エアトリ口コミ
エアトリの口コミと評判がどうなのか調べてみた！
エアトリは使っても大丈夫？「手数料が高い」「安全なの」「キャンセルできない」といったネットの口コミや評判が本当なのか検証します。
テレビのコマーシャルでよく見かける「エアトリ」ですが、実際に使ってみたので、口コミが本当なのか、どこが良くてどこが悪いのか、感想を交えて詳しく紹介します。
エアトリは飛行機チケットを最安値で予約できる便利なサイトです。大手の航空会社から格安航空会社の中から最安値の航空券が簡単に検索＆購入ができると謳っています。
エアトリについて書かれたネットの評判をみてみると「一瞬で最安値の航空券が見つかった」「購入手続きが簡単だった」という良い口コミもある一方で、「手数料が高い」「総額が直接買うより高くなった」など、悪い口コミも見かけます。
果たして真実はどちらなのでしょうか。
私もコマーシャルでエアトリを知って一度使ってみたいと思っていたのですが、しっかりと調べてから使うことにしました。ネットで悪い評判を見つけてしまったからです。
私と同じように、「使って見たいけど評判が気になる」「ネットの口コミって本当なの」と疑問に感じている方にお役に立てれば幸いです。
エアトリの運営会社ってどこなの？
エアトリの運営会社って安全なの？トラブルが多い会社って本当なの？会社のことを調べてみました！
エアトリエアトリを運営しているのは「「株式会社エアトリ」で「株式会社エボラブルアジア」という東証1部上場している会社のグループ会社です。本社は東京都港区。旅行業の許可もしっかりと受けています。
旅行業の登録番号が「官公庁長官登録旅行業第1872」となっています。ちなみに登録行政庁（申請先）が官公庁長官になっていますが、これは旅行業許可の中で最高ランクの区分のようです。
会社としては問題なく、どちらかと言えば信用度は高い企業だといえます。これほどの企業のサービスの評判が悪いのは不思議です。
とはいえ、有名で信用のある企業だからといって、必ずしも良いサービスを行っているかどうかは別問題ですからね。
エアトリが扱っている航空会社はどこ？
格安航空券を探す条件の一つは取り扱っている航空会社の数。エアトリは何社くらい扱っているのでしょうか。
次にエアトリが扱っている航空会社の種類を調べてみました。取り扱っている空港会社が少ないのは、最安値の航空チケットを販売しているとは言えません。
エアトリが扱っている航空会社は、日本航空・全日本空輸・スカイマーク・LCCのピーチ（Peach）・ジェットスター（Jetster）・エアードゥ・スターフライヤー・ソラシドエア―・FDA・IBEX・AMX・ORGとなっています。
これは航空券代理店（実店舗も含む）の中でも、トップクラスの取り扱い数です。実店舗の航空券販売代理店では、LCCを扱うところは少ないだけにこの数は文句のつけようがないです。
これだけの中から航空券を探せばどこよりも安くなるはずなのですが...航空券が高いという口コミや評判はなぜ出てくるのでしょうか。
エアトリの検索システムは大丈夫なの？
格安航空券を探す条件の一つは検索システムの種類と数。エアトリが接続しているネットワークはどこなの？
次にシステム面を調べてみました。どれだけ取り扱い航空社数が多くても、タイムリーかつ確実に探し出せないと最安値の航空券は見つけられません。エアトリの検索システムはというと...
