クラス:business&tourist 口コミ評価:3.9/5.0
ホテルモントレラ・スールギンザに泊まってみた感想とおすすめ度。客室の様子やバスルーム(お風呂)・アメニティグッズなどの客室備品・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。ホテルモントレラ・スールギンザは、異国情緒あふれる世界観をコンセプトに全国展開しているホテルモントレグループの運営するホテルのひとつで、パリのアパルトマンのような小粋でエレガントなお部屋に泊まることができると評判が良いです。
その街の空気をもっと身近に感じられるように、銀座という街を楽しんではふらりと部屋に帰ってくるようなイメージをコンセプトとしているそうで、ハイクラスの高級ホテルではないものの、女性好みのおしゃれな雰囲気と居心地の良さが魅力。
ホテルモントレラ・スールギンザは、有楽町・銀座へのアクセスが良く観光やビジネスにおすすめ。パリのアパルトマンのようなおしゃれなお部屋が人気です。
今回は、実際にホテルモントレラ・スールギンザに泊まってきたので、お部屋や朝食・アメニティなど、予約サイトの口コミや評価に書かれていることが本当なのか、宿泊してみた正直な感想をお伝えします。
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ホテルモントレ ラ・スール ギンザは、JR山手線・京浜東北線「有楽町」駅(徒歩6分)、東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅(徒歩1分)、東京メトロ銀座線「京橋」駅(徒歩4分)、都営浅草線「宝町」駅(徒歩4分)と、各線の駅に近い(最寄り駅が多い)ので、どこに出かけるにもアクセスが便利な立地です。
特に、有楽町・銀座エリアに近く、昔ながらのデパート、有楽町マリオン、東京国際フォーラム(相田みつを美術館)、歌舞伎座、東京宝塚劇場、東京交通会館、出光美術館などの観光スポットや見どころも近いので、東京観光の拠点としてもぴったり。
電車やタクシーが利用しやすい立地なので、出張のビジネスホテルとしても重宝します。
なお、銀座には、同じくホテルモントレグループの「ホテルモントレラ・スールギンザ」があり、場所も近いため、ホテルモントレ ラ・スール ギンザと間違えて、そちらに行ってしまう人も少なくないようなので、ご注意ください。
ホテルモントレ ラ・スール ギンザのエントランスは、ホテル内レストラン「サンミケーレ」の横を通り過ぎたところにあります。間口は少し狭いものの、エキゾチックな雰囲気に思わず顔がほころびます。
私がホテルモントレ ラ・スール ギンザに到着したときは、フロントクラークは二人体制で、チェックインのピークだったのか、数分間待ちました。しかし、対応はとても丁寧で、当日は天候が悪かったので、足元がすべらないようと気遣ってくださったのが印象に残っています。
廊下やエレベーターホールは、おしゃれな折上げ天井。とかく無機質で画一的になりがちなビジネスホテルなのに、内装の細やかな部分までホテルの世界観が感じられ、気持ちにゆとりが生まれます。
ハイクラスホテルではないもの、フロントロビーでチェックインし、部屋に入るまでの間にも、おしゃれさ、居心地のよさを感じられるホテルです。
ホテルモントレ ラ・スール ギンザの客室は、シングルA、シングルB、ダブル、ツイン、デラックスツイン、デラックスツインBの6種類。アパルトマンというコンセプトの通り、全体的に客室はこじんまりとしています。
各客室の広さとベッド幅は以下の通り。
・シングルA(15.3㎡、ベッド幅125cm)
・シングルB(16.2㎡、ベッド幅140cm)
・ダブル(18.4㎡、ベッド幅140cm)
・ツイン(20.6㎡、ベッド幅115cm)
・デラックスツイン(31㎡、ベッド幅115cm)
・デラックスツインB(40㎡、ベッド幅115cm)
シングルAはブルーグリーンの壁が印象的な15.3㎡のお部屋で、ベッド幅125cmワイドタイプのシングルベッドです。そして、シングルBは深い茶色の床が印象的なシックな木目調の16.2㎡のお部屋で、ベッド幅140cmのダブルベッドサイズ。
同じシングルルームでも2つの種類があり、かなり印象が違います。空いている場合は選べることもあるので、Webサイトで確認し、イメージ通りの部屋に泊まりたいときには予約時に問い合わせてみましょう。(宿泊予約サイトからは選べない場合もあります。)
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なお、ホテルモントレ ラ・スール ギンザの客室は全室禁煙。また、エレベーターの客室階を作動するためにはカードキーが必要なシステムなので、セキュリティ面も安心です。
今回は、ホテルモントレ ラ・スール ギンザのシングルBに宿泊しました。
