ザ・ロビーラウンジは、ザ・リッツ・カールトン京都にあるスタイリッシュでありながら古都らしい趣のある雰囲気が特徴のラグジュアリーなホテルラウンジです。
ザ・ロビーラウンジが入っているザ・リッツ・カールトン京都は、京都市の中心部、鴨川のほとりにある2014年2月開業の最高級ホテルです。
まだ新しいホテルですが、京都の伝統美を取り入れた和モダンなデザインが口コミで評判です。
ザ・ロビーラウンジの窓側は鴨川の堤防に面しており、テラス席からは見えるのは緑豊かな景色。流れる滝の水音に耳を澄ませ、外の景色を眺めて、ゆったりとした時間を過ごしたい方におすすめ。
先斗町や祇園の繁華街からそれほど離れていないのに、ガラリと雰囲気が変わるので、気分転換をしたり、日常から離れた優雅さを味わいたいときにもぴったりです。
今回はそのザ・リッツカールトン京都のザ・ロビーラウンジ(ティーラウンジ)に実際に行ってきたので、雰囲気や人気のアフタヌーンティーセットなど、詳しく紹介します。
電車でのアクセスなら最寄り駅は「京都市役所前駅」、駐車場もあるので車でも行けます
ザ・リッツカールトン京都は 鴨川のほとり、二条大橋の西側という立地で、アクセスは、京都市営地下鉄東西線「京都市役所前駅」下車徒歩約3分、あるいは京阪本線「三条駅」下車、徒歩約6分となっています。
京都駅から車やタクシーで来る場合は、15~20分程度の距離。住所は「京都市中京区鴨川二条大橋畔」となっていますが、カーナビには「京都市中京区鉾田町543」と入力すると正しく表示されるようです。
京都市を縦断するように流れる鴨川は、京都市民にとっても観光客にとっても憩いの場。その鴨川を間近に臨むザ・リッツカールトン京都は、抜群のロケーションのホテルです。
京都御所や平安神宮も徒歩圏内にあり、京都の観光名所へのアクセスも良好の立地。
京都の町や建築の特徴を取り入れた和モダンな内装が落ち着いた雰囲気
ザ・リッツカールトン京都のザ・ロビーラウンジは、京都の町家建築の特徴を取り入れた内装が印象的なティーラウンジです。
和傘をモチーフに和紙と竹で作られた温かな雰囲気の照明など、落ち着いた調度品や内装なのですが、大きな窓から差し込む光と格子状のパーテーションにより、ほどよい明るさになっています。
天井が高く奥行きがあり、圧迫感がないのも、くつろげる雰囲気の理由かもしれません。
ザ・ロビーラウンジの座席は4人テーブル席のほか、グループ向けのソファ席もあります
ザ・リッツカールトン京都のザ・ロビーラウンジの座席は、室内64席+テラス席16席で、4人掛けの丸いテーブル席が基本となっています。
テーブル席にはクッション張りの肘置き付きのチェアが用意されています。
グループ向けの長ソファ席もあります。また、テラス席も用意されており、春や秋の天気のいい日にはやわらかな光を浴びながら、気持ちよく過ごせるでしょう。
ザ・ロビーラウンジの座席はゆったりと配置されており、混雑しているときでもまわりの声が気になりにくく、デートや打ち合わせなどにも良さそうです。
ただ、人気があるようで、平日の昼間でもわりと席が埋まっており、グループで来ているお客さんも多いことから、1人で黙々と読書やパソコン作業をする場所としてはあまり向いていないようにも感じました。
廊下に近い座席は、ロビーラウンジのお客さんではなく、一般のホテル利用者が通るのが気になるかもしれません。落ち着いて過ごしたい人は、窓際に近い座席がおすすめです。
ピエール・エルメ氏のスイーツを楽しめるアフタヌーンティーセットが人気!
