クラス:lowclass おすすめ:アフタヌーンティー
大阪のベッドタウン・千里ニュータウンにある千里阪急ホテル1階の「さくららうんじ」は、地元の人たちに愛されている親しみやすいホテルラウンジです。
「さくららうんじ」は大阪の北部・豊中市にある千里阪急ホテルのメインラウンジです。
ゆったりくつろげるソファ席のあるラウンジは落ち着いた雰囲気で、待ち合わせ、食事後の歓談、ビジネスの打ち合わせにぴったり。
「さくららうんじ」のある千里阪急ホテルは、大規模住宅地・千里ニュータウンのターミナル駅である「千里中央」駅にほど近い、郊外の静けさと、ビジネス街・商業地のにぎわいの両方が感じられる場所にあります。
千里阪急ホテルは1970年開催の大阪万博に合わせて開業した老舗ホテル。施設自体には古さも感じますが、逆に親しみやすい落ち着きもあり、そんなレトロなホテルにあるメインラウンジ「さくららうんじ」は、肩ひじ張らずにくつろげると評判が良いです。
正面玄関を入り、タイル貼りのロビーを左手奥へ進むと現れるのは赤い絨毯敷きの階段。手すりのボタニカル彫刻を眺めながら階段を上ると、「さくららうんじ」へ到着します。
「さくららうんじ」はホテルの中庭に面しており、結婚式の撮影にも使われる手入れの行き届いた中庭を眺めながらくつろぐことができます。
日によっては、式を挙げる新郎新婦に遭遇することも。緑の芝生に白いウエディングドレスが映えて、まぶしい気持ちで眺めていると幸せのおすそ分けをもらったように気持ちがあたたかくなります。
客層は地元の人が多いイメージ。特に、街開きから50年がたつ郊外の住宅街にあるため、比較的高齢の利用客も多く、地元に愛されているホテルラウンジといえるでしょう。
「さくららうんじ」のある千里阪急ホテルは、ターミナル駅「千里中央」から徒歩約5分。梅田や難波などの都心や、新大阪駅からも乗り換えなしでアクセスできるため、郊外のホテルではありますが、交通の便は良好です。
地下鉄御堂筋線の難波駅からは約30分、梅田からは約20分、JR新大阪駅からは15分ほどで千里中央駅へ到着します。
また、千里中央には大阪モノレールの駅もあり、大阪国際空港(伊丹空港)からも15分ほどで到着するので、空路のお客様との待ち合わせにも便利。
モノレールで2駅のところには、太陽の塔で有名な万博記念公園や商業施設「EXPOCITY」もあるので、行楽帰りにゆったりくつろぐ、という利用の仕方もいいかもしれません。
千里阪急ホテルのメインラウンジ「さくららうんじ」の座席数は全72席。座り心地のよいチェアが使われていて、ゆっくりと時間を過ごしても疲れず快適です。
シンプルながらモダンなデザインのチェアは座面が広く、柔らかすぎないクッションで、特に背もたれの部分は固めにできており、とても座り心地がいいです。
ラウンジ内にはピンクの花がデザインされたカーペットが敷き詰められ、そこにチェアがゆったりと並びます。ほとんどのテーブルにチェア2客もしくは4客のレイアウト。
コーナーには少し多めの人数でも座れるような座席もあります。
ラウンジの天井は少し低めですが、壁に囲われている部分が少ないので圧迫感はありません。ホテル内の通路や中庭が見渡せるので、むしろ開放的です。
千里阪急ホテルの「さくららうんじ」では、コーヒーや紅茶などのドリンク、ケーキなどのデザート、軽食、アルコールなどのメニューを提供しています。
中でもおもしろいのが、お酒のつまみにピッタリのオードブル類。彩り鮮やかなサラダの盛り合わせや、チーズやソーセージ、アヒージョといったワインに合う料理をセットにしたものなど、ホテル内のレストランで本格的に食事をする前や、食後の2次会にぴったりのその名も「二次会セット」というメニューが用意されています。
また、次項で紹介する1日10食限定のアフタヌーンティーセットも人気です。
千里阪急ホテルの「さくららうんじ」では、1日10食限定でアフタヌーンティーセットを提供しています。(この項の画像はすべて2人分の盛り付けです。)
「さくららうんじ」のアフタヌーンティーセットは3段トレーで提供されるオーソドックスなタイプ。サンドウィッチにスコーン、ワッフル、スイーツ3品と内容はシンプルですが、1人1,900円(税・サ込)と大変リーズナブルな金額で楽しめるセットとなっています。
アフタヌーンティーセットの一番下の段はサンドウィッチのお皿。卵・ハムのサンドイッチと野菜のサンドウィッチが2つずつ載っています。
定番のサンドイッチではありますが、ふわふわのパンで丁寧に作られており、おいしさも量も満足感たっぷり。
真ん中の段にはスコーンとワッフルが、1人1つずつ。リッチなアフタヌーンティーセットのようなクロテッドクリームはついていませんが、たっぷりのメイプルシロップと、小瓶に入ったジャムが添えられています。
一番上の段はスイーツ皿。クリームブリュレとフルーツののったタルト、グラスデザートの3品です。有名パティシエが腕を振るった複雑なスイーツ、といった類のものではありませんが、何でもない日の昼下がりにうれしい、かわいいお菓子。
