やわらかな陽光が降り注ぐ洗練された雰囲気の松山全日空ホテルのロビーティーラウンジ。待ち合わせや打ち合わせ、優雅なティータイム・アフタヌーンティーもおすすめ。
松山全日空ホテルの1階ロビーティーラウンジは、天井の高い吹き抜けの空間と大きな窓から降り注ぐやわらかな陽光が印象的な、洗練された雰囲気のロビーラウンジです。
松山の中心街にあり、目前に城山がそびえる松山全日空ホテルは、道後にも近く、観光やビジネスの拠点にぴったり。打ち合わせや待ち合わせ、観光の合間の休憩・ティータイムにもおすすめです。
サイフォンで1杯ずつ落とす香り高いコーヒー、季節の素材を使ったホテルメイドスイーツが人気で、そのほかサンドウィッチなどの軽食も楽しめます。
JR松山駅からバスで約10分(一番町バス停)、市内電車で約10分(大街道電停)。
ロビーティーラウンジ(松山全日空ホテル)へのアクセスは、JR松山駅からバスで約10分(一番町バス停下車)、タクシーで約8分、市内電車で約10分(大街道電停下車)です。
飛行機の場合、松山空港からはバスで約30分(一番町バス停下車)、タクシーで約20分。
車の場合、松山インターチェンジから約25分です。ロビーティーラウンジや館内のレストラン・バーを2,000円以上利用すると、駐車場の料金が2時間サービスとなります。
1人掛けソファ、長ソファ、クッション張りの椅子席、窓際のカウンター席など、1人でもグループでも利用しやすいさまざまタイプの座席があります。
ロビーティーラウンジ(松山全日空ホテル)の座席は全52席あり、細長いラウンジを縦に3つに区切るように、通りに面した窓側の席、中央の席、壁側の席が並んでいます。
吹き抜けの空間で、通路は広く、テーブルもゆったりとした配置です。
中央列には長方形のテーブルをソファと椅子で囲んだ4人~6人ほどが囲めるお席。クッション張りの椅子席、1人掛けのソファ席、2人掛けの長ソファはいずれも上品な織模様で、長ソファにはクッションが配されておりゆったりと体を預けることができます。
明るい陽ざしの降り注ぐ窓側の奥半分は4人用のテーブル(ソファ席)と、2人用の丸テーブル(椅子席)。
ちなみに、窓辺に飾られているかわいらしい動物の花器は「砥部焼(とべやき)」という愛媛県砥部市周辺で作られる陶磁器です。ちょっととぼけた表情に和みました。
また、窓側の手前半分(入り口に近い方)は、カウンター席になっており、外を見る形で座ることができます。こちらは一人でパソコン作業をされる方がよく座る席とのこと。
壁側には、丸テーブルを椅子2脚で囲んだ1人~2人用の席。奥の壁に飾られた大きな油絵や、鉢植えの胡蝶蘭が、ホテルラウンジの優雅な雰囲気に華を添えています。
ロビーティーラウンジの中ではないのですが、入口のすぐ外側にグランドピアノが置かれていました。こちらでは毎日18時からピアノの生演奏が行われ、ラウンジ利用者もホテルロビーにいる方も、ピアノの音色を楽しめるそうです。
サイフォンで落とすコーヒー、ホテルメイドケーキセット、デザート・ヴァリエが人気。
ロビーティーラウンジ(松山全日空ホテル)のスタッフさんに人気メニューを伺ったところ、ホテルメイドのケーキがついたケーキセットが一番人気とのこと。
ケーキの種類は、イチゴショート、モンブラン、そして月替わりのケーキの計3種類。今回訪れた1月の限定ケーキは、愛媛らしい伊予柑とメレンゲのタルト「タルトアグリューム」(ストロベリーアイスクリーム添え)でした。
お好きなケーキに+600円でコーヒーまたは紅茶(ホット or アイス)を付けられます。
ロビーティーラウンジのコーヒーは、1杯ずつサイフォンで落とす香り高いコーヒー。NARUMI(鳴海陶器)のカップ&ソーサーで運ばれてきます。紅茶はポットサービス。
ケーキセットに次いで人気なのは、デザート・ヴァリエ。プチケーキ数種類とフルーツ、アイスなどがセットになった盛り合わせで、内容は日替わりとなります。
このデザート・ヴァリエは、少しずついろいろな種類のスイーツを楽しみたいという女性に特に人気のメニューとのこと。お友達同士のおしゃべりにも花が咲きそうですね。
ロビーティーラウンジのサイトにはアフタヌーンティセットという記載が見当たらないのですが、こちらのトロワ・シュプリーズが、いわゆるアフタヌーンティセットです。
今回はこのトロワ・シュプリーズをいただいたので、詳しく内容を紹介します。
3段で運ばれてくるちょっと贅沢なアフタヌーンティセット「トロワ・シュプリーズ」。
こちらがトロワ・シュプリーズ。コーヒーまたは紅茶つきです。
フランス語でトロワは”3”、シュプリーズは”驚き”の意味で、直訳すると”3つの驚き”。
