六本木「MIDTOWN TOWER」の45階の、ハイクラスな人々が集う空間「ザ・ロビーラウンジ」。ラグジュアリー感を満喫したい方におすすめのホテルラウンジです。
ザ・ロビーラウンジがあるザ・リッツ・カールトン東京は、送迎用にホテル特別仕様のリムジンが用意されているなど、上流階級から愛されるトップクラスのホテルです。
ホテルの主流部分は東京一高いビル「MIDTOWN TOWER」の高層階に集約され、客室は47階から53階になります。
ザ・ロビーラウンジも45階と高層階のメインロビーにあり、晴れた日は富士山も見えるほどの眺めの良さが魅力。天井高が約8メートルと高く、フロントやバーとの仕切りはさりげなく、フロア全体を見渡すことができます。
ザ・ロビーラウンジは、芸術品のような調度品に囲まれて、大人のくつろぎのひとときを過ごせる、東京でもおすすめのホテルラウンジの一つ。
多く配されたフロアスタッフが常に目を配っており、スタッフを目で探しかけただけで、たちまちすっと脇に現れます。声を出すどころか、手を挙げて呼ぶ必要もほとんどありません。
高級ホテルラウンジでしか味わえないハイクラスのサービスとラグジュアリー感を思いっきり満喫できるのが、「ザ・ロビーラウンジ」なのです。
六本木ミッドタウンは都営大江戸線の六本木駅に直結していて、東京メトロ日比谷線の六本木駅の8番出口からも地下通路で結ばれています。また、東京メトロ千代田線の乃木坂駅の3番出口からだと徒歩で約3分。
「ザ・リッツ・カールトン東京」は車で来ることを前提としているのか、電車の駅から向かう場合は、入り口がとてもわかりづらいので注意しましょう。(最寄駅からの詳しい行き方)
「ザ・リッツ・カールトン東京」のエレベーターで45階へ上がると、本来の「待合室」の意味でのラウンジとして、低めのテーブルとソファを配した空間があり、1mほどの高さの飾り棚やフロントで仕切られた向う側に、ザ・ロビーラウンジがあります。
席数はクッション性の高い豪華なファブリックの椅子揃い。テーブルはバランスの良い高さ。メインは1人掛けソファですが、2~3人掛けのソファもあります。
また食卓の椅子に近いタイプの椅子もありますが、そのすべてが極上のファブリック製で、クッションがきいた快適な座り心地。
椅子やテーブルは同じもので揃えておらず、雰囲気は同じながら、バラエティ豊かで、同じ1人掛けソファでも、ファブリックやデザインはさまざまです。
テーブルもデザインはさまざまですが、丸テーブル中心。高さはすべて食卓ほどの高さがあり、椅子にゆったりくつろいで、食事やお茶を楽しむことができます。
調度品は見た目がゴージャスで、シャンデリアも柱もすべてが目を奪われるほどの美術品レベルでよりセレブ感を高めています。
ザ・ロビーラウンジ(ザ・リッツ・カールトン東京)の床には分厚いじゅうたんが敷き詰められていて、音を吸収してくれるため、足音などが響くことがありません。
誰もがゆったりと時間を過ごしていて、パソコンを広げて仕事などしたら、眉を顰められる雰囲気があります。ビジネスで利用する方よりも優雅にお茶や会話を楽しむ方が多いホテルラウンジ。
ハイクラスのホテルラウンジと言えばなんと言っても生演奏。ザ・ロビーラウンジでも、昼の12時45分から午後4時25分まで、アフタヌーン ピアノパフォーマンスとして、ピアノなどの生演奏が楽しめます。
ピアノの生演奏と共に、美術品のような調度品に囲まれたゴージャスな空間は、目が行き届いたサービスを受けて、大人のくつろぎのひとときを過ごせるでしょう。
ザ・ロビーラウンジでは様々な珈琲や紅茶をはじめ、コンチネンタルスタイルの朝食やランチメニューなども用意されています。メニューの中でも圧倒的に人気なのがアフタヌーンティーセット。
ちなみにザ・ロビーラウンジのアフタヌーンティーは価格の異なる2種類に加えて、キッズアフタヌーンティーもありバラエティに富んでいるのも見逃せません。
ザ・ロビーラウンジのアフタヌーンティーセットは、通常の「アフタヌーンティー」と、少しスイーツの量などが少ない「ヘブンリーティー」の2種類を用意。
ちなみにアフタヌーンティーセットは正午から夕方5時まで楽しめます。
最初にまず世界各地の茶葉が12種類に並ぶティーセレクション。
1つ1つの茶葉について説明してくれるのですが、どれも美味しそうで選んでいる瞬間は心が躍ります。好みの茶葉を1種類選ぶと、指定したお茶はポットで運ばれてきて丁寧にカップに注いでくれます。
ポットはテーブルには置いていかず、カップのお茶がなくなったタイミングを見計らってスタッフが注ぎに来てくれます。まるでイギリス貴族のティータイムのような素敵な演出で心も満たされるでしょう。
実は、ザ・ロビーラウンジ(ザ・リッツ・カールトン東京)のアフタヌーンティーでは、ティースタンドにスコーンが載せられていません。
後で別にスコーンを載せたお皿が届き、ジャムバトラーが1つ1つのジャムを説明しながらのジャムセレクションが行われます。