エアトリはGDSというネットワークに接続して航空券を探しています。ちなみにGDSとは世界中の航空券の販売元と代理店を仲介する通信網のこと。このシステムは多くの代理店が利用しています。
エアトリももちろんこのGDSネットワークを使って検索しています。ただし、では3種類のGDSに接続できるようになっていました。
1つのGDSしかない代理店よりも3つの方がより多くの航空券を取り扱えるのは言うまでもありません。
「航空会社」と「フライトスケジュールの中から空席がある航空券」との組み合わせ約200パターンから最良の検索結果を瞬時にランキング表示させる処理能力を有しています。
特に格安航空会社（LCCは）特定のGDSのみ通して販売しています。エアトリはそのGDSにも接続できるため、LCCの航空券も扱え、他の比較サイトには真似できない品揃えとなっています。
これほどまでシステムにコストをかけて、より安い航空チケットを提供しているエアトリが「使っても大丈夫なの？」と噂されるのは一体なぜなのでしょうか。
エアトリはキャンセルができないって本当なの？
エアトリでチケットを予約するとキャンセルができないという噂は本当なのでしょうか。キャンセルできるかできないか調べてみました。
ネットを見ていると「エアトリでチケットを買ってもキャンセルできない」という口コミをみかけました。万が一、間違った航空券を買ってしまってキャンセルができないとなかったらそれは大問題です。
エアトリのサイトからご利用ガイドのページに行くとメニューバーにキャンセルの仕方というメニューが普通に置いてあります。上記の画像はそのページです。キャンセルはできるようです。
実際にチケットをキャンセルしてみたところ、手続きを行ってから2日後には「キャンセル手続き完了」のメールが届き、数日後には指定の口座に普通に返金されていました。
その口コミをもう一度調べてみたのですが、どうやらチケット代だけでなく取り扱い手数料・事務手数料も返金するのが当たり前だという主張の様です。
残念ですが、チケットを探すサービスを利用したあとは、その際の手数料の返金をできないとなっています。これは携帯電話会社に似ています。契約を変更してから間違えたからと文句を言っても手数料が返ってこないのと同じ理屈です。
ちなみにエアトリでは、「取り扱い料金・事務手数料は返金されない」「LCCはキャンセルしてもチケット代も含めて一切の返金ができない」「空港での払い戻しはできない」「キャンセル料は航空各社に準ずる」となっています。
エアトリに限らず代理店でチケットを購入する際は、航空会社規定のキャンセル料がかかり、代理店各社規定の取り消し手続き料も発生します。搭乗日や人数などをしっかりと確認してから購入する、返金の規定をよく読んでから申し込みするようにしましょう。
エアトリのことを色々調べているうちに一つの疑問が浮かんできました。「どうしてこれほど業界をリードしている会社なのに悪評が出てくるんだろう」ということです。
エアトリの評判がネットに多い理由は？
他社に比べてエアトリの口コミをよく見かけるのはなぜ？ネットの口コミや評判が多いのは利用者が多いから。
ここまでエアトリについて調べたことを書いてきましたが、悪い評判を見かけるのは何故なのでしょう。調べていく中で分かったことをまとめてみようと思います。
エアトリはインターネットの売上が業界1位です。つまり、それだけ利用者数が多いということ。利用者が多ければ多いほど良くも悪くも評判が立ちます。「利用者数が多い＝口コミの数も多い」これは当前のことなのかもしれません。
ネットを見る限り、エアトリを使って満足できなかった人や不満を持っている人がいるのは「事実」だと思います。とはいえ、世の中に100％の人が満足するサービスや商品など存在しないのも事実です。
「悪い噂は良い噂に比べて広まりやすい」とよく言われますが、ビジネスにおいては「3対33」の法則という、「商品に満足した人は3人に伝え、不満を持った人は33人に伝える」というドイツのトップ経営学者「オリヴァーガスマン」が提唱した法則があります。
これは、「人は失敗したことや嫌なことが起きた時に悪口を言うことで自分のプライドを回復させる本能が備わっている」というビジネス論です。この法則に基づくと利用者が多いエアトリの悪い評判を見かけるのも合点がいきます。
大事なことは一部の人の意見だけに流されるのではなく、世間一般の評価はどうなっているかを含めて冷静に良し悪しを判断することはないでしょうか。
というわけで、第三者が調査した資料がないか探してみたところ、音楽チャートで有名な「オリコン」が格安航空券比較サイトの満足度調査を行った資料を見つけることができました。
