クラス:business&tourist 口コミ評価:3.9/5.0
ホテルマンデー豊洲に泊まってみた感想とおすすめ度。客室の様子やバスルーム(お風呂)・アメニティグッズなどの客室備品・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。ホテルマンデー豊洲は「この門(MON)をくぐれば、そこに日本がある」をコンセプトに2018年10月にオープンした、訪日外国人旅行者をメインターゲットにしたホテルです。
豊洲駅からアクセスも良く最寄り駅からと東京ディズニーランド行きの無料バスも運行、キッザニア東京、東京ビッグサイト、豊洲市場にもほど近いホテル。
MONは”門”の意味ですが、ホテルのフロントで訊ねたところ、ホテルの名前としての読み方はマンデーだそうです。13階建てのホテルで3階〜13階までが客室になっています。
タワーマンションが立ち並ぶ豊洲の一角にあるホテルマンデー豊洲は、居酒屋やひとりごはんのできるファストフードなどの飲食店は少ないものの、24時間営業のイオンが目の前にあり、コンビニもすぐ隣でご飯の買い出しには困りません。
お台場、東京ビッグサイト、豊洲市場、キッザニア東京にも行きやすい場所にあり、ホテルから東京ディズニーランドまでのシャトルバス(要予約)も出ていて、訪日外国人旅行者でなくとも、ビジネス、観光の拠点にすこぶる便利な立地にあるホテルです。
今回は、実際にホテルマンデー豊洲に泊まってきたので、お部屋や朝食・アメニティなど、予約サイトの口コミや評価に書かれていることが本当なのか、宿泊してみた正直な感想をお伝えします。
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ホテルマンデー豊洲の最寄り駅は有楽町線またはゆりかもめの豊洲駅です。豊洲駅からは徒歩で10分ほどで、ホテルマンデー豊洲は晴海通りに面しているので、晴海通りを東雲方面にイオンを目指して歩けば迷うことはありません。
豊洲駅からはホテルまでの無料シャトルバスも運行しているので、それに乗れば5分とかからずホテルまで運んでくれます。シャトルバス以外にも都営バスを使って「東雲交差点(しののめこうさてん)」で降りれば、ホテルの目の前です。
りんかい線の東雲駅(しののめえき)からも、都営バスで8分でホテルまで行けます。(東雲交差点下車)
また、東京駅からは都営バスでホテルの目の前のバス停「東雲交差点」まで約24分で行き来でき、成田空港からはホテルの目の前のイオン東雲まで約120分〜135分で行けるバスが出ています。羽田空港からも最寄り駅の豊洲駅までのリムジンバスが出ており、所要時間は約45分ほどです。
最寄り駅は豊洲駅ですが、バスを使うとよりアクセスしやすい印象です。
ホテルの敷地内にドコモのバイクシェアのポートがあります。使い慣れていないとちょっと手続きがややこしいのですが、豊洲駅や東雲駅の周りなど東京中にポートがあるので、この自転車が使えると最寄り駅への行き来はもちろん、観光にもとっても便利です。
シャトルバスは、豊洲駅とホテルの間を朝(7:30〜10:45)と夕方(14:45〜17:00)、30分おきにピストン輸送しています。豊洲駅のシャトルバスの乗り場は、豊洲駅の7番出口を出て右側、地下駐輪場の入り口の裏、バスロータリーの入口付近です。
特にホテルの名前が入った停留所のようなものがあるわけでもないので、どこで待っていればよいのか迷いました。紺に金でホテル名が入っているシックながら目立つバスなので、停まっていればすぐに分かると思います。
豊洲駅とホテル間を行き来するシャトルバスの他に、ホテルから東京ディズーニーリゾートへ送ってくれるバスが朝に3便出ています。ディズニーリゾート行きの方のバスは完全予約制なので、フロントで予約する必要があります。
ホテルマンデー豊洲には20数台分の駐車場があります。ホテルの駐車場に駐められる台数は多くないので予約が必要です。駐車料金は2000円/1泊。
ホテル駐車場が満車のときは近隣のコインパーキングを利用することになります。イオン東雲など500台前後駐められる駐車場が近隣に2箇所あるので、困ることはないでしょう。
ホテルマンデー豊洲に一歩入ると、異国情緒あふれるアロマの香る開放的でくつろげるフロントロビーが広がっています。
260LDKというデザインコンセプトで、260あまりの客室と広々としたフロントロビーはLのリビングといった位置づけです。
