ザ・リッツ・カールトン沖縄のザ・ロビーラウンジは、海と喜瀬カントリークラブを見おろす開放的な空間で非日常のリゾート気分を味わえます。アフタヌーンティーが評判。
ザ・ロビーラウンジは、沖縄のラグジュアリーホテル「ザ・リッツ・カールトン沖縄」のロビー階にあるラウンジです。
ザ・リッツ・カールトン沖縄は、沖縄を代表する高級ホテルの一つであった「喜瀬別邸(きせべってい)」をリブランドし、日本で3番目のザ・リッツ・カールトンとして、2012年5月に開業しました。
ザ・ロビーラウンジは、11時から20時までの営業となっており、14時から18時まではアフタヌーンティーが楽しめます。
吹き抜けになった高い天井、南国の高級リゾートのぬくもりのある内装、名門ゴルフ場として名高い喜瀬カントリークラブの向こうに名護の海を臨む景観で、非日常のリゾート気分を味わうことができる空間です。
このページでは、ザ・リッツ・カールトン沖縄のロビーラウンジについて、アクセス・座席の種類、人気のアフタヌーンティーなど詳しく紹介します。
ザ・リッツ・カールトン沖縄があるのは、沖縄本島北部の名護市です。
那覇空港から沖縄自動車道経由で約75分かかります。沖縄自動車道終点の「許田」(きょだ)ICを降りて、約3kmほど南下するのが一番早いルートです。一般道を利用の場合は、国道58号線をずっと北上して約90分ほどかかります。
58号線沿いの海と反対方向に「ザ・リッツ・カールトン沖縄」「オキナワマリオット リゾート&スパ」「喜瀬カントリークラブ」の看板が並んでいますので、入って坂道を登っていくと、左手にザ・リッツ・カールトン沖縄が見えてきます。ここまでたどり着くのに、海沿いの国道から約1km。
駐車場は、正門手前左手に地下の駐車場入口がありますが、そのまま門を入ってロビー前に横付けしても、バレーサービスで移動・配車してくれます。
そのほか、空港・那覇バスターミナルから中北部のホテルを結ぶ直通の有料リムジンバスもあり、行き先の一つにザ・リッツ・カールトン沖縄が入っています。詳しくは沖縄バスのWEBサイトをご確認ください。
石づくりの重厚さに、木の天井と暖色系の照明で暖かみを添えた内装のロビーフロア。ザ・ロビーラウンジはエントランス正面から入って左側に位置しています。
エントランスの奥には水をたたえた「ウナー」(沖縄の言葉で「庭」の意)が。その周りを建物が囲むように作られています。夜は、ウナーの水に映り込む光が美しく映えるライトアップがとても素敵ですよ。
高い吹き抜けの天井に、3面を窓で囲まれたザ・ロビーラウンジ。座席は、基本的には4名掛けのテーブルとなっています。そのため、ラウンジの広さから見た座席の配置は、かなりゆったりめ。
良く見ると椅子やテーブルのデザインがちょっとずつ異なっているのですが、全体としてまとまって調和するようにコーディネイトされているのはさすが。何度かこちらにはお邪魔していますが、ハイシーズン以外はあまり混み合ったことを見たことがありません。
丘の上にあるため、このホテルの利用者しか来ないという敷居の高さも関係しているのではないでしょうか。
ゴルフ場と海を見渡すことができる窓際の席は、2名掛けのソファを向かい合わせた構成になっています。
中央部分の席は、他の席より一段高くなっており、眺望を妨げない工夫が。
ウナーの水辺に面した、リゾート気分をより味わうことができるのはテラス席。こちらは喫煙席です。
ザ・ロビーラウンジは、海とゴルフ場を眺めてリゾート気分を満喫しつつ、ゆったりと午後のひとときを楽しむという方がほとんどなので、こちらでPCを使ったようなお仕事というのは難しいかもしれません。
あえてこちらの場所でお仕事をするのであれば、日常と離れた空間でアイディアを練ったり、軽くブレストミーティングをしたりといった使い方が良いのではないでしょうか。
ザ・ロビーラウンジでは、コーヒー、紅茶、アルコールなどのドリンク、軽食、スイーツに加え、2種類のアフタヌーンティーを提供しています。
