クラス:business&tourist 口コミ評価:3.7/5.0
ザ・ビー東京赤坂に泊まってみた感想とおすすめ度。客室の様子やバスルーム(お風呂)・アメニティグッズなどの客室備品・朝食の内容などのホテル予約サイトに書かれている口コミや評判が本当なのか、宿泊記を交えて詳しくご紹介します。快適さと機能性を重視したスタイリッシュなホテルを全国に展開するザ・ビー ホテルズ。その中のひとつ、ザ・ビー東京赤坂は、TBSの裏側、赤坂サカスを通り抜けた高台に位置するホテルです。
赤坂駅付近の都会の喧騒から少し離れた場所にあるので、立地の割に静かな環境となっています。
ホテル予約サイトの評価も3.7と、まずまず評判の良いザ・ビー東京赤坂。今回は、実際にザ・ビー東京赤坂に泊まってきたので、お部屋や朝食・アメニティなど、予約サイトの口コミや評価に書かれていることが本当なのか、宿泊してみた正直な感想をお伝えします。
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ザ・ビー東京赤坂の最寄り駅は、東京メトロ千代田線「赤坂」駅。赤坂駅には出口がいくつもありますが、おすすめは3b出口です。駅の案内板には7番出口(22時まで)にも表記がありますが、これはおすすめしません。
というのも、距離的にはそちらが短いのですが、その出口からのルートだと、港区内でも最も急な坂の1つである三分坂を登る必要があるからです。
3b方面から出て、緩やかに登っていくルートをおすすめします。ホテルに駐車場はないので、自動車で来る場合は最寄りのパーキングに車を停めることになります。
(※東京メトロ銀座線・丸ノ内線の「赤坂見附」駅付近には、別のホテル「ザ・ビー東京赤坂見附」があるので、間違えないようにして下さいね。)
ザ・ビー東京赤坂の客室タイプは6種類。いずれも快適さと機能性を重視したシンプルでモダンなデザインの客室となっています。
今回私はスタンダードシングルに宿泊しました。とても快適に過ごせたので、後ほど詳しく紹介します。
上写真は、ザ・ビー東京赤坂のホテルエントランス。自動ドアなのですが、ドアが横ではなく、奥に開くデザイン。INとOUTでそれぞれ違うドアを使います。
入るとすぐにカウンターです。チェックイン・チェックアウトのほか、朝食券の受け取りを行います。チェックイン前チェックアウト後に荷物を預かってもらうことも可能です。
スタイリッシュなデザイナーズホテルを思わせるロビーフロア。フロントが混み合っている場合は、こちらのソファで座って待つことができます。
感心したのが、預かり荷物を預ける際に、フロント付近に出しっぱなしにせず、クローゼットのように収納するスペースを設けていたこと。見た目もスッキリの美しい空間を保つ工夫がなされていました。
左手にはコーヒーメーカーがあり、24時間、フリーで挽きたてコーヒーをいただけます。このコーヒーは、部屋に持ちこむのはもちろん、外来のゲストとロビーでちょっと顔を合わせて話すような状況でも利用することができるサービスです。
今回私は、チェックイン前に到着したので、荷物を預かってもらってから用事を済ませ、戻りは夜でしたが、部屋に荷物を運んでおいていただけるなど、ビジネスホテルにもかかわらず、シティホテル並みのサービスもありがたかったですね。
ザ・ビー東京赤坂のスダンダードシングルの部屋は、10㎡とコンパクトです。
逆光で部屋が暗く見えてしまっていますが、手前のガラス張りの部分がバス・トイレ・シャワーブースとなっており、この部分の視覚効果で、部屋自体はそう狭くは感じません。
ガラス張りのバス・トイレについては次の項でご説明しますね。
ベッドルーム側に入るとこのような感じ。右側のグリーンの棚と奥に机、壁掛けテレビがあります。この机の椅子が、背もたれがしっかりとある高級タイプのオフィスチェアだったので、出張などでパソコン作業をされる方にはおすすめです。
まず、棚の上にはティファールの湯沸かしポット、ザ・ビーホテルズのオリジナルのマグ、ガラスコップ、アイスペール、ティーバッグといったお茶セットが置いてあります。
棚にはドライヤー・部屋の案内・ランドリーサービス、
そして、空の冷蔵庫が備え付けられています。
机の上には鏡と電話、コーナーに向かっているので十分PCが置けます。こちらは、女性向けに基礎化粧品のアメニティサービスがありました。
ザ・ビー東京赤坂は窓際にコンセントも2個あり、有線LANケーブルも設置されています。部屋自体はもちろん無線でWi-Fiが つながっているので、室内でPC作業をするのにも困りません。
足元にはゴミ箱とバゲージラックが備えられていました。
机の端が棚としてベッドの方まで伸びており、ちょっとしたものを置くのに便利です。
ザ・ビー東京赤坂の空調は、全館統一なので部屋ごとに冷暖房の運転切り替えができません。昼夜の寒暖差が大きい場合は特に夜が寒くて不便ですが、フロントに毛布や温風ヒーターを借りることもできるので、申し出ましょう。