3段のプレートに、ムース、ゼリー、キャンディー2個、プチケーキ2種、フルーツ2種、ホットカレーサンドまたはミックスサンド(どちらかを選択)が美しく盛り付けられ、テーブルに運ばれてきた瞬間、わっ!と嬉しい驚きを感じられる内容です。
上段には、いちごのムース(手前)と林檎のゼリー(奥)、そしてキャンディが2粒。
中段にはプチケーキ2種とフルーツ2種(2切)。プチケーキは日替わり(おまかせ)で、この日は抹茶のロールケーキとプチシューでした。
下段にはミックスサンドをセレクト。サンドウィッチの食パンはしっとり柔らかく、きめ細やかな舌触り。レタス、ハム、卵の彩りも美しく、食欲をそそります。
アフタヌーンティセットではありますが、サンドウィッチ(またはホットカレーサンド)とスイーツ類がほどよいバランスと量なので、デザート付きのランチとしてもおすすめ。
1人でも食べきれる量ですが、軽く食べたいときは2人でシェアするのも良いでしょう。
トロワ・シュプリーズはコーヒーまたは紅茶1杯がついていますが、実際はコーヒー・紅茶とも、お代わり自由とのこと。(コーヒーから紅茶への変更・またその逆は不可。)
1つのトロワ・シュプリーズを2人でシェアしたいときは、+600円でもう1人分の飲み物を追加することができます。
電話でのみ予約が可能です。ネット予約はできません。
松山全日空ホテルのロビーティーラウンジのお席の予約は電話でのみ受け付けています。公式サイトやレストラン予約サイトなどからのネット予約はできません。
平日であれば、予約せず直接訪れても、それほど混雑することはないようです。
ドリンクは800円台、ケーキセットは1,200円~、サンドウィッチやデザートは1,000円~1,200円程度(税・サ込)と、ホテルラウンジとしては良心的な価格です。
ロビーティーラウンジの予算は、コーヒー・紅茶・ハーブティー・ジュースなどのドリンクは850円~880円のものがほとんどで、ケーキセットが1,200円~、デザート・ヴァリエがドリンク付きで1,600円から、アフタヌーンティセットが2,000円から、サンドウィッチが1,200円からとなっています。
料金はいずれも税金とサービス料が含まれており、地方都市の喫茶の相場としては安くはないのでしょうが、一般的なホテルラウンジとしては良心的な価格といえるでしょう。
ロビーティーラウンジの会計は、テーブルにある伝票をもって、キャッシャーで行うスタイルです。現金のほか各種クレジットカードでも支払いが可能。ホテル駐車場を利用している場合は、会計時に駐車券を提示すると利用料金に応じてサービスを受けられます。
開放感あふれる吹き抜けのラウンジでゆったり優雅なティータイムを楽しむのがおすすめ。
ロビーティーラウンジ(松山全日空ホテル)は、吹き抜けの天井と大きな窓が特徴的な、明るく開放感にあふれた空間で、ゆったり優雅な雰囲気を楽しめるホテルラウンジです。
ホテルメイドのスイーツや1杯ずつサイフォンで落とすコーヒーはとてもおいしく、調度品や食器も高級感があり、スタッフも高級ホテルらしい丁寧な接客で、満足しました。
松山の中心街という立地で、1階で大通りに面しているため、待ち合わせに便利。カップルやお友達同士のティータイム、ビジネスマンのランチ利用にもおすすめです。落ち着いた雰囲気なので、商談・打ち合わせや、一人でのパソコン作業にも適しているでしょう。
住所 | 愛媛県松山市一番町3-2-1(地図) |
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アクセス | JR松山駅からバスで約10分(一番町バス停下車)、タクシーで約8分、市内電車で約10分(大街道電停下車) |
連絡先 | 089-933-5511(代表) |
最寄駅 | 市内電車「大街道電停」(徒歩で約10分) |
座席数 | 52席 |
禁煙 | 全席禁煙 |
ドレスコード | なし |
営業時間 | 8:30~19:00 (ラストオーダー 18:45) |
定休日 | なし |
アフタヌーンティー | あり |
個室 | なし |
予約 | 可(電話のみ) |
ネット予約 | 不可 |
クレジットカード | 可(VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners、IYOCA) |
駐車場 | ホテル駐車場および提携駐車場を利用可能。レストラン・バーで2,000円以上利用すると、駐車料金が2時間無料になるサービスあり。 |
子供同伴 | 可 |
のんくら
当メディアのプロデューサー兼チーフエディター。日本全国を旅しながらご当地の美味しいものを食べることが趣味。
カプセルホテルからハイクラスホテルまで様々なホテルや旅館に実際に泊まり、独自の厳しい目線で予約サイトの口コミや評判が真実なのかを徹底的に調査しています。
編集&校正 ビー・エイブル