オリコンって音楽チャートだけかと思いきや、実はそれ以外にも様々な分野でランキングを行っている会社なのですね。知りませんでした。（ネットで「オリコン 航空券比較 ランキング」で調べるとすぐに出てきますの気になる方はぜひ。）
格安航空券比較サイトの満足度調査でエアトリの総合得点は「69.48」です。1位の「トラベルコ 70.2点」「スカイスキャナー 70.12」に続いて総合ランキングでは3位になっています。
調査の結果を見る限り、エアトリに不満がある人もいますが、それ以上に満足している方が多いから上位にいることが読み取れます。上位2社はここ数年、盤石の順位ですが、勢いのあるエアトリは今後この2社の牙城を崩すときがくるかもしれません。
わずかな悪評であっても真摯に受け止め、よりよいサービスを行っていくという姿勢をこれからも貫いてほしいと願います。
エアトリは高い？損してる？
結局のところ、エアトリでチケットを買うのは損するの？得するの？公式サイトで買った方が安いというのは本当なのか。
エアトリの口コミで体感的に多く感じたのは「公式サイトで買う方が安い」「手数料が高い」というコメントです。
これは「本当とも言えるしウソとも言える」が正解です。
エアトリに限らずチケット代理店で買う航空チケットが航空会社直で買うよりも高くなることが多いのは、チケット代以外に「手数料」を上乗せしているためです。
この手数料が代理店の儲けになるわけです。収益がなければ会社の運営はもちろん、検索システムの利用すらできませんから。
手数料を払って航空会社直より高く買うことに抵抗があるかもしれません。中には、比較サイトの検索システムをタダで利用して最安値を見つけ、航空会社で買う「ずる賢い人」がいるそうです。
批判覚悟で言いますが、個人的には人としてそれはどうなんだろうと思います。陶芸家が一生懸命作った陶器のお皿を「もともとは泥だったんだからタダにしろ」と言っているのと同じではないかと。
もし比較サイトの検索だけ利用してチケットを買わない人が増えたら、チケット比較サービスを運営する会社は儲からず倒産する可能性だってあります。そうなれば、そこで働く人やその家族が困ることになるということ。
何よりも、自力で最安値の航空券を探すことができない人や比較サービスを利用したい人が、航空券比較サイトがなくなって買えずに困るということが一番の問題だと思います。
手数料がもったいないという方は、個人で自力で最安値チケットを探して買えば安く買えると思います。エアトリでは忙しくて探してる暇がない人や自力で最安値を探すことができない人が利用するべきだと思います。
そもそもサービス業は「人がやりたくないことを代わりにやってくれること」に付加価値を見出しているのですから。
パソコンに一日中張り付く時間があって、日本中の全ての航空会社を知り尽くし、購入手順を完全に理解しているのなら、最安値の航空券を見つけて、自ら購入することは可能かもしれません。
会社に勤めている人・家事や育児に追われている人が、自力で最安値の航空券を探すことはほぼ不可能に近いです。（絶対無理とはいいませんが、慣れていないと相当難しい。）
比較サイトを上手く使って時間を短縮すれば、別のことに時間を使うことができるのは有益なことではないでしょうか。
賢く比較サイトを利用してお得に航空券を手に入れましょう。
エアトリ
インターネット売上№1の人気の格安航空券販売店。 お盆・夏休み・連休も断然お得な格安料金。
エアトリは日本国内の航空会社（格安LCCも含む）を一括比較でき、最安値の航空チケットが一発で見つかります。日本国内の航空会社をほぼ網羅。さらに3つのGDS接続技術により、他の比較サイトには真似できない品揃えになっています。
同じ路線でも航空会社で値段が異なる各種国内線の格安航空券を 一覧で比較できるため、最安値の航空券を見つけやすいのもおすすめできる理由です。
エアトリは航空券の予約販売が完全自動化されていて、24時間365日（搭乗時刻の3時間前まで）の航空券の予約と発券が可能です。急な出張や旅行のときでも便利です。
公式サイトは使いやすく「搭乗日」「乗降りの空港」を入力するだけで、その日の全ての航空券と料金の一覧が表示されます。
エアトリ公式サイト：https://www.airtrip.jp
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この記事を書いた人
のんくら
当メディアのプロデューサー兼チーフエディター。日本全国を旅しながらご当地の美味しいものを食べることが趣味。
カプセルホテルからハイクラスホテルまで様々なホテルや旅館に実際に泊まり、独自の厳しい目線で予約サイトの口コミや評判が真実なのかを徹底的に調査しています。
編集＆校正 ビー・エイブル