ベッドは、ザ・ビーホテルズの標準仕様で最高品質のベッドと羽毛布団を使用したデュベスタイルの寝具でした。
確かに固すぎず柔らかすぎないマットレスでは体をしっかりと支えてくれて寝心地も良く、布団も軽くて暖かく、良く眠ることができました。
ザ・ビー東京赤坂のパジャマは肌触りの良いワッフル素材のワンピースタイプです。
ベッドサイドに時計、読書灯、部屋の照明のスイッチがあります。
すべての照明がここでコントロールできるともっと楽だったのですが、机、バスルームの照明はその場で切る必要があります。枕元にもコンセントが2個あるのは便利でした。
ザ・ビー東京赤坂の室内にはクローゼットがなく、壁にハンガーで直接服をかけるようになっています。その隣は服装などをチェックできる全身鏡です。
スタンダードシングルは10㎡とコンパクトなものの、スッキリとまとめられたインテリアで、思ったより狭さは感じませんでした。
さて、このお部屋に入った時からかなり気になっていたバスルームです。
トイレも含めて入り口ドアがガラス張りなのはスタイリッシュではありますが、2名で泊まる時はどうするのでしょうか。それともツインやダブルの部屋はガラス張りではないのでしょうか……?
ドアを開けると、洗面台、トイレ、シャワーブースがあります。バスタブはありません。
洗面台はやはりシンプルでおしゃれな感じ。ガラスの台の上にハンドソープと歯ブラシが置いてあります。
鏡は、通常のもののほかに、可動式の拡大鏡がついていて便利です。
タオルは洗面台の下のポールにかかっています。
ザ・ビー東京赤坂のトイレはウォシュレット付きですが、このトイレットペーパーの位置と、ウォシュレットのリモコンの位置が、絶妙に使いづらく、腰をひねらないとペーパーを取ったり、リモコンが押したりできません。私の体が硬いだけなのかもしれませんが……。
奥のシャワーブースの手前に、綿棒・ブラシ・クシといったアメニティが入っています。
バスタオルは棚の上に。
ザ・ビー東京赤坂のシャワーブースは床が一段高くなっていて、ちゃんと扉が閉まるようになっているので、シャワーカーテンなどよりも使いやすいと感じました。
シャワーは、ヘッドシャワーとハンドシャワーのほかに、3つのシャワー口からシャワーが出る多機能シャワーです。
バスタブがなくても全身にお湯を当てることができるようになっています。また、ディスペンサー式のシャンプー、コンディショナー、ボディソープも備え付けられていました。
私の宿泊した部屋はちょうど建物が窓からそのまま見えるようになっていて、景観という点ではまったく期待できませんでした。
窓にはロールスクリーンが2重になっていて、完全遮光できるような仕様になっています。快適に眠れますが、朝も真っ暗なので、寝過ごさないよう注意が必要です。
ザ・ビー東京赤坂の館内施設としては、イタリアンレストラン、自動販売機、コインランドリーのほか、フリードリンクのコーヒーサービスを提供しています。
朝食会場にもなるイタリアンレストラン「ピッツエリア・リアナ」は、イタリアから直輸入した石窯で焼き上げたピッツアやパスタが人気です。宿泊客向けの朝食以外を提供するほか、ランチ・ディナーは近隣のオフィスの方にもよく利用されています。
ザ・ビー東京赤坂のフロント横にはPCコーナーもあり、ちょっとした調べものならここで十分できそうです。
飲み物は、館内にいくつかある自動販売機で買うことができます。ソフトドリンクもアルコールもそろっています。自動販売機の隣に製氷機があるのは良いアイディアですね。
また、フロントの項でもお伝えしましたが、フロント横のコーヒーメーカーは宿泊客は24時間利用可能。無料でホットコーヒーを飲むことができます。
ザ・ビー東京赤坂の最寄りのコンビニエンスストアは、オフィスビルの中にあるため22時で閉店するからでしょうか、軽食(カップラーメンやお菓子など)の自動販売機も設置されていました。
ザ・ビー東京赤坂の館内にはコインランドリーと乾燥機もあり、連泊の際に重宝しそうです。
ザ・ビー東京赤坂に朝食付きプランで宿泊すると、1階のレストラン「ピッツエリア・リアナ」にて、朝の7時から10時まで和洋バイキングスタイルの朝食をいただけます。
朝食付き宿泊プランでない場合、1,080円で朝食を利用できます。5歳以下は、同伴の大人が朝食券があれば無料です。
朝食バイキング(ブッフェ)の内容は、盛りだくさんのサラダ、ヨーグルトにフルーツ、春雨サラダやきんぴらごぼうにひじきの煮つけなどもありました。
スクランブルエッグの隣に焼き魚、フライドポテトにチキンナゲットなどもあり、お子様連れに喜ばれそうです。スープ系は、野菜スープとお味噌汁がありました。
ご飯とパン(食パンとバターロール)。
赤坂のオフィス街を眺めながらいただきます!