チェックイン・チェックアウトの手続きの間も同行者は座って待っていられます。ここで仕事をするもよし、家族や友人と雑談をしながら過ごすもよしという開かれた空間です。
フロントから続くハイチェアの並ぶゾーンはカフェ・バーになっていて、9:00〜22:00まで利用できます。カフェメニューは、コーヒー、日本茶、フルーツジュース、ソフトドリンク、クラフトビール、ワイン、ウイスキー、日本酒、焼酎など幅広いラインナップ。
フロントには2〜3人のスタッフの方がいますが、基本的にはチェックイン・チェックアウトは自動チェックイン・チェックアウト機で行います。予約番号、もしくは予約の名前を入力すると、予約内容が表示されるので、OKなら画面にサインをするとカードキーがもらえます。
機械の使い方がよく分からなくても、ホテルのスタッフの方が近くで教えくれるので迷うことなくチェックインできました。チェックアウトはチェックアウトをタッチしてカードキーを入れるだけなので更に簡単です。
カードキーはお部屋のロックだけでなく、エレベーターで客室まで上がるとき、大浴場に入るとき、ランドリールームへ行くとき、外出して夜中0時過ぎてからホテルに入るときなど、様々な場面で必要になります。ホテル内のセキュリティはしっかりしていているので安心です。
なお、朝食付き宿泊プランの場合は、カードキーを機械で受け取ったあとにフロントに申し出て朝食券を受け取る必要があります。
ホテルマンデー豊洲の客室数は、263室(全室禁煙)です。客室の種類は以下の通り。
すべての部屋が3名以上の複数人で泊まることができる設定になっています。
今回泊まったのはスタンダードダブル(16.12㎡)の6階のお部屋です。
16.12㎡のお部屋に160cm×195cmの大きなベッドが入っているので、室内はほぼベッドですが、大きなベッドなのでベッドに上がればくつろげます。
ベッドはホテルマンデーのオリジナルベッドで、シーツとシーツの間に潜り込むデュベスタイルです。有名ブランドのベッドではありませんが、寝心地は悪くありませんでした。枕はフワフワの綿の入ったタイプの枕です。
ベッドのヘッドボードにはコンセントが1つとUSBポートが2つついているので、スマホやパソコンの充電には困りません。
用意されていたパジャマは作務衣や甚平のような形のもの。MサイズとLサイズの2サイズがあったのは嬉しかったです。
ただ、パジャマが置かれていたのは、ベッドに掛けられた帯状のフットスロー(上写真の紺色の布)の上でした。フットスローはベッドに靴のまま乗ったときに足を置くところなので、ちょっと気になりました。
それはさておき、2ピースで厚手の生地のパジャマは室内着として、とても落ち着きます。部屋の中と大浴場に行ったりと、ずっとこれを着て過ごしていました。訪日外国人旅行者にとっても”和”を感じられるパジャマではないでしょうか。
ベッドの正面には40インチのテレビが備え付けてあります。
そのテレビの下に置いてあるのは、無料で使えるスマートフォン「handy」です。滞在中は、ずっと使うことができ、外に持ち出してもOK。
handyは、インターネットアクセス無料、国内電話無料、国際電話無料(限定国のみ)、Wi-Fiルーターとして6台まで接続可能(テザリング)、ルームキーとして使用、アプリのダウンロードも自由、室内間通話、館内通話が可能なスグレモノ。
訪日外国人観光客にとってはもちろんですが、Wi-Fiルーターとして外に持っていって使えるのはビジネスマンにとってもありがたいです。もちろん館内には無料Wi-Fiがあるので、ホテル内は快適なネット環境が整っています。
室内にあるベッド以外の調度品は、小さな椅子と小さなテーブルのみです。デスクワークをこの椅子とテーブルでするのは厳しく、主に荷物置き場として使っていました。
クローゼットや冷蔵庫などその他の備品は、壁一面にフラットに備え付けられています。
靴べら、鏡、メモ帳、ティッシュ、グラスとカップに緑茶のティーバッグと電気ケトルが収納されています。
収納をそのまま利用した金庫と、コンセント、USBポートも壁面収納に付いています。そして、ホテルマンデー豊洲の口コミで一番見かけた、薄いクローゼットと薄い冷蔵庫。
クローゼットには数本のハンガーと消臭スプレー、バゲッジラック、室内用の紙製のスリッパが入っています。口コミを見て心の準備はできていましたが、本当に薄いです。奥行きが20cmないくらいです。冬物のアウターを一枚入れたら、他は何も入りません。