実は、予約時にホテルモントレラ・スールギンザ公式サイトで見たシングルAの壁の色がとてもきれいだったので、それをイメージしていたのですが、実際にお部屋に入ってみると、上品な色調ではあったものの、思っていた色と違って少しがっかりしたのです。
フロントに聞いてみると、シングルBのほうが広くてベッドもゆったりしているので、そちらを優先したとのこと。予約方法にもよりますが、予約の際に希望を伝えて空いていれば希望通りの部屋にしてもらえるようです。
ホテルモントレ ラ・スール ギンザのシングルBは、一般的なビジネスホテルに比べると同じシングルでも少しゆとりある印象ですが、ハイクラスのホテルに慣れている人にとっては、やはり狭く感じるかもしれません。
それでも、お部屋の内装や調度品のセンスが女性の心を鷲掴みにしているのでしょう。お部屋に入ってすぐの床を見ると、ツートーンでデザインされているのに気付き、思わず「かわいい!」と声をあげてしまいました。
出張目的で一人で宿泊した男性のレビューでは、「ちょっとかわいすぎてびっくりした」との口コミもあったので、男性よりもやはり女性向けのデザインといえそうです。
ホテルモントレ ラ・スール ギンザのベッドは、シモンズ社製のポケットコイルマットレスを採用しており、快適な寝心地が味わえます。
シングルBのお部屋のベッドは、シングルルームなのに140cmのダブル幅で広々。普段は布団に寝ていてベッドには慣れていないという方も、これなら安心して眠れそうです。
鏡台としても使えるデスクは、部屋が狭い分、ワークスペースも狭め。
とはいえ、卓上に置かれているのは必要最低限のものだけなので、写真で見るよりゆとりがあり、実際に座って作業するには十分です。
写真は、デスクの上に、仕事で使用しているMacBook Airを置いてみたところ。
手元は十分ゆとりがあるのですが、周囲に書類を置くのは難しく、仕事のしやすさという意味では評価は少し下がるかもしれません。
とはいえ、卓上に電源もスタンドデスクもあり、客室内はインターネット接続(有線LAN・Wi-Fi接続(無線LAN))もあるので、ビジネスパーソンの方も安心です。
ホテルモントレ ラ・スール ギンザのバスルームは、タイルの壁がかわいい雰囲気で、一般的なビジネスホテルのシングルルームの浴室と比べるとゆとりがあります。
バスルーム備え付けのシャンプー、コンディショナー、ボディーソープ。
洗面台の蛇口の取っ手のデザインも、凝ったアンティーク風でおしゃれ。
ホテルモントレグループのバスアメニティは、資生堂のアロマシリーズを置いているところが多いようで、ここホテルモントレ ラ・スール ギンザにも置いてありました。
成分表示を見ると、サクラ葉エキス、ローズマリーエキス、ラベンダーエキスと書かれており、それほど強いアロマではないものの、やわらかく甘い香りがして癒やされます。
そのほか浴室には、ハンドタオル、フェイスタオル、バスタオル、バスマット、圧縮スポンジ、レザー、石鹸、歯ブラシセット、スリムヘアブラシ、コットンセット(コットン、綿棒)の備品・アメニティも。
なお、今回シングルBのお部屋ですが、ベッドがダブルサイズで、セミダブルルームとしても扱われているようで、タオルやアメニティ、カップなどすべて2つずつありました。
部屋のデスク横には、加湿機能付空気清浄機(プラズマクラスター搭載)があり、その隣にカップ・電気ポットなどのティーセット一式を載せた折りたたみ式の木製のサイドテーブルがあります。
デスクの電源から少し離れているので、電気ポットのコンセント使用時には少々不便でしたが、パソコンを広げるときは、ポット類が離れた場所に置いてあるのは安心でした。
そのほか、ホテルモントレ ラ・スール ギンザのすべての客室に、イオンドライヤー、パジャマ(セパレートタイプ)、スリッパ、テレビ、室内電話、冷蔵庫、クローゼット(ハンガー、靴磨き、靴べら)、洗浄器付トイレ、空調などが完備されています。
また、客室備品以外に、ベビーベッド(要予約)、車椅子(要予約)、レンタルPC(有料/1泊1,080円)、加湿器、アイロン、ズボンプレッサー、体温計、食器類、水枕、毛布、羽枕などもフロントに連絡すれば借りることができるようです。
ホテルモントレ ラ・スール ギンザは街中にあり、部屋からの景色は良いとは言いがたいです。窓も開けることはできないので、景色・夜景を期待する人にはおすすめしません。
ただ、ちょっと奥まっているので、とにかく静か。車の音も聞こえず、夜に賑やかになる繁華街からも少し離れているので、閑静な環境でゆっくり眠りたい人には良さそうです。
ホテルモントレ ラ・スール ギンザの館内施設は、1階にあるレストラン「サンミケーレ」のみです。ヨーロッパの街角を思わせる外観で、ガラス張りのテラスから陽の光がいっぱいに入る店内は、気持ちよく食事を楽しむことができると人気。
