるキャビンごとに鍵をかけることはできない仕様です。
アコーディオンカーテンを開けると、このように机とベッドスペースがあります。
カプセルホテルなので、ベッドだけのスペースを予想していたのですが、荷物を置いたり、着替えたり、作業や身支度ができるほどのデスクがあるという思った以上の広さには、良い意味で期待を裏切られました。まるで豪華な寝台特急のようです。
壁にはハンガーで洋服をかけられるようになっており、室内着と毛布がかかっています。
室内着は、館内どこでも着用して良いそうで、お風呂タイムの後にそのままキャビンまで戻ることができます。館内用のスリッパも用意されているので、靴を脱いでくつろぐこともできます。向かいには全身鏡もあって、下に靴ベラが備え付けられていました。
また、タオルは、バスタオルとフェイスタオルに加えて、身体を洗う用のタオルも用意されていました。もし不足するようであればフロントに連絡すれば追加のタオルも借りることができます。
机はPCを置いて作業することができるくらいのスペースがあり、電気スタンドと身支度用の鏡(拡大鏡付き)が置いてあります。朝はプライベート空間で落ち着いて身なりを整えることができますね。
ドライヤーは後述しますが、浴室スペースにあるので、お風呂を出たあとに髪を乾かしてキャビンに戻ることができます。
また、上から開けるセーフティボックスが備えられています。このボックスは結構スペースがあり、私は財布・スマホ・ノートパソコン、タブレット・デジカメなどを入れてもまだ余裕がありました。
キャビン内での飲食は、飲み物のみ可能です。キャビンにはミネラルウォーターのボトルが無料サービスで1本ついてきます。カフェラウンジのフリードリンクサービスもあわせると、飲み物は買わなくても大丈夫なのはありがたいです。
上段キャビンは、こちらのはしごを使ってベッドに上がります。
ベッドは82cmなので広いとはいいがたいですが、目の前にはテレビがあり、リモコンとイヤホン、枕元にはコンセントはもちろん、USBを直接差し込めるソケットあるので、スマホを枕元に置いて充電しながら寝るのもラクラク。
マットレスも布団もフカフカで寒さを感じることなく眠ることができました。
眠るときは、このように横のロールスクリーンを降ろすと、より個室感が味わえます。
アコーディオンカーテンだけの仕切りだと、同フロアの方の声などが気になるかもしれませんが、この環境だとグループで旅行に来ていてもお喋りは控えるのか、静かすぎるくらいでした。なお、携帯電話の使用は、キャビンスペースでは禁止となっています。
また、空調やにおいが気になる方は、廊下にサーキュレーターや消臭ミストの貸し出しがあるので、キャビンに持って帰って使うことができます。
グローバルキャビン東京水道橋のお風呂とトイレは、男女別フロアにある共用施設。ほかの階の方も利用するので、一旦ドアを出たところにあります。
(※中は撮影禁止なので、ここからは文字のみでお送りします。)
脱衣所の手前にトイレがあります。トイレは3つあり、いずれも蓋が自動開閉するような新しいタイプのトイレにウォッシュレット。もちろん音姫もついており、手洗い台にはジェットタオルもありました。
新築なだけあって綺麗な脱衣所で、カゴは6つ、洗面台は3つ並んでいました。タオルは自室に用意されたものを持ち込みますが、足りない場合はフロントにお願いすると追加で貸してくれるようです。
浴場の利用時間は17:00~26:00と5:00~9:00まで。
浴場は、男性用は3階・女性用は7階にあります。カプセルホテルの浴場は男性のみというところも多い中、グローバルキャビン水道橋は女性用の浴場も用意されています。
浴室はこの階だけですが、ほかにシャワーブースだけの階もあり、17:00~翌日9:30まで中断することなく利用可能です。
浴槽は3名ほどは入れそうな大きさで、豪華なホテルの部屋にあるものよりよほどゆったりくつろげます。時間帯によっては混み合うようですが、私は運良く全然人がいない時に入ることができ、手足を伸ばしてゆったり入ることができました。
また、洗い場はシャワーブースでカーテンがついていました。ブースごとにシャンプー・コンディショナー・ボディーソープが完備。シャワーは水圧も高く、マッサージ機能もついているので、汚れを落とすのはもちろん、肩や足などをほぐすのにも役立ちました。
洗面スペースにはアメニティとして、クレンジング、化粧水、乳液、コットン、綿棒、髪ゴム、ブラシ、歯ブラシがセットされています。ブラシはリサイクルなので持ち帰りできません。ドライヤーはパナソニックの最新式のナノケアでした。
グローバルキャビン東京水道橋には、いままでのカプセルホテルのイメージを刷新するホテルとして、泊まるだけじゃなくリフレッシュできるように、宿泊客以外でも利用できるカフェ「The Ginsai Kitchen」を併設。
野菜をメインにしたヘルシーでお洒落なメニューはチョップドサラダが美味しいと評判。
「The Ginsai Kitchen」は朝食会場にもなるほか、ランチも、チェックイン後にくつろぎたいときも、フリードリンクサービスでWi-Fiもあるので、ノマドワークにも最適です。
チェックイン後の17:00~22:00翌朝の6:00~10:00までフリードリンクを提供しており、宿泊客は無料でドリンクサービスを受けることができます。ドリンクは、コーヒー、紅茶、アメリカン、カフェオレ、緑茶、ハーブティー、デトックスウォーター。
