クラス:middle おすすめ:アフタヌーンティーセット
地下鉄御堂筋線「本町駅」から徒歩3分の駅近くで好アクセス!セントレジスホテル大阪にあるバーラウンジ。アフタヌーンティーも人気!
セントレジスホテル大阪は、大阪市中央区、地下鉄御堂筋線 本町駅 7番出口より徒歩3分という便利な立地の五つ星高級ホテル。
世界的な大型ホテルチェーンであるスターウッド・ホテル&リゾートの最高級ブランド「セントレジス」で唯一日本にあるホテルが、ここセントレジス大阪です。宿泊者全員にバトラー(執事)サービスがつくほどのハイクラスホテルで、宿泊者は富裕層が中心。
そのセントレジスホテル大阪のロビーフロア(12階)にあるバーラウンジが「セントレジスバー」です。バーとなっていますが、14時30分より営業しており、カフェラウンジとしての利用や、アフタヌーンティーを目当てにくるお客さんも少なくありません。
ホテルエレベーターで12階まで上がり、ロビーカウンターの前を通り過ぎて右に曲がると、広々としたロビー空間の向こうに見える重厚な木製ドアが、セントレジスバーの入り口。
開放されたドアの正面奥には桃山時代をテーマに描かれた金色のパネルが輝き、バーテンダーの笑顔とともにゲストを迎えてくれます。
なお、セントレジスバー入り口前のロビーにあるソファは、宿泊者でなくても自由に利用できるので、待ち合わせをするときに便利です。
今回は、実際にホテルラウンジに行ってアフタヌーンティーを頂いてきたので、ラウンジ内の雰囲気やメニューなどを詳しくご紹介します。
セントレジスバーの店内に入ると、目に飛び込んでくるのは、高級感あふれる調度品や、深い青緑色の壁、シルバーの天井。すべてが優雅で、まさに洗練された大人の空間です。
セントレジスバーの座席の種類はソファ席が中心で、1人掛けと2~3人掛けの上質な革張りソファ、肘掛けつきの布張りソファなどがテーブルを囲むように配置されています。
店内のいちばん奥、ひときわ目立つ金色のパネルの前にはブルータイガーズアイ色のバーがあり、スツールが6脚並んでいます。ひとりで飲みたい人には、豪華絢爛な雰囲気を間近で味わえるこのカウンター席がおすすめ。
このパネルには、大阪城や通天閣、太陽の塔など大阪のシンボルともいえるものが描かれているので、ゆっくり眺めてみるのも楽しそうですね。絵の中にはセントレジスホテル大阪もあるので、バーカウンターに座ったら、探してみては。
セントレジスバーは、ティータイム(毎日14:30~17:30)と、バータイム(月~木・日の17:30~24:00/金・土の17:30-25:00)の2部に分けて営業をしています。
ティータイムはカフェラウンジとして利用する人が多く、特に人気のメニューは「セント レジスバー アフタヌーンティー」。サンドイッチなどの軽食、さまざまなプチフール、スコーンを、香り高いコーヒーやロンネフェルト紅茶とともに楽しむことができるセットです。
セントレジスバー アフタヌーンティーの料金は、グラスシャンパン付きは1人5,350円、グラスシャンパンなしは1人4,350円。(いずれも消費税とサービス料13%を含む)。
今回はグラスシャンパンなしのセットをいただいたので、詳しく内容を紹介します。
(※セントレジスバー アフタヌーンティーのセットは、季節に応じて、約1ヶ月半ごとのサイクルで内容が変更になるとのこと。今回紹介するのは2016年11月上旬の内容です。)
1段目には、紅イモと鳴門金時マカロン、リンゴゼリーのパンナコッタ。
2段目には、ザクロのパートドフリュイ、モンブラン、マロンパイ、さつま芋タルト、プチマドレーヌ。1段目2段目とも、秋らしい食材をふんだんに使った、季節を感じられる内容になっています。
モンブランは、スポンジとガナッシュ(生クリーム入りチョコレート)、マロンクリームが3層になっていて、表面に金箔を散らした栗が乗っています。ねっとりなめらかなガナッシュには、キャラメリゼしたナッツが入っていて、カリッとした食感がアクセント。手が込んでいて、さすがホテルメイドのスイーツだと感心せずにいられません。