ジャムはイギリス王室御用達ブランドのもの。ジャムの他にも蜂蜜がついてるのですが、こちらは小さな瓶に入っているので、持ち帰ることも可能です。
今回は桜のシーズンに行ったので、スイーツも随所に桜の花をイメージした飾り付けがされていました。
このように季節によってスイーツの内容が変わるところも、ザ・ロビーラウンジのアフタヌーンティセットの楽しみの一つです。
ザ・ロビーラウンジ(ザ・リッツ・カールトン東京)のお席の予約は、ザ・リッツ・カールトン東京のザ・ロビーラウンジ専用の電話番号やメールで行えます。
よりお得にザ・ロビーラウンジ(ザ・リッツ・カールトン東京)のアフタヌーンティーを楽しみたい方には、一休.comの一休限定プランがおすすめ。窓際席を確保できるプランもあります。通常価格に比べて8%~28%の割引価格で利用できます。
一休.comからの予約は、来店日の3ヶ月前から 来店2日前の17:00まで。
ザ・ロビーラウンジ(ザ・リッツ・カールトン東京)の予算は、ホテルラウンジの中でも群を抜くハイクラスです。紅茶が1杯1,800円からで、サービス料が別途10%かかります。
アフタヌーンティーは「ヘブンリーティー」で4,200円、「アフタヌーンティー」は7,000円です。
夜の8時からはナイトエンターテイメントとして、エンターテイメントチャージ(2,500円(税別))が加算されます。
ザ・ロビーラウンジ(ザ・リッツ・カールトン東京)の会計は、テーブルで行うスタイル。各種クレジットカードも利用できます。
空間も、調度品も、サービスもすべてにおいて東京都内でトップクラスのザ・ロビーラウンジは、「こんな世界もあるのか」と感じさせる、選ばれた人のための特別な空間です。
窓から見える最高のシティービューと最高のおもてなし、日常の喧騒から離れてゆったりとした時間を過ごしたい方、大切な人と特別な時間を過ごしたい方におすすめのホテルラウンジです。
ザ・ロビーラウンジ(ザ・リッツ・カールトン東京)概要
住所 | 東京都港区赤坂9-7-1(地図) |
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アクセス | 大江戸線六本木駅から徒歩6分。日比谷線六本木駅から徒歩7分。 |
連絡先 | 03-6434-8711 |
最寄駅 | 大江戸線「六本木駅」または日比谷線「六本木駅」 |
座席数 | 65席 |
禁煙 | 分煙 |
ドレスコード | カジュアル・エレガンス |
営業時間 | ロビーラウンジ:9:00 - 24:00 ザ・バー:11:00 - 24:00(金・土・祝前日 - 25:00) |
定休日 | 年中無休 |
アフタヌーンティー | あり |
個室 | なし |
電話予約 | 可能 |
ネット予約 | ザ・ロビーラウンジ |
クレジットカード | VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners |
駐車場 | 有り。東京ミッドタウン併設の地下駐車場(利用割引あり) |
子供同伴 | 可能 |
ザ・ロビーラウンジフォトギャラリー
ミッドタウン内での「ザ・リッツ・カールトン東京」への行き方がとてもわかりづらく、うっかり「ザ・リッツ・カールトン東京」を示す矢印に従うと、とんでもない遠回りをすることになります。
地下鉄から1階の戸外に出るまでは「ザ・リッツ・カールトン東京」を示す矢印に従って進んでかまいません。しかし、戸外に出たら、注意が必要です。
六本木ミッドタウンは外苑東通りに対して開いた「コ」の字になっていて、通りから広場をまっすぐ進むと「MIDTOWN TOWER」に当たります。
地下鉄からエスカレーターで上がった場合も、目の前に「MIDTOWN TOWER」がありますが、そこは「MIDTOWN TOWER」に入っているオフィスへの入り口です。
ビルの右手に看板があり、「ザ・リッツ・カールトン東京」はビルの右側を進むように示されています。しかし、それに従うと、ホテルの中に入るまで、巨大なビルの周囲を3/4周しなければなりません。
「MIDTOWN TOWER」の前に立ったら、左手に進んでください。このあたりは常に大掛かりなイベントが開催される場所のため、ビルの建物が見づらいのですが、ビルの左側にオープンテラスがある「ザ・リッツ・カールトン
カフェ&デリ (The Ritz-Carlton Café & Deli)」があります。
オープンテラスの左手に「The Ritz-Carlton」と書かれた入り口があります。ここから入り、細い廊下やエスカレーターなどを、途中曲がったりしながら進むと、エレベーター前に出ます。そこから45階に進みましょう。
森田慶子
食べること大好きブロガー。著書には紅茶の本もあり、最近はアフタヌーンティーにはまっています。
現在の本業は医療ライター。
本業の仕事上、年に数十回、日本全国に出張しています。また、学会取材などのため、一流ホテルのラウンジや会議室を使うこともしばしば。
編集&校正 ビー・エイブル