おすすめ:ランチセット
岐阜市の長良川沿いに建つ雄大な金華山が望めるホテル アルモニーテラッセの1階にあるパティスリーカフェ・ラウンジ「プティアルモニー」優雅な空間で味わうランチブッフェがおすすめ。
ホテルロビーの奥に広がる広々とした開放的な空間には、イタリアの家具ブランド、Cassina(カッシーナ)のモダンなインテリアが配され、おしゃれな雰囲気です。
プティアルモニーは、JR岐阜バスターミナル、名鉄岐阜バスターミナルよりバスで約25分とややアクセスが不便な立地ではありますが、その分、四季折々の自然が感じられるロケーションが魅力。
天井まである大きな窓からは柔らかな日差しが差し込み、長良川や金華山が織りなす景観美を楽しむことができます。
食事を楽しんだり、ノートパソコンを広げてノマドワークをしたいのならテーブル席が便利ですが、ゆったりとコーヒーを飲みながらおしゃべりを楽しみたい方には、奥のソファ席がおすすめ。
座り心地の良いソファ席にはクッションがいくつも置かれ、イタリアのお宅に招かれたような気分でリラックスでき、思わず時間を忘れそうになるほど。
お天気の良い日には、長良川の大自然を一望できる開放感たっぷりのウッドテラスで、自然の風を感じながらティータイムを楽しむことができます。
プティアルモニーのおすすめは「平日限定月替わりランチ」
プティアルモニーの人気メニューは平日限定月替わりランチ。月替わりのメイン料理と食後のデザートのほかに、スープ、サラダ、お惣菜数種類、ソフトドリンクをバイキングスタイルで楽しむことができます。
メイン料理はシーズンによって変わります。私が訪れたときの内容をご紹介します。自家製の紅茶ベーコンとレタスのふんわり蒸し。金色のつまみのついた蒸し容器のふたを開けると、ふわっと湯気とともに良い香りが広がります。
ほんのりと紅茶が香る自家製ベーコンは、ベーコンというには若干スモークが足りない印象ではあったものの、脂身まで柔らかい豚バラ肉を、温かい状態で特製レモンソースにつけていただくと、非常にさっぱりしたおいしさでした。レモンソースには玉ねぎのすりおろしが入っているのか、お肉によく絡むのも嬉しかったです。
スープ、サラダ、お惣菜各種は好きなものを好きなだけ取っていただけるバイキングスタイル。内容はそのときによって異なりますが、フレッシュなサラダ、揚げ物、パスタ類、クリーム系のこってりしたもの・・・とバランスのよい品ぞろえで、特に女性に好まれそうな印象です。
この日のスープはきのこのポタージュでしたが、ヒラタケなど数種類のきのこが入っていて風味がよく、バターを溶かしこんだコクのあるポタージュはお代わりしたくなる美味しさでした。
烏龍茶、グレープフルーツジュース、オレンジジュース、アイスティー、アイスコーヒー、紅茶、ホットコーヒーなどのソフトドリンクもセルフサービスでお代わり自由。
ホットドリンク用のカップ&ソーサーは専用ウォーマーで温められた状態で置かれているので、熱々のコーヒーや紅茶をいただくことができます。
セルフサービススタイルであっても、こうしたちょっとした気配りが、ファミレスにはないホテルならではのサービスだなと感じました。
バイキングコーナーにはバターロールや薄焼きパン、エッグタルトがあり、備え付けのオーブントースターで温めていただくことができます。
ランチの最後にはプチデザートもついてきます。こちらはバイキングスタイルではなく、テーブルまで運んでもらうかたちなので、都合のよいタイミングでスタッフに声を掛けましょう。
プティアルモニーの平日限定バイキングは、内容が月によって異なります。詳細はホテルアルモニーテラッセ公式サイトにて確認できます。
ウェディングケーキも手掛けるパティシエの本格ケーキ
ホテル アルモニーテラッセは、ウェディングも手掛けるホテルであり、パティスリーカフェ・ラウンジ「プティアルモニー」のショーケースには、ウェディングケーキと同じパティシエのスイーツが並んでいます。
素材だけでなく、デザインにもこだわった まるでジュエリーのようなプティ アルモニーのケーキはお手ごろ価格で楽しむことができます。
以下は、ケーキの一例です。(※季節によりラインナップは異なります。)
・長良ロール カット
フワフワでしっとりのスポンジに純正生クリームをたっぷり巻き込んだロールケーキ。
・フレジェ
アーモンドパウダーをたっぷり使用したさくさくのビスキュイでカスタードとバターを合わせたクリームをはさんだ可愛いケーキ。
・マンゴー・トロピコ