部屋の入り口からの廊下は狭くないので、せめてそこにフックでもあれば良いのですが、部屋の中にはハンガーを掛けられるようなところも見当たりません。
薄くて物が入らない、全然冷えないと散々書かれていた冷蔵庫です。500mlの缶ビールやペットボトルが3本程度なら入りますが、この薄さを知らずにコンビニやイオンでたくさん食料や飲み物を買い込んでしまった人は、書き込みたくなる気持ちも分かります。
飲み物以外のものを入れるのはちょっと厳しい幅ですが、冷たい飲み物を入れておく分には冷蔵庫として機能します。一晩入れておいたお茶は朝、冷たく飲めました。
クローゼットも冷蔵庫も知らないで開けると、たしかにちょっとびっくりする奥行きではありますが、それ以外はシンプルな作りの部屋でゆったりと過ごせました。
この他にヘアアイロン、カールドライヤー、体重計、計量器、アイロン、アイロン台、加湿器、変換プラグ、変圧器、ズボンプレッサー、携帯電話充電ケーブルをフロントで借りることができます。
ホテルマンデー豊洲のお部屋の窓から見える景色は、良いとは言えません。近隣のマンションが間近に見えます。
ただ、今回泊まったのが6Fの部屋だったからかもしれません。もっと高層階の豊洲のきれいな景色が見られる客室もあるようです。
ホテルマンデー豊洲のバスルームとトイレはきれいで、トイレのある洗面所とシャワーブースがガラスの扉で仕切られていて、どちらも十分な広さがあり使いやすかったです。
広くてマットな質感の洗面台は、女性にとっても使いやすそうです。洗面所に置かれてる洗顔、手洗い、ひげ剃りにまで使えるフォームソープはPOLA製でした。
ホテルマンデー豊洲のアメニティは、歯ブラシ、ヘアーブラシ、T字ひげ剃り、シェービングクリーム、綿棒とコットンと男性にとっては必要十分です。
洗面台の下にはバスタオルが2枚、フェイスタオルが2枚、パナソニックのドライヤーが置いてあり、足ふきマットは、シャワーブースの中のタオル掛けにかかっていました。
ガラスの扉で仕切られたシャワーブースには、シャワーヘッドとレインシャワーの2つがついています。シャワーブースの中は広く、シャワーの湯量も水圧も申し分なく、気持ちよくシャワーを浴びられます。
シャワーブースには、POLAのボディソープ、シャンプー、コンディショナーが用意されていました。
今回泊まったのはバスタブのないシャワーブースのみの部屋ですが、ゆっくり湯船に浸かりたいときはホテル内の大浴場を利用すればいいので、全く問題ありません。
ホテルマンデー豊洲の館内施設は2Fに集まっていて、ランドリールーム、アルコール・ソフトドリンク・アイスクリームなどの自動販売機、大浴場があります。この一連の館内施設に入るのにカードキーが必要です。
ランドリールームには3台の乾燥機付の洗濯機があります。全自動で洗濯から乾燥までできますが、洗剤は自分で用意しなくてはなりません。
大浴場の前に並ぶ自動販売機。
大浴場に入る前にも、もう一度カードキーが必要です。
中に入ると、新しくてきれいな脱衣所が。浴室内は撮影禁止になっていたので撮れませんでしたが、御影石の湯船に木の椅子と桶、ちょっとモダンな富士山の壁画というシックな作りで、結構な広さのあるお風呂でした。
大浴場のお湯は温泉ではありませんが、「熱海の湯」という温泉成分が入った塩化物湯になっています。入る時間にもよると思いますが、僕が入ったときには2~3人しかおらず、ゆっくりお湯に浸かってリラックスできました。
大浴場の利用時間は、15:00〜25:00と5:00〜10:00となっています。
2Fには朝食を食べるレストランもあり、その一番奥のコーナーは朝食時は開放されていますが、扉を締めると個室になり、ミーティングスペースとして使うことができます。18人ほど座れて、マイクやプロジェクター、100インチのスクリーンも完備されています。
同じく2Fには、日本語と英語に対応した託児所もオープン予定とのこと。
フロントロビーのある1Fには、訪日外国人旅行者のための外貨両替機が置いてあります。その両替機の奥には、このホテルの中で唯一タバコが吸える喫煙ルームがありました。
ホテルマンデー豊洲の朝食は2Fのレストランで6:30〜10:00(入店9:30)にいただけます。他の同クラスのホテルと比べるとちょっと高い感じはしますが、朝食付きプランでない場合でも、大人2000円、子供1000円の料金で食べることが可能です。