ザクロのパートドフリュイは、やや固めの食感の甘酸っぱいゼリー。細長いゼリーがスティックに刺さっているのですが、持ち上げて横から見ると赤いハートに見えるので、デートの際はぜひ恋人に見せてあげましょう。
3段目には、プレーンスコーン&無花果とくるみのスコーン、きゅうりとスモークサーモンのサンドイッチ、生ハム(プロシュート)ブレッド オリーブオイル添え。
スコーンは小ぶりなサイズで、サクサクほろほろした食感がクラシックなスコーンらしいスコーンですが、温かくなかったのが少し残念。ストロベリージャム、ブルーベリージャム、蜂蜜、クロテッドクリームをたっぷりつけていただくのがおすすめです。
アフタヌーンティーの飲み物は、コーヒー(おかわり自由)、または紅茶(ポットサービス)から選ぶことができます。
紅茶は、ドイツの老舗紅茶メーカー「ロンネフェルト」社のティーマイスターたちが5つ星ホテルのために作り出した「ティースター」シリーズより、 ダージリン・サマー、クラシック・イングリッシュ、ゴールデン・アッサム、スプレンディッド・アールグレイ、スモークド・チャイナ。この5種類が揃うのは、日本ではセントレジスバーだけなのだとか。
そのほか、フレーバードティーでは、ゲット・ザ・パワー、モルゲンタオ(朝露)、ハーブティーでは、ジンジャー・ハーブ、カモミール、ペパー・ミント、また。ノンカフェイン・ティー、フィール・リラックス(ルイボスティー)も選べます。
コーヒーから紅茶、紅茶からコーヒーへの変更はできないものの、紅茶の場合は、差し湯も茶葉替えもOKなので、ロンネフェルト社のティースターシリーズをたっぷり楽しみたい方におすすめです。
また、セントレジスバーには、「ジェントルマンのアフタヌーンティー」というちょっと変わったアフタヌーンティーセットがあります。こちらはグリルした串焼きやステーキミニバーガーなどお肉系が充実した、まさに“男性のためのアフタヌーンティー”。
通常のアフタヌーンティーは14時30分~17時30分のティータイムのみの提供ですが、このジェントルマンのアフタヌーンティーは21時まで注文できるので、お酒といっしょにしっかり食べたいという方に良さそうですね。
セントレジスバーは、ティータイム(毎日14:30~17:30)と、バータイム(月~木・日の17:30~24:00/金・土の17:30-25:00)の2部に分けて営業をしていると書きましたが、17時30分にお客さんの入れ替えをするわけではありません。
ただし、バータイムとなる17時30分以降は、カバーチャージがかかってきます。カバーチャージは17時30分以降が600円、20時以降が1,500円。5時30以降に入店し、20時以降まで滞在した場合は、600円+1,500円とはならず、1,500円のほうが適用されます。
セントレジスバーでは、月曜日を除く毎日20時、21時、22時、23時ちょうどからそれぞれ30分間、グランドピアノでのジャズの生演奏を楽しむことができます。20時以降カバーチャージが高くなるのは、このピアノ生演奏に対するチャージが含まれるためで、ピアノ演奏が行われない月曜日は20時以降もチャージは600円のまま。
セントレジスホテルは、1934年、セントレジスニューヨークのバーで生まれた「ブラッディマリー」をシグニチャーカクテル(ホテル特製の代表的なカクテル)としています。セントレジスバーをバータイムに利用するなら、元祖「ブラッディマリー」、そして、レジスホテル大阪オリジナルの「ショーグンマリー」を味わってみるのも良さそうですね。
バータイムにはテーブルの上でゆらめくキャンドル、冬場は暖炉で燃える薪の炎がムードを演出してくれる特別な雰囲気の中、いっしょに過ごす人と、いつもより親密な時間が過ごせることでしょう。
セントレジスバーの予約は、セントレジスホテル大阪の公式サイトから専用フォーム、または直接電話でも可能です。