甘いホワイトチョコレートムースの中に酸味の効いたマンゴーソースを入れたケーキ。
・モダン
カスタード・あんこ・スポンジを求肥で巻いた和菓子のような洋菓子。
いちごの赤色と抹茶のグリーンがひときわ目を引いたケーキ「フレジェ」をいただきました。アーモンドパウダーをたっぷり使用したビスキュイは、さくさくっとしたマカロンのような食感。
ビスキュイだけを食べると少し甘すぎる印象なのですが、フレッシュないちごといっしょに頬張ると、口の中で甘さと酸っぱさ、濃厚さとさっぱり感が混然一体となり、まったく別の味わいになります。
いちごの真ん中に絞られているクリームも、カスタードとバターを合わせたリッチなクリームなので、いちごといっしょにいただくのがおすすめ。
口の中でいろいろな味が混ざり合ったおいしさが広がるのを楽しみなが、このカフェラウンジのスイーツは、店名の「プティアルモニー(Petit Harmonie)=小さな調和」を意識して作られているのかもしれない、と感じました。
なお、平日限定月替わりランチを注文すると、ショーケースのケーキが割り引きになります。
また、開催日が限定されますが、プティアルモニーでは、パティシエ自慢の本格ケーキ&ドリンク飲み放題のケーキバイキングも行われています。完全予約制、席数限定のため、予約をしてから行くようにしましょう。
パティスリーカフェ「プティアルモニー」の料金はリーズナブル
プティアルモニーの料金の目安は、平日限定月替わりランチがバイキングスタイルでお値打ちな料金設定です。
食事ではなく、カフェとして利用する場合は、コーヒー 、紅茶 、ウーロン茶、オレンジジュースが450円~、シュークリーム 160円、ケーキ 250円~(いずれも税込)となっています。ケーキと飲み物を頼んでも1,000円未満で済む、リーズナブルカフェラウンジと言えるでしょう。
ランチはバイキングスタイルのため、ホテルラウンジならではのサービスを楽しむことはできませんが、リーズナブルな料金で気軽にホテルの雰囲気を味わえるので、お友達同士で行くのにおすすめ。
子ども連れでも安心して入店できます。反対に、あまりビジネスシーン、商談向きの雰囲気とは言えません。
ケーキ類は、ウェディングケーキも手掛けるパティシエによる本格ケーキというだけあって、価格以上のクオリティです。
お得に楽しみたい方は、平日限定月替わりランチバイキングや日付限定ケーキバイキングを目当てに行くのがよいでしょうし、ゆっくり景観を眺めつつケーキを楽しみたい方は、混雑しやすいランチタイムやケーキバイキング開催日を外して行くほうが良さそうです。
プティアルモニーは飲食代をカフェを出たところにあるホテルフロントで支払うスタイル。テーブルに伝票が置かれるので、それを持ってホテルフロントに行きましょう。キャッシュ以外にも、各種クレジットカードで支払うことも可能
住所 | 岐阜県岐阜市長良志段見東山537-3(地図) |
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アクセス | JR岐阜バスターミナル、名鉄岐阜バスターミナルより、加野団地線「三輪釈迦前」行で約25分、長良志段見下車すぐ |
連絡先 | 058-210-1025(代) |
最寄駅 | JR岐阜駅、名鉄岐阜駅 |
座席数 | 56席(※内テラス席6) |
喫煙 | 禁煙(ホテル内喫煙スペースあり) |
ドレスコード | カジュアル |
営業時間 | 9:00~20:00(L.O 19:30) |
定休日 | 年中無休(※ただし、ホテル休館日の場合は営業していません。) |
個室 | 無し |
予約 | ランチの予約は可能。(前日までに予約のこと) |
ネット予約 | 無し |
クレジットカード | 可(VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners) |
駐車場 | 有り(150台/無料) |
子供同伴 | 可能 |
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ayan
愛知県在住フリーランスで、ブログ歴14年目のブロガー&旅ライターとして国内外で活動中。各国政府観光局及び航空会社とのタイアップ企画参加経験も複数あり。
旅行が好きで、過去に旅した国は10カ国以上。5つ星ホテルからバックパッカーズ(安宿)のドミトリーまで多種多様な宿泊施設に泊まった経験を元に、ホテルやラウンジを詳しく紹介します。」
編集&校正 ビー・エイブル