ザ・ビー東京赤坂の朝食バイキングは、品数はそれほど多くないのですが、朝からしっかり食べたい方にはバイキング形式は向いているのではと思いました。
また、ホテルから下って行くビジネスビルや赤坂サカスもありますので、そちらのカフェで朝食を取ることも可能です。
今回は、ザ・ビー東京赤坂のスタンダードシングルに宿泊しました。バス・トイレのガラス張りに驚きつつも(しかもそれがこのようにベッドの上の小窓から見えるようになっている)、ベッドも質が高く快適に過ごすことができました。
ザ・ビー東京赤坂はビジネスホテルのカテゴリではありますが、やはりそのデザイン性の高さが、他のビジネスホテルと異なる価値を作っているように思います。
東京の中心部に近い赤坂という立地で、できるだけ適正価格でかつ快適にホテルステイを楽しんでもらおうという姿勢が見えるホテルです。個人旅行、特に女性一人旅にもおすすめなのではないでしょうか。
ところで、ザ・ビー東京赤坂の口コミの不満で目立ったのは、やはり三年坂を登るルートや、赤坂サカスから来る場合にエレベーターに気がつかず階段を上った場合の立地についてです。
せっかく良いホテルなので、宿泊時は楽なアクセス方法について事前に宿に確認したうえで臨むことをおすすめします。
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ホテル宿泊料金(大人一人):7,407円~
住所 | 東京都港区赤坂7-6-13(地図) |
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電話 | 03-3586-0811 |
アクセス | 東京メトロ千代田線「赤坂駅」3a出口より徒歩5分 (東京駅から電車で約15分、品川駅から電車で約30分 ) |
最寄駅 | 東京メトロ千代田線「赤坂駅」(3a出口より徒歩5分) |
部屋数 | 162室 |
設備 | テレビ、有料テレビ、電話、湯沸かしポット、お茶セット、冷蔵庫、ドライヤー、洗浄器付きトイレ、ボディーソープ、シャンプー、コンディショナー、歯ブラシ、バスタオル、タオル、スリッパ、カミソリ、パジャマ、シャワーキャップ (貸出)ズボンプレッサー、電気スタンド、アイロン、加湿器、ベビーベッド |
インターネット | 無料Wi-Fiあり |
館内施設・設備 | レストラン、自動販売機、喫煙所、コインランドリー、電子レンジ |
駐車場 | なし |
サービス | モーニングコール、マッサージメニュー、FAX送信、宅配便、レンタルPC、5才以下のお子様は朝食無料、無料コーヒーサービス(24時間) |
クレジットカード | VISA、JCB、American Express、Diner's Club、Master、UC、NICOS、Saison |
チェックイン | 15:00(到着予定時刻を過ぎる場合は必ず連絡) |
チェックアウト | 11:00 |
チェックアウト | ザ・ビー東京赤坂 |
Churako
沖縄在住の愛猫と暮らすWEBライター&工芸作家(月桃カゴ編み)です。 東京・大阪・福岡に住んでいたので、関東・関西・九州方面に出向いてお仕事をすることもしばしば。そのときに利用したホテルやラウンジを中心にご紹介しています。
編集&校正 ビー・エイブル