レストラン内はカフェのような雰囲気で、朝食は和食をメインにしたビュッフェスタイル。有田焼、美濃焼、信楽焼などの器が用意されており、盛り付ける器を選ぶのも楽しみのひとつになっています。
朝食ブッフェには、60種類ほどの和食を中心にしたメニューが並びます。
和食が中心ですが、パンや、ベーコン、スクランブルエッグ、サラダなどの洋食もあり、飲み物も、コーヒー、紅茶、牛乳、オレンジジュース、緑茶などが一通り揃っています。
ホテルマンデー豊洲の朝食の一番の特徴は、アレンジです。マヨネーズやケチャップ、ナンプラー、ポン酢、豆板醤、ガラムマサラ、オレガノ、カイエンヌ、五香粉など約50種類の薬味、調味料、香辛料が並び、自分好みにアレンジ、トッピングが楽しめます。
オリジナルの具材の味噌汁をつくったり、白ごはんやカレー、お粥にいろいろトッピングしたり、と朝からちょっとテンションが上ります。
このときは日曜泊だったので、レストランにはビジネスマンらしき人はほとんどおらず、外国人観光客が多かったように感じました。
豊洲駅から歩いて10分という立地は、豊洲の住宅街に近く、周りも静かでゆっくり休めます。それでいて24時間営業のイオンが目の前にあるのは、観光であってもビジネスであっても何かと便利だと思います。
お部屋は決して広いとは言えませんが、新しくてキレイな部屋は過ごしやすく、ところどころに散りばめられた和のテイストもとても心地良かったです。
東京駅のある丸の内や商業施設のたくさんあるお台場、東京ビッグサイトのある有明や同じ豊洲にある豊洲市場やららぽーと豊洲内にあるキッザニア東京などの観光スポットにも行きやすく、さらに東京ディズニーランドまでのシャトルバスも出ていることもこのホテルの魅力です。
ホテルマンデー豊洲は訪日外国人旅行者をターゲットにしているので、スタッフには様々な国の方がいます。日本語はもちろん通じますが、英語や中国語なども通じます。海外からのお客さんや友人が訪れたときにも安心して紹介できるホテルでもあります。
そんな「この門をくぐれば、そこに日本がある」がコンセプトのホテルマンデー豊洲は、日本人の僕にとっては逆にちょっと異国情緒のある東京観光や東京出張の拠点におすすめの穴場なホテルでした。
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ホテル宿泊料金(大人一人):7,200円~
住所 | 東京都江東区東雲1-2-11(地図) |
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電話 | 03-3532-8141 |
アクセス | 有楽町線・ゆりかもめ「豊洲駅」より徒歩10分 バス4分 りんかい線「東雲駅」より都営バス8分 東京駅より都営バスで24分 成田空港よりバスで120〜135分 羽田空港よりリムジンバスで豊洲駅まで45分 |
最寄駅 | 有楽町線・ゆりかもめ「豊洲駅」、りんかい線「東雲駅」 |
部屋数 | 263室 |
設備 | 冷暖房 テレビ 電話 湯沸かしポット 冷蔵庫 ドライヤー |
インターネット | 無料Wi-Fi handyを使ってのテザリング |
駐車場 | あり 約20台 要予約 2000円/一泊(※先着順) |
館内施設 | 1F:カフェ・バー、外貨両替機、喫煙ルーム 2F:レストラン、ミーティングルーム、大浴場、ランドリールーム、託児施設、自動販売機 |
サービス | 豊洲駅とホテル間シャトルバス運行 東京ディズニーランドへの送りバス運行(要予約) |
クレジットカード | VISA JCB American Express UC Master Card |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 10:00 |
公式サイト | hotel MONday TOYOSU |
sou
ホテルなどでプロの料理人として20年弱働いたのち、趣味で始めたレシピブログからサイト運営が本業となり、現在は自身のサイト運営の傍らWEBライターとしても活動中。
料理を作ることも食べることも好きな千葉県在住のフリーランスです。 ホテル勤め経験者の視点から、ホテルの宿泊体験を感じたままに、料理はちょっと厳しめにお届けします。
編集&校正 ビー・エイブル