ザ・リッツカールトン京都のザ・ロビーラウンジで人気のおすすめメニューは、やっぱりアフタヌーンティーセット。時期によって種類は変わりますが、ピエール・エルメ氏のデザートを中心に、こだわりのスイーツやサンドイッチなどをたっぷり味わえます。
(※ピエール・エルメ氏は、フランスのパティシエ、ショコラティエ。4代続くアルザスのパティシエの家系に生まれ、ヴォーグ誌では「パティスリー界のピカソ」と称されるなど、その独創性、芸術性が高く評価されています。)
サンドイッチ数種、キッシュ、パルフェ、ピエール・エルメ・パリのスコーン(ジャム&クロテッドクリーム添え)、アンフィニマンマロン、、イスパハン、マカロンなど、ひとつひとつは小さめですが、種類が豊富でどれから食べようか迷ってしまうほど。
甘いものが多めですが、サンドイッチやキッシュなどのフードもあり、トッピングのベリーの酸味でも口が変わるので、飽きずに食べ進められます。
なお、ロビーラウンジのアフタヌーンティーセットは、平日料金より、週末料金の方が若干高い設定となっており、価格差の分、週末は品数が少し増えます。
ドリンクはコーヒー・紅茶・ハーブティから選べて、いずれもおかわりができます。
カップは、透き通るような白さときめ細やかさが人気のフランスの陶磁器メーカー「ジャン・ルイ・コケー」のもの。ラウンジでの優雅なティータイムに花を添えてくれます。
ドリンクは2種類選べるので、スイーツを楽しみながら紅茶を飲み、食べ終わってからコーヒーで一服というオーダーも可能。紅茶はポットサービスで、差し湯もしてもらえます。
そのほか、ザ・ロビーラウンジでは、ブレックファーストメニュー(8:00~10:30)や、ディナーメニュー(17:00~20:30)、軽食など、さまざまなメニューが取り揃えられており、訪れる時間帯によっていろいろな楽しみ方ができます。
”山紫水明”をイメージしたというザ・リッツ・カールトン京都オリジナルブレンドグリーンティー、マリアージュフレールの人気のフレーバーティー「マルコポーロ」などのティーセレクションのほか、、シャンパンやワインなどアルコールも充実のラインナップ。
ここでしか飲めないザ・リッツカールトン京都オリジナルのカクテルもあります。
ザ・リッツカールトンのラウンジだけあって、予算は全体的に高めの設定
ザ・ロビーラウンジの予算は、リッツカールトンのティーラウンジだけあって、全体的に高めの設定です。
アフタヌーンティーセットが平日4,000円から・週末4,500円から、ブレックファーストは2,800円から、ディナーコースは5,500円からとなっています。
コーヒーやソフトドリンクは1,500円から、アルコールはグラスワインが1,300円から。
そのほか単品のフードメニューなど多くのメニューがありますが、全体的に高めの金額設定のうえ、いずれも消費税とサービス料(13%)が別途かかります。
ティータイムなら2,000円~3,000円、アフタヌーンティーセットや軽い食事なら4,000円~5,000円、お酒を飲むのならそれ以上が予算の目安。
それだけの金額がかかるにも関わらず、連日多くのゲストで賑わっているのは、格式あるリッツカールトンのラウンジであることやロケーション、立地の良さなどが理由でしょう。
混雑しやすいので、朝食、アフタヌーンティー、ディナーなら予約をしていくのがおすすめ
ザ・リッツカールトン京都のザ・ロビーラウンジは、朝食、アフタヌーンティー、ディナーの予約ができるので、あらかじめ予約してから訪問することをおすすめします。
平日でも混雑しやすいホテルラウンジなので、予約なしで行くと断られてしまう可能性も。せっかくのデートや女子会、会食なのに、入店できないのは避けたいですよね。
インターネット予約はプランを選んで予約が可能なので、ぜひ予約をしてから訪れてみてください。記念日やお祝いごとなど特別な機会には、それを記載しておくと良いですよ。
よりお得にザ・ロビーラウンジ(ザ・リッツ・カールトン京都)のアフタヌーンティーを楽しみたい方には、一休.comの一休限定プランがおすすめ。通常価格に比べて8%~28%の割引価格で利用できます。
一休.comからの予約は、来店日の3ヶ月前から 来店2日前の17:00まで。
ピエール・エルメ・パリのデザートが何種類も一度に味わえるアフタヌーンティーセットは、甘いもの好きな方に特におすすめ。
ザ・リッツカールトン京都のザ・ロビーラウンジは、口コミの評判通り、落ち着いた雰囲気とスタッフの洗練されたサービスで優雅な気分を味わえるティーラウンジでした。
丸いテーブルの上に飾られたお花、ティーウォーマーの透かし模様、京都の町屋風の格子パーテーション、和傘のような照明、書棚に日本のアーティストの作品がレイアウトされたギャラリー&ライブラリー。どれも光と影、曲線と直線のコントラストが印象的でした。
価格設定は高めで、気軽に行けるホテルラウンジではありませんが、大切な人と特別な時間を過ごしたり、記念日のデートなど、おしゃれをしてワンランク上の雰囲気を楽しみたいときに利用したい”憧れのラウンジ”です。
住所 | 京都府京都市中京区鴨川二条大橋畔(地図) |
---|---|
アクセス | 京都市営地下鉄東西線「京都市役所前駅」から徒歩3分、京阪「三条駅」から徒歩6分 |
連絡先 | 075-746-5555 |
最寄駅 | 京都市営地下鉄「京都市役所前」、京阪「三条駅」 |
座席数 | 64席+テラス16席 |
禁煙 | 全席禁煙 |
ドレスコード | カジュアルエレガンス |
営業時間 | 8:30~20:30 |
定休日 | 年中無休 |
アフタヌーンティー | あり |
個室 | なし |
予約 | 可 |
ネット予約 | 可 |
クレジットカード | VISA・AMERICAN EXPRESS・JCB・Diners Club・Master Card |
駐車場 | あり(1時間1,200円、10,000円以上の利用で2時間無料) |
子供同伴 | 可 |
フォトギャラリー
なつみと
1984年生まれ、京都市在住のWebライター・Webライティング講師。講師として全国を飛び回るため、地方のホテルに宿泊してレビューするのが楽しみ。ホテルラウンジのスイーツを食べるのはもっと楽しみ。
編集&校正 ビー・エイブル