1つは沖縄らしいメニューを取り入れた「琉球アフタヌーンティー」(写真左)、もう1つは季節により内容が異なるアフタヌーンティーとのこと(2019年11月現在は「沖縄ショコラティエ」というチョコレートのアフタヌーンティーです)。
他にもパティシエが作るケーキや、沖縄野菜や島豚を使ったハンバーガーやサンドウィッチなどの軽食、沖縄そばやゴーヤチャンプルなどのご当地メニューもあります。
紅茶はTWGのラインナップは充実しており、ザ・リッツ・カールトン沖縄のオリジナルブレンドも用意されています。アフタヌーンティーではすべての紅茶を自由に楽しむことが可能。次項で詳しく説明します。
ザ・リッツカールトン沖縄のザ・ロビーラウンジのアフタヌーンティーは「琉球アフタヌーンティー」と時期により内容の変わるアフタヌーンティーの2種類があります。いずれも14時~18時の時間帯での提供です。
今回は季節のクラシックアフタヌーンティーをいただきました。一休.comの予約特典として、食前にマチェドニアフルーツがサービスされます。
セレクトしたお茶をサーブ。アミューズと同じカップ&ソーサーは、フランス・リモージュの名窯「エルキューイ・レイノー」のものです。また、取り皿は「リチャード・ジノリ」が使われていました。一流の食器でアフタヌーンティーを贅沢に楽しめます。
ザ・リッツ・カールトン沖縄のアフタヌーンティーは、ドリンクのラインナップが多いのも魅力。以下の種類のドリンクが揃っており、中にはカフェインレスのハーブティーやコーヒーもあります。
以下は一例です。
■ティーセレクション(ロイヤル ダージリン、ウヴァ ハイランズ、インペリアル キームン、イングリッシュ・ブレックファストなど)
■カフェインフリーブレンド(セイロン OP ティンフリー(オレンジペコ)など
■ブレンドティーセレクション(ザ・リッツ・カールトン沖縄 オリジナルブレンド、オリエントエクスプレス、グランドエミール、ポム プレスティージュなど)
■ハーバルティーセレクション(レッド チャイ、レモン ブッシュ、バニラ ブルボン、エターナルサマなど)
■コーヒーセレクション(エスプレッソ、カプチーノ、カフェラテなど)
こちらにグラスシャンパン1杯をセットするプランもあります。
琉球アフタヌーンティーをセレクトした場合は、これに加えて沖縄の伝統茶「ぶくぶく茶」も楽しめます。泡の感触を楽しむことができる不思議なぶくぶく茶は、沖縄ではお祝いの席に飲まれるお茶です。
次に、スコーンにトッピングするジャムやはちみつのセレクション。季節によってジャムは替わりますが、今回はタンカン、ココナッツ、パッションフルーツのクリームでした。
クロテッドクリームとプラスすることを考えてセレクトしたいですね。
三段スタンドでアフタヌーンティーのスイーツ・セイボリー・スコーンが運ばれてきます。(写真は2名分)
スコーン2種・プレーンスコーン
・レーズンスコーン
・島唐辛子とミルクチョコレートのマカロン
・黒糖、ヘーゼルナッツのチョコレートシュークリーム
・洋梨と栗のヴェリーヌ
・クリームチーズとマンゴーのタルトレット
・ツナサラダのブラックサンドイッチ
・かぼちゃのキッシュ
・パルマハムのタルト
・栗のフラン
・サーモンロール
セイボリーが多めなので、シャンパンとあわせても楽しめます。メニューは季節によって変更される場合もありますが、構成は基本的には同じです。
良く見ると、スタンドの上には、ザ・リッツ・カールトンのシンボルであるライオンがいます。
スコーンはバターの含有量が多く、かなりしっとりとした独特の食感でした。
細やかな仕事を感じさせるセイボリーの数々。手前のパルマハムのタルトはとても薄くスライスした生ハムの上にパルメザンチーズとココナッツフレークが振りかけられており、フレークとチーズの食感、味のハーモニーがクセになりそうな美味しさです。