また、夜には22時から夜泣きそばをイメージしたカップ麺を無料提供する「ご麺なさい」サービスなど、夜食が欲しい方にもありがたいサービスもあります。ドームのイベント終了後、深夜に戻って来ても安心です。
そのほか自動販売機もありますし、コンビニは徒歩圏内に何件もあります。水道橋は飲食店もたくさんありますが、その分人も多いので、ちょっとしたものを食べたい・買いたいときには非常に便利ですね。
また、変わったところでは、5階にあるマンガコーナー。本棚には男性向けだけではなく、女性用コミックも品ぞろえ豊富。自分のキャビンに持って帰って、のんびりと寝転がって読むこともできます。
グローバルキャビン東京水道橋の朝食会場はホテル1階のカフェラウンジ。時間は7:00~9:30までです。係りの方にキャビン番号を告げると、カウンターに案内されます。
この日の朝食メニューは2種類。
・こだわり卵のサンドウィッチ
・もち麦ごはんのクラムチャウダー風リゾットセット
いずれも、フリードリンク、チョップドサラダがついてきます。サンドウィッチにはスープ、リゾットには副菜もセットされたバランスの良いメニューです。
朝食のつかない素泊まりプランもありますが、この朝食は女性に人気が高いようで、ラウンジ内で朝食を食べているのはほとんどが女性でした。
サンドウィッチセットをオーダーして待ち、番号が呼ばれたら取りに行きます。
卵サンドは、自家製のフカフカしたパンに、黒オリーブが効いた卵のフィリングが挟まれているという手の込みようで、大変おいしくいただくことができました。
オリジナルのドレッシングが美味しい看板メニューのチョップドサラダも、ボリュームがあって、朝からちゃんと野菜をたくさん取ることができます。
スープもクラムチャウダー風で、魚介類のダシがきいた旨みのある味で、どれも満足のいく朝食メニューでした。
朝食をいただく方は、朝もドリンクサービスがあるので、早目に朝食を取りながらPC作業をしたり、カフェでちょっとのんびりしたり、ドリンクを部屋に持ち帰って荷物をまとめたりと、スケジュールに合わせていろいろな使い方ができますよ。
カプセルホテルというと、ベッドだけの狭いスペースで寝るだけ、女性が一人で宿泊するにはちょっと……というイメージだったのですが、ここグローバルキャビン東京水道橋は綺麗でおしゃれで設備も充実しており、そうしたカプセルホテルへの先入観を取り払ってくれるホテルでした。
キャビンスペースは、確かに普通のビジネスホテルに比べると狭いですが、秘密基地のようで楽しくもあります。宿泊者はラウンジでくつろぐこともできますし、すぐそこは東京ドームシティなので観光にも便利です。
ホテル1階の入口も外堀通りに面しており、夜遅くでも暗い道を通ることなく駅からすぐ。エントランスも入りやすい作りです。
各階のキャビンスペースにはキータッチがないと開かないこと、そもそもエレベーターも停止しないというセキュリティの高さも、特に女性には安心ではないでしょうか。
共用施設ではありましたが、バス・トイレ・シャワーやアメニティもシティホテルの設備と比べて遜色のないもので、満足度も高かったです。設備が充実しているので、手ぶらでも泊まることができます。
グローバルキャビン東京水道橋は、宿泊費はなるべく節約したいけれども快適に過ごしたい方には、ぜひ一度泊まってみることをおすすめしたいホテルです。
私はほかにも新しいタイプのカプセルホテルがあるなら泊まってみたいと思うようになったので、カプセルホテルという宿泊形態についてのイメージががらっと変わるでしょう。
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ホテル宿泊料金(大人一人):4,180円~
住所 | 東京都文京区後楽1-2-2(地図) |
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電話 | 03-3816-5489 |
アクセス | JR「水道橋駅」西口改札より徒歩にて約1分、都営三田線「水道橋駅」A2出口より徒歩約5分 |
最寄駅 | JR総武線・都営三田線「水道橋」駅 |
部屋数 | 88室 |
設備・備品 | テレビ、タオル、館内着、歯ブラシ、シャンプー、コンディショナー、カミソリ、ブラシ、スリッパ、金庫、ドライヤー (以下貸出)アイロン、ズボンプレッサー、サーキュレーター |
インターネット | 全館無料Wi-Fi |
館内施設・設備 | カフェラウンジ、大浴場、自動販売機、製氷機、電子レンジ |
駐車場 | なし・提携コインパーキングもなし |
サービス | 17:00~22:00までカフェラウンジにてフリードリンクサービス、ランニングシューズ貸出(無料)、マンガ書架あり |
クレジットカード | VISA・JCB・American Express・Diner's Club・UC・DC・NICOS・UFJ Card・Master Card・JTB |
チェックイン | 17:00(最終チェックイン29:30) |
チェックアウト | 10:00 |
公式サイト | https://www.hotespa.net/ |
Churako
沖縄在住の愛猫と暮らすWEBライター&工芸作家(月桃カゴ編み)です。 東京・大阪・福岡に住んでいたので、関東・関西・九州方面に出向いてお仕事をすることもしばしば。そのときに利用したホテルやラウンジを中心にご紹介しています。
編集&校正 ビー・エイブル