コーヒー、もしくはダージリン・ディンブラ・アールグレイから選べる紅茶といっしょに普段着で楽しめる贅沢、といった趣の「さくららうんじ」のアフタヌーンティーセットは、郊外のこぢんまりとしたホテルで過ごす時間にはピッタリだと思います。
アフタヌーンティーセット注文に関して、公式サイトには2名から利用可能とありますが、確認したところ1名での利用もできるとのこと。ひとりはアフタヌーンティーセット、もうひとりはケーキセットを、というオーダーのしかたもできるそうです。
千里阪急ホテルの「さくららうんじ」はホテルの公式サイトや電話での予約が可能です。
平日は比較的すいていますが、休日は宴会や結婚式などで混み合うこともあるので予約がおすすめ。特にアフタヌーンティーセットは1日10食限定なので、予約をしておくと安心です。
一休.comでは、アフタヌーンティーセットが特典付きで予約できるほか、グラスワインとおつまみがセットになった「二次会セット」などの予約も可能。プランにもよりますが、10%~31%OFFになるので、お得に「さくららうんじ」を利用したい方におすすめ。
アフタヌーンティーセットは、一休.comから予約すると一休限定の特典がついています。一休.comからのネット予約は2名~選択可能です。
千里阪急ホテルの「さくららうんじ」は、コーヒーや紅茶が750円からとホテルのラウンジとしてはリーズナブル。アフタヌーンティーセットも1,900円と、都心の高級ホテルと比べるとかなり利用しやすい価格設定となっています。
ケーキにコーヒーまたは紅茶がついたケーキセットは1,170円と、とても良心的な価格。千里中央駅周辺は落ち着ける喫茶店が少ないので、近隣の方は普段使いできる喫茶店のひとつとして、心にとめておいてもいいかもしれません。
軽食などはそのほとんどが1,000円台。ピザが1,300円、チーズの盛り合わせが1,400円、コーヒーか紅茶が付いたミックスサンドウィッチセットが1,700円と、フードメニューもどれもリーズナブルです。
(※料金はいずれも税金・サービス料を含んだ金額です。)
千里阪急ホテルの「さくららうんじ」は、ご紹介してきたように、肩ひじ張らずにゆったりとくつろげるホテルラウンジ。都会のラグジュアリーなハイクラスホテルのラウンジとは違い、ふらりと気軽に立ち寄れる親しみやすいラウンジです。
訪れている人たちも、近くでの習い事の帰りに立ち寄った高齢の男女グループや、そばにある阪急百貨店での買物帰りに休憩をしている女性、仕事の打ち合わせをしている地元のビジネス客などさまざま。
1点、注意点またはオススメな点として挙げるとすれば、17時以降は喫煙可となること。タバコの煙が苦手な方は昼間の来店を、逆にタバコを吸いながらゆっくりとラウンジでの時間を楽しみたい方、喫煙する同伴者をもてなしたい方は、17時以降の来店がおすすめ。
お席予約は電話よりネットでの申し込みがお得です。アフタヌーンティーやディナータイムを楽しみたい方は、一休.comの一休限定プランがおすすめ。メニューによって割引率は変わりますが、通常価格の10%~31%OFFとなります。
さくららうんじ(千里阪急ホテル)概要
住所 | 大阪府豊中市新千里東町2丁目1番D-1号 千里阪急ホテル1F(地図) |
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アクセス | 大阪モノレール「千里中央」駅・北大阪急行「千里中央」駅徒歩5分 |
連絡先 | 06-6871-8446(予約専用:050-3759-9336) |
最寄駅 | 大阪モノレール「千里中央」駅、北大阪急行「千里中央」駅 |
座席数 | 72席 |
禁煙 | オープンから17:00までは全席禁煙 それ以降は分煙 |
ドレスコード | なし |
営業時間 | 月~金11:30~23:00(ラストオーダー22:30)、土日祝10:00~23:00(22:30) |
定休日 | なし |
アフタヌーンティー | あり(提供時間 12:00~17:00) |
個室 | なし |
予約 | 予約可能 |
ネット予約 | 一休.comで予約可能なプランあり |
クレジットカード | 可(VISA / Master / JCB / Amex / Diners / DC / UC / UFJ / NICOS / SAISON / PITAPA / ID / 銀聯) |
駐車場 | あり(7:00~26:00) 屋内90台・屋外50台。60分500円。ホテルレストラン利用の場合、2,000円利用で2時間、4,000円利用で4時間まで無料。 |
子供同伴 | 可 |
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たまのみか
生まれも育ちも大阪北摂のライター・ブロガー。おいしいものや旅が大好き。あちらへこちらへと気ままに旅しています。
街で人気のおしゃれカフェもいいけれど、ゆったりとお茶ができるホテルラウンジも大好き。人込みを気にせず静かに過ごせるところがいいですよね。
高級ホテルにはそれぞれにストーリーがあるもの。おいしいスイーツやラグジュアリーな空間と合わせて、そのあたりもご紹介します。
編集&校正 ビー・エイブル