レストラン「サンミケーレ」では毎日7:00~10:00(ラストオーダー9:30)で旬の食材を使った朝食を提供しています。
洋食セット(アメリカンブレックファースト)の料金は、大人2,400円、小学生1,300円で、内容は以下の通り。
・クラムチャウダー
・卵料理(オムレツまたはスクランブルエッグ)
・ポークの自家製ハムまたはサーモンマリネのミディアム
・スナックエンドウ・レンコン・赤ピーマンのサラダ
・さつま芋の蒸し物・バーニャカウダーソース添え
・自家製いちごジャム
・パン4種(自家製フォカッチャ、ポニーデニッシュ、クロワッサン、トースト)
・デザート(季節のフルーツを添えたヨーグルトムースと柔らかいミントゼリー)
卵、メインの肉か魚、野菜、パン、デザートと、種類・ボリュームともに多く、味もとてもおいしく大満足。コース料理のようにゆっくりといただくことができ、これならブッフェよりも良いかも、と思ったほどです。
サービスも丁寧で、アレルギーがあることを伝えると、きちんと対応してくれました。
レストラン「サンミケーレ」の朝食は、ドリンクのみセルフで注ぎにいくスタイル。おかわりも自由です。朝にぴったりのローズヒップ水や、まろやかな味わいの「きんたろう牛乳」、オレンジジュース、トマトジュースなどがありました。
ホットコーヒー、カフェラテ、カプチーノなどの温かいドリンクは、注文すると席に運んでもらえます。
なお、同じ料金で、近く(徒歩1~2分)にあるグループホテルホテル「モントレ銀座」の和洋バイキング(朝食ブッフェ)を選ぶこともできます。ご飯にお味噌汁など和風の朝食が食べたい方は、そちらも良いかもしれませんね。
朝食付きプランでの宿泊でない場合は、チェックイン時、あるいは当日直接レストランに行っても、料金部屋付けで朝食をいただくことができます。
ホテルモントレ ラ・スール ギンザは、おしゃれな銀座を楽しむため、また出張の気分転換におすすめのホテルです。数ある銀座のホテルの中では、中堅クラスといえるでしょう。
調度品や内装のデザインはすばらしいのですが、ハイクラスホテルに泊まりに慣れている人からみると、少し物足りなさ、軽さを感じるかもしれません。
とはいえ、ホテルモントレグループのホテルはどのホテルも清潔で異国情緒が感じられ、スタッフの対応も柔らかく丁寧。無理なく泊まれる価格帯で、気持ちよく過ごせるホテルであることは間違いありません。
銀座にありながら、少し奥まった立地でとても静かなので、都会の喧騒が苦手な方も「ここなら大丈夫」と思えるのではないでしょうか。
アクセスがいいので、いろいろな人と待ち合わせたり、滞在して何か所かでの仕事や用事を済ませる方には抜群の利便性といえます。
かわいいブルーグリーンの壁や天蓋は、シンプル派の男性には驚くものかもしれませんが、女性の出張、女子旅、夫婦やカップルにおすすめしたいホテルです。
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ホテル宿泊料金(大人一人):9,000円~
住所 | 東京都中央区銀座1丁目10番18号(地図) |
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電話 | 03-3562-7111 |
アクセス | JR山手線・京浜東北線「有楽町」駅(京橋口改札)より徒歩6分。 東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅(10番出口)より徒歩1分。 東京メトロ銀座線「京橋」駅(2番出口)より徒歩4分。 都営浅草線「宝町」駅(A3番出口)より徒歩4分。 |
最寄駅 | 有楽町駅、銀座一丁目駅、京橋駅、宝町駅 |
部屋数 | 全141室 |
設備 | 1階レストラン「サンミケーレ」 |
インターネット | 全客室でインターネット 有線LAN・Wi-Fi接続(無線LAN)利用可能 |
駐車場 | 立体駐車場 28台収容 |
サービス | 客室で受けられるエステ・アロマトリートメントサービス(有料) |
クレジットカード | JCB・VISA・マスター・AMEX・ダイナースなどが利用可能。 ※オンラインカード決済で利用可能なクレジットカードとは異なる場合があり。 デビッドカードは使用不可。 |
チェックイン | 15:00~ ※宿泊プランごとにチェックイン時間の設定がある場合はそちらが優先。 |
チェックアウト | ~11:00 ※宿泊プランごとにチェックアウト時間の設定がある場合はそちらが優先。 |
のんくら
当メディアのプロデューサー兼チーフエディター。日本全国を旅しながらご当地の美味しいものを食べることが趣味。
カプセルホテルからハイクラスホテルまで様々なホテルや旅館に実際に泊まり、独自の厳しい目線で予約サイトの口コミや評判が真実なのかを徹底的に調査しています。
編集&校正 ビー・エイブル