サーモンロールはサーモンムースをスモークサーモンでロールするというサーモン尽くしの一品。これはシャンパンが欲しくなります。
島の食材を用い、シェフのアイディアとスパイスを利かせたスイーツたち。真ん中のマカロンの赤い模様は島とうがらし。小さ目でもピリッと強烈な辛さを放つ島とうがらしが、甘さの後に刺激を伝えてきます。
洋梨と栗のヴェリーヌは、層になったムースとクリームがまろやかな甘みや口に入れるととろける食感を味わえます。
リゾートならではのロケーションも相まって、最高のアフタヌーンティーのひと時を過ごすことができるのが、ザ・リッツ・カールトン沖縄「ザ・ロビーラウンジ」のアフタヌーンティー。沖縄旅行の思い出にもおすすめです。
ザ・リッツ・カールトン沖縄のザ・ロビーラウンジの席については、ホテルの公式サイトにオンライン予約はありません。一休.comでクラシックアフタヌーンティーのみ予約可能プランとなっています。
席のみの予約については、直接ホテルに電話にてお問い合わせください。
ザ・リッツ・カールトン沖縄のザ・ロビーラウンジは、沖縄県内では最高級クラスの価格帯に入るラウンジです。
予算は、飲み物だけの利用の場合は、コーヒー950円~、紅茶1,400円~、ケーキセット2,000円、ビール1,100円~、そして、アフタヌーンティー 3,900円(税込・サービス料13%別)となっています。
カフェ利用で2,000円前後、アフタヌーンティーセットで4,000円前後が目安です。お会計はテーブルチェックでもカウンターでも可能。現金または各種クレジットカードが使用できます。
ザ・リッツ・カールトン沖縄のザ・ロビーラウンジは、海沿いの国道から1kmほど丘に登った場所にあり、高台から沖縄の海を見渡すことができる眺望の良い空間です。
訪れた日はあいにく曇り空でしたが、晴天の日は、ゴルフ場の緑の芝生の向こうに広がる青い海が、南国のリゾート気分を盛り上げてくれます。
ラグジュアリーリゾートで、優雅な気分を味わいたい時に、最適のホテルラウンジです。大切な人と、特別な日に訪れたい場所ですね。
アフタヌーンティーの利用なら、一休.comからネット予約すると一休限定特典のマチェドニアフルーツがついてお得です。
ザ・ロビーラウンジ (ザ・リッツ・カールトン沖縄)概要
住所 | 沖縄県名護市喜瀬1343-1(地図) |
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アクセス | 那覇空港より沖縄自動車道を利用で約75分。 空港から直通の有料リムジンバスもあります。(120分・2100円) |
連絡先 | レストラン予約:0980-43-5555(10:00~22:00) |
最寄駅 | なし |
座席数 | 屋内 28席 テラス 13席 |
禁煙 | 室内禁煙(テラス席は喫煙可) |
ドレスコード | スマートカジュアル |
営業時間 | 11:00~20:00(ラストオーダー) アフタヌーンティー: 14:00~18:00 |
定休日 | なし |
アフタヌーンティー | あり(14:00~18:00) |
個室 | なし |
予約 | 可 |
ネット予約 | 一休にてアフタヌーンティープランあり |
クレジットカード | VISA、Master、JCB、Amex、Diners、DC、UC、UFJ、NICOS 、SAISON、トヨタカード、銀聯カード |
駐車場 | バレーサービスあり(90台 無料) |
子供同伴 | 可 |
公式サイト | ザ・ロビーラウンジ |
ザ・ロビーラウンジ (ザ・リッツ・カールトン沖縄)フォトギャラリー
Churako
沖縄在住の愛猫と暮らすWEBライター&工芸作家(月桃カゴ編み)です。 東京・大阪・福岡に住んでいたので、関東・関西・九州方面に出向いてお仕事をすることもしばしば。そのときに利用したホテルやラウンジを中心にご紹介しています。
編集&校正 ビー・エイブル