よりお得にセントレジスバーのアフタヌーンティーやバータイムを楽しみたい方は、一休.comの一休限定プランがおすすめ。アフタヌーンティーの場合、通常価格の34%~43%OFFと特に割引率が高く、今回紹介したセントレジス アフタヌーンティーも、通常4,350円のところ、2,850円となります。(税・サ込)
一休.comからの予約は、以下ページより、来店当日の午前11時まで可能。
スタッフに確認したところ、土・日・祝のティータイムはアフタヌーンティー利用のお客さんでいつも混み合っており、予約なしで来店すると、ティータイム終了まで席が空かない可能性が高いそうです。
アフタヌーンティーを目当てにセントレジスバーに行く場合、特に土・日・祝は、予約をしていきましょう。
セントレジスバーの予算は、ホテルラウンジの中ではトップクラスですが、ティータイムとバータイムで異なり、比較的利用しやすいのはカバーチャージの不要なティータイムです。
ティータイムの場合は、コーヒーやジュースなどのソフトドリンクが1,000円~1,500円、ケーキセットが2,200円、アフタヌーンティーが4,350円~(※一休プランの場合、2,850円~)となっています。(いずれも消費税とサービス料13%を含む)
バータイムは1杯飲むだけであれば2,000円程度が目安ですが、食事をしてある程度お酒を飲む場合は、5,000円~10,000円程度が予算の目安と言えるでしょう。バータイム(ディナータイム)の場合も、お得な一休限定プラン(カクテル飲み放題付き 3,880円~)があるので、会計を気にせずお酒を楽しみたい方は、事前にプランを予約していくと安心です。
(※バータイムは前述の通り、カバーチャージがかかります。)
セントレジスバーの会計は、チェックカウンターではなく、各席で行うスタイル。スタッフに会計(チェック)を頼むと、席まで伝票を持ってきてくれるので、座ったままでOK。現金または各種クレジットカードでの支払いが可能です。
セントレジスバー(セントレジスホテル大阪)概要
住所 | 大阪市中央区本町3−6−12 セントレジスホテル大阪12F(地図) |
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アクセス | 地下鉄御堂筋線「本町駅」下車、7番出口より徒歩3分。 |
連絡先 | 06-6258-3333(レストラン予約) |
最寄駅 | 地下鉄御堂筋線「本町駅」 |
座席数 | 40席 |
喫煙 | 全席禁煙(ホテル内全館禁煙) |
ドレスコード | スマートカジュアル |
営業時間 | ティータイム(毎日14:30~17:30)、バータイム(月~木・日の17:30~24:00/金・土の17:30-25:00) |
定休日 | なし |
アフタヌーンティー | 有り(14:30~17:30、予約可能) |
デザートブッフェ | なし |
個室 | なし |
予約 | 予約可能 |
ネット予約 | 可能 |
クレジットカード | 可(VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners) |
駐車場 | 有り(最初の1時間は800円、それ以降は30分ごとに400円) ホテル内レストランで5,000円(税込)以上利用の場合、2時間まで無料 |
子供同伴 | 不可 |
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ayan
愛知県在住フリーランスで、ブログ歴14年目のブロガー&旅ライターとして国内外で活動中。各国政府観光局及び航空会社とのタイアップ企画参加経験も複数あり。
旅行が好きで、過去に旅した国は10カ国以上。5つ星ホテルからバックパッカーズ(安宿)のドミトリーまで多種多様な宿泊施設に泊まった経験を元に、ホテルやラウンジを詳しく紹介します。
編集&校正 ビー・エイブル